663 / 681
連載
603 決着?
しおりを挟む
「ごめしゃいごめしゃいっ」ぺこぺこ
おばあちゃんがジーニ様たちのうらまけしからんお山に狼藉を働いたと知って、天界に向かって土下座して謝るサーヤ⋯
おばあちゃんたら、罪作り⋯
〖狼藉⋯まあ、狼藉なのか?〗
『どうだろな?』
〖だが、サーヤ大丈夫だぞ〗
『そうだな。今んとこ魔神様とシア様だけだしな⋯多分⋯?』
「い、いまんちょこ?ちゃびゅん?」
牙王様、それはどういう?
ヴァル様、ちっとも大丈夫じゃないんじゃない?
〖ん~、天界には魔神たち以外にも天界樹とかもいるしな〗
「ちぇんかいじゅしゃま?」
だぁれ?
『んっとな?天界にも精霊樹みたいなでっかい木があるんだよ。その木の精霊だな。地上の精霊たちの、その頂点。神のようなものだな』
「ふお~」
精霊さんの神様!
〖神に限りなく近い、準神ってやつだ。料理長もそうだな。まあ、料理長は筋肉ムキムキの男だから凛の被害には会わないな。むしろ一緒になって料理しまくってるぞ〗
「ふお?みゅきむき、まっちょにょ、おりょーり!」
なんかすごそう!
『問題は天界樹の精だな。俺らがいた時はなんとか逃げてたけどな』
〖あいつは魔神たちより自己主張しないし、服装もだいぶ違うしな。こう、ヒラヒラした着物っつうのか?魔神とかと違って露出も低いし、(魔神たちよりは)体のラインが出にくい着物だよな?〗
「ふあ~」
ジーニ様はたしかにお色気ドレスが好きだよね。長いスリットとか~、体にピッタリのとか~、うらやまけしからんお山がめだつのとか~
『凛は中国の昔のお姫様みたいだ、とか、天女みたいだとか言ってたよな』
〖そうだな。胸元を見て目を光らせてはいたがな〗
「ふお~てんにょしゃま!」きらきら
見た~い!!絵本の天女様とどっちが綺麗かな?
『まあ、例の料理食べて天界樹の精も若返ってるからな、いつまで逃げられるかだよな』
「ふおお~ちぇんかいじゅしゃま、にげちぇ~」ぷりょぷりゅ
お胸わしづかみされる前に~
〖そうだ!天界樹の庭で差し入れにもあった野菜や果物を作ってくれてるんだぞ〗
「ふおお~、おいちい、もも!ありがちゃや~」
桃とかみかんとかありがとう~
『最近は凛に教わって薬膳とかいうのに目覚めて色々庭で作ってるからな。凛とはかなり仲がいいぞ』
〖ああ、よく一緒にいるな。まあ、だから、襲われるのも多分⋯〗
『時間の問題な気がするよな~』
「ふ、ふおお~ごむちゃいにゃ」ぷりゅぷりゅ
〖『ぶふっ!ご、ご無体なって⋯』〗
「ちゃいへん、おきもにょ、あ~りぇ~しゃりぇちゃう~」くりゅくりゅ~
あ~れ~お代官様~良いではないか~わはははは~
〖『ぶふっ』〗
※ヴァル様たちにはサーヤの頭の中の映像が伝わっています
『やめんかっ』ぴこんっ!
「あいちゃっ!」
なにすんの~
『痛くないだろ?ピコピコハンマーだぞ』
「おいちゃん」ぐすっ
〖『ゲン!』〗
気分的に痛いでしょ?
〖ゲン、お前あっちにいなくていいのか?〗
『すぐ戻るぞ。なんかサーヤの妄想が暴走してる気がしてな』
『さすがだな⋯』呆れ~
「うにゅ~」
ぼーそーなんかしてないよ~
『んで?サーヤはなんで悪代官なんだ?』
「さーや、ちやう。ちぇんかいにょ、おばあちゃん、だみょん」ぶー
『天界のおばあちゃん?』
〖あ~天界の魔神とシアがな?ちょっと天界の凛にな⋯〗ちら
『『あわわ⋯わし』』まっかっか~
『『づかみ⋯』』じー
『あ~なんとなく分かった⋯』
天界の凛さんは人だからなぁ。クマのぬいぐるみとは違うよな。あ~あ、フゥとクゥと山桜桃と春陽が面白いことになってるな。気の毒に⋯
『でな、天界樹様も時間の問題かもなってサーヤに話したら』
「あ~りぇ~ごむちゃいにゃ~くりゅくりゅ~」ぷりゅぷりゅ
〖『ぶふっ』〗
『なるほど、それで悪代官だったのか。天界樹の精様か、たしかに凛さんとサーヤの言う女の敵的な着物美人だったな⋯』
着物の襟を抜いた感じの着こなしで肩と胸がたしかに⋯
「ちゅーかふーおひめしゃまにょ、ちぇんにょしゃま」きらきら
絶対きれいだよ~会いたいね~
『中華風お姫様の天女⋯たしかに絵本に出てきそうな姿だったな』うんうん
「ふにゅ?」
おいちゃん、天界にいた時にあったことがあるみたいだね?
