腐男子、転生したら最強冒険者に溺愛されてる

玲央

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本編 最強冒険者

story4/ 出会い

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「すみません、お手数お掛けします(汗)」

ちょっとちょっと!なんで手繋いでんの?
うわわ、歩くの早いんだけど...ヘブッ

痛たた。鼻ぶつけた(泣)
急に止まらないでよ……

「どうしたん……んん!ん?」

「シー。キングボアがいる...
いいか、ここを動くなよ!«結界»」

カチャ«雷神付与!»

グガァァー!グオォォー!  

ダダッ  ザシュ!«雷神!»ビキッ...ドォォォン。

うぉぉぉ!何アレ!かっこいい~!剣に雷を付与したの?
この人絶対モテるよね~♪恋人何人いるのかなー?街着いたら関係無いからどうでもいっか!

「ショウマ!もう大丈夫だ。後はこの獲物を解体するか燃やすか…う~ん……」

「この魔物、持って行ってギルドに売るとか?食べるの?コテン」

「(一々可愛いんだよ!!)
いや、食べる?ははは!ギルドで買い取って貰うんだよ。
肉は食事処で食べられるぞ結構淡白で美味いんだよな~
街着いたら飯行くか?腹減ってねーか?その前にこの獲物だな...ふむ」

「あ、あの!僕が持って行きますよ?」

«イベントリ収納» シュン

「これで良いですか?? グゥゥ
あと、あの、お腹空いちゃった♪へへ」

「え!?イベントリ持ってんの?お前、他のヤツの前でそれやんなよ。
変な貴族とかに目付けられて使い潰されるからな?
しかも、その容姿だと性奴隷とかにもされかねん。わかったか?」

ええ!!性奴隷……何それぇ絶対ヤダよ~。

「マジックバックとかで誤魔化す?そういう鞄あったりするの?」

「マジックバック?魔法鞄の事か?あるぞ~!
確かにそうやって誤魔化すほうがいいかもな。
それより、可愛い腹の音聞こえたし、さっさと街行って飯食おうぜ!」

魔法鞄って言うのか。自分の持ってる鞄で誤魔化すか?後で見てみようかな♪

「アレックス待って~!早いよ、置いてかないで!」

「おっと、悪ぃ悪ぃ。ん!手出せよ。道悪ぃからな繋いどく」

「え!?あ、うん。よろしくお願いします~。ギュッ」

(これはヤバイ...可愛いすぎる...
いつも俺に擦り寄ってくるバカな男共と全然違う……こりゃあ、他の奴等もほっとかねーな)

「なあ、ショウマ。お前街行ったらその後どうすんの?
何処かに用事があってその途中で道に迷ったのか?」

「ん?用事は無いかな~どうしよう~?ってフラフラしてたの。
魔法使えるし冒険者になろうかな~?って思ってるよ~。身分証も無いし、作らないとね~♪」

(あ?冒険者だと?身分証が無い……こいつどっから来た?金持ちのボンボン...じゃないのか?
その割に身なりいいな。)

「……まあ、身分証作るなら冒険者が手っ取り早いか。
身分証無いと門で金取られんだけど持ってっか?銀貨2枚」

「どっから...う~ん遠い国かな~
元いた場所からここに飛ばされたからね。故郷は何処かわかんないかな~
金持ちのボンボン?あはは!違うよ、普通の一般人~♪お金はあるから大丈夫だよ!」

銀貨?は無いかな……っとコレ金貨

「これで入れる??」

硬貨はイベントリに入ってたんだ~♪
フェリス様が用意してくれたんだよね!ふふふ。神様優しいよね~♪

「故郷の話しはまた聞く。それより、金貨だと!?そんなん無闇に出すな!
今日は俺が出してやるからな?金貨はギルドで銀貨に替えて貰え」

(コイツ、常識教えないとダメだな……)

「ショウマ、俺が色々教えてやるよ。(礼はキスでいいぜ?)コソッ」

うひゃ!ちょっと...顎クイとか...なんでエロい雰囲気出してんの!?
もぅ!イケメン爆ぜろ!何このムダにフェロモン出して……

礼はキス~?なんでだよ!!
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