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第4章 サクラサク
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“旅人“は3ヶ月前の事を思い出していた。なぜあの時の“飛鳥さん“からの申し出を断ったのか。なぜ“飛鳥さん“に1万円を払って抜いてもらわなかったのか。今はっきりとわかった。
(僕はこの人が好きなんだ)
好きな人との行為に金銭を介入させたくない、それが“旅人“の矜持だったのだ。
「・・・1万円で?」
「ええ、1万円で」
「・・・タダでお願いします」
「・・・え?」
「タダで・・・抜いてよ」
“旅人“は強気に出た。そりゃ金を払いたくないってのもあるけど、何より、さっきのお願いしたらタダでしてくれる、それはつまり“飛鳥さん“も金銭を介入させたくない相手にしかしないことだとしたら・・・。
“旅人“は股間の前で跪いている“飛鳥さん“を見下ろしながら言った。“飛鳥さん“は逆にそれを見上げながら聞いていた。
「ずいぶんとふてぶてしいお願いね」
「うん、わかってる」
「わかってるのに、お願いするの?」
「うん、お願い」
「え?」
「お願いします、“飛鳥さん“」
「・・・え?」
「お願いします、“飛鳥さま“」
「・・・“飛鳥“・・・でいいわ」
“飛鳥“は顔を真っ赤に染め上げながら、下を向きながら言った。
「・・・お願い、“飛鳥“」
“旅人“がそう言うと、“飛鳥“は“旅人“の両手をゆっくりと剥がした。中からこれでもかと言うほどに膨れ上がったぽこんちが現れた。
(僕はこの人が好きなんだ)
好きな人との行為に金銭を介入させたくない、それが“旅人“の矜持だったのだ。
「・・・1万円で?」
「ええ、1万円で」
「・・・タダでお願いします」
「・・・え?」
「タダで・・・抜いてよ」
“旅人“は強気に出た。そりゃ金を払いたくないってのもあるけど、何より、さっきのお願いしたらタダでしてくれる、それはつまり“飛鳥さん“も金銭を介入させたくない相手にしかしないことだとしたら・・・。
“旅人“は股間の前で跪いている“飛鳥さん“を見下ろしながら言った。“飛鳥さん“は逆にそれを見上げながら聞いていた。
「ずいぶんとふてぶてしいお願いね」
「うん、わかってる」
「わかってるのに、お願いするの?」
「うん、お願い」
「え?」
「お願いします、“飛鳥さん“」
「・・・え?」
「お願いします、“飛鳥さま“」
「・・・“飛鳥“・・・でいいわ」
“飛鳥“は顔を真っ赤に染め上げながら、下を向きながら言った。
「・・・お願い、“飛鳥“」
“旅人“がそう言うと、“飛鳥“は“旅人“の両手をゆっくりと剥がした。中からこれでもかと言うほどに膨れ上がったぽこんちが現れた。
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