『会ったぞ。たしかにサーヤが抱きつきそうなお姫様な感じだったな』
「ふお~」きらきら
ますます会いたくなっちゃったよ!
『まあ、とにかく、悪代官は置いといて、そろそろ白雪さんも始めるぞ。やっと凛さんから開放されたみたいだからな』
「ふにゅっ」
そうでした!体力測定の途中でした!あれ?ハクは?
『は~やっと離れてくれたわ』
『大丈夫~?』
『大丈夫よ。さあ、私たちも始めましょう』
『うん!がんばるよ~』
『あ、ハク坊はあとでサーヤたちとやってもらうからここは免除だってさ。見てやり方を覚えておくといいよ』
『おかみさん』
『そうなの~?ざんねん~』
『悪いね。でも後でできるからさ。今は白雪さんの応援しといとくれよ。ね?』
『分かった~おばあちゃん、がんばって~』
『ありがとう。がんばるわね』にこ
実は二回走る羽目になるハクを休ませる目的なんだけどね~
『じゃあ、ここ触って』
『はい。⋯あ、六十回ね』
『中々な数だね。がんばっとくれ』
『はい。よいしょ』かかかかかかっ
『おばあちゃん、はや~い』
『う~ん、おっとりした感じなのに、やっぱりフェンリルなんだね~』
やっぱり白雪も高速懸垂。そして
『あらあらまあまあ、これ反復横跳び?』
『そうだぞ。反復横跳びだ』がちゃ
扉を開けるような感じでおいちゃん瞬間移動⋯
「ふお?」
〖おいおい、凛といい、ゲンといい⋯〗
『随分無駄な魔力使いだな⋯』
『あらあらまあまあ、ゲンさんたら色々考えたわねぇ』
『仕方ないだろ?エル様とバートさんの企画だぞ』
『あらあらまあまあ⋯たしかにね』
『まあ、サーヤ達にはここまでのことはさせないさ。反復横跳びの次は踏み台昇降運動にスクワットだぞ』
『あらあらまあまあ、ハードというか、しごきね』
『仕方ないだろ?ここでできるだけ疲れさせろってお達しなんだから』
『あらあらまあまあ、そういうことね。ギン様たち頑張って』
『ん?他人事みたいだな?凛さんもやるんだろ?』
『それがね?私気づいちゃったんだけどねぇ』
『何をだ?』
『私、乳酸が溜まることもなければ筋肉痛になることもないのよ』
『あ?』
『『『『『『え?』』』』』』
筋肉痛にならない?どういうことだ?
とんでもない発言にみんなの動きが止まった。そして⋯チッチッチッ
『『『『『ああっ』』』』』
『そうかっ』
みんな何かに気づいた!
『そうなのよねぇ、私、筋肉ないのよ。だって可愛くて愛らしいくまの編みぐるみなんだもの』うふ♪
「ふお?」
〖あ~そりゃそうだ〗
『強いて言うなら、石に貯めた魔力が無くならない限り疲れ知らずってことか』
『あらぁ、それじゃ、これ凛は意味ないんじゃなぁい?だってぇ、凜たらじゃらじゃら予備の石持ってるわよぉ?ねぇ?アイナ』
『はい。お母様。凛さんにお願いされて、空の魔石を度々お渡ししてますわ』
『サーヤちゃんも毎晩欠かさず凛さんに魔力送ってるにゃ』
「あい」
ちゃんとご飯あげてるよ!
『まあ!準備万端ですわね』
リノ様もおばあちゃんの周到さにびっくり!
「ふお~」
なんかずるいかも~?
〖だな。どうするよ、医神〗
〖そうですね、いいんじゃないですか?〗にっこり
『凛がいた方が面白いですしね』にっこり
〖⋯だそうだぞ。凛、継続だ〗
エル様とバートさんの基準は面白いかどうか?ということで、おばあちゃん継続決定!
