♡ちゅっぽんCITY♡

x頭金x

文字の大きさ
上 下
51 / 67
第7章 入学式

51

しおりを挟む
“真壁“が学内を将棋部の幟をつきながら、ガクガクブルブルしながら歩いている。

 今まであらゆるちゅっぽんを避けてきた真壁だったが、先ほど回避できずに、しかも公衆の面前でちゅっぽんしてしまった。思い出すだけで顔から火を吹きそうだが、同時に、思い出すだけでぽこちの先っぽからガマン出来ない汁がタレ~。

(公衆の面前で出すって、あんなに気持ちが良い事なのか・・・)

 美女2人にぽこちを弄られたことよりも、自身の性の目覚めの方に力点が作用したという新たな視点に興奮していた。

 “真壁“が思い出しニヤニヤをしながら歩いていると

『ドン!』

 と何かにぶつかり、こけた。人だ。その拍子に手に持っていた幟が地面に落ちる。

「いてーなおい、ちびこの野郎」

 “真壁“は落ち武者頭をしたあんまり背の高くない人物に言われた。

「き、君だって、そそそ、そんなに高くく、ない」

「あぁ!?」

 “旅人“が図星をつかれて叫んだ。隣で“しまる“がくくく、と笑う。

「てめーちょっと背が高いからって笑ってんなよ!」

「あはは、チビでハゲで包茎w」

 と“しまる“。

「何ぃ!?俺のどこが包茎だ!!」

 と“旅人“。

「さっき触ったからわかるんだよw」

「嘘ばっかこきやがって!!見ろほら!!」

 と“旅人“がズルリとズボンを下ろしながら言った。

「どうだ!!」

「悪い、仮性包茎だった」

 怒りの矛先が変わった隙に、“真壁“はその場を去ろうと思い、幟を拾い上げ立ちあがろうとしたら、足で幟の一部を踏んでいたためうまく立ち上がれずにつんのめって幟の矛先が落ち武者頭のケツの穴に

『ドーーーーン』

 と突き刺さった。

「あひゅい!!!!」

 “旅人“は慟哭した。そして泡を吹き、痙攣しながらその場に倒れ込んだ。“しまる“がそれを見て爆笑した。

「あはははは、あはっははははは!!」

 泡を吹きながらピクピクしている“旅人“。

「あぁ・・・」

 “真壁“は慌てて幟を“旅人“の尻から抜いた。幟の矛先には血に混じってお味噌が付いていた。

「き、汚ねぇ・・・」

 と“真壁“が言うと、その様子を陰から見ていた“妖夢淫の棚橋さん(62)“が言った。

「洗浄いたしますよ」
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

赤毛の行商人

ひぐらしゆうき
大衆娯楽
赤茶の髪をした散切り頭、珍品を集めて回る行商人カミノマ。かつて父の持ち帰った幻の一品「虚空の器」を求めて国中を巡り回る。 現実とは少し異なる19世紀末の日本を舞台とした冒険物語。

だんだんおかしくなった姉の話

暗黒神ゼブラ
ホラー
弟が死んだことでおかしくなった姉の話

【Vtuberさん向け】1人用フリー台本置き場《ネタ系/5分以内》

小熊井つん
大衆娯楽
Vtuberさん向けフリー台本置き場です ◆使用報告等不要ですのでどなたでもご自由にどうぞ ◆コメントで利用報告していただけた場合は聞きに行きます! ◆クレジット表記は任意です ※クレジット表記しない場合はフリー台本であることを明記してください 【ご利用にあたっての注意事項】  ⭕️OK ・収益化済みのチャンネルまたは配信での使用 ※ファンボックスや有料会員限定配信等『金銭の支払いをしないと視聴できないコンテンツ』での使用は不可 ✖️禁止事項 ・二次配布 ・自作発言 ・大幅なセリフ改変 ・こちらの台本を使用したボイスデータの販売

一人用声劇台本

ふゎ
恋愛
一人用声劇台本です。 男性向け女性用シチュエーションです。 私自身声の仕事をしており、 自分の好きな台本を書いてみようという気持ちで書いたものなので自己満のものになります。 ご使用したい方がいましたらお気軽にどうぞ

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

友達の母親が俺の目の前で下着姿に…

じゅ〜ん
エッセイ・ノンフィクション
とあるオッサンの青春実話です

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

体育座りでスカートを汚してしまったあの日々

yoshieeesan
現代文学
学生時代にやたらとさせられた体育座りですが、女性からすると服が汚れた嫌な思い出が多いです。そういった短編小説を書いていきます。

処理中です...