転生美女は元おばあちゃん!同じ世界の愛し子に転生した孫を守る為、エルフ姉妹ともふもふたちと冒険者になります!《『転生初日に~』スピンオフ》

ひより のどか

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52 これからの計画

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 まあ、何とか?動物さんたちも決まったということで

〖それじゃあ、俺と医神は一度聖域に帰って話を通してくるか?〗
〖そうですね。レイたちに指導しないといけませんから、私はちょくちょく行き来するようになりますか?〗
〖俺の方はどうすっかな。武器を作んなきゃだよな〗
 鍛冶神と医神様がひと段落したところで一度聖域に戻るか。と、話し出した。

〖そうね。何をするにもまずは正しい魔力の使い方を覚えないとね〗
〖武器を作るにしたって、何が得意か不得意か見極めてからの方がいいだろ?〗
〖そうですね冒険服や装備なども揃えないといけないですしね〗
『妾も手は抜けぬからの。ある程度の時間は欲し⋯ん?何か忘れておるような?』
 魔神様、武神様、工芸神様に天界樹の精様、ある意味職人気質な四人が自分たちの考えを上げていると、天界樹の精様が何か思い出しかけたようだ

〖天界樹ちゃん、何を思い出したの?〗
『いや、思い出しかけたというのか、引っかかったというのか⋯割と大事なことのような?うう~ん?』

 大事なこと?
『あらあらまあまあ?どんなことかしら?もう一度エルフさんたちを見たら思い出さないかしら?』
 こういう時は原点に帰ると思い出す時があるのよね。

『エルフたちを⋯』
 じぃぃーと見てみるが
『う~ん』
 なんだったかの?
『あらあらまあまあ、だめかしら?』
『いや、思い出さねば⋯』じっ
『あらあらまあまあ?私じゃなくてね?』
 な、なんで私が見られてるのかしら?一応!笑顔は崩さないようにしてるのよ?
 あら?目が光った?

『そうじゃ!レイじゃ!』
 え?私?

『名前じゃよ!』
 名前?

『もし、今のままで服など縫い上げてしまえば、寸法や色合いが合わなくなってしまうではないかえ!?』
『はい?』
 な、なぜ?
〖〖〖あっ!〗〗〗
『そうでしたね』
 ん?神様たち?どういうこと?
『若返りじゃよ』
『あっ!』
 そうだった!あれ?でも

『サイズなら自動整が効くのではないの?』
それなら良くない?

『そうじゃが、肌のハリが上がれば肌の色味も変わるはずじゃ。そうすれば似合う色も変わるじゃろ?それに』
『それに?』
『スタイルも変わるはずじゃ』
〖ああ、そうね。バストやヒップの位置が上がったわよね〗
 〖はい。くびれもですわ〗
〖〖羨ましいっ〗〗
『あ、あはは⋯』
 そ、そうだったわ

『あ、あの、別に私たちは自動調整が聞くのであれば』
『そうです。今だって良くして頂いていますし』
エルフさんたちが遠慮するが、天界樹様が⋯

つつつつ⋯ぼそぼそ

何やらエルフのお父さんに耳打ちを?

ボっ
あ、赤くなった

『お、お願いします!』ぺこぉっ

ん?何を言ったのかしら?
すごい勢いで直角にお辞儀?

つつつつ⋯
あ、戻ってきた。何かしらそのしてやったりなにんまり顔は?

〖言うじゃない。天界樹〗にやにや
〖ハレンチです!〗かああっ
え?何?この反応?
『天界樹様?何言ったの?』

『なぁに、男子おのこは欲しくないかえ?見たところ女の子だけのようじゃが、若返れば年の離れた兄弟が出来るやもしれんのぉ。と、教えてあげただけじゃよ』にぃぃ
『あらあらまあまあ⋯』
なるほど、そういうわけね。
〖じゃあ、早く名前付けるためにも、動きましょう〗

そんな訳で、鍛冶神様と医神様は一度聖域へ。その間に魔神様の特訓が始まりました。

☆。.:*・゜☆。.:*・゜
大変遅くなりました!すみませんっ
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