『あらあらまあまあ、分かったわ。では、反復横跳びいくわね。ほっほっよっほっ♪』
おばあちゃんが反復横跳びに入ると直に
ぱんぱかぱんぱかぱーん♪
『ぐっ、なんだあの動きは』よろ
『フェンリルの姿ではあまりしない動きだな』よろり
腹筋をなんとか終えたギン様と吹雪じぃじも合流。普段しなれない運動イコール使わない筋肉がもう⋯
『わあ、お父さんたちがヨレヨレのぷるぷる~』
『あれが普通なんだよ。凛さんがおかしいんだよ⋯』
『そっか~』
素直に納得。良い子のハク。
『エル様、バートさん、容赦ないな⋯』
ぱんぱかぱーん♪
『くっ、これは、人化した姿でも鍛えなくてはならないという神様方からのご啓示なのですね⋯』よろ
『いや、絶対違うと思うぞ⋯』
『イヒカ様、真面目すぎやしないかい⋯』
イヒカ様、勝手に勘違い。きっとこの姿でも鍛え始めるんだろうな⋯
『ととしゃまーっがんばるでしゅよーっ』
『かのこっ!私の天使、みてておくれ⋯』
『おばあちゃまーっかっこいいでしゅーっ』キャーッ
『あらあらまあまあ、ありがとう』よっほっ
『か、かのこ⋯』がーん
『が、がんばれ、イヒカ様』
『そうだよ、しっかりしとくれ!』
『は、はい』
おばあちゃんも鹿の子ちゃんも罪作り⋯
そんなこんなで、踏み台昇降運動
『ふんふんふんふん♪』
『『はぁはぁはぁはぁ⋯』』
スクワット
『ふっふっふっほっ♪』
『『⋯⋯』』ぜぇぜぇぜぇぜぇ⋯
余裕しゃくしゃくのおばあちゃんに、疲労困憊のギン様たちに、無駄に使命感を感じているイヒカ様に、ある程度加減された白雪、応援してたハク。最後は
『人化のまま百メートルダッシュ⋯気の毒に』
『わざとだね』
『悪意を感じるよな』
『ラストに足にくるもんばっかりのだったもんね』
『鬼だな』
『『間違いない(ね)』』
ドワーフさんたち、核心をつく!
容赦なくラスト、トラックのスタートラインに転移させられ、もちろん
『あらあらまあまあ?私、優勝かしら?』たたたたっ
くまさんの短い足でも、ここまで普段使い慣れない足を酷使されたギン様たちに比べれば
『くっ、足が重い』
『足が前に出ぬ⋯うぐぐ』
『か、鹿の子、父様はゴールに辿り着いてみせるぞ』
よろよろよたよた⋯
『あらあらまあまあ、お気の毒に』たたたたっ
そして、
パンパンパーンッ
『凛さん、ゴール!』
『ピンピンしてます!』
『さあ、次にゴールするのは誰だ?』
「ふお~おばあちゃん、しゅごー」ぱちぱち
『さしゅが、おばあちゃまでしゅ!』ぴょんぴょん
らんちゃんたち、実況もようやく仕事が!
『だってぇ』
『私たちの手に負えないというか?』
『規格外というか?』
そうですね⋯
『凛さん、今のお気持ちは?』ずずいっ
『あらあらまあまあ、何だか申し訳ないわ』
『凛さん、まだ競技中のみんなにかけるお言葉は?』ずずい
『とにかく、頑張っていただきたいわ』
『現場からは以上です』
揚羽ちゃん、牡丹ちゃん、月花ちゃん、リポーターデビューもあっという間⋯
『ふう。終わったわ。坊や、お待たせ。さあ、行きましょうか』
『は~い』
白雪とハクもラスト!
『さあ、白雪とハクも走り出しました!』
『どうなるフェンリル勝負!』
『ハクの追い上げなるか!?』
「はく~」
『『『『『がんばれーっ』』』』』
ちびっこ達も応援!
『ありがとう~』たたたたっ
『ぼうや、私は大丈夫だから行きなさい』たたたたっ
『分かった~』たったかたったかっ
『さあ、ギンたちにハクが迫る!』
『父と祖父の威厳やいかに!?』
『みんなあと少しよ~』
氷花ちゃん、それは実況ではなく、もう応援
『くっ、親父、ハクに負ける訳にはいかんぞ』
『分かっとるわ!ふんぬっ』
だだだだっ
『おお!ギンと吹雪が最後の意地を見せゴール!』
『同着か!』
ばたんっ
『『きゅう⋯』』
『あ~あ、倒れちゃった。生きてるかしら?救護班~』
『⋯仕方ない。ゴーレム、回収して』
『⋯』ざくっ
ゴーレムが土ごとすくい上げてゴールをあけた。
『お姫様抱っこ⋯』
『あらあらまあまあ⋯』
ある意味、屈辱?大ちゃんたら⋯
そして
『ゴール~』
ハクもゴール!
「わ~おめでちょ~」ぱちぱち
『『『『『がんばったね~』』』』』
『ととしゃまもがんばったでしゅ!』
『か、鹿の子、ありがとう』バタンッ
『ととしゃまーっ』
そう、人知れずイヒカ様もゴール!そして大ちゃんのゴーレムが回収
『ふぅ、さすがに疲れたわね』
白雪もゴール!
『これで全員ゴール!』
『優勝は凛さん!』
『ねえ?いつから競走になったの?体力測定でしょ?これ』
『『あら?』』
そういえば、そうだったね。
『『気にしない』』ぬっ
『楽しければいい』ぬっ
『『『わあっ』』』
揚羽ちゃん達も実況席に帰還!
