♡ちゅっぽんCITY♡

第8章 部活動

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　“飛鳥“と“ミカエル“が店内に足を入れると、怒声が聞こえた。聴き覚えのある声だ。案の定見ると見た顔があった。ため息をつきながら“飛鳥“は声をかけた。

「うるさいわね、静かにしなさいよ」

「何いぃぃぃ！？」

　と“旅人“が振り向くと、そこには見た顔があった。

「あ・・・“飛鳥・・・さん“」

「あら？」

　“飛鳥“が他の2人に目をやると、1人は大学内で見たことがあるようなないような、もう1人もどこかで見たことがあるようなないような・・・と思っていると、“ミカエル“が声を上げた。

「あれー、“しまる“くんじゃん、え？何？2人して、どう言うこと？」

　“ミカエル“は2人が険悪な関係であるとの認識しかなかったので、驚きを隠せなかった。

「え？あ、“ミカさん“と、“古澤さん“」

　と“しまる“が言った。

「“古澤“？誰だそれ」

　“旅人“がアホづらしながら言った。

「え？“古澤さん“じゃ、なかったですか？」

　と“しまる“は“飛鳥“の方を向いて言った。

「古澤であってるわよ」

　と“飛鳥“は“旅人“を睨みつけながら言った。

「あー、苗字知らなかったわ」

　と“旅人“が鼻をほじりながら言った。

　“飛鳥“は“旅人“に

「詰めろ」

　と言い放ち、“旅人“が座っていた席に“ミカエル“と“飛鳥“の順で詰めて座った。そして何があったのかを聞いた。

「ああ、それはこのクソ野郎が悪いわ」

　と“飛鳥“は“旅人“を見ずに言った。

「なんだと！？」

　と“旅人“がまた声を上げた。