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592 みんなで仲良く!例のアレ
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あれから
「いりゅしゃま、じーにしゃま、しあしゃま、まちゃね~」バイバイ
〖〖〖ああっ、サーヤ~っもう少し⋯〗〗〗
ブチっ
と、お別れしてから
かぽーん
「ふい~ぃ」ぱしゃん
ぴゅいきゅい『『ふい~ぃ』』ぱちゃん
『気持ちいいね~』ぽちゃん
ぴゅいきゅい『『うん。きもちいいね~』』ぽちゃぽちゃ
『『『おんせん』』』ぱしゃ
「しゃいこ~」
『『『『『ふい~ぃ』』』』』かぽ~ん
温泉は最高です。
あっ、ぽぽちゃんたちもサーヤと一緒でぽんぽんから浮かんじゃうから、女将さんたちに抱っこされてます。
『私らは男がいたって気にしないんだけどね』
『湯着来てるしね。でも、結葉様とリノ様はね~』
『殿方と一緒なんてやっぱり無理ですわ!』
『ご主人、恥ずかしがる歳でもないにゃ』
『うわーんっ』
『はぁはぁ、かわいいサーヤちゃんたちとお風呂』はあはあ
『もう、やぁねぇ。その変態治さないと一緒になんか入れないわよぉ』ぐるぐるぐる
『むぐぐぐ』
『てな感じで、ニャーニャと結葉様も不参加だよ』
それは色んな意味で
「じゃんねん」
『残念だね~』
ぴゅいきゅい『『でもやっぱち』』
「きもちーにぇ~」
『『『気持ちいいんだな~』』』
「『『『『『『ふい~ぃ』』』』』』」ちゃぽーん
〖ぶはっあははははっ〗ばしゃばしゃっ
「ふお?ふおおおっ?」ばしゃばしゃ
揺れる揺れる~溺れちゃう~ぅ
〖おっと、すまんすまん、くくくっ〗ぱしゃぱしゃ
「うぷうぷっ」ぱしゃぱしゃ
お湯が~顔にかかる~ぅ
〖くくっ、お前たちがあんまり気持ちよさそうに湯に浸かってるからな〗
「うにゅ?」
それが何でおかしいの?
〖ふっ、気づいてないのか?お前たちみんな同じ顔してんぞ。しかも、なんか年寄りっぽいんだよ。くくくっ〗ぱしゃ
「うぷぷ」ぱしゃ
だからね?ヴァル様が笑うとサーヤ溺れちゃうよ?
そうなのです。新しいみんなと、もっと仲良くなろう!ということで、温泉につかりに来ました。
もちろん、みんな絹さんたちが作ってくれた湯着を着てるよ。サーヤたちはね、今日は小鬼ちゃん達とお揃いの
「おに~にょぱんちゅは♪いいぱん⋯」
しゅんっ
『あらあらまあまあ?サーヤ?』にこにこごごごご
「ご、ごめしゃい」ぺこ
ぱんちゅ、歌っちゃ、めっ!でした⋯
『そうよ、あんまりパツンパンツ言わないのよ』
しゅんっ
でも、サーヤ達の湯着は黄色いタオル地に、黒で雷さんみたいなシマシマが入ってます。雷様スタイルです。ありゃ?おばあちゃん、湧いて消えちゃった?
〖ワハハハっ怒られちまったかサーヤ。気持ちよさそうに歌ってたのにな〗ばしゃ
「みゃっ」ぱしゃ
だからね、サーヤ溺れちゃうよ?サーヤはヴァル様のお膝の上なんだからね?寄りかかった背中は何だか温泉より熱い気がします。それにいつもは結葉様やジーニ様たちのお山に包まれているから、何だかとってもカチカチな感じです。
「しゅこち、いやちがちゃりにゃい」うにゅにゅ
〖ん?俺は癒されてるぞ?〗
そうですか?なら良かったです。
『ふう~でも、ほんとに気持ちいいな』ちゃぽん
「でちょ?がおうしゃま」
『ああ。それに、大勢で入るってのは楽しいしな』すぃ~
「あい!」
楽しいよね?
ちゃんと牙王様も入ってるよ。
しかもね?
