上 下
488 / 681
連載

488 妖精トリオがんばって!

しおりを挟む
サーヤたちがギン様をもふもふ
『サーヤだけだよね~?』
ぴゅいきゅい『『うん』』
『『『『『サーヤだけ~』』』』』
⋯サーヤたちがギン様をもふもふしてる時、おいちゃんたちは

『へ~色の違いは効果の強さを表してるのか?』
『あらあらまあまあ。爆発なんて物騒だけど綺麗な葉っぱね。まるでもみじの紅葉みたいね~。この色、染めものとかに使えないかしらね?』
きゅるる『染め物!?』
きゅるるん『『『ぼくたち』』』
きゅるるん『『きれいないろのはっぱ』』
きゅるるん『『あつめてくる~』』
しゅたたたっ
逃げたちびっこたちとは対照的に、大人たち、はまじまじと葉っぱを見てます。絹さん親子はおばあちゃんの言葉で色んな葉っぱを探しに行っちゃいました。

『妖精トリオ偉いな。よく知ってたな』
『ほんと、流石だね』
親方夫婦は妖精トリオを褒めてます。三人は
『『『それほどでも~』』』
って照れ照れくねくねです。

『この葉っぱはね、体を温める効果があるんだよ』
『雪山に鉱石採り行く時なんか重宝するな』
「ふおっ?」
寒いのに行くの!?雪の中!?
〖サーヤ、鉱石を求めるドワーフに季節なんか関係ないのよ〗
そ、そっか~

『普通は風邪薬なんかにするんだけどねぇ』
妖精トリオの説明もそんな感じだったよね~

『あと炉の火力をちょっくら上げたい時に使ったりな。ガハハハ』
「ふえっ?」
え?火事にならない?

〖その使い方はどうかと思うわよ〗
ドワーフさん達の使い方講座にジーニ様のツッコミが入ったよ。やっぱり、ほんとは最後のはダメなんだね。
〖そりゃそうよ。爆薬にも使えるくらいなんだから〗
「ほえ?」
それは絶対ダメなやつ!どっかーん!

『お?これ、鑑定したら料理にも使えそうだぞ?色で辛みも違うみたいだな』
『あらあら?赤みが強くなると辛みも強くなるのね。確かにお薬にするよりスープとかにした方が摂取しやすいかもしれないわね?』
『代謝アップに脂肪燃焼なんて効果もあるみたいだぞ?』
『あらあらまあまあ、ダイエットにも使えそうね?』
あっ!そのキーワードは~

ガシッ
『『え?』』
あっ逃げ遅れたね⋯
〖ゲン、凛、そこのとこもう少し詳しく聞かせてくれるわよね?〗ニコニコ
『『あっ』』
あ~捕まっちゃった
『ゲンさん、凛さん、聞かせてくれますよね?』にこにこ
〖『ね?』〗
あ~ジーニ様とフゥがぁ⋯やっちゃったね
『『いや、その⋯』』
〖『うふふふふ。逃がさないわぁ』〗
おいちゃん、おばあちゃん、どんまい!

『うふふ。あっちはほっといてぇ。せっかく見つけたんだから覚えなきゃねぇ。サーヤたちはこの葉っぱ、どんな名前だったら覚えやすいかしらぁ?』
『『『え?』』』
「う?」
結葉様?おなまえ、もうあるんじゃないの?だって、妖精トリオが『『『え?』』』って驚いてるよ?

『うふふ。例えばの話しよぉ。だってぇ、ちびっこたちが覚えやすい方がいいじゃなぁい?』
あっ、そういうことか~。あだ名みたいな感じかな?それじゃあ~

「あかいかりゃ、あかちゃん?」
『それだと~ほんとの赤ちゃんと間違っちゃうんじゃないかな~?』
そっかぁ。じゃあ~
「かりゃだ、ぽっぽしゅりゅかりゃ、ぽっぽちゃん?」
ぴゅい『ぽっぽちゃんだと』
きゅい『ぽぽちゃんみたいだよ?』
『それに、ぽっぽより』
『ぽかぽか?』
みゃあ『でもにゃ、ばくはつしちゃうともいってたにゃ?』
『ポカポカどころじゃないのだ。ドッカンなのだ』
そっかあ~、じゃあ、どういうのがいいかな?

