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本日2話目の更新です。では、よろしくお願いします。
☆*°☆*°☆*°☆*°☆*°☆*°☆*°
ジーニ様たちが、こわこわこわこわっになっても誰も助けてくれません。誰か助けて~?
がさがさがさ
ん?誰か来た?
がさっ
『あら、あなた?誰かいらしたのかしら?』
『とと様。ただ今戻りました。先にお戻りだったのですね』
んん?あなた?とと様?と、言うことは?
『かかしゃま!あにしゃま!』
『お前たち、戻ったか』
やっぱり!
「かにょこちゃんの、おかあしゃんちょ、おにいちゃん!」
美人さんの鹿さんと、イケメンな鹿さんです!
『『え?』』
『あら~。救いの神が来たみたいねぇ』
たしかに!ナイスタイミングだね!
『『『ハッ!』』』
『『『私らは何を?』』』
あっドワーフさんたち元に戻った~。
〖『チッ』〗
ちっ?ちって何?何?ジーニ様、フゥ!
『え?あなた?それに私の可愛い娘まで、その姿は?天使?天使なの?』
『かか様。それだけではありません。私の可愛い妹がしっかり喋ってます。私の妹は天使で天才だったのですね?』
おお?もしかして、かのこちゃん溺愛されてる?
『かかしゃま、あにしゃま、おかえりなしゃいでしゅ。かにょこ、おなまえもらったんでしゅよ。しょちたら、ととしゃまとおんなじ、はねはえたんでしゅ!』ぱたぱた
かのこちゃんが羽をパタパタさせて一生懸命説明してます。嬉しそうです。かわいいです。でも~
「かのこちゃん、おしゃべりじょーじゅ⋯」
『そうだな。しっかり喋ってるな』
『あらあらまあまあ、サーヤもがんばりましょうね』
「あい」
しくしく⋯
『ええ?あなた、どういうことでしょうか?』
『それにとと様のその立派な翼は?』
そうだよね、びっくりしちゃうよね?
『それはな、そちらにいらっしゃる愛し子様⋯』
じとー
『サーヤ様⋯』
じとー
『サーヤに⋯』
にぱっ!うんうん。
ぽかっ
「いちゃっ」
おいちゃん、なにするの?サーヤの頭、木魚になっちゃうよ?
『だから顔で威圧するんじゃない』
だって~。様いらないの~。
『こほん。サーヤたちに森で偶然お会いしてな』
『かにょこがしゃきにみちゅけたんでしゅよ!』
そうだね~。かのこちゃんがぴょこって来てくれたんだよね。
『そうだな。鹿の子のおかげだな』
『はいでしゅ!』ぱたぱた
かのこちゃん羽がぱたぱたしてます。可愛い~
『それでどうしたのですか?』
『早く本題をお願いします』
おおっ、そうだよね。邪魔してごめんなさい。
『あ、ああ、それでな?サーヤに名を頂いたのだ。私はイヒカ』
『かにょこは、かにょこでしゅ!』
『そうだな。鹿の子、良い名を頂いたな』
『はいでしゅ!ねぇねしゃまにもらいまちた!』
かのこちゃんが嬉しそうに御報告してます。しっぽふりふり、お羽ぱたぱたです。
『ねぇねとは?イヒカに、かのこ、ですか?』
『でも、それだけではその翼の意味が⋯』
そうだよね~
〖それはね?私たちがそうなるように仕向けたのよ〗
『あらぁ。ジーニ様ったら、認めちゃうのねぇ?私は知らないわよぉ』くすくす
〖ちょっと結葉?あなたも共犯でしょ?〗
『え~?なんのことぉ?』くすくす
いやいや。すでにバレバレですよ?
『ジーニ様に結葉様?も、申し訳ございません。ご挨拶もせず御無礼をっ』
『申し訳ございませんっ』
ジーニ様たちに今気づいたんだね?慌てて頭下げてるね~。でもぉ、仕方ないんじゃないかな?