『『『ほあ~あああ』』』
『『ゆらゆら~』』
みゃあ『ゆらゆらにゃ~』
『気持ちいいのだ~』
『『『⋯は、はぃ~』』』
きゅるるん『『『きもちよくて~』』』
きゅるるん『『『『ねちゃいそ~』』』』
『そうかそうか。そりゃ良かったな。でも寝るなよ。くく』すぃ~
『『『『『ごくらくごくらく~ぅ』』』』』ふい~い
〖ワハハハっやっぱり年寄りみたいじゃないか〗ばしゃばしゃ
「うぷぷっ」ばしゃばしゃ
だから、溺れちゃうよ?ちびちびっ子たちはあんなに気持ち良さそうなのに~
湯船だと深すぎるフルーやフライたち、それから小鬼ちゃん達も、親方たちが作ってくれたタライに温泉を入れて浸かってます。
そのタライを牙王様がしっぽでゆ~っくり、揺らしてるのです。水面をタライがすぃ~っと。
頭には濡らした手ぬぐい乗っけて、たらいの縁に寄りかかって、ゆらゆら~。目までつむっちゃって、超リラックスです。いいな~
『だが、よくバートがサーヤを鍛治神に渡したな?』
『そうですね。いつもでしたら絶対に渡さないと思うのですが』
アルコン様とギン様の疑問に答えたのは⋯
『ほぉ~流石の主もあれに負けたようだぞ』バサッ
『『あれ?』』
バートさんの相棒、梟の白夜様が翼の先で示した先には⋯
『凛さん、勘弁してくれよ』ぐぐっ
『おや、ギブアップですか?ゲン』ふふ
『いや、バートさん、何でノリノリなんだよ』ぐぐぐっ
『あらあらまあまあ、細マッチョ同士の筋肉対決⋯眼福だわ~うふふ』ぺたぺた
『凛さん⋯』
『ふむ。まさか、先程のセリフが実践されるとは⋯』
おばあちゃん、温泉でバートさんの筋肉を見るどころか⋯
〖おいおい。クマの姿じゃなかったら大問題だよな〗
「しょ、しょだにぇ」
おばあちゃん、ぺたぺた腕とか胸とか背中とか、筋肉さわりまくってます。さすがに太ももは止められてました。
しかも⋯
『温泉の中にわざわざあんなもん作って何させてんだよ』
「ご、ごめしゃい⋯」
おばあちゃん、温泉に腕相撲の台を作ってバートさんとおいちゃんに腕相撲をさせてるのです。
『あらあらまあまあ、盛り上がる筋肉、浮き上がる血管⋯美しいわね~』うっとりぺたぺた
「おばあちゃん⋯」
『すげぇなぁ~』
『本当に。あの主を手玉に取るとは⋯』
〖流石、凛だな。しかし俺だって筋肉っつうなら負けないんだがな。ん?そういや、馬⋯天翔は?〗
「う?」
てんちゃんはね?
「あしょこ」
指さして教えてあげます
。
『『ん?』』
〖ああん?〗
てんちゃんは、親方達に
『ああ、そこ気持ちいいですね~あ、もう少し強めで』
『『『はい』』』ゴシゴシ
『鬣と尾は、シャンプーとトリートメントとかいうのをお願いしますね』
『『『はい』』』
「にぇ?」
洗い場で親方たちに洗ってもらってるのです。
〖何やってんだか⋯〗
『親方たち、すまんな』
『ほっほ~。それで、あの駄馬の飼い主はどこに?』
エル様?エル様はね?
「あちょこ」
〖ん?何やってんだ?〗
『ほぉ?解析魔法で何か調べておるのか?』
『この温泉、前からあるんだろ?なんで今更?』
それがね~
『何だか、温泉の効き目が上がってるんだって~』
ぴゅいきゅい『『まわりのはっぱもね?』』
『今まで無かったらしいんだな』
『新しい薬草かもしれないらしいんだな』
『それをしらべるっていってただよ』
〖ふむ。やはり、サーヤの恩恵?それとも、我々の影響か⋯治癒力がまた〗ブツブツ
ね?何かブツブツ言いながら調べてるんだよ。
〖風呂ぐらいゆっくり浸かるべきだと思うんだがな〗はあ⋯
「どーかんでしゅ」
温泉は癒される場所なのに⋯
『おい、あの腕相撲ってやつ、いつ終わるんだ?』
『ほ~力が拮抗してるようだの。勝負が長引いておるようだ。だが⋯』
『わあ、おいちゃんたち、お顔真っ赤~』
ぴゅいきゅい『『たこさんだ!』』
〖真っ赤?ありゃあ、のぼせてんじゃねえか?〗
「ふにゅ?」
のぼせて?