『ふふふ。やはり、人化を試して正解でしたね』
〖そうですね。これから鍛えがいがあるというものです〗
〖『ふふふふ』〗
『『『ゔゔゔっ』』』ぶるる
気絶しててもギン様たちを襲う謎の悪寒⋯
『やっぱり、狙ってたか⋯』
『あらあらまあまあ』
『やっぱ性格悪⋯じゃなくて、いい性格してるよな』
『あんたそれ、言い換えられてるのかい?』
『⋯大丈夫だろ?』
〖どんなトレーニング内容にしましょうかね〗
『ゲンと凛さんにも意見を聞いたらどうですか?』
〖そうですね〗
〖『ふふふふ』〗
『うおっ?』びくぅっ
『あらあらまあまあ?』ぞくぅっ
どうやら、おいちゃん達にも飛び火したようです。
「はく~」
ぴゅいきゅい『『おつかれ~』』
『ありがとう~』
さあ!次はサーヤたちの番!
☆。.:*・゜☆。.:*・゜
お読み頂きありがとうございます。
お気に入り登録、感想、エールなどありがとうございます!(´▽`)
おばあちゃんがジーニ様たちのうらまけしからんお山に狼藉を働いたと知って、天界に向かって土下座して謝るサーヤ⋯
おばあちゃんたら、罪作り⋯
〖狼藉⋯まあ、狼藉なのか?〗
『どうだろな?』
〖だが、サーヤ大丈夫だぞ〗
『そうだな。今んとこ魔神様とシア様だけだしな⋯多分⋯?』
「い、いまんちょこ?ちゃびゅん?」
牙王様、それはどういう?
ヴァル様、ちっとも大丈夫じゃないんじゃない?
〖ん~、天界には魔神たち以外にも天界樹とかもいるしな〗
「ちぇんかいじゅしゃま?」
だぁれ?
『んっとな?天界にも精霊樹みたいなでっかい木があるんだよ。その木の精霊だな。地上の精霊たちの、その頂点。神のようなものだな』
「ふお~」
精霊さんの神様!
〖神に限りなく近い、準神ってやつだ。料理長もそうだな。まあ、料理長は筋肉ムキムキの男だから凛の被害には会わないな。むしろ一緒になって料理しまくってるぞ〗
「ふお?みゅきむき、まっちょにょ、おりょーり!」
なんかすごそう!
『問題は天界樹の精だな。俺らがいた時はなんとか逃げてたけどな』
〖あいつは魔神たちより自己主張しないし、服装もだいぶ違うしな。こう、ヒラヒラした着物っつうのか?魔神とかと違って露出も低いし、(魔神たちよりは)体のラインが出にくい着物だよな?〗
「ふあ~」
ジーニ様はたしかにお色気ドレスが好きだよね。長いスリットとか~、体にピッタリのとか~、うらやまけしからんお山がめだつのとか~
『凛は中国の昔のお姫様みたいだ、とか、天女みたいだとか言ってたよな』
〖そうだな。胸元を見て目を光らせてはいたがな〗
「ふお~てんにょしゃま!」きらきら
見た~い!!絵本の天女様とどっちが綺麗かな?
『まあ、例の料理食べて天界樹の精も若返ってるからな、いつまで逃げられるかだよな』
「ふおお~ちぇんかいじゅしゃま、にげちぇ~」ぷりょぷりゅ
お胸わしづかみされる前に~
〖そうだ!天界樹の庭で差し入れにもあった野菜や果物を作ってくれてるんだぞ〗
「ふおお~、おいちい、もも!ありがちゃや~」
桃とかみかんとかありがとう~
『最近は凛に教わって薬膳とかいうのに目覚めて色々庭で作ってるからな。凛とはかなり仲がいいぞ』
〖ああ、よく一緒にいるな。まあ、だから、襲われるのも多分⋯〗
『時間の問題な気がするよな~』
「ふ、ふおお~ごむちゃいにゃ」ぷりゅぷりゅ
〖『ぶふっ!ご、ご無体なって⋯』〗
「ちゃいへん、おきもにょ、あ~りぇ~しゃりぇちゃう~」くりゅくりゅ~
あ~れ~お代官様~良いではないか~わはははは~
〖『ぶふっ』〗
※ヴァル様たちにはサーヤの頭の中の映像が伝わっています
『やめんかっ』ぴこんっ!
「あいちゃっ!」
なにすんの~
『痛くないだろ?ピコピコハンマーだぞ』
「おいちゃん」ぐすっ
〖『ゲン!』〗
気分的に痛いでしょ?
