79 / 89
75 レイさんによる解説
しおりを挟む
愛しのガンマン次元様を思い出し、もう拝見することは叶わない勇姿を思い浮かべていたら、皆に誤解されたおばあちゃん。
『あらあらまあまあ、皆さん、本当に大丈夫ですから』
居た堪れないから放っておいて~
〖そう?なんかあったら言ってね〗うるうる
『え、ええ。その時はお願いするわ』
ああ、主神様の純粋なキラキラうるうるの目が辛いわ⋯
〖まあ、なんだな⋯なんかあった時は言ってもらうとして〗こほん
『なんじゃ、武神様もその様に気を使えるのじゃな』びっくり
天界樹様、涙が引っ込んだとばかりの真ん丸な目ね
〖⋯うるせぇよ、天界樹〗ぶすっ
『それは、すまぬ』くすくす
『あらあらまあまあ』
天界樹様、武神様が赤くなってもあまり可愛くないからやめてあげて⋯
〖何気に酷いこと思わなかったか?レイ〗じと
『あらあらまあまあ、気のせいよ。おほほほ』
あら?するどいわね
じとぉ
〖⋯まぁいい。それより、さっきの武器は魔力なしでも簡単に使えちまうってことでいいのか?〗
『え?そうね。私たちの世界に魔法は無いから、必然的にそうなるわね。さっきの銃は、ざっくり言うと、引き金を引いてしまえば簡単に火薬入りの鉛の弾が高速で飛び出すのよ』
〖ふ~む⋯〗
な、何かしら?一転、深刻な雰囲気に?
〖レイ、さっきの武器は封印だ〗
『え?』
どういうこと?そもそも作り方までは知らないけど?
〖作り方は知らなくてもお前や源なら創造出来ちまうだろ〗じと~
『あ、なるほど?』
具現化ってことは、そういうことになるのね?
〖鉛に火薬って言ったよな?〗
『ええ。言いましたね』
それがどうしたのかしら?
〖この世界は魔法の世界。火薬の代わりに魔法を詰めたら?〗
武神様が質問をぶつけてきた。火薬の代わりに魔法を?
『ええと、便利になる?魔法を使えない人も色んな魔法を打てるし、自分が持たない魔法も打てるし?』
かなり自由になるわね?
〖そうだな。それなら、もう少しヒントだ。レイ、知ってるか?弓を引けば音がする。引く時に間も生まれる。そして、この世界のほとんどの者は魔法を使う時に詠唱を使うんだ。仮に無詠唱で魔法を発動しても多少の間が生まれる。普通なら、な〗
『普通なら⋯?』
なんかめちゃくちゃ強調されたのが気になるけど
〖たしかに、自分で身を守る手段を持たないもの達にはとてつもなく有用な物となるだろう。だが、力のある者に渡ったら?それがもし⋯〗
『あ⋯』サー
血の気が一気に引いた
〖気づいたか?その危うさに〗
『はい⋯。暗殺者とかに渡ったら、気づかれることなく⋯』
簡単に人を殺せる
〖その通りだ。そんな物騒なもん、広がらないに越したことはない。何も作り出さずに魔法を使うヒントにするぐらいならいいが、具現化はするな〗
『わ、分かったわ』
そうよね。うっかり異世界の物を作り出して、この世界に悪い影響を与える訳にはいかないものね。まして命に関わることになれば大変だわ。今の私の周りには良い人しかいないから危機感が薄れているわね。
『気をつけないと!』ぐっ
特にこれから地上に降りようとしてるんだから気をつけないと。可愛いエルフさんたちも一緒なんだから。何かあったらご両親に申し訳が立たないわ。そうだわ、悪者を見極める魔法とかないのかしら?
〖分かってくれたか。その位慎重になってもらわないとな〗うんうん
『⋯』ぶつぶつ
〖ん?〗
なんだ?