〖気にしないで。いきなりお邪魔してるのは私たちだし、しかも家族の姿がいきなり変わってたら、そちらにしか目がいかないわよね〗
『そうよぉ。気にしないでぇ。それにギンもいるわよぉ』くすくす
ジーニ様の言う通りだよね~。でも結葉様?その言い方は面白がってるよね?なんか、ギン様もかわいそうな気が⋯
『え?ギ、ギン様にエンシェントスライム様たちまで?』
『気づきませんで申し訳ございませんっ』
あ~お兄ちゃん、焦るのはわかるけど、その言い方は⋯
『いや、気にするな。最近はよくある事だ⋯』ふっ
ぷるるるん『『そうそう⋯』』ふっ
『『あ、あの、申し訳ございません』』
『ギン様たち哀愁漂ってるな』
『あらあらまあまあ、お気の毒に⋯』
「ふあ~」
ギン様たち、泣かないで!サーヤたちがいるよ!ギン様のもふもふは最高だよ!アルとアウルもぷにぷに最高だよ!ジーニ様達にはもふもふもぷにぷにもないよ!
『ありがとうサーヤ』
ぷるるるん『『うん』』
どういたしまして!もふもふぷにぷには正義!
『そうそう。それでねぇ、イヒカの翼はねぇ、サーヤが犯人よぉ♪』
「ふあっ?はんにん?さーや、はんにん、わりゅいこ?」うりゅう
〖ああっ違うわよ!サーヤは悪くないわ。いい子よ!結葉!なんてこと言うの!〗むぎゅう~うぅ
「くえっ」
悪い子じゃないのは分かったよ~でも、くるちっ!今日むぎゅう攻撃多すぎ~
〖サーヤは天使よ〗むぎゅう~
「あ、あい⋯ぐ、ぐるちっ」助けて~ しゅぽんっ
『うふふ。ごめんねぇサーヤ。犯人なんて嘘よぉ。ジーニ様、今日はもうサーヤ抱っこ禁止ねぇ』
「くあっ」ぜーはー
助かった~ジーニ様のお胸は凶器。
〖いやぁん、サーヤ返してぇ〗
『だぁめ。ねぇ、サーヤ』
「あい」
結葉様のお胸の方が優しいです。ぽふぽふ。
〖そんな~〗
くるちいのはダメダメ。あれ?でも?
こそこそ
『ねぇねぇ~お父さん、今のは結葉様のせいだよね~?』
『あ、ああ。そうだな。だが、相手は結葉様だからな』
ぴゅいきゅい『『うわぁ』』
『『ぜったい』』
『『『わざとだよね?』』』
みゃあ『かく、かくにんはんなのにゃ』
『ココロ、それを言うなら確信犯なのだ』
みゃ『かくしんはんにゃ!』
やっぱり~?
『うふふ。なんのことかしらぁ?』
なんだろね~?
『あ、あのそれで、主人の翼はどうして』
『それに私のかわいい天使まで?』
あっごめんね。途中でした。それにしてもお兄ちゃん、ついに天使固定?
〖ああ、ごめんなさい。そうね、サーヤたちがいた所にはね、白い鹿の姿の神の使いがいたらしいのよ〗
『あら、神様じゃなかったぁ?』
「どっちもいりゅにょ」
〖そうだったわね。それでね、その姿を描いた絵に、翼がある者もいたんですって〗
『『は、はぁ』』
お母さんとお兄ちゃん大丈夫?なんのことか分からないってお顔だね~
『うふふ。だからね?サーヤに名前をつけさせた時にねぇ、その姿を想像するようにしむけたのよぉ』
〖その結果、私たちの思った通りの姿になったわけ。鹿の子はイヒカと一緒に名付けされたから、一緒に羽がはえちゃったんでしょうね〗
『親子だしねぇ。でも、すごく綺麗でしょ~?鹿の子の羽はまだ小さいから飛ぶことは出来ないけど可愛いしぃ。翼って言うよりぃ、羽って感じよねぇ?』
ジーニ様と結葉様がにやにやにこにこです。イタズラ成功!みたいなお顔です。
『そ、そうなのですね』
『ええ!正に天使の羽です!』
うん。お兄ちゃんはかのこちゃん大好きだね。えっと、こういうのなんか言ったよね?ええと、ええと、あっそうだ
「ししゅこ⋯」
くるくる、ぱしっ
「んにゅ?」
お口、チャック?
『あらあらまあまあ、サーヤ?それ以上はダメよ』にこにこ
「あ、あい」こくこく
『いい子ね』にこにこ
おばあちゃんが飛んできました。こわこわ
『ねぇねしゃま、おばあちゃま、かにょこにょ、かかしゃまとあにしゃまでしゅ。とってもやしゃちいんでしゅよ』にこにこ
かのこちゃんがお母さんとお兄ちゃんを紹介してくれました。そう言えば、まだちゃんとご挨拶してない!
