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136 話は続く…
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水中の精霊樹の分体さんは思いがけない身内によるやらかしだったことが判明…しかも複数名…
かわいそうなのは話を切り出した亀じぃと、そこで暮らしていた水の妖精さんたち。思わぬ話の流れに呆然としている。
「かめじぃ~だいじぶ?」
『妖精さんたちも大丈夫~?』
ハクと一緒に大丈夫か聞いてみたけど
『あ、ああ。すまんのぉ 大丈夫じゃよ』
『『『『………』』』』
『『『みんな』』』
『『『しっかり~』』』
みんなの目が大丈夫じゃなさそう。かわいそうと言っている。
妖精さんに至っては守石をくれた四人の妖精さんたちが完全に固まって、仲間の妖精さんたちが揺さぶっている…
『こ、こほん』
あ、亀じぃ何とか復活?
『それでですのぉ。今回探した空の魔石はほとんど、その水の中の精霊樹の周りで集めたものでしてのぉ。その時手伝ってくれたのが』
『わたしたちだね~』
『わたしたちも水の妖精だよ』
『水の精霊樹の枝に』
『住んでるの~』
『でもね~』
『それは気づかなかった~』
そう言って見たのはまだ動かない銀色のかたまり
〖それは精霊樹の洞にいたんだっけ?〗
そうだよ!
「あい!きりゃっちぇ、ちちゃにょ」
『それで私たちが』
『穴に入ったら』
『空の魔石二個と』
『その重いのがいたの~』
『『『『重かったね~』』』』
固まってた守石の妖精さんたちも何とか復活?
スライムさん重すぎてぐったりだったもんね。お世話になりました。
〖それは大変だったわね。サーヤのためにありがとう〗
『『『『いえいえ~』』』』
妖精さんたちが照れてます。
〖それで、あなたは別行動だったのよね?〗
ジーニ様がじぃじを見ます。
『はい。私は滝壺へ空の魔石を探しに行きましての。いくつか見つけたところで金色スライムと会いましての。聞けば旦那を探していると、どこでもいつまでも寝てしまうとかでかれこれ百年探していたそうでの。それで成り行きで一緒に洞窟に戻りましたら…』
「きんいりょしゃん、とびげりちちゃにょ~」
『でも起きないんだよね~』
「『ね(にぇ)~』」
〖あ~うん。あれね…〗
みんなの視線の先には…
今は銀色スライムさんをベシベシ叩いている金色スライムさん。
『それでサーヤが熱い湯で茹でたら柔らかくなるんじゃないかと言い出して』
『でも~それじゃ死んじゃうかもしれないでしょ~?だから温泉ならどうかなって。それで連れてきたんだよ~』
ギン様とハクも銀色スライムさんをどうするか説明してくれます。
『なるほどそういうことねぇ』
〖ハク、お手柄ね〗
『えへへ~ ありがとう』
あれぇ?先に茹でたら?って言ったのはサーヤなんだけどな~?
『嬢ちゃん…じゃなくて、サーヤ、熱湯でぐつぐつして何かあってからじゃ元も子もないだろう…』
そっか~
『皆様、そちらのスライムはただのスライムではありません』
バートさんが言います。
「うにゅ?」
普通と違うの?
『そのスライムはエンシェントスライムです。最古のスライムがまさか番でいるとは…』
〖驚きしかないわね~。まあ、とりあえず起きてもらわないとね〗
「ほえ~?」
どうやらスライムさんも只者ではなかったようです。
【フゥとクゥとちびちびっこ同盟のコソコソばなし】
『ねぇねぇ』
『みんなふつうに』
『ながしてるけど』
『スライムって何百年生きるの?』
『そもそも百年お昼寝ってそれ以上生きてるってことだよな?』
『飛び蹴りも気になったけどぉ』
『熱湯で茹でたらって』
『ふつうに』
『かんがえたら』
『しんじゃうよね~?』
『温泉になっただけマシじゃない?ハク偉いわ』
『でも、重いんだろ?沈みっぱなしもどうなんだ?』
『でも、そもそも水の中で』
『寝てたんでしょ?』
『そうか。そうだよな』
『でも、この疑問が流されること事態』
『みんな』
『かんかくが』
『マヒしてる』
『『『よね~』』』
『『『『うんうん』』』』
【泉の住人さんたちのコソコソばなし】
『いやはや、エンシェントスライムの番とは恐れ入ったが』
『まさか、精霊樹の分体と伝え聞いてきた真相が、あんなことだとはのぉ』
『たねから』
『そだったってことは~』
『「ぶんたい」じゃなくて』
『こどもってこと~?』
『どうなのかのぉ。もし分体ではなく、お子だと言うのなら』
『今の精霊樹様に何かあった時に役割を受け継ぐ次代様になる可能性もある。ということかの?』
『え~』
『そんなすごい』
『やくわりかもなのに?』
『いままで』
『わすれられてたの~?』
『かわいそう~』
『そうじゃのぉ』
『せめて、わしらだけでも見守ってやろう』
『『『『さんせ~い』』』』
『『『『『『がんばるよ~』』』』』』
『うふふ…大丈夫よ。あとでちゃんと会いに行くわぁ。みんな、案内よろしくねぇ?ふふふ』
『『『『わ~~っ』』』』
『『『『『『きゃ~~っ』』』』』』
『『『『じぃじ!』』』』
『『『『『『亀じい!!』』』』』』
『せ、せせせ精霊樹の精様』
『も、ももも申し訳ありません!』
『うふふ……』
精霊樹の精様は神出鬼没。要注意です。
かわいそうなのは話を切り出した亀じぃと、そこで暮らしていた水の妖精さんたち。思わぬ話の流れに呆然としている。
「かめじぃ~だいじぶ?」
『妖精さんたちも大丈夫~?』
ハクと一緒に大丈夫か聞いてみたけど
『あ、ああ。すまんのぉ 大丈夫じゃよ』
『『『『………』』』』
『『『みんな』』』
『『『しっかり~』』』
みんなの目が大丈夫じゃなさそう。かわいそうと言っている。
妖精さんに至っては守石をくれた四人の妖精さんたちが完全に固まって、仲間の妖精さんたちが揺さぶっている…
『こ、こほん』
あ、亀じぃ何とか復活?