〖武神、途中まではかなり良かったんだけどね〗ぽん
〖何がきっかけなのか、また意識がどっか行ったみたいですよ?〗ぽん
〖はあ?〗
俺がせっかくっ
〖せっかく真面目にいいこと言ったのにね~〗ぽんぽん
〖日頃の行いでは?〗ぽんぽん
〖うぐぐ〗
こいつら、楽しんでやがるな
『まあまあ、妾は感心したぞえ?』
『だな。筋肉だけじゃなかったんだな。武神様』
〖おまえらまで〗ぐぬぬ
人のことをなんだと思ってんだ
『⋯小説なんかだと鑑定とかあるわよね?でも、人に使えなかったり自分よりレベルの高い人には使えなかったりとかあったかしら』ぶつぶつ
すっかり自分の世界のレイさん。
〖レイ、とにかく魔力操作を磨きなさい。そうすれば魔力も上がるし、何でもかんでも空想したものが具現化することもなくなるでしょ〗はぁぁ~
魔神様が悩めるレイさんに正論をぶつけると
『それもそうね。がんばるわ』ケロッ
ずるっ
『さっきまでの悩んでいた姿はなんじゃったのじゃ?』
『さあ?』
レイさん、どこまでもマイペース
『とにかく、力加減を覚えるのが大変ね。魔神様、私の的だけ弱く作ったなんてことは⋯』
〖あるわけないでしょ!?むしろどの的よりも丈夫に作ったわよ!〗くわっ!
『そ、そう』
そんな目くじら立てなくてもいいんじゃないかしら?
『さっきのエルフたちとレイの差はなんだったんだ?似て非なるものって感じだったよな?』
『ふむ。妾には形が微妙に違うようにも見えたがの?』
料理長と天界樹様が不思議がっていると
〖回転速度と質量も違うようでしたね〗
〖そうだな。レイの物は硬く圧縮されて、これでもかと凝縮されていたようだが、エルフたちのはそれに比べるとふんわり丸い感じに見えたな〗
〖ん~レイさんのとんがってない?〗
さすが、皆さんすごいわね。
〖ねぇ、エルフさんたちはどんな想像をしたのかしら?〗
魔神様が質問すると
『我々は多少耳がいいので、レイさんがぶつぶつ言っていたのを拾って真似をしてみたのです』
そう言って自分のとんがった耳をピンピンと弾いてみせる。
『小さくとか、かたくとか、圧縮、あとは聞いた事のない単語や、回転とか、聞こえてきた断片から、想像して打ってみました』
〖なるほど、それだと形までは分からないわね〗
『『はい』』
聞いたことない単語?
『あ、パチンコ玉とか銃の弾とかかしら?』
『そうです。どちらも知らない単語でしたので』
『ただ、玉ということから丸っぽいのかな?とは思ったのですが』
『なるほど』
そりゃそうよね。この世界にはないんだから。むしろそれだけでよくあれだけ出来たわね。すごいわ。
〖それでレイはどんな物を想像したわけ?〗じと
『あらあらまあまあ』
なぜ、そんなにジト目?エルフさんたちへの目とすごい違いじゃないかしら?
〖違って当然だと思うけど?〗じとぉ
『あらあらまあまあ⋯』
ひどいわ⋯しくしく
〖それで?〗
『私が想像したのはこんな感じ⋯魔神様、作っていいかしら?』
勝手に作ったらまた怒られるわよね?