「あわわわわわわ。おばあちゃん」たいへんっ
『あらあらまあまあ、そうね。まだご挨拶きちんとしてなかったわね』
そうだよね!ご挨拶大事!
『じゃあ、ご挨拶しないとねぇ。この子はサーヤ。今代の愛し子よぉ。かわいいでしょう?それでこっちの編みぐるみのクマさんは凛ねぇ。中身はサーヤのおばあちゃんなのよぉ。よろしくねぇ』
『『はい?』』
結葉様が抱っこしてるサーヤを見せながら紹介しちゃいました!自分でしようと思ったのに~。おばあちゃんは結葉様の肩に乗っかって?引っかかって?お手手振ってます。でも、この軽~い紹介って
〖結葉、あんたその紹介は⋯〗
だよね?かのこちゃんのお母さんとお兄ちゃん、固まっちゃったよ?みんなもシーンってしたけど~。
『え~?本当のことでしょ~?』
〖そうだけど、言い方ってもんがあるでしょう〗は~あぁ
だよね~?ジーニ様、結葉様の空いてる方の肩に手をついておっきな溜息ついてます。分かるよ~
『あらあらまあまあ、サーヤ。もう一度自分でご挨拶しましょうか?』
「あい!むすびはしゃま、おんりしゅりゅ」
『あらぁ。降りちゃうのぉ?残念』
結葉様?じとー
『はぁい。よいしょ』くすくす
まったくもう~。おばあちゃんもピョンッて降りてきました。
「かのこちゃんにょ、おかあしゃんちょ、おにいちゃん、さーやでしゅ。よりょちくおにぇがいちましゅ。いひかしゃまちょ、かのこちゃん、おはねはえちゃっちゃ。ごめしゃい」ぺこり
お名前つけたらお羽生えちゃったの。サーヤもびっくりだったんだよ。ごめんなさい。
『サーヤ様、主人と娘に⋯』
「さーや!さーやにゃにょ!」
お母さんダメダメ~様はいらないのよ!
『え?ですが、愛し子様』
「ちやうの!さーやにゃにょ!」
お兄ちゃんもだめだめ~
『『え、ええと⋯』』
『二人とも、サーヤは様付けは嫌なのだそうだ。サーヤか』
『さーやちゃんでしゅよ!でも、かにょこは、ねぇねしゃまよぶでしゅ!』
イヒカ様とかのこちゃんの言うとおり!
『で、ではサーヤちゃん。主人と娘に名を頂きありがとうございます。驚きはしましたが、謝って頂く様なことは何もございません。むしろ一族の誉。ありがとうございます』
『サーヤちゃん、天使の妹を本物の天使にしていただきありがとうございます。素晴らしいです!』
そ、そう?良かった。お兄ちゃんは、ほんとにかのこちゃんラブなんだね。とにもかくにも
「あい!なかよくちてにぇ」
『はい。こちらこそ』
『よろしくお願いします!』
わ~い!良かった♪
『あらあらまあまあ、孫が驚かせてごめんなさいね。私は凛よ。この姿は世を忍ぶ仮の姿なの。本来の姿は今違う場所で修行中なのよ。本当はもっとナイスバディな大人の女性なの。よろしくお願いしますね』
『『⋯⋯』』
しーん ハッ!