〖ゲン、お前あっちにいなくていいのか?〗
『すぐ戻るぞ。なんかサーヤの妄想が暴走してる気がしてな』
『さすがだな⋯』呆れ~
「うにゅ~」
ぼーそーなんかしてないよ~
『んで?サーヤはなんで悪代官なんだ?』
「さーや、ちやう。ちぇんかいにょ、おばあちゃん、だみょん」ぶー
『天界のおばあちゃん?』
〖あ~天界の魔神とシアがな?ちょっと天界の凛にな⋯〗ちら
『『あわわ⋯わし』』まっかっか~
『『づかみ⋯』』じー
『あ~なんとなく分かった⋯』
天界の凛さんは人だからなぁ。クマのぬいぐるみとは違うよな。あ~あ、フゥとクゥと山桜桃と春陽が面白いことになってるな。気の毒に⋯
『でな、天界樹様も時間の問題かもなってサーヤに話したら』
「あ~りぇ~ごむちゃいにゃ~くりゅくりゅ~」ぷりゅぷりゅ
〖『ぶふっ』〗
『なるほど、それで悪代官だったのか。天界樹の精様か、たしかに凛さんとサーヤの言う女の敵的な着物美人だったな⋯』
着物の襟を抜いた感じの着こなしで肩と胸がたしかに⋯
「ちゅーかふーおひめしゃまにょ、ちぇんにょしゃま」きらきら
絶対きれいだよ~会いたいね~
『中華風お姫様の天女⋯たしかに絵本に出てきそうな姿だったな』うんうん
「ふにゅ?」
おいちゃん、天界にいた時にあったことがあるみたいだね?
『会ったぞ。たしかにサーヤが抱きつきそうなお姫様な感じだったな』
「ふお~」きらきら
ますます会いたくなっちゃったよ!
『まあ、とにかく、悪代官は置いといて、そろそろ白雪さんも始めるぞ。やっと凛さんから開放されたみたいだからな』
「ふにゅっ」
そうでした!体力測定の途中でした!あれ?ハクは?
『は~やっと離れてくれたわ』
『大丈夫~?』
『大丈夫よ。さあ、私たちも始めましょう』
『うん!がんばるよ~』
『あ、ハク坊はあとでサーヤたちとやってもらうからここは免除だってさ。見てやり方を覚えておくといいよ』
『おかみさん』
『そうなの~?ざんねん~』
『悪いね。でも後でできるからさ。今は白雪さんの応援しといとくれよ。ね?』
『分かった~おばあちゃん、がんばって~』
『ありがとう。がんばるわね』にこ
実は二回走る羽目になるハクを休ませる目的なんだけどね~
『じゃあ、ここ触って』
『はい。⋯あ、六十回ね』
『中々な数だね。がんばっとくれ』
『はい。よいしょ』かかかかかかっ
『おばあちゃん、はや~い』
『う~ん、おっとりした感じなのに、やっぱりフェンリルなんだね~』
やっぱり白雪も高速懸垂。そして
『あらあらまあまあ、これ反復横跳び?』
『そうだぞ。反復横跳びだ』がちゃ
扉を開けるような感じでおいちゃん瞬間移動⋯
「ふお?」
〖おいおい、凛といい、ゲンといい⋯〗
『随分無駄な魔力使いだな⋯』
『あらあらまあまあ、ゲンさんたら色々考えたわねぇ』
『仕方ないだろ?エル様とバートさんの企画だぞ』
『あらあらまあまあ⋯たしかにね』
『まあ、サーヤ達にはここまでのことはさせないさ。反復横跳びの次は踏み台昇降運動にスクワットだぞ』
『あらあらまあまあ、ハードというか、しごきね』
『仕方ないだろ?ここでできるだけ疲れさせろってお達しなんだから』
『あらあらまあまあ、そういうことね。ギン様たち頑張って』
『ん?他人事みたいだな?凛さんもやるんだろ?』
『それがね?私気づいちゃったんだけどねぇ』
『何をだ?』
『私、乳酸が溜まることもなければ筋肉痛になることもないのよ』
『あ?』
『『『『『『え?』』』』』』
筋肉痛にならない?どういうことだ?
とんでもない発言にみんなの動きが止まった。そして⋯チッチッチッ
『『『『『ああっ』』』』』
『そうかっ』
みんな何かに気づいた!
『そうなのよねぇ、私、筋肉ないのよ。だって可愛くて愛らしいくまの編みぐるみなんだもの』うふ♪
「ふお?」
〖あ~そりゃそうだ〗
『強いて言うなら、石に貯めた魔力が無くならない限り疲れ知らずってことか』
『あらぁ、それじゃ、これ凛は意味ないんじゃなぁい?だってぇ、凜たらじゃらじゃら予備の石持ってるわよぉ?ねぇ?アイナ』
『はい。お母様。凛さんにお願いされて、空の魔石を度々お渡ししてますわ』
『サーヤちゃんも毎晩欠かさず凛さんに魔力送ってるにゃ』
「あい」
ちゃんとご飯あげてるよ!
『まあ!準備万端ですわね』
リノ様もおばあちゃんの周到さにびっくり!
「ふお~」
なんかずるいかも~?