〖まあ、今回はいいわ。でも、やばくなったら消してね〗じとー
『わ、わかったわ』
信用がない気がするわ。かなしいわね
『あれだけやらかしといて、図太いな』
『まあ、レイだからのぉ』
『なるほど』
ちょっと、ひどいわ。料理長と天界樹様まで
〖ひどくないわよ。で?〗
『で?ああ、形ね。パチンコ玉は真ん丸な鉄の玉で、直径一センチ位かしら』
〖エルフ達が打った感じね〗
『『そうですね』』
まあ、玉と聞いたら恐らく丸いものを想像するわよね。
『それで、銃弾はこう、円柱で先がこんな風に丸みを帯びた円錐型?まあ、先に行くほど細くなってるの』
〖愛し子が見せてくれた口紅みたいね〗
『ああ、あの子の宝箱に入ってる色つきのリップクリームね』
私の口紅とお揃いって嬉しそうに宝箱にしまってたわね。
「おばあちゃんちょ、おしょりょい~♪だいじ、ちまいまちょうにぇ~♪」
『あらあらまあまあ、使わないと意味ないのよ?』
「おばあちゃんちょ、おれかけちょきよ~♪」
『おでかけね。ふふ、そうね。おでかけの時につけましょうか』
「あ~い♪」
懐かしいわね~。一緒にお出かけしたいわね。
〖レイ?〗
気がつくと魔神様が心配そうに肩に触れていた。
『え?ああ、ごめんなさい。それでさすがに仕組みは分からないけれど引き金を引くとこれが勢いよく回転しながら飛んでいくのよ』
〖なるほど、反対側が平らだからな。この方が丸より押し出す力が強いか〗
〖先端が尖ってますから、風の抵抗は減るでしょうしね〗
〖武器なら弓矢の矢尻、魔法ならランス系の形に近いですね〗
武神様と工芸神様が分析してるわね
〖攻撃特化な形な訳ね。なら、手始めに手加減する時はその丸い形に、どうしてもの時はその弾の形に、とか使い分けたらどう?〗
〖魔神ちゃん、どれだけ圧縮するかも研究するといいんじゃないかな?そうすれば広範囲魔法にも、撃ち抜くような狙いを定めた攻撃にも色々応用できるんじゃない?〗
〖なるほど。当面はそれでいきましょうか〗
〖そうだね。あ、もちろん的だけじゃなく、周りも強化しないとね〗
〖それは当然よ!〗
『あらあらまあまあ⋯』
何だか根に持たれてる?とにかく、私の当面の課題は決まったみたいね。頑張らないと!
『『ほどほどに(の)な』』
『はい⋯』
あはは、信頼回復も頑張らないといけないかしらね
☆。.:*・゜☆。.:*・゜
お読みいただきありがとうございます。
お気に入り登録、感想、エールなどありがとうございます。
ルパンはやっぱり赤いジャケットが一番に浮かびます。次元様のこの帽子じゃないと撃てないんだよって、こだわりがあった回があった気がするんですよね~。素材に形に重さに⋯記憶違いかな~?
『あらあらまあまあ、皆さん、本当に大丈夫ですから』
居た堪れないから放っておいて~
〖そう?なんかあったら言ってね〗うるうる
『え、ええ。その時はお願いするわ』
ああ、主神様の純粋なキラキラうるうるの目が辛いわ⋯
〖まあ、なんだな⋯なんかあった時は言ってもらうとして〗こほん
『なんじゃ、武神様もその様に気を使えるのじゃな』びっくり
天界樹様、涙が引っ込んだとばかりの真ん丸な目ね
〖⋯うるせぇよ、天界樹〗ぶすっ
『それは、すまぬ』くすくす
『あらあらまあまあ』
天界樹様、武神様が赤くなってもあまり可愛くないからやめてあげて⋯
〖何気に酷いこと思わなかったか?レイ〗じと
『あらあらまあまあ、気のせいよ。おほほほ』
あら?するどいわね
じとぉ
〖⋯まぁいい。それより、さっきの武器は魔力なしでも簡単に使えちまうってことでいいのか?〗
『え?そうね。私たちの世界に魔法は無いから、必然的にそうなるわね。さっきの銃は、ざっくり言うと、引き金を引いてしまえば簡単に火薬入りの鉛の弾が高速で飛び出すのよ』
〖ふ~む⋯〗
な、何かしら?一転、深刻な雰囲気に?