「うにゅ~」
『う~ん』
悩みますね。

『うふふ。おもしろいわねぇ』
結葉様、笑ってないで一緒に考えて?みんな、悩んでるんだから。妖精トリオ以外は⋯

『え?え?』
『だってだって?』
『ほんとのおなまえ?』
オロオロしてる妖精トリオに
『そうだな、名前があるのにな⋯でもな、何を言っても無駄な気がするぞ。かわいそうだがな』
『『『えええ?』』』
ギン様が妖精トリオに何か言ったら、妖精トリオがなんでかしおしおです。
『なんか、かわいそうなんだな』
『よしよしなんだな』
『元気出すんだな』
ぽぽちゃん兄弟がどうしてか妖精トリオをなでなでしてます。なんでかな?サーヤもしてほしいな。

『う~ん?火が燃えてるみたいなんだから、燃えちゃい草(そう)は~?』
ハクがまさかのダジャレで来ました!でもいいかも!

ぴゅいきゅい『『じゃあ、やせちゃいそうは~?』』
〖『いいわね!それ!』〗
ぴゅいきゅい『『ぴゃっ!?』』ビタビタッ
「うぷっ?」
ジーニ様?フゥ?急に出てきちゃダメだよ。モモとスイが驚いちゃったでしょ?二人に張り付かれたサーヤも驚いちゃうよ。

〖あ、あら、私としたことが?おほほほほ〗
『ハッ、わたし今なにを!?』
え~?フゥは記憶喪失?

『うふふ。いいわねぇ、燃えちゃい草。採用しちゃいましょう』
「ふえ?」
『え~?採用?いいの~?』

まさかの採用に、発案者のハクまでびっくりしてるよ。しかも『やせちゃいそう』は何気に却下されてるね。

『いいのよぉ♪覚えやすいのが大事でしょう?』
「しょ、しょっか?」
だけど~
『嬉しいけど~』
ぴゅいきゅい『『ないてるよ?』』
『『妖精トリオ』』
みゃあ『おめめ、ひらいたまんま、なみだながれてるにゃ』
『ほんとにいいのだ?』

『『『⋯⋯』』』だばー
そうだよね?フィオ、ヴェル、アーブ、なんかごめんね。

『いいのよぉ♪さぁさぁ、次行きましょ~?』

『『『⋯⋯』』』だばー
『フィオ、ヴェル、アーブ、気をしっかりもて。相手は結葉だ。諦めも肝心だ⋯』ぽんぽん
さすがのアルコン様まで、妖精トリオを慰めてます。

結葉様、いいの?みんなで結葉様見たり、妖精トリオ見たりどうしていいか分からないので

「じゃ、じゃあこりぇ?」
妖精トリオにさっき見つけたのを見せます。細長い葉っぱがね?氷柱みたいにたくさんぶら下がってるの。色もね、薄い水色でほんとに氷みたいなんだよ。キラキラして綺麗なの。

『ぐすん。これはね、おねつさげるの』
『ぐすん。おくすりにもなるし、たべてもいいし、こうやってね?』
『ぐすん。ひろげて、おみずつけると、くっつくの』

三人でプチッと葉っぱを一枚ちぎってよいしょよいしょって広げます。びっくりです!細長い葉っぱがくるくる丸まって細くなってたの!
それにお水をつけて、サーヤのおでこにピタッてしてくれました。

「ふお?ひんやり、きもち~♪」
なんか、こんなのあったね?なんだっけ?
『あらあらまあまあ、お熱ある時におでこに貼るシートみたいね』
そう!それだね!気持ちいいの!