〖だな。どうするよ、医神〗
〖そうですね、いいんじゃないですか?〗にっこり
『凛がいた方が面白いですしね』にっこり
〖⋯だそうだぞ。凛、継続だ〗
エル様とバートさんの基準は面白いかどうか?ということで、おばあちゃん継続決定!
『あらあらまあまあ、分かったわ。では、反復横跳びいくわね。ほっほっよっほっ♪』
おばあちゃんが反復横跳びに入ると直に
ぱんぱかぱんぱかぱーん♪
『ぐっ、なんだあの動きは』よろ
『フェンリルの姿ではあまりしない動きだな』よろり
腹筋をなんとか終えたギン様と吹雪じぃじも合流。普段しなれない運動イコール使わない筋肉がもう⋯
『わあ、お父さんたちがヨレヨレのぷるぷる~』
『あれが普通なんだよ。凛さんがおかしいんだよ⋯』
『そっか~』
素直に納得。良い子のハク。
『エル様、バートさん、容赦ないな⋯』
ぱんぱかぱーん♪
『くっ、これは、人化した姿でも鍛えなくてはならないという神様方からのご啓示なのですね⋯』よろ
『いや、絶対違うと思うぞ⋯』
『イヒカ様、真面目すぎやしないかい⋯』
イヒカ様、勝手に勘違い。きっとこの姿でも鍛え始めるんだろうな⋯
『ととしゃまーっがんばるでしゅよーっ』
『かのこっ!私の天使、みてておくれ⋯』
『おばあちゃまーっかっこいいでしゅーっ』キャーッ
『あらあらまあまあ、ありがとう』よっほっ
『か、かのこ⋯』がーん
『が、がんばれ、イヒカ様』
『そうだよ、しっかりしとくれ!』
『は、はい』
おばあちゃんも鹿の子ちゃんも罪作り⋯
そんなこんなで、踏み台昇降運動
『ふんふんふんふん♪』
『『はぁはぁはぁはぁ⋯』』
スクワット
『ふっふっふっほっ♪』
『『⋯⋯』』ぜぇぜぇぜぇぜぇ⋯
余裕しゃくしゃくのおばあちゃんに、疲労困憊のギン様たちに、無駄に使命感を感じているイヒカ様に、ある程度加減された白雪、応援してたハク。最後は
『人化のまま百メートルダッシュ⋯気の毒に』
『わざとだね』
『悪意を感じるよな』
『ラストに足にくるもんばっかりのだったもんね』
『鬼だな』
『『間違いない(ね)』』
ドワーフさんたち、核心をつく!
容赦なくラスト、トラックのスタートラインに転移させられ、もちろん
『あらあらまあまあ?私、優勝かしら?』たたたたっ
くまさんの短い足でも、ここまで普段使い慣れない足を酷使されたギン様たちに比べれば
『くっ、足が重い』
『足が前に出ぬ⋯うぐぐ』
『か、鹿の子、父様はゴールに辿り着いてみせるぞ』
よろよろよたよた⋯
『あらあらまあまあ、お気の毒に』たたたたっ
そして、
パンパンパーンッ
『凛さん、ゴール!』
『ピンピンしてます!』
『さあ、次にゴールするのは誰だ?』
「ふお~おばあちゃん、しゅごー」ぱちぱち
『さしゅが、おばあちゃまでしゅ!』ぴょんぴょん
らんちゃんたち、実況もようやく仕事が!
『だってぇ』
『私たちの手に負えないというか?』
『規格外というか?』
そうですね⋯
『凛さん、今のお気持ちは?』ずずいっ
『あらあらまあまあ、何だか申し訳ないわ』
『凛さん、まだ競技中のみんなにかけるお言葉は?』ずずい
『とにかく、頑張っていただきたいわ』
『現場からは以上です』
揚羽ちゃん、牡丹ちゃん、月花ちゃん、リポーターデビューもあっという間⋯
『ふう。終わったわ。坊や、お待たせ。さあ、行きましょうか』
『は~い』
白雪とハクもラスト!
『さあ、白雪とハクも走り出しました!』
『どうなるフェンリル勝負!』
『ハクの追い上げなるか!?』
「はく~」
『『『『『がんばれーっ』』』』』
ちびっこ達も応援!
『ありがとう~』たたたたっ
『ぼうや、私は大丈夫だから行きなさい』たたたたっ
『分かった~』たったかたったかっ
『さあ、ギンたちにハクが迫る!』
『父と祖父の威厳やいかに!?』
『みんなあと少しよ~』
氷花ちゃん、それは実況ではなく、もう応援
『くっ、親父、ハクに負ける訳にはいかんぞ』
『分かっとるわ!ふんぬっ』
だだだだっ
『おお!ギンと吹雪が最後の意地を見せゴール!』
『同着か!』
ばたんっ
『『きゅう⋯』』
『あ~あ、倒れちゃった。生きてるかしら?救護班~』
『⋯仕方ない。ゴーレム、回収して』
『⋯』ざくっ
ゴーレムが土ごとすくい上げてゴールをあけた。
『お姫様抱っこ⋯』
『あらあらまあまあ⋯』
ある意味、屈辱?大ちゃんたら⋯
そして
『ゴール~』
ハクもゴール!
