転生美女は元おばあちゃん!同じ世界の愛し子に転生した孫を守る為、エルフ姉妹ともふもふたちと冒険者になります!《『転生初日に~』スピンオフ》

ひより のどか

文字の大きさ
上 下
47 / 90

47 妖精さんたち、あれ?

しおりを挟む
遅くなりました。すみません。
☆。.:*・゜☆。.:*・゜

私たちと行ってくれることが決まったもふもふは、まずは騎乗が出来るグリフォンさんとペガサスさん。
あとの子はまだ候補という感じだろうか?でも何となく、大所帯になりそうな予感がするわ。そして

『あらあらまあまあ、エルフさんたちはまた倒されちゃったのね』  

〖妖精が顔に集中してるわね〗
〖首から下は小動物ですね〗
『大人気じゃのう』
『よっぽど美味いのか?今度魔力の味について研究してみるか?調味料とかになるかな』
『あらあらまあまあ、妖精さんをお酒にでも漬ける気かしら?』 
『ふむ。やってみるか』
え?本気?

『『『『う、う~ん・・・』』』』
あ、仲良く一緒に起きそう

『『み、見えない』』
『『ま、真っ暗』』
『『『『夜?』』』』
いやいや、まだ昼よ

〖う~ん、さすがというかなんというか〗
〖好かれすぎるのも大変ね。ほらほら、離れてあげなさい〗
魔神様に言われて、ようやく離れ始める妖精さんたち

『『『『あ、朝だ』』』』
いえ、昼よ

〖さてと、あなたたちの相棒はどうしましょうか〗
〖相性はみんな良さそうだもんね~〗
たしかに。

『随分カラフルだけど、なんの妖精さんたちなの?』
『ん?全属性いるのぉ』
『あらすごい。皆さん全属性一人ずつ契約するのかしら?魔法チートね』
『いや、せめて二~三人ずつ選ばないと喧嘩になるんじゃねぇか?』
『あらあらまあまあ』
たしかにあそこでシャドーボクシングやってる子とかいるわね。

シュッシュッシュッ

『やっぱりエルフさん人気ね~』
『何を言っておるのじゃ?レイの頭もかなり賑やかじゃぞ』ふっ
『え?』
頭?見上げてみると

にこにこにこーっ

綺麗に仲良く並んで、私の頭に寝そべった妖精さんたちが、にこにこしながらこちらを見ていた。
『あらあらまあまあ?』
どういうこと?

『さっきは神獣の子らがいたからな、遠慮して近寄れんかったんだろ』
『え?』
そうなの?
〖ふふ。凛さんの妖精はその子たちで決定かな?〗
〖そうね。いいんじゃないかしら?〗
『えええ?』
そ、そんな簡単に大丈夫なの?
『レイ、もう返品は聞かないようですよ』
『え?』
〖そうですね。頭の上で手をつないで円を作って踊ってますからね〗
『えええ?』

マ~イムマイム♪マ~イムマイム♪マイムベッサソン♪

な、なんか頭の上からミュージックが聞こえるような?

〖これ、聖域のクマさんがマンドラゴラたちに仕込んだのに似てるわね〗
〖さては私たちの上映会を覗き見してましたね?〗

ぴゅーっ

あら、私の背中にかくれちゃったわ。図星だったみたいね。

『それじゃこの子たちも一緒に行ってくれるのかしら?』

ぴゅーっこくこくこく!

あらあらまあまあ、全員私の前に回って整列してきたわ。可愛いわね。

『そう。可愛い妖精さんたちがこんなにたくさん、一緒に行ってくれるのは嬉しいわ!これからよろしくお願いしますね!』

にっこー!こくこくこくこく!

ふふふ、指先で小さい手と握手ね。よろしくね。

『うむ。こちらは綺麗に纏まったようじゃが、あちらは大変そうだぞよ』
『足下に動物たちも控えてるのにな』

え?
『あらあらまあまあ、そうだったわね』

エルフさんたちの周りの妖精さんたち?ファイティングポーズってこちらの世界にもあるのね。
さあ、どうしたらいいのかしらね?

☆。.:*・゜☆。.:*・゜
お読みいただきありがとうございます。
お気に入り登録、感想、エールなどありがとうございます。
しおりを挟む
感想 163

あなたにおすすめの小説

野草から始まる異世界スローライフ

深月カナメ
ファンタジー
花、植物に癒されたキャンプ場からの帰り、事故にあい異世界に転生。気付けば子供の姿で、名前はエルバという。 私ーーエルバはスクスク育ち。 ある日、ふれた薬草の名前、効能が頭の中に聞こえた。 (このスキル使える)   エルバはみたこともない植物をもとめ、魔法のある世界で優しい両親も恵まれ、私の第二の人生はいま異世界ではじまった。 エブリスタ様にて掲載中です。 表紙は表紙メーカー様をお借りいたしました。 プロローグ〜78話までを第一章として、誤字脱字を直したものに変えました。 物語は変わっておりません。 一応、誤字脱字、文章などを直したはずですが、まだまだあると思います。見直しながら第二章を進めたいと思っております。 よろしくお願いします。

小さな小さな花うさぎさん達に誘われて、異世界で今度こそ楽しく生きます!もふもふも来た!