『そうでしょ?』
『いたいとこにはってもいいんだよ』
『いたいのもとれるの』

『熱だけじゃなくて痛みもなのか?そりゃもう、万能湿布だな』
「しゅごいにぇ~」
『そうだな。妖精トリオが今日は先生だな』
すご~い!妖精トリオ物知り!おいちゃんも感心してます。

『『『それほどでも~♪』』』
また照れ照れくねくねダンスだ~。

『私らも、よく使ってたよ。これ』
『そういや、聖域に来てから使ってないね?』
『温泉入ってるからかね?』
ドワーフさんたちの愛用品だったんだね。

『あらあらまあまあ?確かに温泉はコリや打ち身なんかにも効くけど、冷やすことにはならないわよ?』
おばあちゃんが不思議そうに聞くと

『ああ、温めながら痛みを取るのもあるんだよ。これの亜種でね、群生地の中に時々⋯ああ、あったね。これだよ』
おカミさんが周りをキョロキョロすると、一株だけ薄いオレンジの同じ形の葉っぱが!

『これをね、肩とか腰に貼るとね』
『じんわり温まって気持ちいいんだよ』
『冷たいのも使うけどね』
『へ~面白いわねぇ』
おカミさんたちの説明に興味しんしんのおばあちゃん。

『じゃあ、これの名前はどうするぅ?』

え?また?
「え、えちょ?こおっちゃいしょう?」
冷たくてヒンヤリしてるから、なんとかこたえてみると
『いいかも~たしかに氷みたいだよね~』
ぴゅいきゅい『『わかりやしゅいかも?』』
『じゃあ、凍っちゃい草で決まりねぇ♪』
そ、そんな簡単に?いいの?
『『でも~』』
みゃあ『妖精トリオが~』
『あ~完全に泣いてるのだ』
フルーとフライたちが言う通り

『『『うぅぅ⋯おなまえ』』』だばだば
あああ、また泣いちゃった⋯

『よしよしなんだな』
『泣かないでなんだな』
『大丈夫なんだな!オイラたちはちゃんとした名前で覚えるんだな!』 
『そうだよ。私らはそもそも知ってるしね』
『まったく結葉様は』
『あとでアイナ様に報告するからね』
ぽぽちゃんたちとおカミさんたちが必死に慰めてます。ご、ごめんね。サーヤもあとで覚えるからね!たぶん⋯

『それで、ホントの名前はなんなんだ?』
『そうよね?教えて貰えないかしら?』
おいちゃんとおばあちゃんも、妖精トリオになんとか泣き止んで欲しくて慌ててます。

『ぐすっ。さいしょのはね』
『ぐすっ。トンガラシソソウっていうの』
『ぐすっ。つぎのはね、レイシップソウっていうの』
まだぐすぐすしながら妖精トリオが教えてくれます。だけど、

『は?トウガラシ?』
『シソ?』
おばあちゃんとおいちゃんのお顔がヒクヒクッてしてる?

『ちがうよ?』
『トンガラシソソウ』
『だよ?』
妖精トリオが大真面目に訂正します。

『そう、そうだよな、トンガラシソ草な』
『大丈夫、覚えたわ』
『『『よかった~』』』にこにこ
良かったね~。サーヤも覚えるからね!たぶん⋯

『それとな?まさかオンシップ草なんてのは?』
『あったりするのかしら?』

『なんでしってるの~?』
『それがそうだよ~』
『オレンジの~』
おいちゃんとおばあちゃんが、まさかねって言いながら聞いたのは、そのまさかだったみたいです。

『ははは⋯そうか。適当に言ってみたら当たったみたいだな。びっくりだな』
『あらあらまあまあ、本当ね、びっくりね。おほほ』
おいちゃん、おばあちゃん?なんだかお疲れ?

『そうなの~?』
『すごいね~』
『おめでとう~』
ぱちぱちぱちって妖精トリオに拍手されておいちゃんとおばあちゃん、
『あ、ありがとな。ははは』
『ありがとう。おほほ』
お顔がヒクヒクしてます。

『な、なあ、凛さん。この世界の植物って』
『おほほほ、世界は不思議に満ち溢れてるわね~』
はははは、おほほほっておいちゃんとおばあちゃんがずっと笑ってます。壊れちゃった?

あとね?サーヤはね『ダジャレにみちあふれてる』の間違いだと思うな~。

他には何があるんだろね?
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

可愛いけど最強? 異世界でもふもふ友達と大冒険!