『ふーふー、バートさん、そろそろ観念しないか』ぐぐぐ
『はーはー、ゲンこそ、そろそろ観念したらどうです?』ぐぐぐ
『やなこった⋯』ぐら~
『私もですよ⋯』ぐら~
バッシャーンっ!
しーん⋯
『あ、あらあらまあまあ?』
ぶくぶくぶくぶく⋯
「ふ、ふおおお?おいちゃーんっ」ぱちゃぱちゃ
『バートさーんっ』ばしゃ
大変だ~沈んでるーっ
〖何やってんだ?あいつらバカなのか?牙王、サーヤ頼むな〗はあっ
『おう』
ヴァル様がサーヤを牙王様の頭の上に乗っけて
ざばあっ
「ほああ」
『やっぱり力持ち~』
ぴゅいきゅい『『すご~い』』
両脇においちゃんとバートさんを軽々持って
〖医神、診てやってくれや〗
どさっ
エル様の近くに寝かせました。
〖はあっ師匠、バートまで?何をされてるのですか⋯仕方ありませんね。何とかにつける薬は無いと言いますからね。とりあえず冷やしておきましょうか⋯〗ひゅお~
「ふおおお~」
『雪~?』
ぴゅいきゅい『『ゆきのおふとんだね~』』
おいちゃんと、バートさん、目と鼻と口だけ残してこんもり真っ白⋯
〖サーヤたちは温泉で過度な運動などはしてはいけませんよ?こうなりますからね?〗ひゅお~
「あ、あい!」
『わ、分かったよ~』
ぴゅいきゅい『『いいこちてる!』』
『『『『『うんうん』』』』』
みんなでしっかりお返事しておきます!
〖いいお返事ですね。さあ、凛はこちらで少々お話しましょうか〗にこ
『あ、あらあらまあまあ?遠慮しておきますわ』
〖遠慮なさらず〗にっこり
『あ~れ~』ずるずる
あ~おばあちゃんがさらわれた~
〖ありゃ、説教だな〗
やっぱり?
『あ、牙王様、サーヤ冷えちゃうんで受け取りますね』
『さあ、皆さんも一度お水飲んで、もう一度つかり直しましょうね』
「あ~い」
『『『『『は~い』』』』』
水分補給も大事だよね。
『クゥ、春陽、いたんだな』
『いたんです。皆さんの印象が強すぎて』ふ~
『見えなかっただけです』は~
『そ、そうか、悪かっな』
牙王様、クゥと春陽くんはサーヤたちの、
「おめちゅ、おめめちゅ?」ありゃ?
『お目付け役か?』
「しょう」
それだからね。いつもいてくれるんだよ。フゥと山桜桃ちゃんは、今回は女の子だからね。いないけど。
『そうか』
そうなんだよ。
『『ふ、ふえっくしょんっ』』
『主、主のそんな情けない姿は初めて見たぞ』はああっ
みんな色んな初体験だね!
〖何か違う気がするな〗
そう?