ひより のどか
ファンタジー
気がついたら何かに追いかけられていた。必死に逃げる私を助けてくれたのは、お花?違う⋯小さな小さなうさぎさんたち? 突然森の中に放り出された女の子が、かわいいうさぎさん達や、妖精さんたちに助けられて成長していくお話。どんな出会いが待っているのか⋯? ☆。.:*・゜☆。.:*・゜ 『転生初日に妖精さんと双子のドラゴンと家族になりました。もふもふとも家族になります!』の、のどかです。初めて全く違うお話を書いてみることにしました。もう一作、『転生初日に~』の、おばあちゃんこと、凛さん(人間バージョン)を主役にしたお話『転生したおばあちゃん。同じ世界にいる孫のため、若返って冒険者になります!』も始めました。 よろしければ、そちらもよろしくお願いいたします。 *8/11より、なろう様、カクヨム様、ノベルアップ、ツギクルさんでも投稿始めました。アルファポリスさんが先行です。

没落貴族の異世界領地経営!~生産スキルでガンガン成り上がります!

武蔵野純平
ファンタジー
異世界転生した元日本人ノエルは、父の急死によりエトワール伯爵家を継承することになった。 亡くなった父はギャンブルに熱中し莫大な借金をしていた。 さらに借金を国王に咎められ、『王国貴族の恥!』と南方の辺境へ追放されてしまう。 南方は魔物も多く、非常に住みにくい土地だった。 ある日、猫獣人の騎士現れる。ノエルが女神様から与えられた生産スキル『マルチクラフト』が覚醒し、ノエルは次々と異世界にない商品を生産し、領地経営が軌道に乗る。

異世界ソロ暮らし 田舎の家ごと山奥に転生したので、自由気ままなスローライフ始めました。

長尾 隆生
ファンタジー
【書籍情報】書籍3巻発売中ですのでよろしくお願いします。  女神様の手違いにより現世の輪廻転生から外され異世界に転生させられた田中拓海。  お詫びに貰った生産型スキル『緑の手』と『野菜の種』で異世界スローライフを目指したが、お腹が空いて、なにげなく食べた『種』の力によって女神様も予想しなかった力を知らずに手に入れてしまう。  のんびりスローライフを目指していた拓海だったが、『その地には居るはずがない魔物』に襲われた少女を助けた事でその計画の歯車は狂っていく。   ドワーフ、エルフ、獣人、人間族……そして竜族。  拓海は立ちはだかるその壁を拳一つでぶち壊し、理想のスローライフを目指すのだった。  中二心溢れる剣と魔法の世界で、徒手空拳のみで戦う男の成り上がりファンタジー開幕。 旧題:チートの種~知らない間に異世界最強になってスローライフ~

劣悪だと言われたハズレ加護の『空間魔法』を、便利だと思っているのは僕だけなのだろうか?

はらくろ
ファンタジー
海と交易で栄えた国を支える貴族家のひとつに、 強くて聡明な父と、優しくて活動的な母の間に生まれ育った少年がいた。 母親似に育った賢く可愛らしい少年は優秀で、将来が楽しみだと言われていたが、 その少年に、突然の困難が立ちはだかる。 理由は、貴族の跡取りとしては公言できないほどの、劣悪な加護を洗礼で授かってしまったから。 一生外へ出られないかもしれない幽閉のような生活を続けるよりも、少年は屋敷を出て行く選択をする。 それでも持ち前の強く非常識なほどの魔力の多さと、負けず嫌いな性格でその困難を乗り越えていく。 そんな少年の物語。

巻き込まれ召喚されたおっさん、無能だと追放され冒険者として無双する

高鉢 健太
ファンタジー
とある県立高校の最寄り駅で勇者召喚に巻き込まれたおっさん。 手違い鑑定でスキルを間違われて無能と追放されたが冒険者ギルドで間違いに気付いて無双を始める。

集団転移した商社マン ネットスキルでスローライフしたいです!

七転び早起き
ファンタジー
「望む3つのスキルを付与してあげる」 その天使の言葉は善意からなのか? 異世界に転移する人達は何を選び、何を求めるのか? そして主人公が○○○が欲しくて望んだスキルの1つがネットスキル。 ただし、その扱いが難しいものだった。 転移者の仲間達、そして新たに出会った仲間達と異世界を駆け巡る物語です。 基本は面白くですが、シリアスも顔を覗かせます。猫ミミ、孤児院、幼女など定番物が登場します。 ○○○「これは私とのラブストーリーなの!」 主人公「いや、それは違うな」

転生したらスキル転生って・・・!?

ノトア
ファンタジー
世界に危機が訪れて転生することに・・・。 〜あれ?ここは何処?〜 転生した場所は森の中・・・右も左も分からない状態ですが、天然?な女神にサポートされながらも何とか生きて行きます。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 初めて書くので、誤字脱字や違和感はご了承ください。

処理中です...