ありぽん
ファンタジー
[お知らせ] 書籍化決定!! 皆様、応援ありがとうございます!!      2023年03月20日頃出荷予定です!! 詳しくは今後の刊行予定をご覧ください。  施設で暮らす中学1年生の長瀬蓮。毎日施設の人間にいいように使われる蓮は、今日もいつものように、施設の雑用を押し付けられ。ようやく自分の部屋へ戻った時には、夜22時を過ぎていた。  そして自分お部屋へ戻り、宿題をやる前に少し休みたいと、ベッドに倒れ込んだ瞬間それは起こった。  強い光が蓮を包み込み、あまりの強い光に目をつぶる蓮。ようやく光が止んできたのが分かりそっと目を開けると…。そこは今まで蓮が居た自分の部屋ではなく、木々が生い茂る場所で。しかも何か体に違和感をおぼえ。  これは蓮が神様の手違いにより異世界に飛ばされ、そこで沢山の友達(もふもふ)と出会い、幸せに暮らす物語。 HOTランキングに載せていただきました。皆様ありがとうございます!! お気に入り登録2500ありがとうございます!!

もふもふ相棒と異世界で新生活!! 神の愛し子? そんなことは知りません!!

ありぽん
ファンタジー
[第3回次世代ファンタジーカップエントリー] 特別賞受賞 書籍化決定!! 応援くださった皆様、ありがとうございます!! 望月奏(中学1年生)は、ある日車に撥ねられそうになっていた子犬を庇い、命を落としてしまう。 そして気づけば奏の前には白く輝く玉がふわふわと浮いていて。光り輝く玉は何と神様。 神様によれば、今回奏が死んだのは、神様のせいだったらしく。 そこで奏は神様のお詫びとして、新しい世界で生きることに。 これは自分では規格外ではないと思っている奏が、規格外の力でもふもふ相棒と、 たくさんのもふもふ達と楽しく幸せに暮らす物語。

転生美女は元おばあちゃん!同じ世界に転生した孫を守る為、エルフ姉妹ともふもふたちと冒険者になります!

ひより のどか
ファンタジー
目が覚めたら知らない世界に。しかもここはこの世界の神様達がいる天界らしい。そこで驚くべき話を聞かされる。 私は前の世界で孫を守って死に、この世界に転生したが、ある事情で長いこと眠っていたこと。 そして、可愛い孫も、なんと隣人までもがこの世界に転生し、今は地上で暮らしていること。 早く孫たちの元へ行きたいが、そうもいかない事情が⋯ 私は孫を守るため、孫に会うまでに強くなることを決意する。 『待っていて私のかわいい子⋯必ず、強くなって会いに行くから』 そのために私は⋯ 『地上に降りて冒険者になる!』 これは転生して若返ったおばあちゃんが、可愛い孫を今度こそ守るため、冒険者になって活躍するお話⋯ ☆。.:*・゜☆。.:*・゜ こちらは『転生初日に妖精さんと双子のドラゴンと家族になりました。もふもふとも家族になります!』のスピンオフとなります。おばあちゃんこと凛さんが主人公! が、こちらだけでも楽しんでいただけるように頑張ります。『転生初日に~』共々、よろしくお願いいたします。 また、全くの別のお話『小さな小さな花うさぎさん達に誘われて』というお話も始めました。 こちらも、よろしくお願いします。 *8/11より、なろう様、カクヨム様、ノベルアップ、ツギクルさんでも投稿始めました。アルファポリスさんが先行です。

小さな小さな花うさぎさん達に誘われて、異世界で今度こそ楽しく生きます!もふもふも来た!

ひより のどか
ファンタジー
気がついたら何かに追いかけられていた。必死に逃げる私を助けてくれたのは、お花?違う⋯小さな小さなうさぎさんたち? 突然森の中に放り出された女の子が、かわいいうさぎさん達や、妖精さんたちに助けられて成長していくお話。どんな出会いが待っているのか⋯? ☆。.:*・゜☆。.:*・゜ 『転生初日に妖精さんと双子のドラゴンと家族になりました。もふもふとも家族になります!』の、のどかです。初めて全く違うお話を書いてみることにしました。もう一作、『転生初日に~』の、おばあちゃんこと、凛さん(人間バージョン)を主役にしたお話『転生したおばあちゃん。同じ世界にいる孫のため、若返って冒険者になります!』も始めました。 よろしければ、そちらもよろしくお願いいたします。 *8/11より、なろう様、カクヨム様、ノベルアップ、ツギクルさんでも投稿始めました。アルファポリスさんが先行です。

もふもふが溢れる異世界で幸せ加護持ち生活!

