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第4章 現代商品無双!?
先祖が転生者
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アスレチックの森を作ろうと、
家方面へ歩いていたら、
港のほうがザワザワとしていたので
見に行って見た。
すると、プリシータの領主御一行様が
漂流してきたんだ。
帰る手段が無いとの事で、船の貸し出しを
頼まれたのだが、地球技術の船を
おいそれと貸せるわけも無く、
俺自ら送って行く事になった。
この日は、1日島に滞在して貰い、
翌日送る事になったのだが、
完成していないアーケード街を
迂闊に紹介してしまい、
急遽品物を揃える事になってしまった。
雑貨屋の商品補充は出来る。
肉や魚は、まだ捕獲組が戻って来てないので
どうしよう……と悩んでいる今日この頃。
やはり、ネットスキルでその場しのぎだが
購入して並べるか……
こうして、アーケード街に戻った俺は
ネットスキルを使って品物を充実させていった。
「こんなもんでいいか?
食堂はまだ開店出来ないから、他の店で我慢しておくれ」
街を完成させた後は、どうするか……
そういえば、あの船は漁船なんだよな……
人数がそんなに乗れないんだよ。ふむ
「新しい船出すかな」
港に戻って来た俺はネットスキルで
フェリーを購入した。
豪華客船までいかないけど、
ちょっと豪華な船だ
領主様のご子息を乗せるならな
このくらいしないと……、うんうん。
1人納得していたら、フォーコがやってきた。
「リョウゴ!プリシータの領主の息子が
来てるって聞いたぜ!
明日街まで送るんだろ?
俺様乗って行けないからな!1人で平気か?」
「お前は、俺のオカンか!大丈夫だよ。
街までヒュイッと行ってくるさ
お前は明日冒険者の仕事で街に行くのか?」
「俺様は明日、ダンジョンに行くんだ!
レーガーと約束したからな!」
フォーコとやり取りしていると
ジョディスくんが何やら考え事しながら
やってきた
「あ、リョウゴさん!こちらに居たんですね!
少々お聞きしたいのですが、この島は
いつからこちらに?」
「ん?ここか?えー?1月前くらいか?
最近だな。なんだってそんな事?」
「ひと月前……そうなのですね。
いえ、この島はとても不思議です
魔物が居なく、島にある品々が
この世界には無い物で溢れてるいます。
ホテルの中など、技術が進化した
未来の技術のように感じます。」
おお!鋭いね、この子頭めちゃくちゃいいな!
未来の技術なんて、そんな想像つくんだな
「リョウゴ!コイツすげぇな!
この島の技術について当てちまったぞ!」
「あはは!本当だな。
そうだよ、この島にあるのは、
俺の故郷の品々
この世界には無い技術で作られた物だ」
「やはりそうでしたか。
貴方様は、神の愛し子様。
ここでは無い異世界からの転生者ですか?」
!?え?そこまで当てんの?
まさか、こいつもなのか?……
「あ、失礼しました。私の先祖が
始まりの街、プリシータを造った方なんです
家の書物にある文献を読んだのですが、
そこに書かれていたのです
異国より来たりし者ここにあり。って
詳しくは書いていなかったのですが、
この世界には無い文明で造られた世界
地球の日本という国から来た
そう書かれてましてね?
この島を見て思ったのです。
この世界に無い文明や技術。ならば
御先祖様と同郷ではないのか?と」
「すげぇ、まさに地球の日本から
ここへ来たんだよ。
そういう事ってよくあるのか?
30年前だかにも居たときいたぞ?」
「リョウゴ!後アイツだ、聖女ってヤツ!」
「やはりそうでしたか!異世界というのは
素晴らしい所なんですね!
以前居た方というのは?
“黒の殲滅者” と呼ばれて居た方でしょうか?
その方も、父が言うには愛し子様だと。
王都にいる聖女の方は、違うでしょうね。
私も拝見致しましたが、聖女ではありません。
闇魔法の使い手、魔女だと思いますよ。
ヒロイン病を患う方というのは、
大概が魔女だと言われておりますね」
でた!ヒロイン病!(笑)
魔女ねぇ。なんだか厄介な相手だな……
「リョウゴ!だからアイツの周りに
黒いモヤモヤがあったんだな!
闇魔法が魔女ってーのは
違うと思うぜ?オスクリタが違うだろ?
魔女じゃなくて、悪魔なんじゃねぇか?」
「成程、オスクリタという方は?
その方も闇魔法の使い手なんでしょうか?」
「いや、オスクリタは精霊だな
闇属性の精霊。気の弱いヤツでな、
闇は嫌われるって思ってる精霊ちゃん」
このジョディくんはめちゃくちゃ物知りだな
王族の血筋で、次期領主。
先祖が異世界人という、なんという肩書き!
俺?俺は……ただの異世界人だよ!!
「あ、リョウゴさん。それでですね?
プリシータと取り引きしませんか?」
物知りサラブレッドジョディくんから
爆弾投下されました~!
