58 / 93
57 朝ごはん♪
しおりを挟む
『それでは、いただきます』
「いちゃだきましゅ!」
『はい、召し上がれ』
わ~い♪ごはん~♪
神代家の朝ごはんは、めちゃくちゃ純和食!聖一朗様が持ち込んだのであろう、『いただきます』もちゃんと伝わってます。
「きゅうり♪」ぽりぽり
さっきお手伝いしたきゅうりもあります。味付けはママです。ごま油とお醤油がちょうどいいです。
「おいち♪」ぽりぽり
『ふふ、そのたたきキュウリ、嬢ちゃんたちが作ったんだよ』
ママがそう言ってくれたけど、ちょっと
「ちがぁう」ぱく
叩いて揉んだだけだよ。
『一番大変なところをやってくれたろ?』
「ん~?ダンダンちて、もみもみ、ちた、だけ」ぽりぽり
『十分だよ』
そうかな?
〖ふふ。じゃあ、さっそく頂かないとね〗ひょい
『そうですね』ぱく
『『『はい』』』ぱく
みんなお箸の使い方も上手だね
ぽりぽりぽりぽり
〖うん!おいしいよ〗にこ
『そうですね。よく頑張ったな』
『『『とってもおいしいです!』』』
『そうだろ?』
「えへへ」
『私たちの初めての共同作業だもの。美味しくて当然よね』にこにこ
『ぴよ!(とーぜん!)』
「あい!」
そうだね!一緒に作りました!
〖これも持って帰りたいな~〗
『そう言うだろうと思って、ちゃんと別にしてあるよ』にま
〖さすがママだね。ありがとう〗にっこり
「いちじゅーさんしゃい」
以上だね~
『おや、やっぱり知ってるんだねぇ』
「あい。りしょうの、おしょくじ。さんじゅっひんもきゅ」もきゅもきゅ
ほうれん草の胡麻和えもおいしい♪次は、茄子のぬか漬け♪
『ふむふむ。やっぱり初代様は正しかったんだねぇ』
『そうだね』
ママとセイジュウロウ様が納得してます。
お味噌汁は、お豆腐とワカメ!ワカメがあるってことは、海あるのかな?
卵焼きは甘いのと、大根おろしが乗ってるのはだし巻きです。白いご飯のお供は焼き鮭です。
『はい。鮭は解したよ。こちらと交換しよう』
「う?」
『おや、主、優しいじゃないか。良かったね。キレイに骨も避けてくれたようだよ』ふっ
『だって危ないじゃないか』
『ふふ。私がやってあげようと思ってたのに先こされちまったと思ってね』
『なんだ。ヤキモチか』ははっ
わあ、キレイに解してくれてる~
「ぱぱ、ありがちょ」にぱ
『どういたしまして』にこ
『『『はうっ』』』ずきゅん
『ぼくたちも』
『なにかっ』
『この煮物もおいしいよ』
わたわた
「う?」
あ、厚揚げの煮物だ~♪
「あいがちょ~♪」
『『『はうっ』』』
ん?どうしたのかな?
〖君たち、重症だね~〗
『まったく仕方ないわねぇ』
『あ、だったらこの子用の食器や椅子なんか作っとくれよ』
『ああ、いいね。ご覧の通り今は神様の膝の上だし、食器は大人用だしね』
メロメロな白騎士さんたち、女の子のために何かしたくて仕方ないみたい。
『そういうことでしたらっ』
『喜んでっ』
『他にも何でも言ってください!』
なので、試しに行ってみたら快く快諾!なぜなら
〖エルフは森の民、木工とか普通だったら大好きで、得意なんだよ〗
「ほえ~」
あれ?なんかちょっと意地悪い言い方?
『ごく最近までそうじゃないエルフがいたんだけど、今はいないから大丈夫よ』にっこり
「ふ~ん?」
そうなんだぁ
「にーたんちゃち、しゅごいんだね」にぱ
〖そうだね~〗にこ
『『『はうっ』』』
『だから、お慣れよ⋯』
『仕方ないわねぇ』
ん?またまたどうしたのかな?
『あ、じゃあ庭を広くして遊び場を作ろうか。材料はその時に出た木でいいんじゃないかな?』
『そうね。その辺は私に任せて』
〖あ、ちょっと広めにお願い〗
『え?族長の子たちが来るからですか?』むぅ
『主、何だいその顔?』
〖ああ、この子を悪い虫に取られるって思ってるんだよ〗くすくす
「う?」
悪い虫?
『はあ?まだ子供でしょ?』
『子供でも男には変わりないじゃないか』むすっ
『『『そうですよっ』』』
『あんたらもかい⋯ん?てことは?』
『ああ。引っ越してくるらしい』ぶすっ
『やっぱりねぇ』
ママの予感大当たり。
〖まあまあ、でも、理由はそれじゃないんだよ〗
『それじゃないとは?』
〖ん?もうすぐわかるよ〗にこっ
「うう?」
神様、にこにこで、まだ内緒だって。何かな?
