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591 鳥さんは?
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ぴっか~
「ひにゃあああっ」
『うわあ~ああっ』
『あ~サーヤ』
『ハクまで』
『『残念⋯』』
フゥもクゥもひどい~
ひどいね~
サーヤとハクは目をおさえて地べたを、ごろごろごろんごろん!
〖あ~あ~これが噂のサーヤのごろごろか〗くくっ
『ハクのおまけ付きだな』ふっ
〖ふふ、かわいいでしょう〗
〖医神、相変わらずだな⋯。よいせっと、ほら、サーヤ、ハクも落ち着け〗ぽわっ
『鍛治神が光を吸い取ったからな、もう眩しくないだろ』ふさ
「う?」
『まぶしくない~?』
「ほんちょら」
『良かった~』
もう眩しくありません。
〖くくっ。あ~あ、二人とも泥んこだな。クリーン〗ぽわっ
『おう。綺麗になったな』ふさ
「あいがちょ」
『ありがとう~』
サーヤとハクはヴァル様に抱っこされてました。右手にサーヤがお座りして、左手にハクがお座りしてます。それで牙王様がしっぽでなでなでしてくれてます。
〖どういたしまして〗ニカッ
『良かったな』
「ふおおお!きんにきゅ!」ぺちぺち
『すご~い。やっぱり力持ちだね~』ぺちぺち
むっきむきです!腕とかお胸とかモリモリです。
〖くくっそうか?そんな撫でられたらくすぐったいぞ〗
『鍛治神、サーヤたちは叩いてるつもりだと思うぞ』
〖そうか?〗
「うにゅ~」ぺちぺち
『撫でてないよ~』ぺちぺち
〖わははは!やっぱりくすぐったいな〗
『そこは少しは痛いフリしてやれよ』ふぅ
「『ぶー』」
〖くくっお前たちそっくりだな〗
『ほっぺた美味そうだな。食っちまうぞ』べろん
「うきゃあ」
『うわあ~』
牙王様に舐められた~
パンパンッ
「うにゅ?」
『あれ~?』
〖なんだ?〗
『さあ?』
何だろね?
『さあさあ、じゃれるのはそこまでですよ。せっかく進化した白夜を見てください。特に鍛治神に牙王、かわいいサーヤとハクを返してください』ひゅお~
「ふおおっ」
『わあ~』
〖うおっ〗ぞくぞくっ
『ひえっ』びくびくっ
そうでした!
「ごめしゃい」ぺこっ
『ごめんなさい~』ぺこっ
〖『す、すまん』〗ガクブル
おお、筋肉が震えてるよ。ぷるぷる
『まったく。クリーン』
「ふお?」
『あれ~?』
またクリーン?
『かわいいお顔が誰かさんのせいで汚れてましたからね』にこ
「『そ(しょ)っか~』」
牙王様のべろんかな?気にしないのに~
『私が気にするんですよ』ひょい
〖あ、サーヤたち返せよっ〗
『嫌です。私はあなたより先に天界に帰るんですから、サーヤたちの抱っこ権は私にあります』ふんっ
『バートが真面目な顔して『抱っこ権』とか、こんなヤツだったか?』ぶるっ
〖何言ってるんですか、牙王。小さいシアの面倒を見てたのはほぼバートですよ。ああ見えて母性溢れる男なのです〗ぬっ
『うおっ医神!真後ろに急に立つなよ!』ガウッ
『医神様、母性ではなく父性と言ってください』すり
神様たちがじゃれあってます。それにしても
「ばーとしゃん、ちかりゃみょち」ぺちぺち
『ほんとだ~力持ちだね~』ぺちぺち
ムキムキじゃないのに~
『あらあらまあまあ、サーヤ、バートさんは細マッチョなのよ』ぴょこ
「おばあちゃん」
『細マッチョ~?』
『そうよ。これは相当鍛えてるわよ』ぺちぺち
『まあ、一応、駄神⋯主神の補佐ですからね。戦うことも出来ますよ』ふふっ
「ほえ~」
『そうなんだね~』
きたえてるんだね~。
すごいね~それでもって、駄神って言ったよね~。
いったね~。
〖すげえな、凛。あのバートの頭に張っついて、しかも体を触りまくるとか⋯〗あんぐり
『怖いもの知らずというか、なんというか⋯』ヒク
〖まあ、凛ですからね〗うんうん