「わ~おめでちょ~」ぱちぱち
『『『『『がんばったね~』』』』』
『ととしゃまもがんばったでしゅ!』
『か、鹿の子、ありがとう』バタンッ
『ととしゃまーっ』
そう、人知れずイヒカ様もゴール!そして大ちゃんのゴーレムが回収
『ふぅ、さすがに疲れたわね』
白雪もゴール!
『これで全員ゴール!』
『優勝は凛さん!』
『ねえ?いつから競走になったの?体力測定でしょ?これ』
『『あら?』』
そういえば、そうだったね。
『『気にしない』』ぬっ
『楽しければいい』ぬっ
『『『わあっ』』』
揚羽ちゃん達も実況席に帰還!
『ふふふ。やはり、人化を試して正解でしたね』
〖そうですね。これから鍛えがいがあるというものです〗
〖『ふふふふ』〗
『『『ゔゔゔっ』』』ぶるる
気絶しててもギン様たちを襲う謎の悪寒⋯
『やっぱり、狙ってたか⋯』
『あらあらまあまあ』
『やっぱ性格悪⋯じゃなくて、いい性格してるよな』
『あんたそれ、言い換えられてるのかい?』
『⋯大丈夫だろ?』
〖どんなトレーニング内容にしましょうかね〗
『ゲンと凛さんにも意見を聞いたらどうですか?』
〖そうですね〗
〖『ふふふふ』〗
『うおっ?』びくぅっ
『あらあらまあまあ?』ぞくぅっ
どうやら、おいちゃん達にも飛び火したようです。
「はく~」
ぴゅいきゅい『『おつかれ~』』
『ありがとう~』
さあ!次はサーヤたちの番!
☆。.:*・゜☆。.:*・゜
お読み頂きありがとうございます。
お気に入り登録、感想、エールなどありがとうございます!(´▽`)
60
お気に入りに追加
5,305
あなたにおすすめの小説
可愛いけど最強? 異世界でもふもふ友達と大冒険!
ありぽん
ファンタジー
[お知らせ] 書籍化決定!! 皆様、応援ありがとうございます!!
2023年03月20日頃出荷予定です!! 詳しくは今後の刊行予定をご覧ください。
施設で暮らす中学1年生の長瀬蓮。毎日施設の人間にいいように使われる蓮は、今日もいつものように、施設の雑用を押し付けられ。ようやく自分の部屋へ戻った時には、夜22時を過ぎていた。
そして自分お部屋へ戻り、宿題をやる前に少し休みたいと、ベッドに倒れ込んだ瞬間それは起こった。
強い光が蓮を包み込み、あまりの強い光に目をつぶる蓮。ようやく光が止んできたのが分かりそっと目を開けると…。そこは今まで蓮が居た自分の部屋ではなく、木々が生い茂る場所で。しかも何か体に違和感をおぼえ。
これは蓮が神様の手違いにより異世界に飛ばされ、そこで沢山の友達(もふもふ)と出会い、幸せに暮らす物語。
HOTランキングに載せていただきました。皆様ありがとうございます!!
お気に入り登録2500ありがとうございます!!
転生美女は元おばあちゃん!同じ世界に転生した孫を守る為、エルフ姉妹ともふもふたちと冒険者になります!
ひより のどか
ファンタジー
目が覚めたら知らない世界に。しかもここはこの世界の神様達がいる天界らしい。そこで驚くべき話を聞かされる。
私は前の世界で孫を守って死に、この世界に転生したが、ある事情で長いこと眠っていたこと。
そして、可愛い孫も、なんと隣人までもがこの世界に転生し、今は地上で暮らしていること。
早く孫たちの元へ行きたいが、そうもいかない事情が⋯
私は孫を守るため、孫に会うまでに強くなることを決意する。
『待っていて私のかわいい子⋯必ず、強くなって会いに行くから』
そのために私は⋯
『地上に降りて冒険者になる!』
これは転生して若返ったおばあちゃんが、可愛い孫を今度こそ守るため、冒険者になって活躍するお話⋯
☆。.:*・゜☆。.:*・゜
こちらは『転生初日に妖精さんと双子のドラゴンと家族になりました。もふもふとも家族になります!』のスピンオフとなります。おばあちゃんこと凛さんが主人公!
が、こちらだけでも楽しんでいただけるように頑張ります。『転生初日に~』共々、よろしくお願いいたします。
また、全くの別のお話『小さな小さな花うさぎさん達に誘われて』というお話も始めました。
こちらも、よろしくお願いします。
*8/11より、なろう様、カクヨム様、ノベルアップ、ツギクルさんでも投稿始めました。アルファポリスさんが先行です。
もふもふ相棒と異世界で新生活!! 神の愛し子? そんなことは知りません!!