☆。.:*・゜☆。.:*・゜
お読みいただきありがとうございます。
最近、新作効果か、こちらを読んでくださる方が増えたみたいで嬉しいです。ありがとうございます。
感想や、エールもありがとうございます。
凛さんの『転生したおばあちゃん~』と、『小さな小さな花うさぎ~』もよろしくお願いします。
「いりゅしゃま、じーにしゃま、しあしゃま、まちゃね~」バイバイ
〖〖〖ああっ、サーヤ~っもう少し⋯〗〗〗
ブチっ
と、お別れしてから
かぽーん
「ふい~ぃ」ぱしゃん
ぴゅいきゅい『『ふい~ぃ』』ぱちゃん
『気持ちいいね~』ぽちゃん
ぴゅいきゅい『『うん。きもちいいね~』』ぽちゃぽちゃ
『『『おんせん』』』ぱしゃ
「しゃいこ~」
『『『『『ふい~ぃ』』』』』かぽ~ん
温泉は最高です。
あっ、ぽぽちゃんたちもサーヤと一緒でぽんぽんから浮かんじゃうから、女将さんたちに抱っこされてます。
『私らは男がいたって気にしないんだけどね』
『湯着来てるしね。でも、結葉様とリノ様はね~』
『殿方と一緒なんてやっぱり無理ですわ!』
『ご主人、恥ずかしがる歳でもないにゃ』
『うわーんっ』
『はぁはぁ、かわいいサーヤちゃんたちとお風呂』はあはあ
『もう、やぁねぇ。その変態治さないと一緒になんか入れないわよぉ』ぐるぐるぐる
『むぐぐぐ』
『てな感じで、ニャーニャと結葉様も不参加だよ』
それは色んな意味で
「じゃんねん」
『残念だね~』
ぴゅいきゅい『『でもやっぱち』』
「きもちーにぇ~」
『『『気持ちいいんだな~』』』
「『『『『『『ふい~ぃ』』』』』』」ちゃぽーん
〖ぶはっあははははっ〗ばしゃばしゃっ
「ふお?ふおおおっ?」ばしゃばしゃ
揺れる揺れる~溺れちゃう~ぅ
〖おっと、すまんすまん、くくくっ〗ぱしゃぱしゃ
「うぷうぷっ」ぱしゃぱしゃ
お湯が~顔にかかる~ぅ
〖くくっ、お前たちがあんまり気持ちよさそうに湯に浸かってるからな〗
「うにゅ?」
それが何でおかしいの?
〖ふっ、気づいてないのか?お前たちみんな同じ顔してんぞ。しかも、なんか年寄りっぽいんだよ。くくくっ〗ぱしゃ
「うぷぷ」ぱしゃ
だからね?ヴァル様が笑うとサーヤ溺れちゃうよ?
そうなのです。新しいみんなと、もっと仲良くなろう!ということで、温泉につかりに来ました。
もちろん、みんな絹さんたちが作ってくれた湯着を着てるよ。サーヤたちはね、今日は小鬼ちゃん達とお揃いの
「おに~にょぱんちゅは♪いいぱん⋯」
しゅんっ
『あらあらまあまあ?サーヤ?』にこにこごごごご
「ご、ごめしゃい」ぺこ
ぱんちゅ、歌っちゃ、めっ!でした⋯
『そうよ、あんまりパツンパンツ言わないのよ』
しゅんっ
でも、サーヤ達の湯着は黄色いタオル地に、黒で雷さんみたいなシマシマが入ってます。雷様スタイルです。ありゃ?おばあちゃん、湧いて消えちゃった?
〖ワハハハっ怒られちまったかサーヤ。気持ちよさそうに歌ってたのにな〗ばしゃ
「みゃっ」ぱしゃ
だからね、サーヤ溺れちゃうよ?サーヤはヴァル様のお膝の上なんだからね?寄りかかった背中は何だか温泉より熱い気がします。それにいつもは結葉様やジーニ様たちのお山に包まれているから、何だかとってもカチカチな感じです。
「しゅこち、いやちがちゃりにゃい」うにゅにゅ
〖ん?俺は癒されてるぞ?〗
そうですか?なら良かったです。
『ふう~でも、ほんとに気持ちいいな』ちゃぽん
「でちょ?がおうしゃま」
『ああ。それに、大勢で入るってのは楽しいしな』すぃ~
「あい!」
楽しいよね?
ちゃんと牙王様も入ってるよ。
しかもね?
