転生初日に妖精さんと双子のドラゴンと家族になりました

連載

閑話 サーヤの遊び(アンケートともいう)

    ある日、サーヤと双子のドラゴンはフゥとクゥが見守る中、追いかけっこをして遊んでいた。今はサーヤが鬼で一生懸命モモとスイを追いかけている。
「まっちぇ～」
ぴゅ『またないよ～』
きゅ『こっちだよ～』
スイとモモは飛んで逃げながらも、サーヤの手の届かない高さには飛ばない出来る子たちなのである。
  ｢うぅ～あちょ、ちょっちょ～｣
『サーヤがんばれ～』
『あと少しだよ～』
えいっとジャンプ！キャッチ！どしゃ！
「ちゅかまえた～！」
ぴゅい～『つかまっちゃった～』
どうやらモモが捕まったようだ。
捕まったモモはサーヤにより、お腹ムニムニの刑にされている。
逃げ切ったスイも混ざってキャッキャしている。
だけど、そろそろサーヤに疲れが見えていた。
『そろそろ休ませた方がよさそうだな』
『そうね。休ませるのも大事よね』
二人はサーヤが双子と遊びまくることで体力をつけようと思っていた。でも、疲れさせすぎては元も子もない。

『サーヤ～、モモ、スイ～』
『休憩にしましょ』

「あ～い」
きゅ『え～』
ぴゅ～『まだあしょびたい～』
『一度休んでからな』
『ね？サーヤに果実水飲ませてあげましょ？』
ぴゅっ『そっかぁー』
きゅっ『わかったー』
『いい子ね』
きゅぴゅ『『えへへ～』』

果実水をみんなで飲みながらサーヤに質問してみる
『なあ、サーヤ』
「あい？」
『おばあちゃんとは、どんなことして遊んでたんだ？』
「うにゅ？」
『たとえば、走ったりしないで座ったままできる遊びとか 』

二人は障害のために体が弱かったサーヤのために、おばあちゃんが色々教えていたのではないかと考えていた。
言語障害もあったというサーヤのため、おしゃべりの遊びも。

「ん～ちょ、おりがみ、おちぇだみゃ、あやちょり、にゅりえ、かりゅた……」ゆびを折りながら教えてくれるが何一つ分からない。サーヤもそれが分かっているのか眉間にシワがよっている。スイとモモがのばそうとしているが……
「でみょ、どうぐにゃい。できにゃい。」
『そう、じゃあ、作れるものはいつか作ってみましょ』
「あいっ！」嬉しそうに返事をしてきた。

『それじゃ、何も道具使わないのはどうだ？』

「ん～、ち……し！りとり、はやくちこちょば？」

『しりとり？』
『はやくちことば？』

「ちりとりは、こちょばにょ、しゃいごのおちょを、ちゅぎにょ ひちょが    ひりょっちぇ、ちょぢゅけりゅにょ  」
『しりとりは、言葉の最後の音を？』
『次の人が拾って続けるの。か？』
二人はこれか！と思った。

『じゃあ、はやくちことばは？』

「しゅご～く  むじゃかちい、いいにくい、にゃが～い、こちょばを  しゃんかい！はやくゆっちぇ、できにゃかっちゃら、ばちゅげーみゅ。」

それだ！！二人は顔を見合わせて頷く。
『たとえば？』
『覚えてるの言えるか？』

「ん～がんばりゅ！」

①にゃみゃみゅぎ  にゃみゃごみぇ  にゃみゃちゃみゃご(なまむぎ  なまごめ  なまたまご)

②にゃみゃみゅぎなまむぎ    にゃみゃごみぇなまごめ    にゃみゃちゃみゃごなまたまご

③にゃみゃ みゅぎ    にゃみゃ ごみぇ    にゃみゃ ちゃみゃご

サーヤは頑張った！！
「ちゅかりぇちゃにょ……」

『すごいぞ！頑張ったな！』
ぴゅ『しゅごい！』
きゅ『えりゃかったね～！』
『まだ大変そうだから、しりとりから遊びましょうね！』
「あい！」

おばあちゃんありがとう。と、思うフゥとクゥでした。

     ……   ……    ……    ……    …… 

    お読みいただきありがとうございます。サーヤの赤ちゃん言葉についてやはりいくつかご意見を頂いております。それで近況でアンケートを！と、思ったのですが、近況の欄ではルビが振れなかったのです。
かといって、本編内でアンケートだけを取るのも……ということで、閑話でアンケートと言う形をとらせていただきました。すみません。

近況にも書きますが、
①サーヤのセリフのあとに(  )で訳
②ルビを振る
③今まで通り  (スペースや句読点、セリフをオウム返しさせるなど)

    この3つからアンケートをお願いしたいと思います。皆さんのご意見を頂けると嬉しいです。
   ただちょっといつもの何倍も打つのに時間かかりました…スマホなので💦
①か②の場合は一から直すには時間がかかることはご了承ください。
よろしくお願いしますm(_ _)m
                                                のどか