41 / 90
41 もったいない精神
しおりを挟む
お休みしてすみませんでした。
タイトルまたいじりました。
☆。.:*・゜☆。.:*・゜
知らぬ間に、妖精さんたちのおやつになっていたなんて・・・
『それもびっくりだけど、魔力ダダ漏れ?』
それって大丈夫なの?
〖まあ、体に入り切らない余った魔力が外に出てる訳だから、体に害はないわよ〗
『そうなのですね。良かった』
ひとまず安心ね。知らぬ間に生命力とかまで食べられていたらどうなっちゃうの?とかまで思っちゃったわ。せっかく若返ったのに孫に会うまでにしわくちゃなおばあちゃんになっちゃったらとか思うと、神様たちをぶん殴っ・・・こほん。泣くに泣けないもの。
〖レイさん?今、何か物騒なこと思わなかった?〗だらだら
『あらあらまあまあ?まさか!そんなことある訳ありませんわ。おほほほほ』
いやぁね~ほんの少し思いかけただけなのに
ぼそ
〖いや、すげぇ殺気だったよな〗
〖ああ〗
あらあら、何かしら?武神様、鍛冶神様?
〖〖イヤ?ナニモ?〗〗だらだら
そうよね?おほほ
『ま、まあなんだ。医神様、早くエルフたち起こそうぜ』
〖そうですね〗パンッ
医神様が手を叩いたら
『『『『ん、んんん・・・』』』』
あ、起きたみたいね。さすがだわ。
『ええと、私たちは何を?』
『な、なぜこんな所で寝て?いやだわ、神様の前でなんとお恥ずかしいっ』
『姉様、どうして寝てたんだっけ?』
『え、ええと、たしか、妖精さんたちや、動物たちに⋯?』
あらあらまあまあ、皆さん見事に取り乱してるわね。さっきまで妖精さんたちが山盛りになってたものね
〖まあまあ、落ち着いて。ごめんね、気づかなくて〗
〖あなたたち、妖精たちに魔力食べられてたのよ〗
『『『『ええええっ?』』』』
うんうん。分かるわ。いきなり食べられてるなんて言われたら驚くわよね。あ、そう言えば魔力を見せてくれるとか仰ってたわよね?どういうことかしら?
〖ふふふ。はやくも懐かないわね。つい先日のことなのに〗
『魔神様?懐かしいとは?』
どういうこと?さっきから、そればっかりだわ
〖愛し子たちにも同じことをしたのよ。ふふふっ〗
孫と?
〖そうよ。愛し子と一緒にいる妖精たちに魔力が見える子達がいて、その子たちに言わせるとね?愛し子の魔力は、ぼぼぼぼ、ぶわー!なんですって〗くすくす
『あ、あはは?』
ぼぼぼぼぶわあ?
〖そう。吹き出る感じね。でも、あなたも中々よ?こんな風に♪〗ぱちんっ
『え?ええええ?』
な、なに?魔神様が指を鳴らしたとたんに私の体から銀色の何かが?
『きゃあっ』
え?エルフちゃん?
『姉様っ』
『な、何が?』
『これは一体?』
『あらあらまあまあ?』
お姉ちゃんの方?彼女もすごいわ。でも、妹さんもすごいわね。
〖どうかしら?〗にまにま
『ま、魔神様、これは一体?』
〖これがあなた方の魔力よ。みんな中々ね。ちなみに普通はそんなに見えないわよ。人よりあると言われているものでもこんな感じね〗ぽっ
そう言って魔神様は自分の体に魔力を少しだけ纏わせた。コンロの火に例えると弱火と中火の間くらいかしら?ゆらゆら安定しない感じね。あら?神様たちは魔力見えない?不思議に思ってジーッと見てみると
『膜?』
見えないけど、何かあるわよね?
〖さすがね。正解よ。私たちは常に魔力を体の隅々、髪の毛一本にまで魔力を纏わせてるのよ。便利よ?これ〗
そ、そうなの?
〖見えない鎧を纏ってるようなもんだな。常に魔力を循環させてるから魔法も即座に打てるしな〗
〖武神の言う通りよ。あなた達の魔力がどれだけ無駄遣いされてるか分かるでしょ?〗
そうね。こんなに溢れ出してたら
『日本人のもったいない精神がこのままじゃダメだと言ってるわ。何とかしないと!せめて何かに貯めないと!』
ただ溢れさせるなんてもったいない!・・・ん?
