異世界転生~チート魔法でスローライフ

玲央

文字の大きさ
上 下
69 / 114
第3章 無人島開拓

建物侵入

しおりを挟む
ピアンタに手を引かれ
やって来ました帝国内。

武力力至上を主張している
暴力国家とでも言おうか?
暴力が支配している国のせいかな?
街の人がギスギスしてるっていうか
挑戦的な目線って言うのかな……
目付きがギラギラしてんの。
 平穏な日々が無く、
心が死んでるのか?不快過ぎる。
しかもどことなく
血の匂いが漂ってくる……

なんだろこの国……
街並みも、この辺が廃れてるのか
他の街もこうなのかな?
何とも不穏な空気だな。
こう、不愉快!
街も、人も!

ん?前から集団で……なんだ?
浮浪者か?よく見ると防具付けてる…
まさか、兵士?それとも冒険者?
それとも、盗賊??

「なあ、レーガー。
前から来てるヤツらってなんだろ?
兵士か?
なんかニタニタしながら
近づいてくるな」

「坊主、あれは傭兵だろうな
近づいてくるったー
因縁付けにでも来るか?カハハハ!」

傭兵ね~。
あれじゃ、浮浪者だぞ?

「おい!テメー。
そこの金髪野郎とドワーフよぉ。
おめぇら他所者だろ?
変なお面で顔隠してるが
なんだそりゃ!ギャハハ!
随分と立派な身なりしてんな。
ギャハハハ!
通りたかったら、有り金と服寄越せ、
嫌なら殺し合いだぜ?ギャハハ!」

「キッヒッヒ!
弱そうな男だぜ!
そっちのドワーフはやりそうだな!
キッヒッヒ!
お前は 俺様が相手になってやっからよ
殺し合いしたくなかったら
金も服も置いてけや!キッヒッヒ」

{金置いてさっさと行く方に銀2!}
{決闘して負けるに金1だ!}
{決闘して死ぬ!これだろ?
ギャハハ!銀3!}
{あのドワーフならよ!奴隷にして
闘技場で戦わせたら
もっと稼げそうじゃねーか?}
{{{違ぇねーな!!ギャハハ!}}}

全部聞こえてんだよ!!
街のヤツらも相当だなこりゃ

「ピーピーピーピー喚くな!
うるせぇんだよ。
この国マジで腐ってんな~
しかも、臭っせー!
フンの匂いか?
風呂入ってねーんじゃねーか?
近寄んなよなぁ~
馬鹿と匂い移ったら最悪だろ!
レード、さっさと行こうぜ。
こんなクソ共に関わる価値もねーな!」

「カハハハ!
鳥みてーに、ピーピーピーピー
鳴いてんな!
親鳥はどこでちゅかー?
迷子でちゅかー?カハハハ!
本気で臭いヤツらだな!
リョタ、可哀想だから洗ってやれ!」

「了解!《ウォーターウォール!》
《ウォータープール!》
暫くそっから出んなよ~!
臭っさいからな!アハハハ!
行こうぜ~♪」

「ゴボゴボッ…!テ…ゴボゴボ…
マチヤガ…ゴボゴボ!」

{{{{{………………}}}}}

はぁ~!巫山戯たヤろう共だったな
ちなみに、レードとリョタってのは
俺らのここでの名前な。
本名使うわけに行かねーからな!

「レード、これは早急に
救出作業しないとな……
街の人もダメだありゃ」

「強そうなの強制的に奴隷にして
闘技場で闘わすとは、
一般市民までもが
戦闘狂になっているということか。
胸が痛むな……
同じように強制的に奴隷にされた
仲間たちがいることを思うと。
戦闘は好きだが、
この国の輩たちとは相容れない!
くそっ、腹が立つ!」 

(ピアンタ、フィアマ
そこにいるか?ここから街に入らないで
被害者達の所へはどう行く?)コソコソ

«聞こえてる。ここからは
フィアマだけ行くよ。
僕は先に精霊の森に戻る。
空気が悪くてここに居られない»

«聞こえてる。オレは大丈夫だ
ここからはオレが手伝うから
ピアンタは帰って休んでて»

(ピアンタ助かったよ。
帰ってゆっくり休んで!
よし、後はフィアマに任せた)

«じゃあ、こっちついてきて»
        ・
        ・
        ・
        ・
ここか。《サーチ、気配察知!》
いるいる、部屋がいっぱいあるな……
建物自体デカいけど……