『こ、こちらこそ』
『よろしくお願いします』
「おばあちゃん⋯」
『凛さん⋯』
お母さんとお兄ちゃん、なんて答えていいか分からなかったんだろうなぁ。ごめんね
こそこそ
『ちょっとちょっとジーニ様、実際のところどうなのさ』
〖⋯え?〗
『そうだよ。だって凛さんの言うナイスバディってのはジーニ様達みたいなのだろ?』
〖⋯ええと?〗
『間違いなく若返ってるだろうけどさ、ゲンさん曰くスレンダー美人だったんだろ?ならさ⋯』
〖⋯⋯〗ダラダラダラ
ドワーフの奥様方が容赦なくジーニ様に詰め寄ってるけど⋯
こそこそ
『おいおい。ジーニ様すごい汗だな』
『完全に顔反らしてるしな?』
『無言だしな?こりゃあ』
親方たちまでこそこそ。一瞬黙ってから、ジーニ様(と、サーヤ)以外の視線がおばあちゃんに向くと
『⋯⋯』にこにこにこにこごごご
『『『『『『ヒッ』』』』』』
あ~あ⋯
『よをちのぶかりのしゅがたなんでしゅか?さすがおばあちゃま!かっこいいでしゅ!ごごごごもかっこいいでしゅ!かにょこもやるでしゅ!』
あああっかのこちゃんがっ
『え?鹿の子?』
『わ、私たちの天使がっ』
『ああっ僕の天使!ダメだよ、そちら側に行ってはっ!』
あああっイヒカ様、お母さん、お兄ちゃんがっ
『あらあらまあまあ?いい子ね、かのこちゃん』なでなで
『はいでしゅ!にこにこごごごごっでしゅ!』
『そうね、いっしょにやりましょうね』
『はいでしゅ!』
『『⋯⋯』』にこにこごごご
あああっダメだよ!かのこちゃん!無言でにこにこごごごごはっ
『ああっ鹿の子っ』
『私の可愛い天使っダメよ』
『帰ってきてくれ、僕の天使ーっ』
あああっごめんなさいごめんなさいごめんなさいっ
こそこそ
『ねぇねぇ、お父さん、おいちゃん~』
『なんだ?』
『どうした?』
『ぼく~あのお兄ちゃんの方が怖い気するんだけど~気のせいかな~?』
ぴゅいきゅい『『やっぱり~?』』
『『ぼくたちも思ったよ』』
『なんかおばあちゃんとは~』
『なんかちがういみで~』
『なんこわい~?』
みゃあ『あぶにゃいにゃ?』
『後ずさりしたくなるのだ?』
何か違うと警戒するちびっこたち
『あ~』
『そうだな⋯』
なんと言っていいか困る大人たち。それはね?
「やっぱち、ししゅこ⋯」
『サーヤ?』にこにこごごご
『ねぇねしゃま?』にこにこごごご
「ごめしゃい」
なんでもないです。ごめんなさい。
☆*°☆*°☆*°☆*°☆*°☆*°☆*°
お読みいただきありがとうございますm(*_ _)m本日から始まっているファンタジー小説大賞にエントリーさせてもらってます。よろしかったら1票頂けたら嬉しいです。よろしくお願いいたしますm(_ _)m
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ジーニ様たちが、こわこわこわこわっになっても誰も助けてくれません。誰か助けて~?
がさがさがさ
ん?誰か来た?
がさっ
『あら、あなた?誰かいらしたのかしら?』
『とと様。ただ今戻りました。先にお戻りだったのですね』
んん?あなた?とと様?と、言うことは?
『かかしゃま!あにしゃま!』
『お前たち、戻ったか』
やっぱり!
「かにょこちゃんの、おかあしゃんちょ、おにいちゃん!」
美人さんの鹿さんと、イケメンな鹿さんです!
『『え?』』
『あら~。救いの神が来たみたいねぇ』
たしかに!ナイスタイミングだね!
『『『ハッ!』』』
『『『私らは何を?』』』
あっドワーフさんたち元に戻った~。
〖『チッ』〗
ちっ?ちって何?何?ジーニ様、フゥ!
『え?あなた?それに私の可愛い娘まで、その姿は?天使?天使なの?』
『かか様。それだけではありません。私の可愛い妹がしっかり喋ってます。私の妹は天使で天才だったのですね?』
おお?もしかして、かのこちゃん溺愛されてる?
『かかしゃま、あにしゃま、おかえりなしゃいでしゅ。かにょこ、おなまえもらったんでしゅよ。しょちたら、ととしゃまとおんなじ、はねはえたんでしゅ!』ぱたぱた
かのこちゃんが羽をパタパタさせて一生懸命説明してます。嬉しそうです。かわいいです。でも~
「かのこちゃん、おしゃべりじょーじゅ⋯」
『そうだな。しっかり喋ってるな』
『あらあらまあまあ、サーヤもがんばりましょうね』
「あい」
しくしく⋯
『ええ?あなた、どういうことでしょうか?』
『それにとと様のその立派な翼は?』
そうだよね、びっくりしちゃうよね?
『それはな、そちらにいらっしゃる愛し子様⋯』
じとー
『サーヤ様⋯』
じとー
『サーヤに⋯』
にぱっ!うんうん。
ぽかっ
「いちゃっ」
おいちゃん、なにするの?サーヤの頭、木魚になっちゃうよ?