ポカーン・・・
『あ、あらあらまあまあ?』
私、何か言ったかしら?
〖ふ、ふふふっ、あはははっ〗
どっ
『あ、あらあらまあまあ?』
魔神様が笑いだしたらみんな笑い出しちゃったわよ?
〖ふ、ふふ。さすがだわね。レイ〗
〖うんうん。レイさんが目覚めたのは正にもったいない精神の賜物だったんだね〗
〖〖〖うんうん〗〗〗
あらあらまあまあ?ますますどういうこと?
☆。.:*・゜☆。.:*・゜
お読みいただきありがとうございます。
お休みしてすみませんでした。アレルギーも落ち着きました。
しばらく写真すらカニさんは見たくない心境ですが・・カニと山芋は我慢できるけど、エビとチョコレートは食べたいな~。パピコも食べたい。アイスって気をつけないとチョコ使いまくってるんですよ。同じショーケースとか入ってると、ケーキやドーナツも食べられないし。直らないかな?アレルギー😭
タイトルまたいじりました。
☆。.:*・゜☆。.:*・゜
知らぬ間に、妖精さんたちのおやつになっていたなんて・・・
『それもびっくりだけど、魔力ダダ漏れ?』
それって大丈夫なの?
〖まあ、体に入り切らない余った魔力が外に出てる訳だから、体に害はないわよ〗
『そうなのですね。良かった』
ひとまず安心ね。知らぬ間に生命力とかまで食べられていたらどうなっちゃうの?とかまで思っちゃったわ。せっかく若返ったのに孫に会うまでにしわくちゃなおばあちゃんになっちゃったらとか思うと、神様たちをぶん殴っ・・・こほん。泣くに泣けないもの。
〖レイさん?今、何か物騒なこと思わなかった?〗だらだら
『あらあらまあまあ?まさか!そんなことある訳ありませんわ。おほほほほ』
いやぁね~ほんの少し思いかけただけなのに
ぼそ
〖いや、すげぇ殺気だったよな〗
〖ああ〗
あらあら、何かしら?武神様、鍛冶神様?
〖〖イヤ?ナニモ?〗〗だらだら
そうよね?おほほ
『ま、まあなんだ。医神様、早くエルフたち起こそうぜ』
〖そうですね〗パンッ
医神様が手を叩いたら
『『『『ん、んんん・・・』』』』
あ、起きたみたいね。さすがだわ。
『ええと、私たちは何を?』
『な、なぜこんな所で寝て?いやだわ、神様の前でなんとお恥ずかしいっ』
『姉様、どうして寝てたんだっけ?』
『え、ええと、たしか、妖精さんたちや、動物たちに⋯?』
あらあらまあまあ、皆さん見事に取り乱してるわね。さっきまで妖精さんたちが山盛りになってたものね
〖まあまあ、落ち着いて。ごめんね、気づかなくて〗
〖あなたたち、妖精たちに魔力食べられてたのよ〗
『『『『ええええっ?』』』』
うんうん。分かるわ。いきなり食べられてるなんて言われたら驚くわよね。あ、そう言えば魔力を見せてくれるとか仰ってたわよね?どういうことかしら?
〖ふふふ。はやくも懐かないわね。つい先日のことなのに〗
『魔神様?懐かしいとは?』
どういうこと?さっきから、そればっかりだわ
〖愛し子たちにも同じことをしたのよ。ふふふっ〗
孫と?
〖そうよ。愛し子と一緒にいる妖精たちに魔力が見える子達がいて、その子たちに言わせるとね?愛し子の魔力は、ぼぼぼぼ、ぶわー!なんですって〗くすくす
『あ、あはは?』
ぼぼぼぼぶわあ?
〖そう。吹き出る感じね。でも、あなたも中々よ?こんな風に♪〗ぱちんっ
『え?ええええ?』
な、なに?魔神様が指を鳴らしたとたんに私の体から銀色の何かが?
『きゃあっ』
え?エルフちゃん?