☆。.:*・゜☆。.:*・゜
お読みいただきありがとうございます。お気に入り登録、感想、エールなどもありがとうございます!
「いちゃだきましゅ!」
『はい、召し上がれ』
わ~い♪ごはん~♪
神代家の朝ごはんは、めちゃくちゃ純和食!聖一朗様が持ち込んだのであろう、『いただきます』もちゃんと伝わってます。
「きゅうり♪」ぽりぽり
さっきお手伝いしたきゅうりもあります。味付けはママです。ごま油とお醤油がちょうどいいです。
「おいち♪」ぽりぽり
『ふふ、そのたたきキュウリ、嬢ちゃんたちが作ったんだよ』
ママがそう言ってくれたけど、ちょっと
「ちがぁう」ぱく
叩いて揉んだだけだよ。
『一番大変なところをやってくれたろ?』
「ん~?ダンダンちて、もみもみ、ちた、だけ」ぽりぽり
『十分だよ』
そうかな?
〖ふふ。じゃあ、さっそく頂かないとね〗ひょい
『そうですね』ぱく
『『『はい』』』ぱく
みんなお箸の使い方も上手だね
ぽりぽりぽりぽり
〖うん!おいしいよ〗にこ
『そうですね。よく頑張ったな』
『『『とってもおいしいです!』』』
『そうだろ?』
「えへへ」
『私たちの初めての共同作業だもの。美味しくて当然よね』にこにこ
『ぴよ!(とーぜん!)』
「あい!」
そうだね!一緒に作りました!
〖これも持って帰りたいな~〗
『そう言うだろうと思って、ちゃんと別にしてあるよ』にま
〖さすがママだね。ありがとう〗にっこり
「いちじゅーさんしゃい」
以上だね~
『おや、やっぱり知ってるんだねぇ』
「あい。りしょうの、おしょくじ。さんじゅっひんもきゅ」もきゅもきゅ
ほうれん草の胡麻和えもおいしい♪次は、茄子のぬか漬け♪
『ふむふむ。やっぱり初代様は正しかったんだねぇ』
『そうだね』
ママとセイジュウロウ様が納得してます。
お味噌汁は、お豆腐とワカメ!ワカメがあるってことは、海あるのかな?
卵焼きは甘いのと、大根おろしが乗ってるのはだし巻きです。白いご飯のお供は焼き鮭です。
『はい。鮭は解したよ。こちらと交換しよう』
「う?」
『おや、主、優しいじゃないか。良かったね。キレイに骨も避けてくれたようだよ』ふっ
『だって危ないじゃないか』
『ふふ。私がやってあげようと思ってたのに先こされちまったと思ってね』
『なんだ。ヤキモチか』ははっ
わあ、キレイに解してくれてる~
「ぱぱ、ありがちょ」にぱ
『どういたしまして』にこ
『『『はうっ』』』ずきゅん
『ぼくたちも』
『なにかっ』
『この煮物もおいしいよ』
わたわた
「う?」
あ、厚揚げの煮物だ~♪
「あいがちょ~♪」
『『『はうっ』』』
ん?どうしたのかな?
〖君たち、重症だね~〗
『まったく仕方ないわねぇ』
『あ、だったらこの子用の食器や椅子なんか作っとくれよ』
『ああ、いいね。ご覧の通り今は神様の膝の上だし、食器は大人用だしね』
メロメロな白騎士さんたち、女の子のために何かしたくて仕方ないみたい。
『そういうことでしたらっ』
『喜んでっ』
『他にも何でも言ってください!』
なので、試しに行ってみたら快く快諾!なぜなら
〖エルフは森の民、木工とか普通だったら大好きで、得意なんだよ〗
「ほえ~」
あれ?なんかちょっと意地悪い言い方?
『ごく最近までそうじゃないエルフがいたんだけど、今はいないから大丈夫よ』にっこり
「ふ~ん?」
そうなんだぁ
「にーたんちゃち、しゅごいんだね」にぱ
〖そうだね~〗にこ
『『『はうっ』』』
『だから、お慣れよ⋯』
『仕方ないわねぇ』
ん?またまたどうしたのかな?
『あ、じゃあ庭を広くして遊び場を作ろうか。材料はその時に出た木でいいんじゃないかな?』
『そうね。その辺は私に任せて』
〖あ、ちょっと広めにお願い〗
『え?族長の子たちが来るからですか?』むぅ
『主、何だいその顔?』
〖ああ、この子を悪い虫に取られるって思ってるんだよ〗くすくす
「う?」
悪い虫?