『だから顔で威圧するんじゃない』
だって~。様いらないの~。
『こほん。サーヤたちに森で偶然お会いしてな』
『かにょこがしゃきにみちゅけたんでしゅよ!』
そうだね~。かのこちゃんがぴょこって来てくれたんだよね。
『そうだな。鹿の子のおかげだな』
『はいでしゅ!』ぱたぱた
かのこちゃん羽がぱたぱたしてます。可愛い~
『それでどうしたのですか?』
『早く本題をお願いします』
おおっ、そうだよね。邪魔してごめんなさい。
『あ、ああ、それでな?サーヤに名を頂いたのだ。私はイヒカ』
『かにょこは、かにょこでしゅ!』
『そうだな。鹿の子、良い名を頂いたな』
『はいでしゅ!ねぇねしゃまにもらいまちた!』
かのこちゃんが嬉しそうに御報告してます。しっぽふりふり、お羽ぱたぱたです。
『ねぇねとは?イヒカに、かのこ、ですか?』
『でも、それだけではその翼の意味が⋯』
そうだよね~
〖それはね?私たちがそうなるように仕向けたのよ〗
『あらぁ。ジーニ様ったら、認めちゃうのねぇ?私は知らないわよぉ』くすくす
〖ちょっと結葉?あなたも共犯でしょ?〗
『え~?なんのことぉ?』くすくす
いやいや。すでにバレバレですよ?
『ジーニ様に結葉様?も、申し訳ございません。ご挨拶もせず御無礼をっ』
『申し訳ございませんっ』
ジーニ様たちに今気づいたんだね?慌てて頭下げてるね~。でもぉ、仕方ないんじゃないかな?
〖気にしないで。いきなりお邪魔してるのは私たちだし、しかも家族の姿がいきなり変わってたら、そちらにしか目がいかないわよね〗
『そうよぉ。気にしないでぇ。それにギンもいるわよぉ』くすくす
ジーニ様の言う通りだよね~。でも結葉様?その言い方は面白がってるよね?なんか、ギン様もかわいそうな気が⋯
『え?ギ、ギン様にエンシェントスライム様たちまで?』
『気づきませんで申し訳ございませんっ』
あ~お兄ちゃん、焦るのはわかるけど、その言い方は⋯
『いや、気にするな。最近はよくある事だ⋯』ふっ
ぷるるるん『『そうそう⋯』』ふっ
『『あ、あの、申し訳ございません』』
『ギン様たち哀愁漂ってるな』
『あらあらまあまあ、お気の毒に⋯』
「ふあ~」
ギン様たち、泣かないで!サーヤたちがいるよ!ギン様のもふもふは最高だよ!アルとアウルもぷにぷに最高だよ!ジーニ様達にはもふもふもぷにぷにもないよ!
『ありがとうサーヤ』
ぷるるるん『『うん』』
どういたしまして!もふもふぷにぷには正義!
『そうそう。それでねぇ、イヒカの翼はねぇ、サーヤが犯人よぉ♪』
「ふあっ?はんにん?さーや、はんにん、わりゅいこ?」うりゅう
〖ああっ違うわよ!サーヤは悪くないわ。いい子よ!結葉!なんてこと言うの!〗むぎゅう~うぅ
「くえっ」
悪い子じゃないのは分かったよ~でも、くるちっ!今日むぎゅう攻撃多すぎ~
〖サーヤは天使よ〗むぎゅう~
「あ、あい⋯ぐ、ぐるちっ」助けて~ しゅぽんっ
『うふふ。ごめんねぇサーヤ。犯人なんて嘘よぉ。ジーニ様、今日はもうサーヤ抱っこ禁止ねぇ』
「くあっ」ぜーはー
助かった~ジーニ様のお胸は凶器。
〖いやぁん、サーヤ返してぇ〗
『だぁめ。ねぇ、サーヤ』
「あい」
結葉様のお胸の方が優しいです。ぽふぽふ。
〖そんな~〗
くるちいのはダメダメ。あれ?でも?
こそこそ
『ねぇねぇ~お父さん、今のは結葉様のせいだよね~?』
『あ、ああ。そうだな。だが、相手は結葉様だからな』
ぴゅいきゅい『『うわぁ』』
『『ぜったい』』
『『『わざとだよね?』』』
みゃあ『かく、かくにんはんなのにゃ』
『ココロ、それを言うなら確信犯なのだ』
みゃ『かくしんはんにゃ!』
やっぱり~?
