異世界転生~チート魔法でスローライフ

玲央

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第1章 異世界へようこそ

魔法習得 ※挿絵有り

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日本でキャンプをしようとお出掛けしたら
ひょんな事から何故か異世界へ。

森の聖域で精霊達に出会って
自分の規格外スキルを確認。

さらに、無限収納の中に色々入ってるので
ゴロゴロしながら確認してみたら……

まぁビックリだよね!家とかさ~
もし、森を出る事になって
<冒険者>になったとして 上手くいかなかったら
誰も知らない土地に家を出して 
畑耕して 悠々自適なスローライフ!
なんてのもいいかもしれないな


「リョウゴ!魔法教えてやるよ!
こっちだぜ!ついてこいよ!」


「ちょっと待って!どこ行くんだ?
そっちは聖域の外だろ?
魔物がウヨウヨいるって話じゃないか!
そんなところ行ったら俺死ぬって!!」


「大丈夫だよー、魔物いるけどー
魔法教えてあげるからぁー」

「フフフ、わたくしもお供しますわ~」

「ダイジョブ?ダイジョブ?
魔法教えるよ!です!」

「キャー♡魔法、魔法~  私も一緒に行くよ~!」

「…………ブイ…イク…マホウ…ヤミ…」

「お腹空いてないから、手伝う!!」

「ヒトゾク、アソブ?魔法でアソブ?」


また!ゾロゾロと!契約して大きくなったけど
こいつら130cmくらいしかないんだぞ?
魔物ウヨウヨいる森の中で
何かあったらどうすんだよ!

俺より強いかもしれないけどさ!
魔法教えてくれるのは嬉しいけど
聖域外じゃなくても良くない? 
おい!引っ張るなよ!
心の準備出来てねーんだよ~~~!!


「リョウゴ!鎧付けて!魔法はイメージだぜ!
火なら火、風なら風!
敵に魔力をぶつけるイメージで! 
手本見せてやるから!

ほら、あそこに魔物がいるだろ?
あれはコカトリス!注意する点は
目を見ない事だぜ!
目を合わせたら石化攻撃で
石になっちまうからな!
見てろよ!」シュボッ!!


え!?今何が起こった?
火の刃みたいなのが飛んでいったと思った瞬間
コカトリスが首チョンパになった!!

でも、あれ?
初めて生き物の殺傷を間近で見たのに 
気持ち悪いとも、怖いとも思わなかった……
寧ろ魔法の攻撃が凄いとしか思わなかった。

-------------------------------------------

「おらぁぁーー!」シュバッ

「もういっちょ!!はっ!!」ジュッ

「まだまだ~!!」ザクッ


最初に魔法攻撃で
コカトリスの首チョンパを見せて貰ったあと

アクア、エオリカ、スオーロ、ルーチェ
オスクリタ、ピアンタ、フィアマと

出会す魔物を次々と魔法で倒しているのを横目に
フォーコがそれぞれの魔法を解説してくれた。

魔法はイメージ!って事だから
日本の化学をイメージして攻撃してみた。
するとどうでしょう!!
属性が刃になって
スパスパ切れるではありませんか!!


あれだけ、「戦闘はした事ないしぃ」とか

「魔物に出会すのなんか
ホラーでしかないし、怖いわ!」

って言ってたのが嘘のように
魔物を見ても恐怖なんか全く感じないし

魔法の練習の為に狩られる生命を 
"スマン!" とさえ思ってしまっている。

更にビックリ!魔物に出会す度に
パネルが現れ倒し方とか
弱点なんかも教えてくれるんだよ! 

仕舞いには、食用可って出てるんだよ!  
えっ?食えるの!?って更にビックリだよね! 
倒した魔物が何時の間にか消えてるから
フォーコに聞いてみたら 


「多分自動で
リョウゴの収納内に入ってると思うよ」
だとよ!


チラッと確認してみたら、入ってましたよ!
これはあれか?
聖域に戻ったら 解体をしなきゃならない奴でわ?
倒す時は魔法で一瞬だったから良かったけど
解体ってさ、
皮剥いだり内蔵取り出したりするだろ?

そんな生々しいのムリじゃね?
でもな~  食用可ってなってるし……
食べてみたい欲が勝ってるわけよ。
意を決して!解体教えて貰うか! 
捌かなきゃ食えないしな!


「リョウゴ!魔法使った事ないって嘘だろ~!
簡単に倒してるじゃねーか!
まだ殺るか?殺るなら付き合うぞ!」


「いや、魔法なんか使った事ねーから!
そろそろ日も暮れてきたし
戻って晩メシの用意だな。」


「…………モドル…ヤル…カゲワタリ…」


「え?なに?
うわぁぁぁ!!地面に吸い込まれてく!!
ギャァァ~~~!!」

-------------------------------------------

「ァァァ~~~!!
って、え?ここ聖域?  
あ、あれは俺の馬車じゃねーか!!  
瞬間移動か? すげぇな!
オスクリタの魔法か? 影渡りって言ってたよな
影から影へ渡るって事か! 
俺にも出来るかな! 今度教えてくれな!」


「…………リョウゴ…フシギ…
ヤミ…キラワレル…
マホウ…オシエル…マカセロ」


「不思議?闇魔法が嫌われてるのか? 

 そっかぁ~ 
闇って確かに 暗いとかダークな印象だからな。  

でもさ、光があれば闇があるのは
当たり前なんだよ。

朝、太陽が昇れば光が差し込むし
風が吹いて、雨が降って、植物が芽生える。
土があるから畑で作物が育つ
火や炎があるから料理が作れる!

夜になれば日は沈み月が輝き闇が訪れる。
これは異世界でも地球でも同じだと思うぞ!  

この世界の人は自然が無ければ
暮らせないって事を知らないんだろうな。
俺は、闇だからって嫌う事は無いから安心しろ!
ワハハハ」


「…………リョウゴ…アリガトウ…」


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