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間章-盆踊り
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今日は盆踊りの日。残念なことに、お化け役のお仕事は無くなってしまった。どうやら俺以外の他のお化け役達が集団感染したとかなんとか…。
お化け屋敷が無くなったから俺が行く意味はあまりないのだが。ただまぁ、いつも来てくれる女の子達との口約束もあるしってことで盆踊りが開催されている神社へと向かった。
俺が神社に到着したのは18時。思ってた以上に人が多い。保護者付きの幼児~中学生くらいまでの歳の子で、わちゃわちゃとひしめき合っている。
こんな人混みの中では由佳や穂波を探すのはキツそうだ。とりあえず人を見下ろせる高台を目指し、人混みへと突っ込んだ。
人混みの流れに身を任せて高台へとやって来た俺は、一応探してみるが見つかる訳もなく、盆踊りを行う場所へと移動する。みんな意外と盆踊り自体には興味がないのか人が少なかったため、2人とその他を見つける事が出来た。
それにしても最近の浴衣は多種多様だ。俺のイメージとはかけ離れた半袖半ズボン型を着こなすのは穂波、俺のイメージ通りの浴衣を着こなすのは由佳。
半ズボン型の浴衣は、丈が膝より少し上程度で露出は少ない。一方で由佳の方は、旅館の女将さんなんかが着ているようなイメージ通りの浴衣だった。この浴衣の最大の欠点はトイレがやりにくい事だと俺は思う。
普段はあまり色気の無い穂波だが、浴衣姿の穂波は色気満点であった。それに香水を振っているのかいい匂いがする。
みんなで盆踊りに参加する。2人とも胸元からブラジャーが見え隠れしているものの、それ以上は無く、そのまま盆踊りは終わる。
盆踊りが終わると、一気に人が引いていく。俺たちは帰宅ラッシュが終わり次第帰る予定だったのだが…あまりの人の多さに俺と由佳だけが流されてしまう。
俺ははぐれないようにと手を繋ぎ、流れに身を任せて神社の入り口まで来たのだった。
ラッシュも終わりいざみんなの元へ戻ろうとしたその時だった。下駄を履いた由佳が転びそうになる。俺は咄嗟に手を伸ばした。
間一髪のところで由佳の体を支える事に成功した俺だが、左手で思いっきり胸を掴んでいた。しかもふた揉みもしてしまう。
俺が揉んだ瞬間だった。由佳は『んっ』と小さく喘ぎ、ハッとした由佳は手で口を塞ぐ。俺は聞いてないフリをした。
それにしても由佳のおっぱいは、ブラジャー越しにも関わらず柔らかかった。
体勢を立て直した由佳は暫く無言で、俺が声を掛けたことにより歩き出す。由佳の心境は分かりかねるが、顔を真っ赤にさせていた。
その後も何度も転びそうになる由佳。キリがないためお姫様抱っこをして戻った。
みんなの元へ着くと穂波だけが居た。他の子達は俺が帰ったと思ったらしく、早々に解散したらしい。
俺は由佳と穂波を両サイドに置き、転ばないようにどちらとも手を繋いで神社を後にした。
お化け屋敷が無くなったから俺が行く意味はあまりないのだが。ただまぁ、いつも来てくれる女の子達との口約束もあるしってことで盆踊りが開催されている神社へと向かった。
俺が神社に到着したのは18時。思ってた以上に人が多い。保護者付きの幼児~中学生くらいまでの歳の子で、わちゃわちゃとひしめき合っている。
こんな人混みの中では由佳や穂波を探すのはキツそうだ。とりあえず人を見下ろせる高台を目指し、人混みへと突っ込んだ。
人混みの流れに身を任せて高台へとやって来た俺は、一応探してみるが見つかる訳もなく、盆踊りを行う場所へと移動する。みんな意外と盆踊り自体には興味がないのか人が少なかったため、2人とその他を見つける事が出来た。
それにしても最近の浴衣は多種多様だ。俺のイメージとはかけ離れた半袖半ズボン型を着こなすのは穂波、俺のイメージ通りの浴衣を着こなすのは由佳。
半ズボン型の浴衣は、丈が膝より少し上程度で露出は少ない。一方で由佳の方は、旅館の女将さんなんかが着ているようなイメージ通りの浴衣だった。この浴衣の最大の欠点はトイレがやりにくい事だと俺は思う。
普段はあまり色気の無い穂波だが、浴衣姿の穂波は色気満点であった。それに香水を振っているのかいい匂いがする。
みんなで盆踊りに参加する。2人とも胸元からブラジャーが見え隠れしているものの、それ以上は無く、そのまま盆踊りは終わる。
盆踊りが終わると、一気に人が引いていく。俺たちは帰宅ラッシュが終わり次第帰る予定だったのだが…あまりの人の多さに俺と由佳だけが流されてしまう。
俺ははぐれないようにと手を繋ぎ、流れに身を任せて神社の入り口まで来たのだった。
ラッシュも終わりいざみんなの元へ戻ろうとしたその時だった。下駄を履いた由佳が転びそうになる。俺は咄嗟に手を伸ばした。
間一髪のところで由佳の体を支える事に成功した俺だが、左手で思いっきり胸を掴んでいた。しかもふた揉みもしてしまう。
俺が揉んだ瞬間だった。由佳は『んっ』と小さく喘ぎ、ハッとした由佳は手で口を塞ぐ。俺は聞いてないフリをした。
それにしても由佳のおっぱいは、ブラジャー越しにも関わらず柔らかかった。
体勢を立て直した由佳は暫く無言で、俺が声を掛けたことにより歩き出す。由佳の心境は分かりかねるが、顔を真っ赤にさせていた。
その後も何度も転びそうになる由佳。キリがないためお姫様抱っこをして戻った。
みんなの元へ着くと穂波だけが居た。他の子達は俺が帰ったと思ったらしく、早々に解散したらしい。
俺は由佳と穂波を両サイドに置き、転ばないようにどちらとも手を繋いで神社を後にした。
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