『うふふ。なんのことかしらぁ?』
なんだろね~?
『あ、あのそれで、主人の翼はどうして』
『それに私のかわいい天使まで?』
あっごめんね。途中でした。それにしてもお兄ちゃん、ついに天使固定?
〖ああ、ごめんなさい。そうね、サーヤたちがいた所にはね、白い鹿の姿の神の使いがいたらしいのよ〗
『あら、神様じゃなかったぁ?』
「どっちもいりゅにょ」
〖そうだったわね。それでね、その姿を描いた絵に、翼がある者もいたんですって〗
『『は、はぁ』』
お母さんとお兄ちゃん大丈夫?なんのことか分からないってお顔だね~
『うふふ。だからね?サーヤに名前をつけさせた時にねぇ、その姿を想像するようにしむけたのよぉ』
〖その結果、私たちの思った通りの姿になったわけ。鹿の子はイヒカと一緒に名付けされたから、一緒に羽がはえちゃったんでしょうね〗
『親子だしねぇ。でも、すごく綺麗でしょ~?鹿の子の羽はまだ小さいから飛ぶことは出来ないけど可愛いしぃ。翼って言うよりぃ、羽って感じよねぇ?』
ジーニ様と結葉様がにやにやにこにこです。イタズラ成功!みたいなお顔です。
『そ、そうなのですね』
『ええ!正に天使の羽です!』
うん。お兄ちゃんはかのこちゃん大好きだね。えっと、こういうのなんか言ったよね?ええと、ええと、あっそうだ
「ししゅこ⋯」
くるくる、ぱしっ
「んにゅ?」
お口、チャック?
『あらあらまあまあ、サーヤ?それ以上はダメよ』にこにこ
「あ、あい」こくこく
『いい子ね』にこにこ
おばあちゃんが飛んできました。こわこわ
『ねぇねしゃま、おばあちゃま、かにょこにょ、かかしゃまとあにしゃまでしゅ。とってもやしゃちいんでしゅよ』にこにこ
かのこちゃんがお母さんとお兄ちゃんを紹介してくれました。そう言えば、まだちゃんとご挨拶してない!
「あわわわわわわ。おばあちゃん」たいへんっ
『あらあらまあまあ、そうね。まだご挨拶きちんとしてなかったわね』
そうだよね!ご挨拶大事!
『じゃあ、ご挨拶しないとねぇ。この子はサーヤ。今代の愛し子よぉ。かわいいでしょう?それでこっちの編みぐるみのクマさんは凛ねぇ。中身はサーヤのおばあちゃんなのよぉ。よろしくねぇ』
『『はい?』』
結葉様が抱っこしてるサーヤを見せながら紹介しちゃいました!自分でしようと思ったのに~。おばあちゃんは結葉様の肩に乗っかって?引っかかって?お手手振ってます。でも、この軽~い紹介って
〖結葉、あんたその紹介は⋯〗
だよね?かのこちゃんのお母さんとお兄ちゃん、固まっちゃったよ?みんなもシーンってしたけど~。
『え~?本当のことでしょ~?』
〖そうだけど、言い方ってもんがあるでしょう〗は~あぁ
だよね~?ジーニ様、結葉様の空いてる方の肩に手をついておっきな溜息ついてます。分かるよ~
『あらあらまあまあ、サーヤ。もう一度自分でご挨拶しましょうか?』
「あい!むすびはしゃま、おんりしゅりゅ」
『あらぁ。降りちゃうのぉ?残念』
結葉様?じとー
『はぁい。よいしょ』くすくす
まったくもう~。おばあちゃんもピョンッて降りてきました。
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『サーヤ様、主人と娘に⋯』
「さーや!さーやにゃにょ!」
お母さんダメダメ~様はいらないのよ!
『え?ですが、愛し子様』
「ちやうの!さーやにゃにょ!」
お兄ちゃんもだめだめ~
『『え、ええと⋯』』
『二人とも、サーヤは様付けは嫌なのだそうだ。サーヤか』
『さーやちゃんでしゅよ!でも、かにょこは、ねぇねしゃまよぶでしゅ!』
イヒカ様とかのこちゃんの言うとおり!