〖レイ、さっきの武器は封印だ〗
『え?』
どういうこと?そもそも作り方までは知らないけど?
〖作り方は知らなくてもお前や源なら創造出来ちまうだろ〗じと~
『あ、なるほど?』
具現化ってことは、そういうことになるのね?
〖鉛に火薬って言ったよな?〗
『ええ。言いましたね』
それがどうしたのかしら?
〖この世界は魔法の世界。火薬の代わりに魔法を詰めたら?〗
武神様が質問をぶつけてきた。火薬の代わりに魔法を?
『ええと、便利になる?魔法を使えない人も色んな魔法を打てるし、自分が持たない魔法も打てるし?』
かなり自由になるわね?
〖そうだな。それなら、もう少しヒントだ。レイ、知ってるか?弓を引けば音がする。引く時に間も生まれる。そして、この世界のほとんどの者は魔法を使う時に詠唱を使うんだ。仮に無詠唱で魔法を発動しても多少の間が生まれる。普通なら、な〗
『普通なら⋯?』
なんかめちゃくちゃ強調されたのが気になるけど
〖たしかに、自分で身を守る手段を持たないもの達にはとてつもなく有用な物となるだろう。だが、力のある者に渡ったら?それがもし⋯〗
『あ⋯』サー
血の気が一気に引いた
〖気づいたか?その危うさに〗
『はい⋯。暗殺者とかに渡ったら、気づかれることなく⋯』
簡単に人を殺せる
〖その通りだ。そんな物騒なもん、広がらないに越したことはない。何も作り出さずに魔法を使うヒントにするぐらいならいいが、具現化はするな〗
『わ、分かったわ』
そうよね。うっかり異世界の物を作り出して、この世界に悪い影響を与える訳にはいかないものね。まして命に関わることになれば大変だわ。今の私の周りには良い人しかいないから危機感が薄れているわね。
『気をつけないと!』ぐっ
特にこれから地上に降りようとしてるんだから気をつけないと。可愛いエルフさんたちも一緒なんだから。何かあったらご両親に申し訳が立たないわ。そうだわ、悪者を見極める魔法とかないのかしら?
〖分かってくれたか。その位慎重になってもらわないとな〗うんうん
『⋯』ぶつぶつ
〖ん?〗
なんだ?
〖武神、途中まではかなり良かったんだけどね〗ぽん
〖何がきっかけなのか、また意識がどっか行ったみたいですよ?〗ぽん
〖はあ?〗
俺がせっかくっ
〖せっかく真面目にいいこと言ったのにね~〗ぽんぽん
〖日頃の行いでは?〗ぽんぽん
〖うぐぐ〗
こいつら、楽しんでやがるな
『まあまあ、妾は感心したぞえ?』
『だな。筋肉だけじゃなかったんだな。武神様』
〖おまえらまで〗ぐぬぬ
人のことをなんだと思ってんだ
『⋯小説なんかだと鑑定とかあるわよね?でも、人に使えなかったり自分よりレベルの高い人には使えなかったりとかあったかしら』ぶつぶつ
すっかり自分の世界のレイさん。
〖レイ、とにかく魔力操作を磨きなさい。そうすれば魔力も上がるし、何でもかんでも空想したものが具現化することもなくなるでしょ〗はぁぁ~
魔神様が悩めるレイさんに正論をぶつけると
『それもそうね。がんばるわ』ケロッ
ずるっ
『さっきまでの悩んでいた姿はなんじゃったのじゃ?』
『さあ?』
レイさん、どこまでもマイペース
『とにかく、力加減を覚えるのが大変ね。魔神様、私の的だけ弱く作ったなんてことは⋯』
〖あるわけないでしょ!?むしろどの的よりも丈夫に作ったわよ!〗くわっ!
『そ、そう』
そんな目くじら立てなくてもいいんじゃないかしら?
