異世界転生~チート魔法でスローライフ

玲央

文字の大きさ
上 下
58 / 114
第3章 無人島開拓

【⠀A I 】トラクター見参! ※挿絵有り

しおりを挟む
「なんで?なんで?来たよ!です!」

「お腹空いた。やあ、手伝いに来た」

「え?スオーロとピアンタ!?
手伝いってくれるのか~!凄く有り難い」

今まさに田んぼ作成に
尻込みしてた所だったんだよ~(泣)
土の精霊に植物の精霊だよ!?
めちゃくちゃ心強いって~!

「そう?そう?あのね、女神様が!です!
泉に来てね!手伝ってあげてって!です!」

「ご飯後でいい。そう、女神様が来た
僕とスオーロ、水田作りの仕方
教わって来た。覚えた、任せて!」

「任せて?任せて?リョウゴはね、
畑をね!です!野菜をね植えるのを
頑張って!です!」

な、な、何だって~~!?
精霊達に水田任せて、
俺は野菜畑を作れと!?
嬉しいけど、それでいいのか?俺!
いいか?......いいか!!お手伝い感謝!

「凄ーーーーーく!助かります!
もう!君達は精霊じゃなくて天使だよ!
じゃあ、任せるよ~
あ、ここにテーブル出して...
ほら、果物とかお菓子とか置いとくから
食べて食べて!アハハハ!
じゃあ、よろしくっ!!」

(スオーロ、リョウゴへん。僕達精霊
天使じゃないよ)ボソ
(なんで?なんで?精霊だよね!です!
お菓子だね!です)コソコソ

-----------------------------------------------

いやぁ~、持つべきものは友!
いや、精霊! 男神の癖にいい事した!
銅像を立ててあげよう!
小さいのだけどな!

「それでは~これから~畑を~
作りたいと~思います!!」

《ネット検索、畑の作り方》
1.耕す
2.堆肥を混ぜる
3.平に整える
4.種を植える
5.水撒きをする

いや、知ってたよ?知ってた!
あえて調べたの!

《ネット検索、農業機械!》
乗り物ふふふふん♪色んな車~♪
ちょっとそこの農家さん!
これ知ってます!?
〈AIで完全無人の自動運転〉って!
カッコよ!これにする!購入~

「えぇ!凄いカッコイイ!
ソーラーパネルが上に付いてて
ほうほう、障害物を認識して
自動で避ける。
パソコンで状況の確認」

日本の技術恐るべしだな!
あれ?パソコン?この世界で使えるの?
収納にあるけど……
なるほど、魔道具に変身しちゃったか
これに情報を...カタカタ これでOKかな

「よし!トラクターよ!発進!」
堆肥とかさ、用意しとけば全部
トラちゃんがやってくれるって
神だね!作物の状態も常に把握とは!
色んな意味で農家泣かせね。

え...やる事無くなった……
あ、野菜の種の選別!
そういえば、この世界四季あるのか?
わかんないけど……
前に街の市場でチラっと野菜類見た時は
色んなカラフルな、
食欲無くすような色合いの野菜達が
置いてあったけど……
ま、異世界だし?魔法あるし?
なんでも有りって事で!!
色々植えちゃおう~♪オー!

「リョウゴさん、
こちらにいらしたのですね。
島を一通り見て来ましたが、
妖精がほんとに沢山いらっしゃって
ケット・シーとカーシーが
案内してくれまして。
山のほうには、ドワーフ達も
いらっしゃいました。
最近こちらの島へ来たとの事で、
山の素晴らしさについて語ってました」

「あはは!そうですか~
ファータとジェンモね。
キノコは居なかった?
いつも3匹でつるんでると思ってたよ
ドワーフ達は相変わらずだね~(笑)」

「キノコとは、フェアリーキノコ
でございますね?
かの方は途中で奥様の元へ行かれました
ところでこれから何を?
微力ながらお手伝い致します。」

へぇ、カーラは奥さんの所へ……
え?奥さん?なに、結婚してたの!?
キノコの結婚……え?……そう...
胞子飛ばしあってるのかな……

「そ、そう。奥さんね……
えと、これから植える野菜の選別と
種まきだね~」

「なるほど、選別と種まきで御座いますね
この世界は魔法がありますからね
何でも植えて大丈夫だと思いますよ。
共に作業致しましょう」

やっぱりね、魔法があるから
季節関係無いと。
じゃあ、果樹園とか作る?
やっちゃう?みんな好きでしょ!果物!