『で、ではサーヤちゃん。主人と娘に名を頂きありがとうございます。驚きはしましたが、謝って頂く様なことは何もございません。むしろ一族の誉。ありがとうございます』
『サーヤちゃん、天使の妹を本物の天使にしていただきありがとうございます。素晴らしいです!』
そ、そう?良かった。お兄ちゃんは、ほんとにかのこちゃんラブなんだね。とにもかくにも
「あい!なかよくちてにぇ」
『はい。こちらこそ』
『よろしくお願いします!』
わ~い!良かった♪
『あらあらまあまあ、孫が驚かせてごめんなさいね。私は凛よ。この姿は世を忍ぶ仮の姿なの。本来の姿は今違う場所で修行中なのよ。本当はもっとナイスバディな大人の女性なの。よろしくお願いしますね』
『『⋯⋯』』
しーん ハッ!
『こ、こちらこそ』
『よろしくお願いします』
「おばあちゃん⋯」
『凛さん⋯』
お母さんとお兄ちゃん、なんて答えていいか分からなかったんだろうなぁ。ごめんね
こそこそ
『ちょっとちょっとジーニ様、実際のところどうなのさ』
〖⋯え?〗
『そうだよ。だって凛さんの言うナイスバディってのはジーニ様達みたいなのだろ?』
〖⋯ええと?〗
『間違いなく若返ってるだろうけどさ、ゲンさん曰くスレンダー美人だったんだろ?ならさ⋯』
〖⋯⋯〗ダラダラダラ
ドワーフの奥様方が容赦なくジーニ様に詰め寄ってるけど⋯
こそこそ
『おいおい。ジーニ様すごい汗だな』
『完全に顔反らしてるしな?』
『無言だしな?こりゃあ』
親方たちまでこそこそ。一瞬黙ってから、ジーニ様(と、サーヤ)以外の視線がおばあちゃんに向くと
『⋯⋯』にこにこにこにこごごご
『『『『『『ヒッ』』』』』』
あ~あ⋯
『よをちのぶかりのしゅがたなんでしゅか?さすがおばあちゃま!かっこいいでしゅ!ごごごごもかっこいいでしゅ!かにょこもやるでしゅ!』
あああっかのこちゃんがっ
『え?鹿の子?』
『わ、私たちの天使がっ』
『ああっ僕の天使!ダメだよ、そちら側に行ってはっ!』
あああっイヒカ様、お母さん、お兄ちゃんがっ
『あらあらまあまあ?いい子ね、かのこちゃん』なでなで
『はいでしゅ!にこにこごごごごっでしゅ!』
『そうね、いっしょにやりましょうね』
『はいでしゅ!』
『『⋯⋯』』にこにこごごご
あああっダメだよ!かのこちゃん!無言でにこにこごごごごはっ
『ああっ鹿の子っ』
『私の可愛い天使っダメよ』
『帰ってきてくれ、僕の天使ーっ』
あああっごめんなさいごめんなさいごめんなさいっ
こそこそ
『ねぇねぇ、お父さん、おいちゃん~』
『なんだ?』
『どうした?』
『ぼく~あのお兄ちゃんの方が怖い気するんだけど~気のせいかな~?』
ぴゅいきゅい『『やっぱり~?』』
『『ぼくたちも思ったよ』』
『なんかおばあちゃんとは~』
『なんかちがういみで~』
『なんこわい~?』
みゃあ『あぶにゃいにゃ?』
『後ずさりしたくなるのだ?』
何か違うと警戒するちびっこたち
『あ~』
『そうだな⋯』
なんと言っていいか困る大人たち。それはね?
「やっぱち、ししゅこ⋯」
『サーヤ?』にこにこごごご
『ねぇねしゃま?』にこにこごごご
「ごめしゃい」
なんでもないです。ごめんなさい。
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『待っていて私のかわいい子⋯必ず、強くなって会いに行くから』
そのために私は⋯
『地上に降りて冒険者になる!』
これは転生して若返ったおばあちゃんが、可愛い孫を今度こそ守るため、冒険者になって活躍するお話⋯
☆。.:*・゜☆。.:*・゜
こちらは『転生初日に妖精さんと双子のドラゴンと家族になりました。もふもふとも家族になります!』のスピンオフとなります。おばあちゃんこと凛さんが主人公!