『さっきのエルフたちとレイの差はなんだったんだ?似て非なるものって感じだったよな?』
『ふむ。妾には形が微妙に違うようにも見えたがの?』
料理長と天界樹様が不思議がっていると
〖回転速度と質量も違うようでしたね〗
〖そうだな。レイの物は硬く圧縮されて、これでもかと凝縮されていたようだが、エルフたちのはそれに比べるとふんわり丸い感じに見えたな〗
〖ん~レイさんのとんがってない?〗
さすが、皆さんすごいわね。
〖ねぇ、エルフさんたちはどんな想像をしたのかしら?〗
魔神様が質問すると
『我々は多少耳がいいので、レイさんがぶつぶつ言っていたのを拾って真似をしてみたのです』
そう言って自分のとんがった耳をピンピンと弾いてみせる。
『小さくとか、かたくとか、圧縮、あとは聞いた事のない単語や、回転とか、聞こえてきた断片から、想像して打ってみました』
〖なるほど、それだと形までは分からないわね〗
『『はい』』
聞いたことない単語?
『あ、パチンコ玉とか銃の弾とかかしら?』
『そうです。どちらも知らない単語でしたので』
『ただ、玉ということから丸っぽいのかな?とは思ったのですが』
『なるほど』
そりゃそうよね。この世界にはないんだから。むしろそれだけでよくあれだけ出来たわね。すごいわ。
〖それでレイはどんな物を想像したわけ?〗じと
『あらあらまあまあ』
なぜ、そんなにジト目?エルフさんたちへの目とすごい違いじゃないかしら?
〖違って当然だと思うけど?〗じとぉ
『あらあらまあまあ⋯』
ひどいわ⋯しくしく
〖それで?〗
『私が想像したのはこんな感じ⋯魔神様、作っていいかしら?』
勝手に作ったらまた怒られるわよね?
〖まあ、今回はいいわ。でも、やばくなったら消してね〗じとー
『わ、わかったわ』
信用がない気がするわ。かなしいわね
『あれだけやらかしといて、図太いな』
『まあ、レイだからのぉ』
『なるほど』
ちょっと、ひどいわ。料理長と天界樹様まで
〖ひどくないわよ。で?〗
『で?ああ、形ね。パチンコ玉は真ん丸な鉄の玉で、直径一センチ位かしら』
〖エルフ達が打った感じね〗
『『そうですね』』
まあ、玉と聞いたら恐らく丸いものを想像するわよね。
『それで、銃弾はこう、円柱で先がこんな風に丸みを帯びた円錐型?まあ、先に行くほど細くなってるの』
〖愛し子が見せてくれた口紅みたいね〗
『ああ、あの子の宝箱に入ってる色つきのリップクリームね』
私の口紅とお揃いって嬉しそうに宝箱にしまってたわね。
「おばあちゃんちょ、おしょりょい~♪だいじ、ちまいまちょうにぇ~♪」
『あらあらまあまあ、使わないと意味ないのよ?』
「おばあちゃんちょ、おれかけちょきよ~♪」
『おでかけね。ふふ、そうね。おでかけの時につけましょうか』
「あ~い♪」
懐かしいわね~。一緒にお出かけしたいわね。
〖レイ?〗
気がつくと魔神様が心配そうに肩に触れていた。
『え?ああ、ごめんなさい。それでさすがに仕組みは分からないけれど引き金を引くとこれが勢いよく回転しながら飛んでいくのよ』
〖なるほど、反対側が平らだからな。この方が丸より押し出す力が強いか〗
〖先端が尖ってますから、風の抵抗は減るでしょうしね〗
〖武器なら弓矢の矢尻、魔法ならランス系の形に近いですね〗
武神様と工芸神様が分析してるわね
〖攻撃特化な形な訳ね。なら、手始めに手加減する時はその丸い形に、どうしてもの時はその弾の形に、とか使い分けたらどう?〗
〖魔神ちゃん、どれだけ圧縮するかも研究するといいんじゃないかな?そうすれば広範囲魔法にも、撃ち抜くような狙いを定めた攻撃にも色々応用できるんじゃない?〗
〖なるほど。当面はそれでいきましょうか〗
〖そうだね。あ、もちろん的だけじゃなく、周りも強化しないとね〗
〖それは当然よ!〗
『あらあらまあまあ⋯』
何だか根に持たれてる?とにかく、私の当面の課題は決まったみたいね。頑張らないと!