『はあ?まだ子供でしょ?』
『子供でも男には変わりないじゃないか』むすっ
『『『そうですよっ』』』
『あんたらもかい⋯ん?てことは?』
『ああ。引っ越してくるらしい』ぶすっ
『やっぱりねぇ』
ママの予感大当たり。
〖まあまあ、でも、理由はそれじゃないんだよ〗
『それじゃないとは?』
〖ん?もうすぐわかるよ〗にこっ
「うう?」
神様、にこにこで、まだ内緒だって。何かな?
☆。.:*・゜☆。.:*・゜
お読みいただきありがとうございます。お気に入り登録、感想、エールなどもありがとうございます!
50
お気に入りに追加
429
あなたにおすすめの小説
スキルポイントが無限で全振りしても余るため、他に使ってみます
銀狐
ファンタジー
病気で17歳という若さで亡くなってしまった橘 勇輝。
死んだ際に3つの能力を手に入れ、別の世界に行けることになった。
そこで手に入れた能力でスキルポイントを無限にできる。
そのため、いろいろなスキルをカンストさせてみようと思いました。
※10万文字が超えそうなので、長編にしました。
祝・定年退職!? 10歳からの異世界生活
空の雲
ファンタジー
中田 祐一郎(なかたゆういちろう)60歳。長年勤めた会社を退職。
最後の勤めを終え、通い慣れた電車で帰宅途中、突然の衝撃をうける。
――気付けば、幼い子供の姿で見覚えのない森の中に……
どうすればいいのか困惑する中、冒険者バルトジャンと出会う。
顔はいかついが気のいいバルトジャンは、行き場のない子供――中田祐一郎(ユーチ)の保護を申し出る。
魔法や魔物の存在する、この世界の知識がないユーチは、迷いながらもその言葉に甘えることにした。
こうして始まったユーチの異世界生活は、愛用の腕時計から、なぜか地球の道具が取り出せたり、彼の使う魔法が他人とちょっと違っていたりと、出会った人たちを驚かせつつ、ゆっくり動き出す――
※2月25日、書籍部分がレンタルになりました。
転生初日に妖精さんと双子のドラゴンと家族になりました
ひより のどか
ファンタジー
ただいま女神様に『行ってらっしゃ~い』と、突き落とされ空を落下中の幼女(2歳)です。お腹には可愛いピンクと水色の双子の赤ちゃんドラゴン抱えてます。どうしようと思っていたら妖精さんたちに助けてあげるから契約しようと誘われました。転生初日に一気に妖精さんと赤ちゃんドラゴンと家族になりました。これからまだまだ仲間を増やしてスローライフするぞー!もふもふとも仲良くなるぞー!
初めて小説書いてます。完全な見切り発進です。基本ほのぼのを目指してます。生暖かい目で見て貰えらると嬉しいです。
※主人公、赤ちゃん言葉強めです。通訳役が少ない初めの数話ですが、少しルビを振りました。
※なろう様と、ツギクル様でも投稿始めました。よろしくお願い致します。
※カクヨム様と、ノベルアップ様とでも、投稿始めました。よろしくお願いしますm(_ _)m
めんどくさがり屋の異世界転生〜自由に生きる〜
ゆずゆ
ファンタジー
※ 話の前半を間違えて消してしまいました
誠に申し訳ございません。
—————————————————
前世100歳にして幸せに生涯を遂げた女性がいた。
名前は山梨 花。
他人に話したことはなかったが、もし亡くなったら剣と魔法の世界に転生したいなと夢見ていた。もちろん前世の記憶持ちのままで。
動くがめんどくさい時は、魔法で移動したいなとか、
転移魔法とか使えたらもっと寝れるのに、
休みの前の日に時間止めたいなと考えていた。
それは物心ついた時から生涯を終えるまで。
このお話はめんどくさがり屋で夢見がちな女性が夢の異世界転生をして生きていくお話。
—————————————————
最後まで読んでくださりありがとうございました!!
転生少女の異世界のんびり生活 ~飯屋の娘は、おいしいごはんを食べてほしい~
明里 和樹
ファンタジー
日本人として生きた記憶を持つ、とあるご飯屋さんの娘デリシャ。この中世ヨーロッパ風ファンタジーな異世界で、なんとかおいしいごはんを作ろうとがんばる、そんな彼女のほのぼのとした日常のお話。
ハイエルフの幼女に転生しました。
レイ♪♪
ファンタジー
ネグレクトで、死んでしまったレイカは
神様に転生させてもらって新しい世界で
たくさんの人や植物や精霊や獣に愛されていく
死んで、ハイエルフに転生した幼女の話し。
ゆっくり書いて行きます。
感想も待っています。
はげみになります。
神に異世界へ転生させられたので……自由に生きていく
霜月 祈叶 (霜月藍)
ファンタジー
小説漫画アニメではお馴染みの神の失敗で死んだ。
だから異世界で自由に生きていこうと決めた鈴村茉莉。
どう足掻いても異世界のせいかテンプレ発生。ゴブリン、オーク……盗賊。
でも目立ちたくない。目指せフリーダムライフ!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる