異世界転生~チート魔法でスローライフ

玲央

文字の大きさ
上 下
24 / 114
第1章 異世界へようこそ

急成長

しおりを挟む
魔法の練習で狩った
<ミノタウロス>を食べるべく
BBQをやる事にした。

ホルモンを下処理して
ピリ辛にすべくキムチの素をモミモミ…
これをツマミにキンキンに冷えたビールを

クイッと!

いきたい!のに!悲しいかな!
13歳になってしまった俺は未成年!シクシク
ノンアルなら!って思ったのに… 
どこからか聞こえた"ダメ"の声… 
せめて、20歳まで老けさせてくれーー!(泣)

-------------------------------------------

パァァァァ~~~~!!

「うわっ!またかよ!めっちゃ眩しい!!
今度は何よ?
あれれ?目線が高くなったような?」


「リョウゴ!え?リョウゴだよな?
あ、面影あるわ……
てか、少年だったのに青年になってる!?
どうなってんだ?
おい、服がピッチピチだぜ?
とりあえず着替えて来いよ!」


キャーーー!?
服がパッツンパッツンじゃねーか!! 
どうなってんだかわからんけど
とりあえず着替えないと(汗)


<馬車の中>
いや、どうなってんだ? 
さっきまでは仮の姿! 
変身が解けてしまったぜ!ワハハハ!って事か?
いや、うん違いますよねぇ~


あ!服!前世の!
収納にあるの全部小さいじゃん! 

ん?あら
今の姿サイズに変更されてるじゃないの……  
って有り得ないだろ!!

こんな神業出来るって あの女神か?
あまりにもビール、ビール五月蝿かったから
20歳まで成長させてくれたんかな?

でもさ、いきなりはダメじゃね? 
前もって教えてくれても良くない? 

そもそも、最初から20歳設定にしてくれれば
良かったんじゃね?

やる事がさ、いちいち大雑把すぎるんだよ!
異世界に連行した事も
魔力や体力にスキルも! 
仕舞いには突然の急成長! 
何が<愛の女神よ~♡>だよ! 
駄女神だよ!

カサッ  あ?スボンのポケットに何か入ってるな

-------------------------------------------

『リョウゴ・アスカ様』

お久しぶりです、お元気ですか?
《剣と魔法のファンタジー世界》
楽しんで頂けてるようで安心しました~!
精霊達とも仲良くやってるようですね~
さすが!リョウゴさん!人たらし!

その世界は私の管理する星です。
あなたは地球から
<デラ・フェリーチェ>へ転生した、
私の愛し子です。
少しでも長くその世界で過ごしてほしくて
<冒険者>になれる年齢 
<10歳だと> ちょっと子供すぎるよねぇ~と思って 
美少年~美青年になる微妙な年齢にしてみたんですぅ。

私って女神だから~ 
なんでも出来ちゃうんですぅ  
凄くないですか~?

でもでも~
 「お酒が飲みたーーーい!」って
いう心の声が聞こえたので~  
優しい女神様が成長させてあげました~♡
キャー!美少年から美青年に!!
あ、服とかも サイズ直しておいたので
大丈夫よ~

その聖域を出て、南東に進めば始まりの街  
  <プリシータ>があるの。 

この世界を作る時に最初に作った街なのよ~  
王族の血筋、現辺境伯
<フィグリオ・ディ・プリシータ>が治める街で
精霊の森が隣接しているの~  

あ、海もあるから海辺の街よ~
森からたま~に
魔物ちゃんが溢れて来る事があってぇ 
<冒険者>が沢山いるの~

勿論!辺境伯お抱え騎士団もいるから安心よ~
リョウゴさんも<冒険者>になって 
俺TUEEEE
しちゃってねぇ! 
会いたくなったら、教会に来てね♡

                       《愛と美の女神  フェリーチェ》

-------------------------------------------

「……なーにーが!優しい女神様♡だよ!!  
相変わらず軽い! 

今思ったけど
こいつ最初の手紙もそうだけど謝罪が無い!!
何が「俺TUEEEEしちゃってね」だよ!
しねーよ!」


「リョウゴ!着替え終わったか?
何叫んでるんだ? 腹減ったから飯食おうぜ!
お!リョウゴの服いいな!
前の世界のか?似合ってるぜ!」


「フォーコか、確かに腹減ったな 飯食うか!  
この服か? これは向こうの世界の服だな
お前も着てみるか?

