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78 問題発覚?
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ジーニ様とフゥの迫力に、はちの女王様と抱き合って震えていると、救いの手が…
『ジーニ様、フゥその辺にしておけ。二人が震えているぞ』
『そうです。それに日課というのであれば続きがあるのではないですか?』
アルコン様ナイスフォロー!なのに、ギン様、蒸し返しちゃったの?
ううん、きっと今のこの危機を回避するにはこれしか無かったんだ…!たぶん!
〖あ、あら。ごめんなさい?おほほほ〗
『そ、それじゃ、朝ごはんの後、はみがきして?そのあとは?』
「ふあ?」
お、おお!ギン様ありがとう!危機は去った?
「えっちょ、おちぇんたくちて~、ほちて~。おそうじちて~。おちゃちて~」
サーヤはまたまた、続きを思い出します。
サーヤはカゴからおばあちゃんにお洗濯物渡す係だよ。お掃除は~ちゃんとサーヤ専用のホウキあったんだよ!しゃっしゃって。おばあちゃんのより小さいの。
『洗濯、干す、そうじ、おちゃ…ん?洗濯?』
あれ?フゥどうしたの?なんか、ぶつぶつ言ってるよね?
はっ!!
『ああーっ大変っ!!』
「ふあっ?」
急に大きな声を出したフゥに、みんなでビクーッて、しました。
あ~びっくりした。
『ど、どうしたフゥ?』
クゥがフゥを心配してどうしたか聞くと、
『どうした?じゃないわよ!クゥ!サーヤったら、わたしたちと会った時!モモとスイしか持って(ひどい)なかったのよ!?』
フゥがなんか、爆発してます。なんでかな?
『そ、そうだな…でも、それが?』
クゥもそれがどうした?って、お顔してたら
『もう!サーヤったら、ずっと着たきりなのよ!服も下着も!今、着てるのしかないの!』
フゥが怒り爆発!クゥにどうしてわかんないのよ!ってクゥの襟首掴んでブンブンしてます!
『ぐ、ぐえ…く、苦しい。やめ…』
『だ・か・ら!サーヤの着替えが全く無いんだってば!』
『え⋯?』
え?あ、あれ?そう言えば…?
『………』
〖『『『『あっ!!』』』』〗
みんなフゥの言葉が衝撃過ぎて、みんなシーンってなっちゃったよ!それでみんな、『あっ!』って一緒に叫んじゃいました。
〖な、なんてこと…!私としたことが、今まで気づかなかったなんてっ〗
ジーニ様どこから出したのか、ハンカチ握ってます。あっ、噛んだ…
『いいえ、ジーニ様。私も気づきませんでしたから…』
フゥも自分で言っておいて呆然としてます。
『サーヤ以外、だれも着替えを必要としていないから、全く思いつかなかったんだな~』
クゥがしまったな~って落ち込んでます。
神様も精霊も、また人化したアルコン様の服も、言わば自分の魔力の一部。変えたければ自分で変えられる。
だが、サーヤは違う。いくらクリーンで綺麗にしてもそれだけだ。
これは早急に何とかしなくては!何よりサーヤを可愛く着飾りたい!着せ替えたい!!
あれ?何か雲行きが違ってきたぞ!?
だが、みんな気持ちは同じであった!とくに女性陣は!!
魔神ジーニ、フゥ、精霊樹の精はもちろん、なんとちびっこ同盟のモモと妖精トリオのフィオまで!そしてハチの女王様とクモのお母さん。そしてその子供たち!
クモの親子は自分たちの糸でサーヤの服はもちろん、身の回りの物も作ってあげたいと思っていた。どうやったらこの思いが伝わるのか…
クモのお母さんは考えた!ハクは言葉が通じる!ハクに伝えてもらおうと!さっそくハクの元へ。トントンとハクの体を叩く。
『あっクモさん。どうしたの~?』
気づいてくれたハクに、クモのお母さんは一生懸命伝える。
『うんうん。そっかぁ。分かったよ~任せて~』
それをちゃんと受け取ったハクは、ニコッと笑ってみんなに話しかける。
『ねぇねぇ、みんな聞いて~。クモさんがねぇ、お話聞いて欲しいんだって~』
「くもしゃん?どちたにょ?」
みんながハクとクモのお母さんに注目します。
蜘蛛さんが何かハクに伝えてます。それでハクの首が、うんうんってなってます。
『うんうん。あのねぇ、くもさんたちサーヤが人間がしたことだからって、自分のせいじゃないのに悲しんで謝ってくれたの、すごく嬉しかったんだって~』
クモさんとハクの会話は続く
『それにね~子供たち可愛いって撫でてくれたでしょう?自分たちは魔物だからそんなことされたことなくて、子供たちはそれでサーヤが大好きになったんだって~』
クモの親子がみんな頷いている。
『だからね~サーヤの役に立ちたいんだって~。自分たちに名前をくれたら、今よりいい糸が出せるようになるはずだから、それを使って色々作ってあげたいって~』
なんと、クモさん親子はサーヤのお洋服を作りたいから名前が欲しいと!!それを聞いたジーニ様
〖まあ!それはいいわね!特にお母さんクモは、もしかしたらすごい進化をするかもしれないわよ?この子、ものすごく澄んだ魔力を持っているもの。子供たちも似ているから楽しみね!〗
大喜び!
『そんなにすごい進化をするんですか?』
ジーニ様の興奮ぶりにフゥが聞くと
〖うふふ。もしかしたら、サーヤのお洋服問題が一気に進展するかもしれないわよ?〗
ジーニ様はニィッと、ものすごく迫力のある笑顔を見せた。
「ふあ~?」
なんか、この流れはまずい気がする~?
