異世界転生~チート魔法でスローライフ

玲央

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第4章 現代商品無双!?

漂流者

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アーケード街の設置もほぼ完成だな!
それじゃあ次は何をしようかな~!

そうだ!森の入口の森林の木を少しだけ
移植して、アスレチック広場でも作るかな~

んじゃ、ちょっとだけ家の方に戻るかな~


んん~?港に人が集まってんな?
何してんだ??
あれは、アチャ達釣り組か?

「おーい、アチャ達何してんの?」

「兄ちゃんか。あんな、人族が流れて来たんでな、どうしたもんかと思っとったんや」

んな!人間が流れ着いただと!!
マジかよ……面倒事じゃないよな?
どれどれ……って1人じゃないんかい!

「ああ、君達は?何処から来たんだ?
っと、怪我してないか?喋れるか?」

「あ、はい。怪我はしていません。
海にある島で得体のしれない魔力反応があって
調査に出たんです。
それで、調査中に魔物に襲われたんですが、
その最中にこの島まで飛ばされました
この島の代表の方ですか?」

得体の知れない魔力反応??なんだろ?

「ああ、俺が一応この島の持ち主だ。
それで?船はどうした?」

「そうですか、貴方が。
いえ、船は壊れてしまいまして、
襲われた場所で沈んだと思います。
人間だけが飛ばされたみたいで……
あの、街に連絡する手段とか、船とか
貸して貰えませんか?」

壊れて海に沈んだ……ふーん。
それで飛ばされてこの島へ来たと……。
そりゃ不味いわな。街で心配してるだろう

「連絡手段は無いな。船はあるが……
貸せない。そのまま盗まれても困るしな
ただし、連れてってやる事は出来る。
今日は無理だが、明日にでも出発するか?」

「皆どうだ?送って下さるみたいだ
それで良いか?」

「はい」「お願いします」「良いです」

「それじゃ決まりだな!
今日はこの島の宿に泊まってけ。歩けるか?」

「あ、はい大丈夫です。1晩お世話になります」

うし、足取りも大丈夫そうだな

「こっちだついてこい。
アチャ達は、釣りしに行っていいぞ~!」

「「おう!いっぱい釣ってくるわ!」」



「やあ、AI君。今日はお客さん沢山来たぞ
案内とか色々宜しくな!

ん?おい、どうした?宿に着いたぞ?
案内とかは、このAIがしてくれるから
ついて行けば大丈夫だ」

「「「「何だここは!」」」」

あー!普通の人はこんな反応だよな(笑)

「こ、ここが…宿…ですか?
しかも、このゴーレムは……凄い……」
「なぁ、この島他も異常だぞ?」
「わかる、道の途中にあった街灯とか」
「噴水広場にあった小さい庭とか」
「通り向こう側にある動物の家とか」

「「「「有り得ない!!」」」」

あっはっは!凄いだろー!
他の国には無いだろう。うんうん。

「あ、飯もこのAI君がお世話してくれるから
心配無いぞ。宿出て街見てもいいし、
好きに過ごしてくれな!」

「あの!ご挨拶遅れました。
プリシータ領の領主、
フィグリオ・ディ・プリシータが嫡男
ジョディス・プリシータと申します。」

マジ?領主の息子??
こりゃとんでもない大物ですわ……

「丁寧なご挨拶ありがとうございます。
この島を管理してます。
リョウゴ・アスカと申します。
小さい島ですが、
1日ゆっくり身体休めて下さいませ。」

こんな感じの挨拶でOK?

「リョウゴさん……もう一度お会いしたかった。
1度プリシータの街でお会いしているんです。
あの時は菓子なる物を
ありがとうございました。」

何だと?お菓子の事を覚えている……だと?
魔法が効かなかった奴か!
会った事がある……噴水広場でかな?

「覚えて居なくて申し訳ございません。
菓子を気に入ったのなら
あちらにあるアーケード街で購入出来ますよ
硬貨での交換は受付けておりませんので
その辺は悪しからず」

「あの菓子を購入出来るのですか!
それは素晴らしい!
硬貨での購入が不可能と申しますと……
物々交換でしょうか?
楽しみです!後で行ってみますね」

そうして、領主息子御一行は
AIに連れられホテルの中へと消えていった

アーケード街、ちょっと潤しとくか……
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