ありぽん
ファンタジー
[第3回次世代ファンタジーカップエントリー]
特別賞受賞 書籍化決定!!
応援くださった皆様、ありがとうございます!!
望月奏(中学1年生)は、ある日車に撥ねられそうになっていた子犬を庇い、命を落としてしまう。
そして気づけば奏の前には白く輝く玉がふわふわと浮いていて。光り輝く玉は何と神様。
神様によれば、今回奏が死んだのは、神様のせいだったらしく。
そこで奏は神様のお詫びとして、新しい世界で生きることに。
これは自分では規格外ではないと思っている奏が、規格外の力でもふもふ相棒と、
たくさんのもふもふ達と楽しく幸せに暮らす物語。
小さな小さな花うさぎさん達に誘われて、異世界で今度こそ楽しく生きます!もふもふも来た!
ひより のどか
ファンタジー
気がついたら何かに追いかけられていた。必死に逃げる私を助けてくれたのは、お花?違う⋯小さな小さなうさぎさんたち?
突然森の中に放り出された女の子が、かわいいうさぎさん達や、妖精さんたちに助けられて成長していくお話。どんな出会いが待っているのか⋯?
☆。.:*・゜☆。.:*・゜
『転生初日に妖精さんと双子のドラゴンと家族になりました。もふもふとも家族になります!』の、のどかです。初めて全く違うお話を書いてみることにしました。もう一作、『転生初日に~』の、おばあちゃんこと、凛さん(人間バージョン)を主役にしたお話『転生したおばあちゃん。同じ世界にいる孫のため、若返って冒険者になります!』も始めました。
よろしければ、そちらもよろしくお願いいたします。
*8/11より、なろう様、カクヨム様、ノベルアップ、ツギクルさんでも投稿始めました。アルファポリスさんが先行です。
もふもふが溢れる異世界で幸せ加護持ち生活!
ありぽん
ファンタジー
いつも『もふもふが溢れる異世界で幸せ加護持ち生活!』をご愛読いただき、ありがとうございます。
10月21日、『もふもち』コミカライズの配信がスタートしました!!
江戸はち先生に可愛いジョーディ達を描いていただきました。
先生、ありがとうございます。
今後とも小説のジョーディ達、そしてコミカライズのジョーディ達を、よろしくお願いいたします。
*********
小学3年生の如月啓太は、病気により小学校に通えないまま、病院で息を引き取った。
次に気が付いたとき、啓太の前に女神さま現れて、啓太自身の話を聞くことに。
そして啓太は別の世界の、マカリスター侯爵家次男、ジョーディ・マカリスターとして転生することが決まる。
すくすくそだった啓太改めジョーディは1歳に。
そしてジョーディには友達がいっぱい。でも友達は友達でも、人間の友達ではありません。
ダークウルフの子供にホワイトキャットの子供に。何故か魔獣の友達だらけ。
そんなジョーディの毎日は、父(ラディス)母(ルリエット)長男(マイケル)、そしてお友達魔獣達と一緒に、騒がしくも楽しく過ぎていきます。
小さいぼくは最強魔術師一族!目指せ!もふもふスローライフ!
ひより のどか
ファンタジー
ねぇたまと、妹と、もふもふな家族と幸せに暮らしていたフィリー。そんな日常が崩れ去った。
一見、まだ小さな子どもたち。実は国が支配したがる程の大きな力を持っていて?
主人公フィリーは、実は違う世界で生きた記憶を持っていて?前世の記憶を活かして魔法の世界で代活躍?
「ねぇたまたちは、ぼくがまもりゅのら!」
『わふっ』
もふもふな家族も一緒にたくましく楽しく生きてくぞ!
神獣に転生!?人を助けて死んだら異世界に転生する事になりました
Miki
ファンタジー
学校が終わりバイトに行く途中、子供を助けて代わりに死んでしまった。
実は、助けた子供は別の世界の神様でお詫びに自分の世界に転生させてくれると言う。
何か欲しい能力があるか聞かれたので希望をいい、いよいよ異世界に転生すると・・・・・・
何故か神獣に転生していた!
始めて書いた小説なので、文章がおかしかったり誤字などあるかもしてませんがよろしくお願いいたします。
更新は、話が思いついたらするので早く更新できる時としばらく更新てきない時があります。ご了承ください。
人との接し方などコミュニケーションが苦手なので感想等は返信できる時とできない時があります。返信できなかった時はごめんなさいm(_ _)m
なるべく返信できるように努力します。
転生したらチートすぎて逆に怖い
至宝里清
ファンタジー
前世は苦労性のお姉ちゃん
愛されることを望んでいた…
神様のミスで刺されて転生!
運命の番と出会って…?
貰った能力は努力次第でスーパーチート!
番と幸せになるために無双します!
溺愛する家族もだいすき!
恋愛です!
無事1章完結しました!
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。