ありぽん
ファンタジー
いつも『もふもふが溢れる異世界で幸せ加護持ち生活!』をご愛読いただき、ありがとうございます。 10月21日、『もふもち』コミカライズの配信がスタートしました!! 江戸はち先生に可愛いジョーディ達を描いていただきました。 先生、ありがとうございます。 今後とも小説のジョーディ達、そしてコミカライズのジョーディ達を、よろしくお願いいたします。       ********* 小学3年生の如月啓太は、病気により小学校に通えないまま、病院で息を引き取った。 次に気が付いたとき、啓太の前に女神さま現れて、啓太自身の話を聞くことに。 そして啓太は別の世界の、マカリスター侯爵家次男、ジョーディ・マカリスターとして転生することが決まる。 すくすくそだった啓太改めジョーディは1歳に。 そしてジョーディには友達がいっぱい。でも友達は友達でも、人間の友達ではありません。 ダークウルフの子供にホワイトキャットの子供に。何故か魔獣の友達だらけ。 そんなジョーディの毎日は、父(ラディス)母(ルリエット)長男(マイケル)、そしてお友達魔獣達と一緒に、騒がしくも楽しく過ぎていきます。

小さいぼくは最強魔術師一族!目指せ!もふもふスローライフ!

ひより のどか
ファンタジー
ねぇたまと、妹と、もふもふな家族と幸せに暮らしていたフィリー。そんな日常が崩れ去った。 一見、まだ小さな子どもたち。実は国が支配したがる程の大きな力を持っていて? 主人公フィリーは、実は違う世界で生きた記憶を持っていて?前世の記憶を活かして魔法の世界で代活躍? 「ねぇたまたちは、ぼくがまもりゅのら!」 『わふっ』 もふもふな家族も一緒にたくましく楽しく生きてくぞ!

転生したらチートすぎて逆に怖い

至宝里清
ファンタジー
前世は苦労性のお姉ちゃん 愛されることを望んでいた… 神様のミスで刺されて転生! 運命の番と出会って…? 貰った能力は努力次第でスーパーチート! 番と幸せになるために無双します! 溺愛する家族もだいすき! 恋愛です! 無事1章完結しました!

作業厨から始まる異世界転生 レベル上げ? それなら三百年程やりました

ゆーき@書籍発売中
ファンタジー
第十五回ファンタジー小説大賞で奨励賞に選ばれました! 4月19日、一巻が刊行されました!  俺の名前は中山佑輔(なかやまゆうすけ)。作業ゲーが大好きなアラフォーのおっさんだ。みんなからは世界一の作業厨なんて呼ばれてたりもする。  そんな俺はある日、ゲーム中に心不全を起こして、そのまま死んでしまったんだ。  だけど、女神さまのお陰で、剣と魔法のファンタジーな世界に転生することが出来た。しかも!若くててかっこいい身体と寿命で死なないおまけつき!  俺はそこで、ひたすらレベル上げを頑張った。やっぱり、異世界に来たのなら、俺TUEEEEEとかやってみたいからな。  まあ、三百年程で、世界最強と言えるだけの強さを手に入れたんだ。だが、俺はその強さには満足出来なかった。  そう、俺はレベル上げやスキル取得だけをやっていた結果、戦闘技術を上げることをしなくなっていたんだ。  レベル差の暴力で勝っても、嬉しくない。そう思った俺は、戦闘技術も磨いたんだ。他にも、モノづくりなどの戦闘以外のものにも手を出し始めた。  そしたらもう……とんでもない年月が経過していた。だが、ここまでくると、俺の知識だけでは、出来ないことも増えてきた。   「久しぶりに、人間に会ってみようかな?」  そう思い始めた頃、我が家に客がやってきた。

処理中です...
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。

このユーザをミュートしますか?

※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。