「レード、中の様子探ってみた。
幾つも部屋があって、それぞれに
10人くらい固まって
何かに入れられてるな……
弱々しいのが、怪我してるか
子供だろう。
強そうなのは、上の階に10人ほど。
あと、建物の奥の森の方にも
人とはちょっと違う気配……」

「なるほどな。
リョタ、先に子供達と怪我人だ。
2手に別れた方が効率良いだろうが
奴隷解放はオレにはムリだ
だから、一緒に行くぞ」

«我は向こうの森の方見てくる
2人とも気を付けて!
あ、誰かこっち来る»

「いけるか?……よし」

「誰だ!そこにいるのは!
おい!侵入者だ!捕らえろ!」

「残念無念~《スリープ!》
そこで暫くお休み~」
        ・
        ・
        ・
        ・
「リョタ、ここの角曲がった先に
3人、部屋の中に2人」

「OK~!《スリープ!》
「止まれ!な……zzz」完了~」

カチャ「どうしたんです?
なに《スリープ!》……zzz」

「この辺は終わったな。
この先にある階段下ったら、
奴隷がいるはず」

「リョタ!!ガキンッ……っつー!」

「侵入者、排除する…うっ…逃げろ…
この先へは行かせない…うぅ…
た…たかい…たくな…い…うっ…」

「レード助かった!
この先には行かせて貰うよ。
俺は、奴隷解放する為に来たんだ
貴方も解放されたいでしょ?
任せてよ。《奴隷解放、解除!》」

「がっ…ぐっ…はぁはぁ… ポロッ
あ、あぁ…外れた…うぅぅ…
ありがとう……本当に……
貴方は……いえ、今はやめよう。
微力ながら解放の手伝いします。
道案内は任せて下さい。こちらです」

「先ずは1人……良かった…本当に」

「リョタ、良かったな!
よし、次々行くぜ!」

----------------------------------------------

はい!どうも~。
リョウゴ、否!今はリョタです!
現在、最終部屋前にいます。
これから闘技大会があるらしく
広間に10人の奴隷達がいます。
その中に、一際キラッキラした
豪華な衣装を着て、
踏ん反り返ってる、オークがいます。
一応人間らしい。が!
どう見ても、オーク。いや、
オークとカエルがMIXしたような……
怪物がいます。
何だろうあれ。
生理的に受け付けない系の醜さです。
その周りに、これまたテンプレだね
ポロンしそうな服着た女の子達が……

なんで、悪の親玉って女侍らせるの?
それがデフォなの?
あのオークカエルにヘコヘコしてる
細っそいガリガリの男は……
なんだ?あ、金受け取ってるな……
開催者か?奴隷商とかか?

太ったオークカエルと、木の枝男……
あそこに巨乳の金髪美女居たら
某アニメの3人集だな……
白いツナギと白い帽子被るか?
レードがピンクので女装……
いや、想像しちゃった!オエッ

変な妄想してたら取り引き終わったな

「リョタ!通路の向こうから
何人か来てやがる!
こっちは食い止めとくから
奴隷達を頼む!行け!」

「了解!」






しおりを挟む
感想 15

あなたにおすすめの小説

異世界で快適な生活するのに自重なんかしてられないだろ?

お子様
ファンタジー
机の引き出しから過去未来ではなく異世界へ。 飛ばされた世界で日本のような快適な生活を過ごすにはどうしたらいい? 自重して目立たないようにする? 無理無理。快適な生活を送るにはお金が必要なんだよ! お金を稼ぎ目立っても、問題無く暮らす方法は? 主人公の考えた手段は、ドン引きされるような内容だった。 (実践出来るかどうかは別だけど)

ようこそ異世界へ!うっかりから始まる異世界転生物語

Eunoi
ファンタジー
本来12人が異世界転生だったはずが、神様のうっかりで異世界転生に巻き込まれた主人公。 チート能力をもらえるかと思いきや、予定外だったため、チート能力なし。 その代わりに公爵家子息として異世界転生するも、まさかの没落→島流し。 さぁ、どん底から這い上がろうか そして、少年は流刑地より、王政が当たり前の国家の中で、民主主義国家を樹立することとなる。 少年は英雄への道を歩き始めるのだった。 ※第4章に入る前に、各話の改定作業に入りますので、ご了承ください。

異世界で魔法が使えるなんて幻想だった!〜街を追われたので馬車を改造して車中泊します!〜え、魔力持ってるじゃんて?違います、電力です!

