異世界転生~チート魔法でスローライフ

玲央

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第3章 無人島開拓

「俺は、魔王を倒しに来た勇者だ!」

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皆様、読んで頂き
ありがとうございま!(´▽`)
書いてて思ったんですけど、
話しが中々進みません!(笑)
まだうなぎエピソード(笑)

本日より、日中忙しくて更新が
中々進みませんが、
話しはまだまだ続きますので、
最後まで御付き合い下さいm(_ _)m

それでは、本編スタートです!

━━━━━━━━━━━━━━━━━━

「そうや、兄ちゃん。あの箱なんや?
飲み物がえらい冷えとりますやん
便利やな~と思って見てたんや
あれは魔導具やないよな?
魔石入っとらんしな~
兄ちゃんがいた国は
便利なもんぎょうさんあんねんな」

「あの箱は、画期的ですよ。
構造が気になってしまって
ソワソワしてしまいます。

それにしても、この〈ニホンシュ〉
美味しいですね。
スっと飲めてしまいます
そして、この〈カピトーネ〉は
あの〈カピトーネ〉なんですよね?
信じられませんね」

「レーガーのアニキ!
その着ているのは、なんすか?
あと、頭に巻いてるのっす」

「やっぱ気になるよな!
俺もさっきから気になっててさ
聞いていいのかどうなのかってさ
話してたんす」

「カハハハハ!
これか!これはな、坊主が焼く時に
着るものなんだってくれたんだよ
中々カッコイイだろ?

それにしても、坊主はすげぇな
前の愛し子は、
ここまでじゃなかったんだぜ
魔法を使った戦闘は多少出来てたが
剣なんてからっきしよ!
体もヒョロヒョロしててさ(笑)
坊主とは正反対ってヤツだな!」

「あ~!前に聞いたなその話し、
なんだっけ?
「俺は魔王を倒しに来た勇者だ!」
だっけ?何年前にいた人?
たぶん、同郷なんだよな~
生きてた年代も一緒だと思うんだよ。
この世界に来て、
同郷のヤツの話し聞いたり、
懐かしい物を見ると
帰りたくなるんだけどさ、
帰れないから、故郷の話し出来るヤツ
居たら、やっぱり嬉しいもんだよな」

「リョウゴさん、彼は確か
30年程前でしたね、
この国に現れたのは。
まだ、11歳くらいの子供でした。
不思議な子だったんですが、
可愛かったんですよ、
やる事が突拍子もなくて。

まだ子供で、世間にも疎い。
それでも、女神様の愛し子ですから
魔力と魔法の扱いはスバ抜けてました。
だから貴族に目を付けられましてね、
騙されてしまったんです。
帝国へと向かった事までは
知ってるんですが、
その後はさっぱりです
元気にしてるのか、してないのか
ここに居るもので知る者は
いませんね」

「そうやな~。
名前は  “ゲッコウ“  2つ名があってな
“黒の殲滅者”  言うとったな
誰が付けたんでもないんやで?
自分で付けたんや。
おもろいやろ!ガッハッハッ!」

まさかの11歳!?
いや、俺も13歳に若返ったから
元年齢は違うのかも?
それでも、名前が  “ゲッコウ”  で
2つ名(笑)が、  “黒の殲滅者”  って
完全な厨2じゃん!
たぶん、元年齢も15歳とか
そのくらいかな?

30年前に11歳ってことは、
今40歳前半くらいか?
帝国って、武力至上主義だっけ?
獣人が奴隷にされてるって
話しだったよな?

「なぁ、聞きたいんだけどさ
アチャ達の同胞が囚われてるって
話ししただろ?
獣人の事はしらないか?
以前、精霊の森で番人に聞いたんだよ
獣人族の事。
その時にさ、できる限り
助けて欲しいって言われてんだよ。
勿論、“絶対”なんて事は言わないぞ?
ただ、助けられるなら
助けてあげたいとは思ってるんだよ
それは、ドワーフ達だって一緒だぜ?」

「そうか、番人様がな~
獣人族の扱いは
オレらより酷いって聞くな
戦えるヤツは、それなりだろうが
女子供は...売られたり
アッチの奴隷にされたりだな確か
それでも、マシなんじゃねーか?
年寄りは、それこそ手足切られたり
してんだろうよ。最悪は見せしめに
暴力か、処刑だろうな~。」

「そうですね、以前
逃げてきたって子がいましたが、
人に怯えるわ、暴れるわで
牢に入れられたって聞きましたね
今その子がどうなってるのか
わかりませんが
もしかしたら、まだ牢にいるかも
しれませんね」

…………まさかの話しだよ...
小説や漫画でも、そういう描写あったけど
只只、胸糞悪いだけだった……

それが、まさに俺の居るこの世界で
起こってる現実なんだよな……
俺に何が出来るかわからないけど……
牢に入ってるっていう子だけは
どうにかしてあげたいな…
番人に聞いてみる?
いや、男神のほうがいいのか?

男神に聞きたい場合は
男神像の設置と教会を建てるか、
街の教会へ行くかだな...
ん~。え~、街に行くのはイヤだし
建てる?島に?建てちゃう?
まぁ、あれでも神だし……
建てればなんかご利益あるかもな…

「レーガー、
ちょっと相談なんだけど
この島に教会を建てようかって
思ってな
協力してくんない?」

----------------------------------------------

あの後さ、教会建てるの
手伝って貰おうと思ってさ、
レーガーに頼んだわけ。
二つ返事でOKだったわけよ。
レーガーなら言いそうだろ?

したらな!コイツが!
赤髪の、船で立ったまま気を失ってた
アイツだよ!フォーコ!
戻って来たのはいいんだよ!
一緒に〈カピトーネ〉食べるのも
全然いいんだよ。
嬉しそうに「天才だ!」とか言われて
満更でもないし?

でもな、レーガーが折角
OK出してくれたのに!
「リョウゴのスキルで出せるぜ!」
ときたもんだ!
そりゃ、そうなんだよ?
確かに教会も買えるっぽいし?
ネット購入したらスグ建つよ!
なんなら一瞬だよ?

でも、そこは敢えてだよ!
ドワーフの技術間近で見たいじゃん!
だから頼んだのにさ~

「このバカ!アホ!」

「痛!リョウゴ!なんで!?
なんで叩くんだ!? 痛っ!」

「カハハハハ!
いや坊主、オレ達が建てるのは
構わねーぞ? 
ただ、アレだろ?
リョウゴのスキルで建てるヤツは
この国にはない技術
使われてんじゃねぇか?
それなら、オレは
ソイツを見てみてぇな!」

「えぇー。
じゃあ、教会は俺のスキルで建てるけど、
他でレーガー達の技術見せてな!

今日はもうお開きにしようぜ!
食ったし飲んだ~。
ほら!フォーコ!もう終わりだ。
片付け手伝えよ。おい、コラ!
もう終わりなの!
あー!まだ飲むの!?
わかった、お前はそのままでいいよ

あれ?おーい、アチャ達
お開き…………は、しないのね
俺は先に寝るわ~
エンザイム、あとは頼んだ!」

「「「「リョウゴ、お休み~」」」」



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