「マロス、果樹園も作りたいんだよね~
この畑の奥の木を避けて、
色々な果樹を植えたいわけよ」

「果樹園で御座いますか?
では、森の中にある果樹を
移植したらよろしいかと
畑のほうお願いして構いませんか?
わたしは果樹の方へ行って参ります」

「え!?移植?なるほど!
あ、早い!もう行っちゃった!」

え~とじゃあ、色々種購入したし
畑に植えるか~
ん?トラちゃんがこっち来るな
なんだ??え!怖っ!顔ついてないか?

{アルジサマ、ハタケサギョウカンリョウ。タネヲウエル}

「キャー!!喋ってる!何それ口なの?
え?そこに種を入れろと?全部?
混ざらない??」

{オラ、テンサイ。マチガエナイ。アルジトチガウ、クチイレロ}

んな!?態度悪いなコイツ!!
天才なのは認めるが!
おれは馬鹿じゃなーーい!

「本当に全部突っ込むからな!
後で間違えたって知らないぞ!フン!」

{アルジ、オトナゲナイ。オコルトハゲルゼ!アバヨ!}

「禿げねーーーよ!バーーカ!!」

----------------------------------------------

「…………ヨ!...キタ...リョウゴ...
イライラ...ナゼ...」

「オスクリタ~!聞いてよ~
あれ!アイツ、トラちゃんがさ~
天才すぎてバカにされてるんだよ~(泣)」

「…………テンサイ...イイ...ドンマイ...」

「アハハ……
実際トラちゃん天才なんだわ~
てか、みんな優秀じゃん!
スオーロとピアンタは水田作りでしょ?
マロスは果樹の移植でしょ?
オスクリタは影渡り、
ルーチェは癒しでしょ、
エオリカは……あれだ暴風!暴走!
フォーコ……あ、居たわ、唯一のアホ
アクアとフィアマはあんまり交流ないから
わかんないけど」

え?俺何もしてなくない?
《ネット検索!》ってしてるだけじゃ!?
あ!石畳設置したし、
噴水広場も作ったな!ベンチ置いて
プランター置いたし……
あれ?購入した物置いてるだけじゃね?

しおりを挟む
感想 15

あなたにおすすめの小説

異世界で快適な生活するのに自重なんかしてられないだろ?

お子様
ファンタジー
机の引き出しから過去未来ではなく異世界へ。 飛ばされた世界で日本のような快適な生活を過ごすにはどうしたらいい? 自重して目立たないようにする? 無理無理。快適な生活を送るにはお金が必要なんだよ! お金を稼ぎ目立っても、問題無く暮らす方法は? 主人公の考えた手段は、ドン引きされるような内容だった。 (実践出来るかどうかは別だけど)

ようこそ異世界へ!うっかりから始まる異世界転生物語

Eunoi
ファンタジー
本来12人が異世界転生だったはずが、神様のうっかりで異世界転生に巻き込まれた主人公。 チート能力をもらえるかと思いきや、予定外だったため、チート能力なし。 その代わりに公爵家子息として異世界転生するも、まさかの没落→島流し。 さぁ、どん底から這い上がろうか そして、少年は流刑地より、王政が当たり前の国家の中で、民主主義国家を樹立することとなる。 少年は英雄への道を歩き始めるのだった。 ※第4章に入る前に、各話の改定作業に入りますので、ご了承ください。

異世界で魔法が使えるなんて幻想だった!〜街を追われたので馬車を改造して車中泊します!〜え、魔力持ってるじゃんて?違います、電力です!