『『ほどほどに(の)な』』
『はい⋯』
あはは、信頼回復も頑張らないといけないかしらね
☆。.:*・゜☆。.:*・゜
お読みいただきありがとうございます。
お気に入り登録、感想、エールなどありがとうございます。
ルパンはやっぱり赤いジャケットが一番に浮かびます。次元様のこの帽子じゃないと撃てないんだよって、こだわりがあった回があった気がするんですよね~。素材に形に重さに⋯記憶違いかな~?
11
お気に入りに追加
383
あなたにおすすめの小説
小さな小さな花うさぎさん達に誘われて、異世界で今度こそ楽しく生きます!もふもふも来た!
ひより のどか
ファンタジー
気がついたら何かに追いかけられていた。必死に逃げる私を助けてくれたのは、お花?違う⋯小さな小さなうさぎさんたち?
突然森の中に放り出された女の子が、かわいいうさぎさん達や、妖精さんたちに助けられて成長していくお話。どんな出会いが待っているのか⋯?
☆。.:*・゜☆。.:*・゜
『転生初日に妖精さんと双子のドラゴンと家族になりました。もふもふとも家族になります!』の、のどかです。初めて全く違うお話を書いてみることにしました。もう一作、『転生初日に~』の、おばあちゃんこと、凛さん(人間バージョン)を主役にしたお話『転生したおばあちゃん。同じ世界にいる孫のため、若返って冒険者になります!』も始めました。
よろしければ、そちらもよろしくお願いいたします。
*8/11より、なろう様、カクヨム様、ノベルアップ、ツギクルさんでも投稿始めました。アルファポリスさんが先行です。
小さな大魔法使いの自分探しの旅 親に見捨てられたけど、無自覚チートで街の人を笑顔にします
藤なごみ
ファンタジー
※2024年10月下旬に、第2巻刊行予定です
2024年6月中旬に第一巻が発売されます
2024年6月16日出荷、19日販売となります
発売に伴い、題名を「小さな大魔法使いの自分探しの旅~親に見捨てられたけど、元気いっぱいに無自覚チートで街の人を笑顔にします~」→「小さな大魔法使いの自分探しの旅~親に見捨てられたけど、無自覚チートで街の人を笑顔にします~」
中世ヨーロッパに似ているようで少し違う世界。
数少ないですが魔法使いがが存在し、様々な魔導具も生産され、人々の生活を支えています。
また、未開発の土地も多く、数多くの冒険者が活動しています
この世界のとある地域では、シェルフィード王国とタターランド帝国という二つの国が争いを続けています
戦争を行る理由は様ながら長年戦争をしては停戦を繰り返していて、今は辛うじて平和な時が訪れています
そんな世界の田舎で、男の子は産まれました
男の子の両親は浪費家で、親の資産を一気に食いつぶしてしまい、あろうことかお金を得るために両親は行商人に幼い男の子を売ってしまいました
男の子は行商人に連れていかれながら街道を進んでいくが、ここで行商人一行が盗賊に襲われます
そして盗賊により行商人一行が殺害される中、男の子にも命の危険が迫ります
絶体絶命の中、男の子の中に眠っていた力が目覚めて……
この物語は、男の子が各地を旅しながら自分というものを探すものです
各地で出会う人との繋がりを通じて、男の子は少しずつ成長していきます
そして、自分の中にある魔法の力と向かいながら、色々な事を覚えていきます
カクヨム様と小説家になろう様にも投稿しております
異世界転生したらたくさんスキルもらったけど今まで選ばれなかったものだった~魔王討伐は無理な気がする~
宝者来価
ファンタジー
俺は異世界転生者カドマツ。
転生理由は幼い少女を交通事故からかばったこと。
良いとこなしの日々を送っていたが女神様から異世界に転生すると説明された時にはアニメやゲームのような展開を期待したりもした。
例えばモンスターを倒して国を救いヒロインと結ばれるなど。
けれど与えられた【今まで選ばれなかったスキルが使える】 戦闘はおろか日常の役にも立つ気がしない余りものばかり。
同じ転生者でイケメン王子のレイニーに出迎えられ歓迎される。
彼は【スキル:水】を使う最強で理想的な異世界転生者に思えたのだが―――!?
