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♡肛門コルクでキュッ!これでー抜けます〜♡
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大学生の町田拓海は、山田幸也の家で行われるサークルの飲み会にカッコをつけて少し高いワインを買って行った。なぜならそこには片想い中の道端翔子もいるからだ。
少し遅れて行くのがかっこいいと思っている拓海が幸也の家に着くと、飲み会は当然始まっていて、男女7人程がもう結構出来上がっていた。
「おせーよ拓海~」
幸也が缶ビール片手に赤ら顔で言った。
「お先にやってまーす!」
幸也の横に座っている翔子がストゼロ片手に言った。
「ごめんごめん、ほら、酒」
拓海は散らかったテーブルの上にワインをでんと置いた。
「おーサンキュー、丁度酒がなくなりそうだったんだ」
と幸也。
「え、ワイン?すごーい、おとな~」
とモブ子。
「幸也ワイングラスある?」
と拓海。
「そんなもんある訳ねーよ~、紙コップで飲め、ギャハハハハ」
と幸也。
「あれ、これ、コルクタイプじゃん」
とモブ男。
「ワインオープナーは?」
とモブ太郎。
「ワイングラスもないのにワインオープナーがあるわけないじゃな~い、ギャハハハハ」
幸也はそう言って缶ビールをグイッと開けた。
「拓海、持ってる?」
モブ太郎が拓海に聞いた。
「そんなもの、いらないよ」
と拓海は言った。というのも、ワインを買って行けと拓海にアドバイスをした拓海のおじさんの拓夫が、ワインオープナーを使わない開け方を拓海に伝授していたからだ。
「いいか拓海、まずズボンを脱いでだな、肛門にワインボトルを挿し込んで肛門括約筋を使って…」
「肛門コルクでキュッ!これでー抜けます~」
酔って騒いでいた集団が一気に静まり返った。拓海は静寂の中、トクトクと紙コップにワインを注いだ。
それが付き合うきっかけだったと拓海が知ったのは、翔子と幸也の結婚式での事だった。
少し遅れて行くのがかっこいいと思っている拓海が幸也の家に着くと、飲み会は当然始まっていて、男女7人程がもう結構出来上がっていた。
「おせーよ拓海~」
幸也が缶ビール片手に赤ら顔で言った。
「お先にやってまーす!」
幸也の横に座っている翔子がストゼロ片手に言った。
「ごめんごめん、ほら、酒」
拓海は散らかったテーブルの上にワインをでんと置いた。
「おーサンキュー、丁度酒がなくなりそうだったんだ」
と幸也。
「え、ワイン?すごーい、おとな~」
とモブ子。
「幸也ワイングラスある?」
と拓海。
「そんなもんある訳ねーよ~、紙コップで飲め、ギャハハハハ」
と幸也。
「あれ、これ、コルクタイプじゃん」
とモブ男。
「ワインオープナーは?」
とモブ太郎。
「ワイングラスもないのにワインオープナーがあるわけないじゃな~い、ギャハハハハ」
幸也はそう言って缶ビールをグイッと開けた。
「拓海、持ってる?」
モブ太郎が拓海に聞いた。
「そんなもの、いらないよ」
と拓海は言った。というのも、ワインを買って行けと拓海にアドバイスをした拓海のおじさんの拓夫が、ワインオープナーを使わない開け方を拓海に伝授していたからだ。
「いいか拓海、まずズボンを脱いでだな、肛門にワインボトルを挿し込んで肛門括約筋を使って…」
「肛門コルクでキュッ!これでー抜けます~」
酔って騒いでいた集団が一気に静まり返った。拓海は静寂の中、トクトクと紙コップにワインを注いだ。
それが付き合うきっかけだったと拓海が知ったのは、翔子と幸也の結婚式での事だった。
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