あるちゃいる
ファンタジー
 山菜を採りに山へ入ると運悪く猪に遭遇し、慌てて逃げると崖から落ちて意識を失った。  気が付いたら山だった場所は平坦な森で、落ちたはずの崖も無かった。  不思議に思ったが、理由はすぐに判明した。  どうやら農作業中の外国人に助けられたようだ。  その外国人は背中に背負子と鍬を背負っていたからきっと近所の農家の人なのだろう。意外と流暢な日本語を話す。が、言葉の意味はあまり理解してないらしく、『県道は何処か?』と聞いても首を傾げていた。  『道は何処にありますか?』と言ったら、漸く理解したのか案内してくれるというので着いていく。  が、行けども行けどもどんどん森は深くなり、不審に思い始めた頃に少し開けた場所に出た。  そこは農具でも置いてる場所なのかボロ小屋が数軒建っていて、外国人さんが大声で叫ぶと、人が十数人ゾロゾロと小屋から出てきて、俺の周りを囲む。  そして何故か縄で手足を縛られて大八車に転がされ……。   ⚠️超絶不定期更新⚠️

【改稿版】休憩スキルで異世界無双!チートを得た俺は異世界で無双し、王女と魔女を嫁にする。

ゆう
ファンタジー
剣と魔法の異世界に転生したクリス・レガード。 剣聖を輩出したことのあるレガード家において剣術スキルは必要不可欠だが12歳の儀式で手に入れたスキルは【休憩】だった。 しかしこのスキル、想像していた以上にチートだ。 休憩を使いスキルを強化、更に新しいスキルを獲得できてしまう… そして強敵と相対する中、クリスは伝説のスキルである覇王を取得する。 ルミナス初代国王が有したスキルである覇王。 その覇王発現は王国の長い歴史の中で悲願だった。 それ以降、クリスを取り巻く環境は目まぐるしく変化していく…… ※アルファポリスに投稿した作品の改稿版です。 ホットランキング最高位2位でした。 カクヨムにも別シナリオで掲載。

異世界転生したので森の中で静かに暮らしたい

ボナペティ鈴木
ファンタジー
異世界に転生することになったが勇者や賢者、チート能力なんて必要ない。 強靭な肉体さえあれば生きていくことができるはず。 ただただ森の中で静かに暮らしていきたい。

石しか生成出来ないと追放されましたが、それでOKです!

うどん五段
ファンタジー
夏祭り中に異世界召喚に巻き込まれた、ただの一般人の桜木ユリ。 皆がそれぞれ素晴らしいスキルを持っている中、桜木の持つスキルは【石を出す程度の力】しかなく、余りにも貧相なそれは皆に笑われて城から金だけ受け取り追い出される。 この国ではもう直ぐ戦争が始まるらしい……。 召喚された3人は戦うスキルを持っていて、桜木だけが【石を出す程度の能力】……。 確かに貧相だけれど――と思っていたが、意外と強いスキルだったようで!? 「こうなったらこの国を抜け出して平和な国で就職よ!」 気合いを入れ直した桜木は、商業ギルド相手に提案し、国を出て違う場所で新生活を送る事になるのだが、辿り着いた国にて、とある家族と出会う事となる――。 ★暫く書き溜めが結構あるので、一日三回更新していきます! 応援よろしくお願いします! ★カクヨム・小説家になろう・アルファポリスで連載中です。 中国でコピーされていたので自衛です。 「天安門事件」

大工スキルを授かった貧乏貴族の養子の四男だけど、どうやら大工スキルは伝説の全能スキルだったようです

飼猫タマ
ファンタジー
田舎貴族の四男のヨナン・グラスホッパーは、貧乏貴族の養子。義理の兄弟達は、全員戦闘系のレアスキル持ちなのに、ヨナンだけ貴族では有り得ない生産スキルの大工スキル。まあ、養子だから仕方が無いんだけど。 だがしかし、タダの生産スキルだと思ってた大工スキルは、じつは超絶物凄いスキルだったのだ。その物凄スキルで、生産しまくって超絶金持ちに。そして、婚約者も出来て幸せ絶頂の時に嵌められて、人生ドン底に。だが、ヨナンは、有り得ない逆転の一手を持っていたのだ。しかも、その有り得ない一手を、本人が全く覚えてなかったのはお約束。 勿論、ヨナンを嵌めた奴らは、全員、ザマー百裂拳で100倍返し! そんなお話です。

処理中です...