『姉様っ』
『な、何が?』
『これは一体?』
『あらあらまあまあ?』
お姉ちゃんの方?彼女もすごいわ。でも、妹さんもすごいわね。
〖どうかしら?〗にまにま
『ま、魔神様、これは一体?』
〖これがあなた方の魔力よ。みんな中々ね。ちなみに普通はそんなに見えないわよ。人よりあると言われているものでもこんな感じね〗ぽっ
そう言って魔神様は自分の体に魔力を少しだけ纏わせた。コンロの火に例えると弱火と中火の間くらいかしら?ゆらゆら安定しない感じね。あら?神様たちは魔力見えない?不思議に思ってジーッと見てみると
『膜?』
見えないけど、何かあるわよね?
〖さすがね。正解よ。私たちは常に魔力を体の隅々、髪の毛一本にまで魔力を纏わせてるのよ。便利よ?これ〗
そ、そうなの?
〖見えない鎧を纏ってるようなもんだな。常に魔力を循環させてるから魔法も即座に打てるしな〗
〖武神の言う通りよ。あなた達の魔力がどれだけ無駄遣いされてるか分かるでしょ?〗
そうね。こんなに溢れ出してたら
『日本人のもったいない精神がこのままじゃダメだと言ってるわ。何とかしないと!せめて何かに貯めないと!』
ただ溢れさせるなんてもったいない!・・・ん?
ポカーン・・・
『あ、あらあらまあまあ?』
私、何か言ったかしら?
〖ふ、ふふふっ、あはははっ〗
どっ
『あ、あらあらまあまあ?』
魔神様が笑いだしたらみんな笑い出しちゃったわよ?
〖ふ、ふふ。さすがだわね。レイ〗
〖うんうん。レイさんが目覚めたのは正にもったいない精神の賜物だったんだね〗
〖〖〖うんうん〗〗〗
あらあらまあまあ?ますますどういうこと?
☆。.:*・゜☆。.:*・゜
お読みいただきありがとうございます。
お休みしてすみませんでした。アレルギーも落ち着きました。
しばらく写真すらカニさんは見たくない心境ですが・・カニと山芋は我慢できるけど、エビとチョコレートは食べたいな~。パピコも食べたい。アイスって気をつけないとチョコ使いまくってるんですよ。同じショーケースとか入ってると、ケーキやドーナツも食べられないし。直らないかな?アレルギー😭
25
お気に入りに追加
389
あなたにおすすめの小説
幼い公女様は愛されたいと願うのやめました。~態度を変えた途端、家族が溺愛してくるのはなぜですか?~
朱色の谷
ファンタジー
公爵家の末娘として生まれた6歳のティアナ
お屋敷で働いている使用人に虐げられ『公爵家の汚点』と呼ばれる始末。
お父様やお兄様は私に関心がないみたい。愛されたいと願い、愛想よく振る舞っていたが一向に興味を示してくれない…
そんな中、夢の中の本を読むと、、、
【書籍化決定】俗世から離れてのんびり暮らしていたおっさんなのに、俺が書の守護者って何かの間違いじゃないですか?
歩く魚
ファンタジー
幼い頃に迫害され、一人孤独に山で暮らすようになったジオ・プライム。
それから数十年が経ち、気づけば38歳。
のんびりとした生活はこの上ない幸せで満たされていた。
しかしーー
「も、もう一度聞いて良いですか? ジオ・プライムさん、あなたはこの死の山に二十五年間も住んでいるんですか?」
突然の来訪者によると、この山は人間が住める山ではなく、彼は世間では「書の守護者」と呼ばれ都市伝説のような存在になっていた。
これは、自分のことを弱いと勘違いしているダジャレ好きのおっさんが、人々を導き、温かさを思い出す物語。
※書籍化のため更新をストップします。
Sランク冒険者の受付嬢
おすし
ファンタジー
王都の中心街にある冒険者ギルド《ラウト・ハーヴ》は、王国最大のギルドで登録冒険者数も依頼数もNo.1と実績のあるギルドだ。
だがそんなギルドには1つの噂があった。それは、『あのギルドにはとてつもなく強い受付嬢』がいる、と。
そんな噂を耳にしてギルドに行けば、受付には1人の綺麗な銀髪をもつ受付嬢がいてー。
「こんにちは、ご用件は何でしょうか?」
その受付嬢は、今日もギルドで静かに仕事をこなしているようです。
これは、最強冒険者でもあるギルドの受付嬢の物語。
※ほのぼので、日常:バトル=2:1くらいにするつもりです。
※前のやつの改訂版です
※一章あたり約10話です。文字数は1話につき1500〜2500くらい。