ヴァル様と牙王様が唖然としたり、慄いたり、エル様だけはしたり顔⋯
『まあ、私の筋肉のお話はお風呂の時にでもゆっくりと⋯』
『あらあらまあまあ、見せていただけるの?』キラリ
『⋯⋯』にこ
『凛さん⋯』
〖凛⋯〗
『すげぇ』
おいちゃんも加わってヴァル様たちドン引き⋯
でも~
「おばあちゃんだかりゃ」
『ですよね』
さすがバートさん分かってるね。
『あ~見て~みんな』
「ふあ?」
あ、あれは
「ずりゅい~」
『何で教えてくれなかったの~?』
『『ええ?』』
『だって、さっき使ったばっかりだし?』
『サーヤもハクも使ってたしな?』
ぴゅいきゅい『『これべんり~♪』』
『『だよね?』』
『『『まぶしくない』』』
『『『そうなんだな』』』
みゃあ『ようせいトリオとぽぽちゃんたちにはピッタリにゃんだにゃ』
『その通りなのだ!仮面様様なのだ!つむたちもそう思うのだ?』
『『『ぅ、ぅん。思う』』』
そう。みんなして、鉄工所仕様の仮面をつけてました。ずるい!
『ふふ。それだけ一生懸命に考えてくれたということですね』
「しょう」こくこく
『そうだよね~』こくこく
頑張って考えたよ!
『でしたら、早く見ていただかないといけないですよね?』にぃっこり
「ふあっ?」
『そうだったね~』
鳥さんはどうなった?
『あれですよ』
「ふおお?」
『うわあ~?』
『「まっしろ(ちりょ)!」』
さっきより真っ白!
『そうでもないんですよ。白夜』
『ああ』ばさぁキラッ
「う?きりゃ?」
『あ~翼広げたら銀色~?』
『そう。そして、以前から羽根を飛ばして攻撃することが出来たのだが⋯』
シュパッ ドゴーンっ!
「ふおお?」
『なになに~?』
いつの間にか作ってあった大きな的が粉々!
『どうやら、スピード、威力、乗せられる魔力、付与できる魔法、その全てが上がったようだ』
「ほええ?」
『もうそんなに試したの~?』
はやい~
『私はあの駄馬とは違うからな。自分の力は早い内に把握せねば肝心の時に使えぬのは馬鹿だからな』
「あわわ」
『わ~何気に』
『貶してるわねぇ。あらあらまあまあ~』
だよね?だってまだ
『ああ、美しい⋯』
天ちゃんは鏡の前でポージングしてます。
『もちろん、翔ぶスピード、それからコントロール、そして索敵も格段に上がっている。爪の力もな』
そう言って親方が用意したミスリルの塊をバキッと粉々にしちゃいました。
「ふおお~」
『すごい~』
そういえばやっぱり?
『ええ。若返ってますね』
バートさんが鑑定したら、やっぱり若返ってたそうです。
「ほええ~」
『あだ名すごいね~』
「にぇ~」
びっくりだよ。
『ほっほぉ。とにかく、驚くほど力が湧き上がってくるぞ。サーヤとハクたちのおかげだな。ありがとう』
ええ?そんな改めて言われると~
「うにゅ~」くねくね
照れちゃうね~
『なんか恥ずかしいよ~』くねくね
『ほら、あんまりくねくねしたら危ないですよ』
「『ごめん(しゃい)なさい』」
ハクと二人で照れて赤ってると
〖そんなとこまでそっくりだな〗
『ああ。だな?双子みたいだ』うんうん
ヴァル様たちが、改めてハクとサーヤが似てるって。
おめ目悪いのかな?サーヤは人間で、ハクはわんちゃんだよ?
ね~?
そうだよね~?
〖『そういうとこだぞ』〗
変なの~
☆。.:*・゜☆。.:*・゜
お読みいただきありがとうございます。
感想、エールなどありがとうございます。
新作始めたら、『転生初日に~』を読んで下る方も少し増えたみたいです。ありがとうございます。
新作、凛さんの『転生したおばあちゃん~』、もうひとつ『小さな小さな花うさぎ~』も、よろしくお願いします。
「ひにゃあああっ」
『うわあ~ああっ』
『あ~サーヤ』
『ハクまで』
『『残念⋯』』
フゥもクゥもひどい~
ひどいね~
サーヤとハクは目をおさえて地べたを、ごろごろごろんごろん!
〖あ~あ~これが噂のサーヤのごろごろか〗くくっ
『ハクのおまけ付きだな』ふっ
〖ふふ、かわいいでしょう〗
〖医神、相変わらずだな⋯。よいせっと、ほら、サーヤ、ハクも落ち着け〗ぽわっ
『鍛治神が光を吸い取ったからな、もう眩しくないだろ』ふさ
「う?」
『まぶしくない~?』
「ほんちょら」
『良かった~』
もう眩しくありません。
〖くくっ。あ~あ、二人とも泥んこだな。クリーン〗ぽわっ
『おう。綺麗になったな』ふさ
「あいがちょ」
『ありがとう~』
サーヤとハクはヴァル様に抱っこされてました。右手にサーヤがお座りして、左手にハクがお座りしてます。それで牙王様がしっぽでなでなでしてくれてます。
〖どういたしまして〗ニカッ
『良かったな』
「ふおおお!きんにきゅ!」ぺちぺち
『すご~い。やっぱり力持ちだね~』ぺちぺち
むっきむきです!腕とかお胸とかモリモリです。
〖くくっそうか?そんな撫でられたらくすぐったいぞ〗
『鍛治神、サーヤたちは叩いてるつもりだと思うぞ』
〖そうか?〗
「うにゅ~」ぺちぺち
『撫でてないよ~』ぺちぺち
〖わははは!やっぱりくすぐったいな〗
『そこは少しは痛いフリしてやれよ』ふぅ
「『ぶー』」
〖くくっお前たちそっくりだな〗
『ほっぺた美味そうだな。食っちまうぞ』べろん
「うきゃあ」
『うわあ~』
牙王様に舐められた~
パンパンッ
「うにゅ?」
『あれ~?』
〖なんだ?〗
『さあ?』
何だろね?
『さあさあ、じゃれるのはそこまでですよ。せっかく進化した白夜を見てください。特に鍛治神に牙王、かわいいサーヤとハクを返してください』ひゅお~
「ふおおっ」
『わあ~』
〖うおっ〗ぞくぞくっ
『ひえっ』びくびくっ
そうでした!
「ごめしゃい」ぺこっ
『ごめんなさい~』ぺこっ
〖『す、すまん』〗ガクブル
おお、筋肉が震えてるよ。ぷるぷる
『まったく。クリーン』
「ふお?」
『あれ~?』
またクリーン?
『かわいいお顔が誰かさんのせいで汚れてましたからね』にこ
「『そ(しょ)っか~』」
牙王様のべろんかな?気にしないのに~
『私が気にするんですよ』ひょい
〖あ、サーヤたち返せよっ〗
『嫌です。私はあなたより先に天界に帰るんですから、サーヤたちの抱っこ権は私にあります』ふんっ
『バートが真面目な顔して『抱っこ権』とか、こんなヤツだったか?』ぶるっ
〖何言ってるんですか、牙王。小さいシアの面倒を見てたのはほぼバートですよ。ああ見えて母性溢れる男なのです〗ぬっ
『うおっ医神!真後ろに急に立つなよ!』ガウッ
『医神様、母性ではなく父性と言ってください』すり
神様たちがじゃれあってます。それにしても
「ばーとしゃん、ちかりゃみょち」ぺちぺち
『ほんとだ~力持ちだね~』ぺちぺち
ムキムキじゃないのに~
『あらあらまあまあ、サーヤ、バートさんは細マッチョなのよ』ぴょこ
「おばあちゃん」
『細マッチョ~?』
『そうよ。これは相当鍛えてるわよ』ぺちぺち
『まあ、一応、駄神⋯主神の補佐ですからね。戦うことも出来ますよ』ふふっ
「ほえ~」
『そうなんだね~』
きたえてるんだね~。
すごいね~それでもって、駄神って言ったよね~。
いったね~。
〖すげえな、凛。あのバートの頭に張っついて、しかも体を触りまくるとか⋯〗あんぐり
『怖いもの知らずというか、なんというか⋯』ヒク
〖まあ、凛ですからね〗うんうん
ヴァル様と牙王様が唖然としたり、慄いたり、エル様だけはしたり顔⋯
『まあ、私の筋肉のお話はお風呂の時にでもゆっくりと⋯』
『あらあらまあまあ、見せていただけるの?』キラリ