『『『ほあ~あああ』』』
『『ゆらゆら~』』
みゃあ『ゆらゆらにゃ~』
『気持ちいいのだ~』
『『『⋯は、はぃ~』』』
きゅるるん『『『きもちよくて~』』』
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〖ワハハハっやっぱり年寄りみたいじゃないか〗ばしゃばしゃ
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だから、溺れちゃうよ?ちびちびっ子たちはあんなに気持ち良さそうなのに~
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そのタライを牙王様がしっぽでゆ~っくり、揺らしてるのです。水面をタライがすぃ~っと。
頭には濡らした手ぬぐい乗っけて、たらいの縁に寄りかかって、ゆらゆら~。目までつむっちゃって、超リラックスです。いいな~
『だが、よくバートがサーヤを鍛治神に渡したな?』
『そうですね。いつもでしたら絶対に渡さないと思うのですが』
アルコン様とギン様の疑問に答えたのは⋯
『ほぉ~流石の主もあれに負けたようだぞ』バサッ
『『あれ?』』
バートさんの相棒、梟の白夜様が翼の先で示した先には⋯
『凛さん、勘弁してくれよ』ぐぐっ
『おや、ギブアップですか?ゲン』ふふ
『いや、バートさん、何でノリノリなんだよ』ぐぐぐっ
『あらあらまあまあ、細マッチョ同士の筋肉対決⋯眼福だわ~うふふ』ぺたぺた
『凛さん⋯』
『ふむ。まさか、先程のセリフが実践されるとは⋯』
おばあちゃん、温泉でバートさんの筋肉を見るどころか⋯
〖おいおい。クマの姿じゃなかったら大問題だよな〗
「しょ、しょだにぇ」
おばあちゃん、ぺたぺた腕とか胸とか背中とか、筋肉さわりまくってます。さすがに太ももは止められてました。
しかも⋯
『温泉の中にわざわざあんなもん作って何させてんだよ』
「ご、ごめしゃい⋯」
おばあちゃん、温泉に腕相撲の台を作ってバートさんとおいちゃんに腕相撲をさせてるのです。
『あらあらまあまあ、盛り上がる筋肉、浮き上がる血管⋯美しいわね~』うっとりぺたぺた
「おばあちゃん⋯」
『すげぇなぁ~』
『本当に。あの主を手玉に取るとは⋯』
〖流石、凛だな。しかし俺だって筋肉っつうなら負けないんだがな。ん?そういや、馬⋯天翔は?〗
「う?」
てんちゃんはね?
「あしょこ」
指さして教えてあげます
。
『『ん?』』
〖ああん?〗
てんちゃんは、親方達に
『ああ、そこ気持ちいいですね~あ、もう少し強めで』
『『『はい』』』ゴシゴシ
『鬣と尾は、シャンプーとトリートメントとかいうのをお願いしますね』
『『『はい』』』
「にぇ?」
洗い場で親方たちに洗ってもらってるのです。
〖何やってんだか⋯〗
『親方たち、すまんな』
『ほっほ~。それで、あの駄馬の飼い主はどこに?』
エル様?エル様はね?
「あちょこ」
〖ん?何やってんだ?〗
『ほぉ?解析魔法で何か調べておるのか?』
『この温泉、前からあるんだろ?なんで今更?』
それがね~
『何だか、温泉の効き目が上がってるんだって~』
ぴゅいきゅい『『まわりのはっぱもね?』』
『今まで無かったらしいんだな』
『新しい薬草かもしれないらしいんだな』
『それをしらべるっていってただよ』
〖ふむ。やはり、サーヤの恩恵?それとも、我々の影響か⋯治癒力がまた〗ブツブツ
ね?何かブツブツ言いながら調べてるんだよ。
〖風呂ぐらいゆっくり浸かるべきだと思うんだがな〗はあ⋯
「どーかんでしゅ」
温泉は癒される場所なのに⋯
『おい、あの腕相撲ってやつ、いつ終わるんだ?』
『ほ~力が拮抗してるようだの。勝負が長引いておるようだ。だが⋯』
『わあ、おいちゃんたち、お顔真っ赤~』
ぴゅいきゅい『『たこさんだ!』』
〖真っ赤?ありゃあ、のぼせてんじゃねえか?〗
「ふにゅ?」
のぼせて?
『ふーふー、バートさん、そろそろ観念しないか』ぐぐぐ
『はーはー、ゲンこそ、そろそろ観念したらどうです?』ぐぐぐ
『やなこった⋯』ぐら~
『私もですよ⋯』ぐら~
バッシャーンっ!
