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♡昼下がりのさおだけ屋♡

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 昼下がりの住宅街にさおだけ屋がやってきた。

「さお~だけーさおだけ~~」

 我先にと、奥様方がさおだけ屋に群がる。

「私が先よ、ちょっと押さないでよ、やめてよ」

 押し合いへし合いなんとか整列する。さおだけ屋の車の前に長蛇の列が出来る。

 さおだけ屋の車は窓が全てブラインドされたマイクロバスで、運転手と”さおだけ”を除いて14人乗ることが出来る。毎日、熾烈な競争が繰り広げられているのだ。

「ちょっと、あんた昨日も乗ったでしょ!」

「あんたんとこまだ子どもちっちゃいでしょ!」

「あらやだそんな厚化粧して!みっともない!」

 すったもんだで14人が決まると、さおだけ屋は奥様方を乗せてまた走り出す。

「さお~だけー…んっ、さおーぉぉあぁんっだけ~~♡」
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