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本編 最強冒険者
story69/ 衝撃すぎる世界
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着きました。僕の戦場へ!
「こんにちは~♪コックドゥさん!
今日はよろしくねぇ~♪」
「お待ちしておりました!ショウ先生!
ご指導のほど、よろしくお願いします!」
「コホン。それでは先ず、
食材等を確認させて頂きますね」
そう言ってからコックドゥさんに
食料庫へ案内して貰った。
中には色々な食材が豊富に置いてあり、
見た事ある野菜から、知らない野菜。
果物はリンゴとオレンジが置いてあり、
天井からは吊るしたお肉がぶら下がってた。
あとは調味料だと、キョロキョロ見回したが
それっぽい物が見つからない!
辛うじて発見したのは“”塩、胡椒“”
そこで僕は思ったね!(異世界あるある!!)
「コックドゥさん、
この胡椒は高級品と言われてます?
それと、砂糖も?醤油や味醂も無い感じです?」
「砂糖は有りますが、有事の際にしか使いません。
ショーユ、ミリン?は聞いた事がありませんね。
そして、コショの実は魔物避けの材料です。
料理にはお使い致しません」
「ぇぇええ!こ、胡椒が魔物避けぇえ!
ガッテム!!これは調味料ですよ!」
(はぁぁ。異世界調味料はまさかの魔物避け……)
「え!魔物避けを料理に使うので?
いやぁ、なんと言う冒険心!感服致します!」
「いや、あははは……。
えっと、そしたら最初は簡単な芋料理に
しますか」
まずは簡単に作れるフライドポテトとポテサラから。
「コックドゥさん。本日のお料理は
“”フライドポテト“”と“”ポテトサラダ“”
先ずはこのポテトの皮を剥いて下さいね」
コックドゥさんと、その場にいた見習い君達と
一緒に芋の皮むき。
ナイフでショリショリしていたので、
ピーラーをプレゼント。
性能に驚いていたが、皆で仲良く剥き剥き。
軽く水気を拭いてから、くし切りにしていき、
小麦粉と片栗粉を混ぜ合わせ
芋にまぶして、大量の油で揚げていく。
“”揚げる“”という料理法は初めてらしく
終始驚いていたのが面白かった。
こんがりキツネ色になってきたので、
取り出して、油を切ってから塩を振りかけ出来上がり♪
「試食しましょうか」「え!これで完成!?」
「ふふふ。簡単でしょ?さぁ、食べてみてぇ」
パクっ「「「「美味っ!!」」」」
試食だと言ったのに、美味しさに囚われ
コックドゥさん達は無我夢中で食べ進め
大量に揚げたフライドポテトが一瞬で無くなった…
その後作った、ポテトサラダも同様……
物の見事に一瞬でお腹の中に……
「ははは……えっと……。
美味しかったならいいか!あははは!
では、次は皆さんで作ってみてねぇ~♪」
「コックドゥさんは、
これからパパ達のお昼ご飯を作るの?」
「?オヒルゴハン?それは何だ?
これから俺は“”夕餉“”の支度だな。
ショウ坊も手伝ってくれるんだろ?」
「え?お昼にご飯食べないの!?
アレクは12時になったら食べてたよ?
なら、朝食から夜ご飯までは何も無し?
あ!もしかして……ティータイムがあるの?」
「12の刻の事か?お昼は食べねぇな。
15の刻にティータイムがあってな、
そこでティーと果物を召し上がんだよ」
「じゃあ、お菓子…デザートも無い?甘いオヤツ」
「……ああ!もしかして甘味の事か?
それは、有事の際にしか使わん、砂糖だろ?」
……マジ?クッキーも無いの!?
日本で読んだ異世界転生の小説内容より
食事事情酷くない!?
さっきだってさ、
「岩塩は、値上がりが続いてて大量に使えない」
「油は魔物のあぶら」「粉は小麦粉だけ」
「貴族だから、白い小麦粉が使えるけど高価」
てさ……
そう言われる度にユアゾンから購入したよね……
フェリス様……貴方が趣味で創った世界は
時代を遡り過ぎでは?
日本で言う所の
“”鎌倉時代“”とか“”室町時代“”じゃないの?
戦争がないのに“”戦国時代“”ですかね!?
「コックドゥさん、
僕ちょっとパパの所へ行って……
ああ!今日居ないのか……」
「当主様に用事がある時は、
ユリウス坊が対応してんだよ。
執務室へにいるから行ってこい」
「わかったのぉ。ふふふ。コックドゥさんは
その話し方の方がしっくりくるね♪
じゃあいってきまぁぁす!」
コックドゥさんは、赤髪、短髪、細い目で、
目に大きい傷がある強面フェイスで
“”Theヤクザ!“”みたいだからさ、
敬語だとめちゃくちゃ違和感あったんだよねぇ(笑)
それにしても……塩が岩塩で、油が動物の油で
小麦粉は白いと高級品か……
そして、胡椒がまさかの魔物避け!
そりゃ、あんな微妙な料理しか作れないよねぇ
“”料理で改革!“”より先に
海塩の普及と、調味料の種類増やさないとぉ~
あと、調理器具の改善でしょ~?
その間にぃ、コックドゥさんの料理スキル上げと、
白い紙の製造方法も教えてぇ~。
……およ?およよ?何か色々やる事が出て来て
僕っち凄く忙しく無い!?
でも……皆の為に何かするって……凄く楽しい!