『ジーニ様、フゥその辺にしておけ。二人が震えているぞ』
『そうです。それに日課というのであれば続きがあるのではないですか?』
アルコン様ナイスフォロー!なのに、ギン様、蒸し返しちゃったの?
ううん、きっと今のこの危機を回避するにはこれしか無かったんだ…!たぶん!
〖あ、あら。ごめんなさい?おほほほ〗
『そ、それじゃ、朝ごはんの後、はみがきして?そのあとは?』
「ふあ?」
お、おお!ギン様ありがとう!危機は去った?
「えっちょ、おちぇんたくちて~、ほちて~。おそうじちて~。おちゃちて~」
サーヤはまたまた、続きを思い出します。
サーヤはカゴからおばあちゃんにお洗濯物渡す係だよ。お掃除は~ちゃんとサーヤ専用のホウキあったんだよ!しゃっしゃって。おばあちゃんのより小さいの。
『洗濯、干す、そうじ、おちゃ…ん?洗濯?』
あれ?フゥどうしたの?なんか、ぶつぶつ言ってるよね?
はっ!!
『ああーっ大変っ!!』
「ふあっ?」
急に大きな声を出したフゥに、みんなでビクーッて、しました。
あ~びっくりした。
『ど、どうしたフゥ?』
クゥがフゥを心配してどうしたか聞くと、
『どうした?じゃないわよ!クゥ!サーヤったら、わたしたちと会った時!モモとスイしか持って(ひどい)なかったのよ!?』
フゥがなんか、爆発してます。なんでかな?
『そ、そうだな…でも、それが?』
クゥもそれがどうした?って、お顔してたら
『もう!サーヤったら、ずっと着たきりなのよ!服も下着も!今、着てるのしかないの!』
フゥが怒り爆発!クゥにどうしてわかんないのよ!ってクゥの襟首掴んでブンブンしてます!
『ぐ、ぐえ…く、苦しい。やめ…』
『だ・か・ら!サーヤの着替えが全く無いんだってば!』
『え⋯?』
え?あ、あれ?そう言えば…?
『………』
〖『『『『あっ!!』』』』〗
みんなフゥの言葉が衝撃過ぎて、みんなシーンってなっちゃったよ!それでみんな、『あっ!』って一緒に叫んじゃいました。
〖な、なんてこと…!私としたことが、今まで気づかなかったなんてっ〗
ジーニ様どこから出したのか、ハンカチ握ってます。あっ、噛んだ…
『いいえ、ジーニ様。私も気づきませんでしたから…』
フゥも自分で言っておいて呆然としてます。
『サーヤ以外、だれも着替えを必要としていないから、全く思いつかなかったんだな~』
クゥがしまったな~って落ち込んでます。
神様も精霊も、また人化したアルコン様の服も、言わば自分の魔力の一部。変えたければ自分で変えられる。
だが、サーヤは違う。いくらクリーンで綺麗にしてもそれだけだ。
これは早急に何とかしなくては!何よりサーヤを可愛く着飾りたい!着せ替えたい!!
あれ?何か雲行きが違ってきたぞ!?
だが、みんな気持ちは同じであった!とくに女性陣は!!
魔神ジーニ、フゥ、精霊樹の精はもちろん、なんとちびっこ同盟のモモと妖精トリオのフィオまで!そしてハチの女王様とクモのお母さん。そしてその子供たち!
クモの親子は自分たちの糸でサーヤの服はもちろん、身の回りの物も作ってあげたいと思っていた。どうやったらこの思いが伝わるのか…
クモのお母さんは考えた!ハクは言葉が通じる!ハクに伝えてもらおうと!さっそくハクの元へ。トントンとハクの体を叩く。
『あっクモさん。どうしたの~?』
気づいてくれたハクに、クモのお母さんは一生懸命伝える。
『うんうん。そっかぁ。分かったよ~任せて~』
それをちゃんと受け取ったハクは、ニコッと笑ってみんなに話しかける。
『ねぇねぇ、みんな聞いて~。クモさんがねぇ、お話聞いて欲しいんだって~』
「くもしゃん?どちたにょ?」
みんながハクとクモのお母さんに注目します。
蜘蛛さんが何かハクに伝えてます。それでハクの首が、うんうんってなってます。
『うんうん。あのねぇ、くもさんたちサーヤが人間がしたことだからって、自分のせいじゃないのに悲しんで謝ってくれたの、すごく嬉しかったんだって~』
クモさんとハクの会話は続く
『それにね~子供たち可愛いって撫でてくれたでしょう?自分たちは魔物だからそんなことされたことなくて、子供たちはそれでサーヤが大好きになったんだって~』
クモの親子がみんな頷いている。
『だからね~サーヤの役に立ちたいんだって~。自分たちに名前をくれたら、今よりいい糸が出せるようになるはずだから、それを使って色々作ってあげたいって~』
なんと、クモさん親子はサーヤのお洋服を作りたいから名前が欲しいと!!それを聞いたジーニ様
〖まあ!それはいいわね!特にお母さんクモは、もしかしたらすごい進化をするかもしれないわよ?この子、ものすごく澄んだ魔力を持っているもの。子供たちも似ているから楽しみね!〗
大喜び!
『そんなにすごい進化をするんですか?』
ジーニ様の興奮ぶりにフゥが聞くと
〖うふふ。もしかしたら、サーヤのお洋服問題が一気に進展するかもしれないわよ?〗
ジーニ様はニィッと、ものすごく迫力のある笑顔を見せた。
「ふあ~?」
なんか、この流れはまずい気がする~?
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