※小説家になろう様にも掲載しています。
神に異世界へ転生させられたので……自由に生きていく
霜月 祈叶 (霜月藍)
ファンタジー
小説漫画アニメではお馴染みの神の失敗で死んだ。
だから異世界で自由に生きていこうと決めた鈴村茉莉。
どう足掻いても異世界のせいかテンプレ発生。ゴブリン、オーク……盗賊。
でも目立ちたくない。目指せフリーダムライフ!
神獣に転生!?人を助けて死んだら異世界に転生する事になりました
Miki
ファンタジー
学校が終わりバイトに行く途中、子供を助けて代わりに死んでしまった。
実は、助けた子供は別の世界の神様でお詫びに自分の世界に転生させてくれると言う。
何か欲しい能力があるか聞かれたので希望をいい、いよいよ異世界に転生すると・・・・・・
何故か神獣に転生していた!
始めて書いた小説なので、文章がおかしかったり誤字などあるかもしてませんがよろしくお願いいたします。
更新は、話が思いついたらするので早く更新できる時としばらく更新てきない時があります。ご了承ください。
人との接し方などコミュニケーションが苦手なので感想等は返信できる時とできない時があります。返信できなかった時はごめんなさいm(_ _)m
なるべく返信できるように努力します。
辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~
雪月 夜狐
ファンタジー
壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。
辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。
しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。
他作品の詳細はこちら:
『転生特典:錬金術師スキルを習得しました!』
【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/906915890】
『テイマーのんびり生活!スライムと始めるVRMMOスローライフ』 【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/515916186】
『ゆるり冒険VR日和 ~のんびり異世界と現実のあいだで~』
【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/166917524】
生まれる世界を間違えた俺は女神様に異世界召喚されました【リメイク版】
雪乃カナ
ファンタジー
世界が退屈でしかなかった1人の少年〝稗月倖真〟──彼は生まれつきチート級の身体能力と力を持っていた。だが同時に生まれた現代世界ではその力を持て余す退屈な日々を送っていた。
そんなある日いつものように孤児院の自室で起床し「退屈だな」と、呟いたその瞬間、突如現れた〝光の渦〟に吸い込まれてしまう!
気づくと辺りは白く光る見た事の無い部屋に!?
するとそこに女神アルテナが現れて「取り敢えず異世界で魔王を倒してきてもらえませんか♪」と頼まれる。
だが、異世界に着くと前途多難なことばかり、思わず「おい、アルテナ、聞いてないぞ!」と、叫びたくなるような事態も発覚したり──
でも、何はともあれ、女神様に異世界召喚されることになり、生まれた世界では持て余したチート級の力を使い、異世界へと魔王を倒しに行く主人公の、異世界ファンタジー物語!!
家ごと異世界ライフ
ねむたん
ファンタジー
突然、自宅ごと異世界の森へと転移してしまった高校生・紬。電気や水道が使える不思議な家を拠点に、自給自足の生活を始める彼女は、個性豊かな住人たちや妖精たちと出会い、少しずつ村を発展させていく。温泉の発見や宿屋の建築、そして寡黙なドワーフとのほのかな絆――未知の世界で織りなす、笑いと癒しのスローライフファンタジー!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる