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第4章 冷酷王子の愛
4-3 呪縛
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「もしかして、聖女様……いや、隊長の様子を聞くためだけに、俺を呼び出したんすか?」
立たされたままのエルドは、呆れた口調で言う。
苦い記憶に意識を削がれ、セヴィリオは彼の存在をすっかり忘れていた。
先程まで萎縮していたエルドだったが、どうやら緊張よりも、早く解放されたいという気持ちが勝ったらしい。
「違う」
「それなら何ですか。早く要件を教えて下さいよ」
「……ライアスは、恐らく聖女の正体に気づいている」
「まぁ、分かりやすいっすからね」
言動からして、妻の部屋に侵入したライアスに、セヴィリオが激昂した時だ。聖女の中身が入れ替わっていることを、彼は自分の目で確かめたのだろう。
リアナとライアスに深い付き合いはないが、顔を合わせる機会は幼少期からあった。互いがどのような人間か、ある程度は把握しているはずだ。
「理由は分からないが、あの男は以前から執拗にリアナを狙っているように思う」
「もしかして、隊長を殺した刺客も、第一王子の差し金ということっすか?」
「そうだろうな」
セヴィリオは軍服の上衣を脱ぎ、エルドに片腕を見せる。
異様な腕の状態を目の当たりにした彼は、目を細めて正体を確かめようとした。
「それ、何すか……絵?」
手首のあたりから肩まで、二匹の黒い蛇が体を絡ませ合うようにして登っている。
体内から浮き出ている紋様で、表面を擦ったところで消える代物ではない。
はじめは肘から肩までに収まっていた蛇だが、今や鎖骨にまで侵食しそうな勢いだ。
「王家に伝わる呪いのようなものだ。同じようなものを見たことがあるだろう」
「隊長を殺した奴の腕……」
「報告で聞いた。これと、似たようなものではなかったか?」
「もっと短くて、小さかったけど、形はよく似てたっす」
セヴィリオは服を直す。詰め襟の軍服なら隠すことが容易だが、就寝時など、そろそろ隠すことが困難になってくる。
リアナに気づかれれば、間違いなくこれは何だと問い詰められるだろう。できる限り、伏せておきたい。
「どうしたらその紋様が浮かぶんすか」
「王族の直系には、生まれた時から内在している。成長や精神への侵食と共に痣が広がるらしい」
「その痣があると、どうかなるんすか? 王族でもない人間に、痣があったのは何で?」
首を傾げるエルドに、セヴィリオは知っていることを話してやる。
より強大な力を手に入れるため、強欲なシャレイアン王国の建国者が悪魔と契約し、末代までの魂を売った。
呪いのルーツは祖先にあると言い伝えられているようだが、本当かどうかは誰にも分からない。
神ですら信じていないセヴィリオに、悪魔など信じられなかった。
一方で、この得体のしれない黒い紋が体に影響を及ぼしていることは確かだ。
「この前の模擬戦、覚えているか」
「そりゃもちろん。一瞬で背中をとられて恥ずかしかったっすもん」
「何故動かなかった?」
「不思議なんすよね。総帥に動く気配がなかったというか、気づいたらああなってたというか」
「だろうな」
自分の意志で気配を絶つことができると気づいたのは、軍事総帥に就いてからだ。
腕利きの傭兵を雇い、密かに訓練に鍛錬を積んでいるうちに、セヴィリオは正しくない力の使い方を覚えていった。
念じれば呪いが力を貸し与え、本来の自分以上の力を発揮できる。
但し、制御が難しく、力を使うほどに精神が不安定となり、蛇に体を蝕まれていく。まるで、悪魔が魂を欲するかのように。
結局、セヴィリオが精神と体に負荷をかけずに扱えるのは、一瞬気配を遮断し、存在を薄めることくらいだ。
話を聞いて、エルドは瞬きを繰り返す。
「特殊能力ってやつ?」
「命を削るタイプのな」
「総帥が死んだ魚のように濁った目をしてんのは、その影響?」
「恐らく」
「なんだ、元から陰鬱で冷酷非道な人間かと思ってたっす。実は愉快な人だったりして」
それはない。セヴィリオは愉しそうなエルドを一刀両断した。
呪いの影響を受けているとはいえ、幼少期からセヴィリオは根暗の部類に区分される人間だった。
「もう一つの質問への答えだが……。王族でもない人間に紋が浮かぶ理由は分からない」
「誰かを呪ったり、移したり、できるんじゃ?」
「少なくとも僕は知らないが、やりようはあるのだろう」
呪いの扱い方や制御方法は、誰かに教えてもらえることではない。
セヴィリオが知らずとも、同じ境遇にある父やライアスなら知っていることもあるはずだ。
「だからといって、第一王子が犯人かは分からなくないっすか?」
「あの男なら、呪いを人に移すくらいのこと、造作もなくやってのける気がする」
「話には聞いてましたけど、相当すごい人なんすね」
ライアスが優れた人間であることは間違いない。生まれた時から比べられて育ったセヴィリオは、嫌というほど理解している。
「アイツがまた手を出してくる可能性がある。どうにかしろ。要件はそれだ」
「無茶っす」
「お前の不手際で、今度リアナに何かあったら容赦はしない」