『それでですのぉ。今回探した空の魔石はほとんど、その水の中の精霊樹の周りで集めたものでしてのぉ。その時手伝ってくれたのが』
『わたしたちだね~』
『わたしたちも水の妖精だよ』
『水の精霊樹の枝に』
『住んでるの~』
『でもね~』
『それは気づかなかった~』
そう言って見たのはまだ動かない銀色のかたまり
〖それは精霊樹の洞にいたんだっけ?〗
そうだよ!
「あい!きりゃっちぇ、ちちゃにょ」
『それで私たちが』
『穴に入ったら』
『空の魔石二個と』
『その重いのがいたの~』
『『『『重かったね~』』』』
固まってた守石の妖精さんたちも何とか復活?
スライムさん重すぎてぐったりだったもんね。お世話になりました。
〖それは大変だったわね。サーヤのためにありがとう〗
『『『『いえいえ~』』』』
妖精さんたちが照れてます。
〖それで、あなたは別行動だったのよね?〗
ジーニ様がじぃじを見ます。
『はい。私は滝壺へ空の魔石を探しに行きましての。いくつか見つけたところで金色スライムと会いましての。聞けば旦那を探していると、どこでもいつまでも寝てしまうとかでかれこれ百年探していたそうでの。それで成り行きで一緒に洞窟に戻りましたら…』
「きんいりょしゃん、とびげりちちゃにょ~」
『でも起きないんだよね~』
「『ね(にぇ)~』」
〖あ~うん。あれね…〗
みんなの視線の先には…
今は銀色スライムさんをベシベシ叩いている金色スライムさん。
『それでサーヤが熱い湯で茹でたら柔らかくなるんじゃないかと言い出して』
『でも~それじゃ死んじゃうかもしれないでしょ~?だから温泉ならどうかなって。それで連れてきたんだよ~』
ギン様とハクも銀色スライムさんをどうするか説明してくれます。
『なるほどそういうことねぇ』
〖ハク、お手柄ね〗
『えへへ~ ありがとう』
あれぇ?先に茹でたら?って言ったのはサーヤなんだけどな~?
『嬢ちゃん…じゃなくて、サーヤ、熱湯でぐつぐつして何かあってからじゃ元も子もないだろう…』
そっか~
『皆様、そちらのスライムはただのスライムではありません』
バートさんが言います。
「うにゅ?」
普通と違うの?
『そのスライムはエンシェントスライムです。最古のスライムがまさか番でいるとは…』
〖驚きしかないわね~。まあ、とりあえず起きてもらわないとね〗
「ほえ~?」
どうやらスライムさんも只者ではなかったようです。
【フゥとクゥとちびちびっこ同盟のコソコソばなし】
『ねぇねぇ』
『みんなふつうに』
『ながしてるけど』
『スライムって何百年生きるの?』
『そもそも百年お昼寝ってそれ以上生きてるってことだよな?』
『飛び蹴りも気になったけどぉ』
『熱湯で茹でたらって』
『ふつうに』
『かんがえたら』
『しんじゃうよね~?』
『温泉になっただけマシじゃない?ハク偉いわ』
『でも、重いんだろ?沈みっぱなしもどうなんだ?』
『でも、そもそも水の中で』
『寝てたんでしょ?』
『そうか。そうだよな』
『でも、この疑問が流されること事態』
『みんな』
『かんかくが』
『マヒしてる』
『『『よね~』』』
『『『『うんうん』』』』
【泉の住人さんたちのコソコソばなし】
『いやはや、エンシェントスライムの番とは恐れ入ったが』
『まさか、精霊樹の分体と伝え聞いてきた真相が、あんなことだとはのぉ』
『たねから』
『そだったってことは~』
『「ぶんたい」じゃなくて』
『こどもってこと~?』
『どうなのかのぉ。もし分体ではなく、お子だと言うのなら』
『今の精霊樹様に何かあった時に役割を受け継ぐ次代様になる可能性もある。ということかの?』
『え~』
『そんなすごい』
『やくわりかもなのに?』
『いままで』
『わすれられてたの~?』
『かわいそう~』
『そうじゃのぉ』
『せめて、わしらだけでも見守ってやろう』
『『『『さんせ~い』』』』
『『『『『『がんばるよ~』』』』』』
『うふふ…大丈夫よ。あとでちゃんと会いに行くわぁ。みんな、案内よろしくねぇ?ふふふ』
『『『『わ~~っ』』』』
『『『『『『きゃ~~っ』』』』』』
『『『『じぃじ!』』』』
『『『『『『亀じい!!』』』』』』
『せ、せせせ精霊樹の精様』
『も、ももも申し訳ありません!』
『うふふ……』
精霊樹の精様は神出鬼没。要注意です。
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