『⋯⋯』にこ
『凛さん⋯』
〖凛⋯〗
『すげぇ』
おいちゃんも加わってヴァル様たちドン引き⋯
でも~
「おばあちゃんだかりゃ」
『ですよね』
さすがバートさん分かってるね。
『あ~見て~みんな』
「ふあ?」
あ、あれは
「ずりゅい~」
『何で教えてくれなかったの~?』
『『ええ?』』
『だって、さっき使ったばっかりだし?』
『サーヤもハクも使ってたしな?』
ぴゅいきゅい『『これべんり~♪』』
『『だよね?』』
『『『まぶしくない』』』
『『『そうなんだな』』』
みゃあ『ようせいトリオとぽぽちゃんたちにはピッタリにゃんだにゃ』
『その通りなのだ!仮面様様なのだ!つむたちもそう思うのだ?』
『『『ぅ、ぅん。思う』』』
そう。みんなして、鉄工所仕様の仮面をつけてました。ずるい!
『ふふ。それだけ一生懸命に考えてくれたということですね』
「しょう」こくこく
『そうだよね~』こくこく
頑張って考えたよ!
『でしたら、早く見ていただかないといけないですよね?』にぃっこり
「ふあっ?」
『そうだったね~』
鳥さんはどうなった?
『あれですよ』
「ふおお?」
『うわあ~?』
『「まっしろ(ちりょ)!」』
さっきより真っ白!
『そうでもないんですよ。白夜』
『ああ』ばさぁキラッ
「う?きりゃ?」
『あ~翼広げたら銀色~?』
『そう。そして、以前から羽根を飛ばして攻撃することが出来たのだが⋯』
シュパッ ドゴーンっ!
「ふおお?」
『なになに~?』
いつの間にか作ってあった大きな的が粉々!
『どうやら、スピード、威力、乗せられる魔力、付与できる魔法、その全てが上がったようだ』
「ほええ?」
『もうそんなに試したの~?』
はやい~
『私はあの駄馬とは違うからな。自分の力は早い内に把握せねば肝心の時に使えぬのは馬鹿だからな』
「あわわ」
『わ~何気に』
『貶してるわねぇ。あらあらまあまあ~』
だよね?だってまだ
『ああ、美しい⋯』
天ちゃんは鏡の前でポージングしてます。
『もちろん、翔ぶスピード、それからコントロール、そして索敵も格段に上がっている。爪の力もな』
そう言って親方が用意したミスリルの塊をバキッと粉々にしちゃいました。
「ふおお~」
『すごい~』
そういえばやっぱり?
『ええ。若返ってますね』
バートさんが鑑定したら、やっぱり若返ってたそうです。
「ほええ~」
『あだ名すごいね~』
「にぇ~」
びっくりだよ。
『ほっほぉ。とにかく、驚くほど力が湧き上がってくるぞ。サーヤとハクたちのおかげだな。ありがとう』
ええ?そんな改めて言われると~
「うにゅ~」くねくね
照れちゃうね~
『なんか恥ずかしいよ~』くねくね
『ほら、あんまりくねくねしたら危ないですよ』
「『ごめん(しゃい)なさい』」
ハクと二人で照れて赤ってると
〖そんなとこまでそっくりだな〗
『ああ。だな?双子みたいだ』うんうん
ヴァル様たちが、改めてハクとサーヤが似てるって。
おめ目悪いのかな?サーヤは人間で、ハクはわんちゃんだよ?
ね~?
そうだよね~?
〖『そういうとこだぞ』〗
変なの~
☆。.:*・゜☆。.:*・゜
お読みいただきありがとうございます。
感想、エールなどありがとうございます。
新作始めたら、『転生初日に~』を読んで下る方も少し増えたみたいです。ありがとうございます。
新作、凛さんの『転生したおばあちゃん~』、もうひとつ『小さな小さな花うさぎ~』も、よろしくお願いします。
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