下がって良いと伝えると、無理難題を迫られたエルドは項垂れながら部屋を出ていく。
セヴィリオはフォード=モントレイから渡された、軍隊の新編成案の確認に戻るも、思考はどこか遠くを彷徨っていた。
立たされたままのエルドは、呆れた口調で言う。
苦い記憶に意識を削がれ、セヴィリオは彼の存在をすっかり忘れていた。
先程まで萎縮していたエルドだったが、どうやら緊張よりも、早く解放されたいという気持ちが勝ったらしい。
「違う」
「それなら何ですか。早く要件を教えて下さいよ」
「……ライアスは、恐らく聖女の正体に気づいている」
「まぁ、分かりやすいっすからね」
言動からして、妻の部屋に侵入したライアスに、セヴィリオが激昂した時だ。聖女の中身が入れ替わっていることを、彼は自分の目で確かめたのだろう。
リアナとライアスに深い付き合いはないが、顔を合わせる機会は幼少期からあった。互いがどのような人間か、ある程度は把握しているはずだ。
「理由は分からないが、あの男は以前から執拗にリアナを狙っているように思う」
「もしかして、隊長を殺した刺客も、第一王子の差し金ということっすか?」
「そうだろうな」
セヴィリオは軍服の上衣を脱ぎ、エルドに片腕を見せる。
異様な腕の状態を目の当たりにした彼は、目を細めて正体を確かめようとした。
「それ、何すか……絵?」
手首のあたりから肩まで、二匹の黒い蛇が体を絡ませ合うようにして登っている。
体内から浮き出ている紋様で、表面を擦ったところで消える代物ではない。
はじめは肘から肩までに収まっていた蛇だが、今や鎖骨にまで侵食しそうな勢いだ。
「王家に伝わる呪いのようなものだ。同じようなものを見たことがあるだろう」
「隊長を殺した奴の腕……」
「報告で聞いた。これと、似たようなものではなかったか?」
「もっと短くて、小さかったけど、形はよく似てたっす」
セヴィリオは服を直す。詰め襟の軍服なら隠すことが容易だが、就寝時など、そろそろ隠すことが困難になってくる。
リアナに気づかれれば、間違いなくこれは何だと問い詰められるだろう。できる限り、伏せておきたい。
「どうしたらその紋様が浮かぶんすか」
「王族の直系には、生まれた時から内在している。成長や精神への侵食と共に痣が広がるらしい」
「その痣があると、どうかなるんすか? 王族でもない人間に、痣があったのは何で?」
首を傾げるエルドに、セヴィリオは知っていることを話してやる。
より強大な力を手に入れるため、強欲なシャレイアン王国の建国者が悪魔と契約し、末代までの魂を売った。
呪いのルーツは祖先にあると言い伝えられているようだが、本当かどうかは誰にも分からない。
神ですら信じていないセヴィリオに、悪魔など信じられなかった。
一方で、この得体のしれない黒い紋が体に影響を及ぼしていることは確かだ。
「この前の模擬戦、覚えているか」
「そりゃもちろん。一瞬で背中をとられて恥ずかしかったっすもん」
「何故動かなかった?」
「不思議なんすよね。総帥に動く気配がなかったというか、気づいたらああなってたというか」
「だろうな」
自分の意志で気配を絶つことができると気づいたのは、軍事総帥に就いてからだ。
腕利きの傭兵を雇い、密かに訓練に鍛錬を積んでいるうちに、セヴィリオは正しくない力の使い方を覚えていった。
念じれば呪いが力を貸し与え、本来の自分以上の力を発揮できる。
但し、制御が難しく、力を使うほどに精神が不安定となり、蛇に体を蝕まれていく。まるで、悪魔が魂を欲するかのように。
結局、セヴィリオが精神と体に負荷をかけずに扱えるのは、一瞬気配を遮断し、存在を薄めることくらいだ。
話を聞いて、エルドは瞬きを繰り返す。
「特殊能力ってやつ?」
「命を削るタイプのな」
「総帥が死んだ魚のように濁った目をしてんのは、その影響?」
「恐らく」
「なんだ、元から陰鬱で冷酷非道な人間かと思ってたっす。実は愉快な人だったりして」
それはない。セヴィリオは愉しそうなエルドを一刀両断した。
呪いの影響を受けているとはいえ、幼少期からセヴィリオは根暗の部類に区分される人間だった。
「もう一つの質問への答えだが……。王族でもない人間に紋が浮かぶ理由は分からない」
「誰かを呪ったり、移したり、できるんじゃ?」
「少なくとも僕は知らないが、やりようはあるのだろう」
呪いの扱い方や制御方法は、誰かに教えてもらえることではない。
セヴィリオが知らずとも、同じ境遇にある父やライアスなら知っていることもあるはずだ。
「だからといって、第一王子が犯人かは分からなくないっすか?」
「あの男なら、呪いを人に移すくらいのこと、造作もなくやってのける気がする」
「話には聞いてましたけど、相当すごい人なんすね」
ライアスが優れた人間であることは間違いない。生まれた時から比べられて育ったセヴィリオは、嫌というほど理解している。
「アイツがまた手を出してくる可能性がある。どうにかしろ。要件はそれだ」
「無茶っす」
「お前の不手際で、今度リアナに何かあったら容赦はしない」
下がって良いと伝えると、無理難題を迫られたエルドは項垂れながら部屋を出ていく。
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