異世界転生~チート魔法でスローライフ

玲央

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第2章 始まりの街<プリシータ>

記憶抹消!

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「オスクリタありがとうな! 
ちょっと目立ち過ぎて何かに目を付けられたかな?」

「…………ブイ…キニスルナ…カシ…ホシイ…」

「おう!どれがいい? 
なんか色々見てたら楽しくなってきてさ
沢山買ったんだよな(笑)
その前にお腹空いたな~
今何時だ? 詰所に結構居たからな~
闇5刻か。オスクリタは、なんか食べるか? 
食堂行かないでネットで購入して部屋でたべようぜ!」

《ネット検索》
まずビールとジュース。
今日の気分は<ジャンキーなフード>だな
ハンバーガーとナゲット、ハッシュポテト。
フライドチキンもいいな~

「オスクリタ!同じのでいいか?
お菓子は色々出してやるから選んでいいぞ~!」

「…………フォーー!…イイ…イッショ…
カシ…アトデ…エラブ…フォーコ…イナイ…グッ!」

フォーコの事すっかり忘れてた! 
どこ行ってるのか知らんが、迷惑掛けてねーよな(汗)

「…………!?…フォーコ…チカク…
ウルサイ…ヤダ…」

「ん?フォーコが近くまで来てるのか?
お、ほんとだ。食堂に居るみたいだな
ほっといて食おうぜ!
…また居なくなった! 
しかもカシも全部持っていったのか(笑) 
森に持ってって皆にあげて来てもいいぞ~!
俺は食ったら寝るよ~ おやすみ~!」

-----------------------------------------------

(リョウゴ!ペシペシ。起きろ! 
エクスとウィルがリョウゴを呼んでるんだぜ!
ペシペシ)

「んぁ~? うるさい!
フォーコ!俺寝てたの!わかる?叩くな!
それと、エクスだっけか? 呼んでるって
なんでだよ!? 行かねーからな?
用があるなら、そっちから来い!!
じゃーな!!」

「リョウゴ!起こしてごめんな!
エクスとウィルがな!菓子の噂を聞いたみたいでな!
明日、領主の所に行く時に
持って行きたいって言うんだよ!
でも、リョウゴ寝てたからダメだって断ってくるぜ!
じゃ、おやすみ!」

んな!? 菓子の噂って、噴水広場の時のか!
領主に持って行きたいだと?知らねーよ! 
ちょっと挨拶したくらいで 知り合いでもねーだろ! 
Aランクパーティがどのくらい凄いか知らんけどな! 
人を呼び付けておいて、菓子くれってなんだそれ!? 
バカにしてんな!!

ダメだ!ムリだ!
フォーコと一緒に居たら
彼奴らと関わる事になりそうだな!
絶ーーーーー対イヤだ!
明日宿引き払って
海辺の方まで移動しよう!そうしよう! 
今日付けてきた奴らも何者か知らんが! 
トリオニちゃん達と一緒のところ見られてたし
今後関わって来たら面倒だしな!

あー!でも悪いヤツに
トリオニちゃん達が絡まれても困るな…
この辺の奴等から俺に関する記憶消せないかな……
«俺のチート様!この街にいる人達から
俺に関する記憶を消して下さい!!»

   パァァァァァァァァ~~~!!

「…………リョウゴ…マホウ…キオクソウサ…
ミンナ…ワスレタ…」

「オスクリタ!成功したか? 
なあ、宿代支払いしなくていいし
このままこの部屋に居てもしゃーないし
海の近くまで連れてってくれない?
宿取らないでどっかの空き地に馬車出そうと思ってさ!
その方が煩わされる事もないだろう?」

「…………フォーコ…イナイ…イイノ…」

「フォーコなら、なんとか上手くやるだろ?
それにアイツなら探し出す気がする…
だからお願い!」

「…………マカサレタ…ウミノチカク…
カゲワタリ…」

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

エクス「~でな、金払うから…………?
あれ?今なんの話ししてた?」
ウィル「金払う~って何に? 
そういえば何の話ししてたっけ?」

「エクスとウィル!どうした?
リョウゴは寝てたからな!
それと「用があるなら自分から来い!」
って言ってたしな!
リョウゴは俺様の仲間だからな!
嫌がる事はしないぜ!」

エクス「リョウゴって誰? 
フォーコの友達?」
ウィル「「用があるなら自分から来い!」って
そのリョウゴって奴に用なんてないよ。
それより、明日領主様の所行かなきゃだし
そろそろお開きにしない?」

「リョウゴは俺様の旅仲間と冒険者!
領主の所な!礼儀作法は完璧だからな!
帰るのか? 俺様も行くぜ!」

マリベル(ちょっと!フォーコ!
誰か記憶操作魔法使ったみたいよ? 
エクスもウィルも、ほら宿の子供も皆
広範囲で魔法使ったみたいよ! 
こんなハイレベルな魔法使えるなんて!
どこの誰よ!コソコソ)

(記憶操作?
だからエクスとウィルの反応が可笑しかったのか!
この魔力はリョウゴだぜ!
でも、なんでそんな魔法使ったんだ?
俺様確認しに行くぜ!じゃー!明日な!コソコソ)

マリベル(なんですって!リョウゴって
広場の所で会ったフォーコの仲間よね!
凄いわ!素敵な方だとは思ってたけど
魔法レベルも桁違いなのね!ますます素敵だわ~)
        ・
        ・
        ・
        ・
「リョウゴ!なぁー!さっき魔法……
え!いないぜ!? どっか出掛けたのか?
明日聞けばいいな!
あ!明日は領主の所に行くのか!
終わってから聞けばいいな! オスクリタ~!
精霊の森まで送ってくれだぜ!
おーーいオスクリターー! 
いないのか?仕方ねー、自分で戻るか!」

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

ザザーン…… ザザーン……

「おーーー!海だ!誰もいない!
そして街も見えない!何もない!!
あ、あれ街か?って!海渡って来たのか!
前は海!後ろはゴブリン!いいねー!
ギャーーーーー!ゴブリン!死ね!鎌鼬!」 

あっぶね~!油断してたら後ろからブスリだよ!
人はいないけど、魔物がいるのか!
この辺一帯に結界を貼るかな!

«結界!魔物の侵入防ぐ効果付けて~»
よし!出来たな!後は馬車出して~
今日は寝る! おやすみ!また明日~!
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