後でネットから購入してやるよ
それとな、いきなりの急成長は
女神の仕業だっよ!あんの駄女神が!!」


「リョウゴ!そのカッコイイ服
俺様も着ていいのか!楽しみだぜ!
成長は女神様がしたのか!
俺様もリョウゴくらいデカくなりたいぜ!」


パァァァァ~~~~!!


「……フォーコ…良かったな…
デカくなったぞ……
服…俺ので大丈夫そうだな…」


「リョウゴ!うっわ!ホントに!?
やったぜ!リョウゴと同じだな!
女神様ありがとうございます!! 」

-------------------------------------------

ほんと何でも有りだな!
ここまでデカくなると精霊に見えないな。

シルバーレッドの髪にカーマインの目
黒のスキニーパンツと
ワインレッドの皮ジャケット(俺の服な)  
身長が俺と同じくらいだから186cmってところか
普通にイケメンのお兄さんだよ!!


「あ~!火の精霊がでっかくなってるー」

「あらあら、ほんとね。精霊に見えないわ」

「なんで?なんで?大きくなった!です!」

「キャー♡いいな、いいな!大きい~」

「…………グッ!…ヨキ」

「お腹空いた~ たべようよ~」

「!?火の精霊、遊ぼ、食べたら遊ぼ」


『ふぉっふぉっふぉっ。
女神様も粋なことしよって。
火の精霊よ、リョウゴと一緒に
人間の国へ行って世界を見てくるとよいぞ
外の世界は楽しかろうて。
我はここから動けんでな、
楽しんでくるとよかろう。』


「番人様!いいのか!?わかったぜ!
リョウゴ!聞いたか!?
外の世界を見てこいって! 
一緒に<冒険者>になって
この世界を旅しようぜ!」


えぇぇぇぇぇぇ……  結局森から出るのか…
<冒険者>になって旅ね~
正直まだ行きたくない!
でもな~ 
フォーコがあんなに嬉しそうにしてるし…
ま、なんとかなるか!!


「って、おい!まさか今から行くのか!?
フォーコ!まだダメだって!
戻ってこーーーーーいい!!」
しおりを挟む
感想 15

あなたにおすすめの小説

異世界で快適な生活するのに自重なんかしてられないだろ?

お子様
ファンタジー
机の引き出しから過去未来ではなく異世界へ。 飛ばされた世界で日本のような快適な生活を過ごすにはどうしたらいい? 自重して目立たないようにする? 無理無理。快適な生活を送るにはお金が必要なんだよ! お金を稼ぎ目立っても、問題無く暮らす方法は? 主人公の考えた手段は、ドン引きされるような内容だった。 (実践出来るかどうかは別だけど)

【☆完結☆】転生箱庭師は引き籠り人生を送りたい

うどん五段
ファンタジー
昔やっていたゲームに、大型アップデートで追加されたソレは、小さな箱庭の様だった。 ビーチがあって、畑があって、釣り堀があって、伐採も出来れば採掘も出来る。 ビーチには人が軽く住めるくらいの広さがあって、畑は枯れず、釣りも伐採も発掘もレベルが上がれば上がる程、レアリティの高いものが取れる仕組みだった。 時折、海から流れつくアイテムは、ハズレだったり当たりだったり、クジを引いてる気分で楽しかった。 だから――。 「リディア・マルシャン様のスキルは――箱庭師です」 異世界転生したわたくし、リディアは――そんな箱庭を目指しますわ! ============ 小説家になろうにも上げています。 一気に更新させて頂きました。 中国でコピーされていたので自衛です。 「天安門事件」

ようこそ異世界へ!うっかりから始まる異世界転生物語

Eunoi
ファンタジー
本来12人が異世界転生だったはずが、神様のうっかりで異世界転生に巻き込まれた主人公。 チート能力をもらえるかと思いきや、予定外だったため、チート能力なし。 その代わりに公爵家子息として異世界転生するも、まさかの没落→島流し。 さぁ、どん底から這い上がろうか そして、少年は流刑地より、王政が当たり前の国家の中で、民主主義国家を樹立することとなる。 少年は英雄への道を歩き始めるのだった。 ※第4章に入る前に、各話の改定作業に入りますので、ご了承ください。

異世界で魔法が使えるなんて幻想だった!〜街を追われたので馬車を改造して車中泊します!〜え、魔力持ってるじゃんて?違います、電力です!