あるちゃいる
ファンタジー
 山菜を採りに山へ入ると運悪く猪に遭遇し、慌てて逃げると崖から落ちて意識を失った。  気が付いたら山だった場所は平坦な森で、落ちたはずの崖も無かった。  不思議に思ったが、理由はすぐに判明した。  どうやら農作業中の外国人に助けられたようだ。  その外国人は背中に背負子と鍬を背負っていたからきっと近所の農家の人なのだろう。意外と流暢な日本語を話す。が、言葉の意味はあまり理解してないらしく、『県道は何処か?』と聞いても首を傾げていた。  『道は何処にありますか?』と言ったら、漸く理解したのか案内してくれるというので着いていく。  が、行けども行けどもどんどん森は深くなり、不審に思い始めた頃に少し開けた場所に出た。  そこは農具でも置いてる場所なのかボロ小屋が数軒建っていて、外国人さんが大声で叫ぶと、人が十数人ゾロゾロと小屋から出てきて、俺の周りを囲む。  そして何故か縄で手足を縛られて大八車に転がされ……。   ⚠️超絶不定期更新⚠️

【改稿版】休憩スキルで異世界無双!チートを得た俺は異世界で無双し、王女と魔女を嫁にする。

ゆう
ファンタジー
剣と魔法の異世界に転生したクリス・レガード。 剣聖を輩出したことのあるレガード家において剣術スキルは必要不可欠だが12歳の儀式で手に入れたスキルは【休憩】だった。 しかしこのスキル、想像していた以上にチートだ。 休憩を使いスキルを強化、更に新しいスキルを獲得できてしまう… そして強敵と相対する中、クリスは伝説のスキルである覇王を取得する。 ルミナス初代国王が有したスキルである覇王。 その覇王発現は王国の長い歴史の中で悲願だった。 それ以降、クリスを取り巻く環境は目まぐるしく変化していく…… ※アルファポリスに投稿した作品の改稿版です。 ホットランキング最高位2位でした。 カクヨムにも別シナリオで掲載。

異世界転生したので森の中で静かに暮らしたい

ボナペティ鈴木
ファンタジー
異世界に転生することになったが勇者や賢者、チート能力なんて必要ない。 強靭な肉体さえあれば生きていくことができるはず。 ただただ森の中で静かに暮らしていきたい。

石しか生成出来ないと追放されましたが、それでOKです!

うどん五段
ファンタジー
夏祭り中に異世界召喚に巻き込まれた、ただの一般人の桜木ユリ。 皆がそれぞれ素晴らしいスキルを持っている中、桜木の持つスキルは【石を出す程度の力】しかなく、余りにも貧相なそれは皆に笑われて城から金だけ受け取り追い出される。 この国ではもう直ぐ戦争が始まるらしい……。 召喚された3人は戦うスキルを持っていて、桜木だけが【石を出す程度の能力】……。 確かに貧相だけれど――と思っていたが、意外と強いスキルだったようで!? 「こうなったらこの国を抜け出して平和な国で就職よ!」 気合いを入れ直した桜木は、商業ギルド相手に提案し、国を出て違う場所で新生活を送る事になるのだが、辿り着いた国にて、とある家族と出会う事となる――。 ★暫く書き溜めが結構あるので、一日三回更新していきます! 応援よろしくお願いします! ★カクヨム・小説家になろう・アルファポリスで連載中です。 中国でコピーされていたので自衛です。 「天安門事件」

大工スキルを授かった貧乏貴族の養子の四男だけど、どうやら大工スキルは伝説の全能スキルだったようです

飼猫タマ
ファンタジー
田舎貴族の四男のヨナン・グラスホッパーは、貧乏貴族の養子。義理の兄弟達は、全員戦闘系のレアスキル持ちなのに、ヨナンだけ貴族では有り得ない生産スキルの大工スキル。まあ、養子だから仕方が無いんだけど。 だがしかし、タダの生産スキルだと思ってた大工スキルは、じつは超絶物凄いスキルだったのだ。その物凄スキルで、生産しまくって超絶金持ちに。そして、婚約者も出来て幸せ絶頂の時に嵌められて、人生ドン底に。だが、ヨナンは、有り得ない逆転の一手を持っていたのだ。しかも、その有り得ない一手を、本人が全く覚えてなかったのはお約束。 勿論、ヨナンを嵌めた奴らは、全員、ザマー百裂拳で100倍返し! そんなお話です。

処理中です...