取り引きとは?マジですか……
家方面へ歩いていたら、
港のほうがザワザワとしていたので
見に行って見た。
すると、プリシータの領主御一行様が
漂流してきたんだ。
帰る手段が無いとの事で、船の貸し出しを
頼まれたのだが、地球技術の船を
おいそれと貸せるわけも無く、
俺自ら送って行く事になった。
この日は、1日島に滞在して貰い、
翌日送る事になったのだが、
完成していないアーケード街を
迂闊に紹介してしまい、
急遽品物を揃える事になってしまった。
雑貨屋の商品補充は出来る。
肉や魚は、まだ捕獲組が戻って来てないので
どうしよう……と悩んでいる今日この頃。
やはり、ネットスキルでその場しのぎだが
購入して並べるか……
こうして、アーケード街に戻った俺は
ネットスキルを使って品物を充実させていった。
「こんなもんでいいか?
食堂はまだ開店出来ないから、他の店で我慢しておくれ」
街を完成させた後は、どうするか……
そういえば、あの船は漁船なんだよな……
人数がそんなに乗れないんだよ。ふむ
「新しい船出すかな」
港に戻って来た俺はネットスキルで
フェリーを購入した。
豪華客船までいかないけど、
ちょっと豪華な船だ
領主様のご子息を乗せるならな
このくらいしないと……、うんうん。
1人納得していたら、フォーコがやってきた。
「リョウゴ!プリシータの領主の息子が
来てるって聞いたぜ!
明日街まで送るんだろ?
俺様乗って行けないからな!1人で平気か?」
「お前は、俺のオカンか!大丈夫だよ。
街までヒュイッと行ってくるさ
お前は明日冒険者の仕事で街に行くのか?」
「俺様は明日、ダンジョンに行くんだ!
レーガーと約束したからな!」
フォーコとやり取りしていると
ジョディスくんが何やら考え事しながら
やってきた
「あ、リョウゴさん!こちらに居たんですね!
少々お聞きしたいのですが、この島は
いつからこちらに?」
「ん?ここか?えー?1月前くらいか?
最近だな。なんだってそんな事?」
「ひと月前……そうなのですね。
いえ、この島はとても不思議です
魔物が居なく、島にある品々が
この世界には無い物で溢れてるいます。
ホテルの中など、技術が進化した
未来の技術のように感じます。」
おお!鋭いね、この子頭めちゃくちゃいいな!
未来の技術なんて、そんな想像つくんだな
「リョウゴ!コイツすげぇな!
この島の技術について当てちまったぞ!」
「あはは!本当だな。
そうだよ、この島にあるのは、
俺の故郷の品々
この世界には無い技術で作られた物だ」
「やはりそうでしたか。
貴方様は、神の愛し子様。
ここでは無い異世界からの転生者ですか?」
!?え?そこまで当てんの?
まさか、こいつもなのか?……
「あ、失礼しました。私の先祖が
始まりの街、プリシータを造った方なんです
家の書物にある文献を読んだのですが、
そこに書かれていたのです
異国より来たりし者ここにあり。って
詳しくは書いていなかったのですが、
この世界には無い文明で造られた世界
地球の日本という国から来た
そう書かれてましてね?
この島を見て思ったのです。
この世界に無い文明や技術。ならば
御先祖様と同郷ではないのか?と」
「すげぇ、まさに地球の日本から
ここへ来たんだよ。
そういう事ってよくあるのか?
30年前だかにも居たときいたぞ?」
「リョウゴ!後アイツだ、聖女ってヤツ!」
「やはりそうでしたか!異世界というのは
素晴らしい所なんですね!
以前居た方というのは?
“黒の殲滅者” と呼ばれて居た方でしょうか?
その方も、父が言うには愛し子様だと。
王都にいる聖女の方は、違うでしょうね。
私も拝見致しましたが、聖女ではありません。
闇魔法の使い手、魔女だと思いますよ。
ヒロイン病を患う方というのは、
大概が魔女だと言われておりますね」
でた!ヒロイン病!(笑)
魔女ねぇ。なんだか厄介な相手だな……
「リョウゴ!だからアイツの周りに
黒いモヤモヤがあったんだな!
闇魔法が魔女ってーのは
違うと思うぜ?オスクリタが違うだろ?
魔女じゃなくて、悪魔なんじゃねぇか?」
「成程、オスクリタという方は?
その方も闇魔法の使い手なんでしょうか?」
「いや、オスクリタは精霊だな
闇属性の精霊。気の弱いヤツでな、
闇は嫌われるって思ってる精霊ちゃん」
このジョディくんはめちゃくちゃ物知りだな
王族の血筋で、次期領主。
先祖が異世界人という、なんという肩書き!
俺?俺は……ただの異世界人だよ!!
「あ、リョウゴさん。それでですね?
プリシータと取り引きしませんか?」
物知りサラブレッドジョディくんから
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取り引きとは?マジですか……
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