あるちゃいる
ファンタジー
 山菜を採りに山へ入ると運悪く猪に遭遇し、慌てて逃げると崖から落ちて意識を失った。  気が付いたら山だった場所は平坦な森で、落ちたはずの崖も無かった。  不思議に思ったが、理由はすぐに判明した。  どうやら農作業中の外国人に助けられたようだ。  その外国人は背中に背負子と鍬を背負っていたからきっと近所の農家の人なのだろう。意外と流暢な日本語を話す。が、言葉の意味はあまり理解してないらしく、『県道は何処か?』と聞いても首を傾げていた。  『道は何処にありますか?』と言ったら、漸く理解したのか案内してくれるというので着いていく。  が、行けども行けどもどんどん森は深くなり、不審に思い始めた頃に少し開けた場所に出た。  そこは農具でも置いてる場所なのかボロ小屋が数軒建っていて、外国人さんが大声で叫ぶと、人が十数人ゾロゾロと小屋から出てきて、俺の周りを囲む。  そして何故か縄で手足を縛られて大八車に転がされ……。   ⚠️超絶不定期更新⚠️

【完結】神スキル拡大解釈で底辺パーティから成り上がります!

まにゅまにゅ
ファンタジー
平均レベルの低い底辺パーティ『龍炎光牙《りゅうえんこうが》』はオーク一匹倒すのにも命懸けで注目もされていないどこにでもでもいる冒険者たちのチームだった。 そんなある日ようやく資金も貯まり、神殿でお金を払って恩恵《ギフト》を授かるとその恩恵《ギフト》スキルは『拡大解釈』というもの。 その効果は魔法やスキルの内容を拡大解釈し、別の効果を引き起こせる、という神スキルだった。その拡大解釈により色んなものを回復《ヒール》で治したり強化《ブースト》で獲得経験値を増やしたりととんでもない効果を発揮する! 底辺パーティ『龍炎光牙』の大躍進が始まる! 第16回ファンタジー大賞奨励賞受賞作です。

異世界転生したので森の中で静かに暮らしたい

ボナペティ鈴木
ファンタジー
異世界に転生することになったが勇者や賢者、チート能力なんて必要ない。 強靭な肉体さえあれば生きていくことができるはず。 ただただ森の中で静かに暮らしていきたい。

称号チートで異世界ハッピーライフ!~お願いしたスキルよりも女神様からもらった称号がチートすぎて無双状態です~

しらかめこう
ファンタジー
「これ、スキルよりも称号の方がチートじゃね?」 病により急死した主人公、突然現れた女神によって異世界へと転生することに?! 女神から様々なスキルを授かったが、それよりも想像以上の効果があったチート称号によって超ハイスピードで強くなっていく。 そして気づいた時にはすでに世界最強になっていた!? そんな主人公の新しい人生が平穏であるはずもなく、行く先々で様々な面倒ごとに巻き込まれてしまう...?! しかし、この世界で出会った友や愛するヒロインたちとの幸せで平穏な生活を手に入れるためにどんな無理難題がやってこようと最強の力で無双する!主人公たちが平穏なハッピーエンドに辿り着くまでの壮大な物語。 異世界転生の王道を行く最強無双劇!!! ときにのんびり!そしてシリアス。楽しい異世界ライフのスタートだ!! 小説家になろう、カクヨム等、各種投稿サイトにて連載中。毎週金・土・日の18時ごろに最新話を投稿予定!!

無能と呼ばれたレベル0の転生者は、効果がチートだったスキル限界突破の力で最強を目指す

紅月シン
ファンタジー
 七歳の誕生日を迎えたその日に、レオン・ハーヴェイの全ては一変することになった。  才能限界0。  それが、その日レオンという少年に下されたその身の価値であった。  レベルが存在するその世界で、才能限界とはレベルの成長限界を意味する。  つまりは、レベルが0のまま一生変わらない――未来永劫一般人であることが確定してしまったのだ。  だがそんなことは、レオンにはどうでもいいことでもあった。  その結果として実家の公爵家を追放されたことも。  同日に前世の記憶を思い出したことも。  一つの出会いに比べれば、全ては些事に過ぎなかったからだ。  その出会いの果てに誓いを立てた少年は、その世界で役立たずとされているものに目を付ける。  スキル。  そして、自らのスキルである限界突破。  やがてそのスキルの意味を理解した時、少年は誓いを果たすため、世界最強を目指すことを決意するのであった。 ※小説家になろう様にも投稿しています

処理中です...