しーん⋯
『あ、あらあらまあまあ?』
ぶくぶくぶくぶく⋯
「ふ、ふおおお?おいちゃーんっ」ぱちゃぱちゃ
『バートさーんっ』ばしゃ
大変だ~沈んでるーっ
〖何やってんだ?あいつらバカなのか?牙王、サーヤ頼むな〗はあっ
『おう』
ヴァル様がサーヤを牙王様の頭の上に乗っけて
ざばあっ
「ほああ」
『やっぱり力持ち~』
ぴゅいきゅい『『すご~い』』
両脇においちゃんとバートさんを軽々持って
〖医神、診てやってくれや〗
どさっ
エル様の近くに寝かせました。
〖はあっ師匠、バートまで?何をされてるのですか⋯仕方ありませんね。何とかにつける薬は無いと言いますからね。とりあえず冷やしておきましょうか⋯〗ひゅお~
「ふおおお~」
『雪~?』
ぴゅいきゅい『『ゆきのおふとんだね~』』
おいちゃんと、バートさん、目と鼻と口だけ残してこんもり真っ白⋯
〖サーヤたちは温泉で過度な運動などはしてはいけませんよ?こうなりますからね?〗ひゅお~
「あ、あい!」
『わ、分かったよ~』
ぴゅいきゅい『『いいこちてる!』』
『『『『『うんうん』』』』』
みんなでしっかりお返事しておきます!
〖いいお返事ですね。さあ、凛はこちらで少々お話しましょうか〗にこ
『あ、あらあらまあまあ?遠慮しておきますわ』
〖遠慮なさらず〗にっこり
『あ~れ~』ずるずる
あ~おばあちゃんがさらわれた~
〖ありゃ、説教だな〗
やっぱり?
『あ、牙王様、サーヤ冷えちゃうんで受け取りますね』
『さあ、皆さんも一度お水飲んで、もう一度つかり直しましょうね』
「あ~い」
『『『『『は~い』』』』』
水分補給も大事だよね。
『クゥ、春陽、いたんだな』
『いたんです。皆さんの印象が強すぎて』ふ~
『見えなかっただけです』は~
『そ、そうか、悪かっな』
牙王様、クゥと春陽くんはサーヤたちの、
「おめちゅ、おめめちゅ?」ありゃ?
『お目付け役か?』
「しょう」
それだからね。いつもいてくれるんだよ。フゥと山桜桃ちゃんは、今回は女の子だからね。いないけど。
『そうか』
そうなんだよ。
『『ふ、ふえっくしょんっ』』
『主、主のそんな情けない姿は初めて見たぞ』はああっ
みんな色んな初体験だね!
〖何か違う気がするな〗
そう?
☆。.:*・゜☆。.:*・゜
お読みいただきありがとうございます。
最近、新作効果か、こちらを読んでくださる方が増えたみたいで嬉しいです。ありがとうございます。
感想や、エールもありがとうございます。
凛さんの『転生したおばあちゃん~』と、『小さな小さな花うさぎ~』もよろしくお願いします。
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俺の名前は中山佑輔(なかやまゆうすけ)。作業ゲーが大好きなアラフォーのおっさんだ。みんなからは世界一の作業厨なんて呼ばれてたりもする。
そんな俺はある日、ゲーム中に心不全を起こして、そのまま死んでしまったんだ。
だけど、女神さまのお陰で、剣と魔法のファンタジーな世界に転生することが出来た。しかも!若くててかっこいい身体と寿命で死なないおまけつき!
俺はそこで、ひたすらレベル上げを頑張った。やっぱり、異世界に来たのなら、俺TUEEEEEとかやってみたいからな。
まあ、三百年程で、世界最強と言えるだけの強さを手に入れたんだ。だが、俺はその強さには満足出来なかった。
そう、俺はレベル上げやスキル取得だけをやっていた結果、戦闘技術を上げることをしなくなっていたんだ。
レベル差の暴力で勝っても、嬉しくない。そう思った俺は、戦闘技術も磨いたんだ。他にも、モノづくりなどの戦闘以外のものにも手を出し始めた。
そしたらもう……とんでもない年月が経過していた。だが、ここまでくると、俺の知識だけでは、出来ないことも増えてきた。
「久しぶりに、人間に会ってみようかな?」
そう思い始めた頃、我が家に客がやってきた。
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