が、こちらだけでも楽しんでいただけるように頑張ります。『転生初日に~』共々、よろしくお願いいたします。
また、全くの別のお話『小さな小さな花うさぎさん達に誘われて』というお話も始めました。
こちらも、よろしくお願いします。
*8/11より、なろう様、カクヨム様、ノベルアップ、ツギクルさんでも投稿始めました。アルファポリスさんが先行です。
もふもふ相棒と異世界で新生活!! 神の愛し子? そんなことは知りません!!
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[第3回次世代ファンタジーカップエントリー]
特別賞受賞 書籍化決定!!
応援くださった皆様、ありがとうございます!!
望月奏(中学1年生)は、ある日車に撥ねられそうになっていた子犬を庇い、命を落としてしまう。
そして気づけば奏の前には白く輝く玉がふわふわと浮いていて。光り輝く玉は何と神様。
神様によれば、今回奏が死んだのは、神様のせいだったらしく。
そこで奏は神様のお詫びとして、新しい世界で生きることに。
これは自分では規格外ではないと思っている奏が、規格外の力でもふもふ相棒と、
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小さな小さな花うさぎさん達に誘われて、異世界で今度こそ楽しく生きます!もふもふも来た!
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気がついたら何かに追いかけられていた。必死に逃げる私を助けてくれたのは、お花?違う⋯小さな小さなうさぎさんたち?
突然森の中に放り出された女の子が、かわいいうさぎさん達や、妖精さんたちに助けられて成長していくお話。どんな出会いが待っているのか⋯?
☆。.:*・゜☆。.:*・゜
『転生初日に妖精さんと双子のドラゴンと家族になりました。もふもふとも家族になります!』の、のどかです。初めて全く違うお話を書いてみることにしました。もう一作、『転生初日に~』の、おばあちゃんこと、凛さん(人間バージョン)を主役にしたお話『転生したおばあちゃん。同じ世界にいる孫のため、若返って冒険者になります!』も始めました。
よろしければ、そちらもよろしくお願いいたします。
*8/11より、なろう様、カクヨム様、ノベルアップ、ツギクルさんでも投稿始めました。アルファポリスさんが先行です。
もふもふが溢れる異世界で幸せ加護持ち生活!
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いつも『もふもふが溢れる異世界で幸せ加護持ち生活!』をご愛読いただき、ありがとうございます。
10月21日、『もふもち』コミカライズの配信がスタートしました!!
江戸はち先生に可愛いジョーディ達を描いていただきました。
先生、ありがとうございます。
今後とも小説のジョーディ達、そしてコミカライズのジョーディ達を、よろしくお願いいたします。
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小学3年生の如月啓太は、病気により小学校に通えないまま、病院で息を引き取った。
次に気が付いたとき、啓太の前に女神さま現れて、啓太自身の話を聞くことに。
そして啓太は別の世界の、マカリスター侯爵家次男、ジョーディ・マカリスターとして転生することが決まる。
すくすくそだった啓太改めジョーディは1歳に。
そしてジョーディには友達がいっぱい。でも友達は友達でも、人間の友達ではありません。
ダークウルフの子供にホワイトキャットの子供に。何故か魔獣の友達だらけ。
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小さいぼくは最強魔術師一族!目指せ!もふもふスローライフ!
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ねぇたまと、妹と、もふもふな家族と幸せに暮らしていたフィリー。そんな日常が崩れ去った。
一見、まだ小さな子どもたち。実は国が支配したがる程の大きな力を持っていて?
主人公フィリーは、実は違う世界で生きた記憶を持っていて?前世の記憶を活かして魔法の世界で代活躍?
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もふもふな家族も一緒にたくましく楽しく生きてくぞ!
神獣に転生!?人を助けて死んだら異世界に転生する事になりました
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学校が終わりバイトに行く途中、子供を助けて代わりに死んでしまった。
実は、助けた子供は別の世界の神様でお詫びに自分の世界に転生させてくれると言う。
何か欲しい能力があるか聞かれたので希望をいい、いよいよ異世界に転生すると・・・・・・
何故か神獣に転生していた!
始めて書いた小説なので、文章がおかしかったり誤字などあるかもしてませんがよろしくお願いいたします。
更新は、話が思いついたらするので早く更新できる時としばらく更新てきない時があります。ご了承ください。
人との接し方などコミュニケーションが苦手なので感想等は返信できる時とできない時があります。返信できなかった時はごめんなさいm(_ _)m
なるべく返信できるように努力します。
転生したらチートすぎて逆に怖い
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