さぁて、ユリウス兄様に伝えに行きましょう~
「こんにちは~♪コックドゥさん!
今日はよろしくねぇ~♪」
「お待ちしておりました!ショウ先生!
ご指導のほど、よろしくお願いします!」
「コホン。それでは先ず、
食材等を確認させて頂きますね」
そう言ってからコックドゥさんに
食料庫へ案内して貰った。
中には色々な食材が豊富に置いてあり、
見た事ある野菜から、知らない野菜。
果物はリンゴとオレンジが置いてあり、
天井からは吊るしたお肉がぶら下がってた。
あとは調味料だと、キョロキョロ見回したが
それっぽい物が見つからない!
辛うじて発見したのは“”塩、胡椒“”
そこで僕は思ったね!(異世界あるある!!)
「コックドゥさん、
この胡椒は高級品と言われてます?
それと、砂糖も?醤油や味醂も無い感じです?」
「砂糖は有りますが、有事の際にしか使いません。
ショーユ、ミリン?は聞いた事がありませんね。
そして、コショの実は魔物避けの材料です。
料理にはお使い致しません」
「ぇぇええ!こ、胡椒が魔物避けぇえ!
ガッテム!!これは調味料ですよ!」
(はぁぁ。異世界調味料はまさかの魔物避け……)
「え!魔物避けを料理に使うので?
いやぁ、なんと言う冒険心!感服致します!」
「いや、あははは……。
えっと、そしたら最初は簡単な芋料理に
しますか」
まずは簡単に作れるフライドポテトとポテサラから。
「コックドゥさん。本日のお料理は
“”フライドポテト“”と“”ポテトサラダ“”
先ずはこのポテトの皮を剥いて下さいね」
コックドゥさんと、その場にいた見習い君達と
一緒に芋の皮むき。
ナイフでショリショリしていたので、
ピーラーをプレゼント。
性能に驚いていたが、皆で仲良く剥き剥き。
軽く水気を拭いてから、くし切りにしていき、
小麦粉と片栗粉を混ぜ合わせ
芋にまぶして、大量の油で揚げていく。
“”揚げる“”という料理法は初めてらしく
終始驚いていたのが面白かった。
こんがりキツネ色になってきたので、
取り出して、油を切ってから塩を振りかけ出来上がり♪
「試食しましょうか」「え!これで完成!?」
「ふふふ。簡単でしょ?さぁ、食べてみてぇ」
パクっ「「「「美味っ!!」」」」
試食だと言ったのに、美味しさに囚われ
コックドゥさん達は無我夢中で食べ進め
大量に揚げたフライドポテトが一瞬で無くなった…
その後作った、ポテトサラダも同様……
物の見事に一瞬でお腹の中に……
「ははは……えっと……。
美味しかったならいいか!あははは!
では、次は皆さんで作ってみてねぇ~♪」
「コックドゥさんは、
これからパパ達のお昼ご飯を作るの?」
「?オヒルゴハン?それは何だ?
これから俺は“”夕餉“”の支度だな。
ショウ坊も手伝ってくれるんだろ?」
「え?お昼にご飯食べないの!?
アレクは12時になったら食べてたよ?
なら、朝食から夜ご飯までは何も無し?
あ!もしかして……ティータイムがあるの?」
「12の刻の事か?お昼は食べねぇな。
15の刻にティータイムがあってな、
そこでティーと果物を召し上がんだよ」
「じゃあ、お菓子…デザートも無い?甘いオヤツ」
「……ああ!もしかして甘味の事か?
それは、有事の際にしか使わん、砂糖だろ?」
……マジ?クッキーも無いの!?
日本で読んだ異世界転生の小説内容より
食事事情酷くない!?
さっきだってさ、
「岩塩は、値上がりが続いてて大量に使えない」
「油は魔物のあぶら」「粉は小麦粉だけ」
「貴族だから、白い小麦粉が使えるけど高価」
てさ……
そう言われる度にユアゾンから購入したよね……
フェリス様……貴方が趣味で創った世界は
時代を遡り過ぎでは?
日本で言う所の
“”鎌倉時代“”とか“”室町時代“”じゃないの?
戦争がないのに“”戦国時代“”ですかね!?
「コックドゥさん、
僕ちょっとパパの所へ行って……
ああ!今日居ないのか……」
「当主様に用事がある時は、
ユリウス坊が対応してんだよ。
執務室へにいるから行ってこい」
「わかったのぉ。ふふふ。コックドゥさんは
その話し方の方がしっくりくるね♪
じゃあいってきまぁぁす!」
コックドゥさんは、赤髪、短髪、細い目で、
目に大きい傷がある強面フェイスで
“”Theヤクザ!“”みたいだからさ、
敬語だとめちゃくちゃ違和感あったんだよねぇ(笑)
それにしても……塩が岩塩で、油が動物の油で
小麦粉は白いと高級品か……
そして、胡椒がまさかの魔物避け!
そりゃ、あんな微妙な料理しか作れないよねぇ
“”料理で改革!“”より先に
海塩の普及と、調味料の種類増やさないとぉ~
あと、調理器具の改善でしょ~?
その間にぃ、コックドゥさんの料理スキル上げと、
白い紙の製造方法も教えてぇ~。
……およ?およよ?何か色々やる事が出て来て
僕っち凄く忙しく無い!?
でも……皆の為に何かするって……凄く楽しい!
さぁて、ユリウス兄様に伝えに行きましょう~
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