老女召喚〜聖女はまさかの80歳?!〜城を追い出されちゃったけど、何か若返ってるし、元気に異世界で生き抜きます!〜
二階堂吉乃
ファンタジー
瘴気に脅かされる王国があった。それを祓うことが出来るのは異世界人の乙女だけ。王国の幹部は伝説の『聖女召喚』の儀を行う。だが現れたのは1人の老婆だった。「召喚は失敗だ!」聖女を娶るつもりだった王子は激怒した。そこら辺の平民だと思われた老女は金貨1枚を与えられると、城から追い出されてしまう。実はこの老婆こそが召喚された女性だった。
白石きよ子・80歳。寝ていた布団の中から異世界に連れてこられてしまった。始めは「ドッキリじゃないかしら」と疑っていた。頼れる知り合いも家族もいない。持病の関節痛と高血圧の薬もない。しかし生来の逞しさで異世界で生き抜いていく。
後日、召喚が成功していたと分かる。王や重臣たちは慌てて老女の行方を探し始めるが、一向に見つからない。それもそのはず、きよ子はどんどん若返っていた。行方不明の老聖女を探す副団長は、黒髪黒目の不思議な美女と出会うが…。
人の名前が何故か映画スターの名になっちゃう天然系若返り聖女の冒険。全14話。
ボッチの少女は、精霊の加護をもらいました
星名 七緒
ファンタジー
身寄りのない少女が、異世界に飛ばされてしまいます。異世界でいろいろな人と出会い、料理を通して交流していくお話です。異世界で幸せを探して、がんばって生きていきます。
田舎の雑貨店~姪っ子とのスローライフ~
なつめ猫
ファンタジー
唯一の血縁者である姪っ子を引き取った月山(つきやま) 五郎(ごろう) 41歳は、住む場所を求めて空き家となっていた田舎の実家に引っ越すことになる。
そこで生活の糧を得るために父親が経営していた雑貨店を再開することになるが、その店はバックヤード側から店を開けると異世界に繋がるという謎多き店舗であった。
少ない資金で仕入れた日本製品を、異世界で販売して得た金貨・銀貨・銅貨を売り資金を増やして設備を購入し雑貨店を成長させていくために奮闘する。
この物語は、日本製品を異世界の冒険者に販売し、引き取った姪っ子と田舎で暮らすほのぼのスローライフである。
小説家になろう 日間ジャンル別 1位獲得!
小説家になろう 週間ジャンル別 1位獲得!
小説家になろう 月間ジャンル別 1位獲得!
小説家になろう 四半期ジャンル別 1位獲得!
小説家になろう 年間ジャンル別 1位獲得!
小説家になろう 総合日間 6位獲得!
小説家になろう 総合週間 7位獲得!
追放シーフの成り上がり
白銀六花
ファンタジー
王都のギルドでSS級まで上り詰めた冒険者パーティー【オリオン】の一員として日々活躍するディーノ。
前衛のシーフとしてモンスターを翻弄し、回避しながらダメージを蓄積させていき、最後はパーティー全員でトドメを刺す。
これがディーノの所属するオリオンの戦い方だ。
ところが、SS級モンスター相手に命がけで戦うディーノに対し、ほぼ無傷で戦闘を終えるパーティーメンバー。
ディーノのスキル【ギフト】によってパーティーメンバーのステータスを上昇させ、パーティー内でも誰よりも戦闘に貢献していたはずなのに……
「お前、俺達の実力についてこれなくなってるんじゃねぇの?」とパーティーを追放される。
ディーノを追放し、新たな仲間とパーティーを再結成した元仲間達。
新生パーティー【ブレイブ】でクエストに出るも、以前とは違い命がけの戦闘を繰り広げ、クエストには失敗を繰り返す。
理由もわからず怒りに震え、新入りを役立たずと怒鳴りちらす元仲間達。
そしてソロの冒険者として活動し始めるとディーノは、自分のスキルを見直す事となり、S級冒険者として活躍していく事となる。
ディーノもまさか、パーティーに所属していた事で弱くなっていたなどと気付く事もなかったのだ。
それと同じく、自分がパーティーに所属していた事で仲間を弱いままにしてしまった事にも気付いてしまう。
自由気ままなソロ冒険者生活を楽しむディーノ。
そこに元仲間が会いに来て「戻って来い」?
戻る気などさらさら無いディーノはあっさりと断り、一人自由な生活を……と、思えば何故かブレイブの新人が頼って来た。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる