24 / 91
24 上映会
しおりを挟む
色んな意味で大変なお名前問題。何せ命懸け⋯
こそこそこそ
〖な、何かないの?〗
〖そ、そう言われましても〗
〖緊張と恐怖で何も浮かばないよ~〗
〖だよな〗
〖まだ突き刺さってますよ〗
『誰か抜いてやれよ』
『嫌ですよ』
〖とばっちりはごめんです〗
『あらあらまあまあ?どう意味かしら?』にこにこごごごご
〖〖〖ヒイッ〗〗〗
『な、なんにも?な?』
〖そ、そうですよ、ね?〗
『我々は真剣ですよ』
〖はい。かつてないほど〗
命がかかってますから!
『あらあらまあまあ、それはありがとうございます。なにか裏の声が聞こえた気がしますけど、気のせいよね?』にこにこごごご
〖〖〖も、もちろん!〗〗〗
みんなで頷きます。
『そ、そうじゃ、聖域のくまさんの名前を決める時に上がった候補!その中から決めたらどうかの?可愛い孫の案であろ?』
天界樹様、起死回生の名案!
『あらあらまあまあ、そうね、その案もあるわね~』
おばあちゃんも満更じゃなさそう!
〖て、天界樹ちゃんっ〗
〖え、偉いわ!〗
〖す、すごいです!天才だわ!〗
『そ、そうかえ?良かったのじゃ』
命の危機は去ったのか?
『まだですよ。思い出さなくては』
〖いえ、大丈夫ですよ。貴方、録画してるでしょう?魔神〗
ハッ!
〖そうだったわ!〗
過去の私、偉いわ!私が編み出した映像魔法はきっとこの時のためだったのね!
〖お、お母様、お早く!〗
〖頑張って魔神ちゃん!〗
『早う!』
〖ままま、待ってよっ!ええと、確かこの辺り!あったわ!再生!全部は時間ないから大事なとこ抜粋!上映開始!〗ぱちんっ
白い壁に映像が映し出される。少し前の聖域の映像が⋯
『それでなんかいい案あったか?』
「うぎゅっ」
そ、それは~
「わ、わふくにょにあう、びじんしゃん」
『和服美人⋯間違いではないんだよな』
そうそう、この辺りよ!お隣のおじさんと、愛し子、それから、クマの編みぐるみさんね。
『そうか。じゃあ、着物着てるおばあちゃんを想像してみたらどうだ?そこから考えるとか?』
「うにゅ~。おきもにょ、きてりゅ?」
そうよ、そこから連想し始めて
「きりぇい」
『綺麗っと』
『あらあらまあまあ。いい子ね~』なでなで
まあ、さすがよ!愛し子が頭なでなでされてるわ。
「えへ~?えっちょ、しぇすじ、ぴん?きりっ?かっこいい」
『背筋がピンッとキリッと?ん~凛としたって感じかな?』
「お~、しょれ~?」
『じゃあ、凛っと』
『あらあらまあまあ♪』なでなで
うんうん。どんどん機嫌が上がってきてるわね。
『あらあらまあまあ~♪』
映像を見てるこちらのおばあちゃんも!さすがよ!
「はでじゃないけぢょ、めだちゅ?けばけばじゃない、おじょうひん、でも、めだちゅ?」
『派手じゃないけど目立つ?けばけばしいんじゃなくて、上品で目立つ?』
「しょう」
『う~ん、つい目がいく⋯艶やかとか、そんな感じか?』
「あぢぇやきゃ?むじゅかちい⋯」
『まあ、一応。艶やかっと』かきかき
『あらあらまあまあ♪いい子ねぇ』なでなで
その調子よ!どんどんいきましょう!
「えへへ~♪あちょは、あるきかちゃとか、うごきかちゃ、きりぇい。えちょ、おどり?えいえい」
あ~ん♪謎な動きが可愛いわ~♪
『それは盆踊りか?』
「ちやう!しょりぇは、どどんがぢょん!」
『なんか、それも違うな』
「ぶー」
『お着物で踊り?盆踊りも踊ったけど、ああ、日本舞踊かしら?』
「しょう!」
『どう見ても、盆踊りもどきだったけどな⋯そうか、日本舞踊もやってたな。優雅とか、それこそ雅とかかな?』
「お~しょんなかんじ?」
『じゃあ、優雅と雅っと』
『あらあらまあまあ♪いい子いい子♪』なでで
「えへへ~」
うんうん。いい子ね~♪
『あとは、麻の着物とか着ると清々しい感じがしたよな~』
「しょだね~ん~しゅじゅししょう?」
『涼しげとか、涼やか、かな?』
「しょうともゆう?」
『じゃあ、清々しいと、涼やかっと』
『あらあらまあまあ♪嬉しい言葉がたくさんね~♪』
本当にけっこうあるじゃない!えっと、綺麗、凛、艶やか、優雅、雅、清々しい、涼やか、だったかしら?こんな所かしらね?
〖はい、映像終了〗ぱちんっ
『あらあらまあまあ♪さすが私の孫ね~♪私のことよく分かってるわね~♪うふふ♪』
『可愛かったのぉ。早く直に愛でたいのぉ』
『同感だな』うんうん
〖私も同感です〗
〖ずるいよな、お前らだけ先によぉ〗
〖うらやましいでしょ♪〗
〖可愛いですよね〗
〖他のちびっこ達もいい子ですよ〗
〖だな。みんな可愛かったぞ!〗
『当たり前です』
〖愛し子の周りに集まった子たちですからね〗
皆さん、お名前そっちのけで上映会の余韻に⋯
『さあさあ、それじゃ、続きをしましょ♪』
〖〖〖は、はい〗〗〗
さあ、今度こそ、お名前!
あ、もちろん一つは除外です。くまさんのお名前になってるからね。
☆。.:*・゜☆。.:*・゜
お読みいただきありがとうございます。
お気に入り登録、感想、エールなどありがとうございます。
『転生初日に~』『小さな小さな花うさぎ~』もよろしくお願いします。
こそこそこそ
〖な、何かないの?〗
〖そ、そう言われましても〗
〖緊張と恐怖で何も浮かばないよ~〗
〖だよな〗
〖まだ突き刺さってますよ〗
『誰か抜いてやれよ』
『嫌ですよ』
〖とばっちりはごめんです〗
『あらあらまあまあ?どう意味かしら?』にこにこごごごご
〖〖〖ヒイッ〗〗〗
『な、なんにも?な?』
〖そ、そうですよ、ね?〗
『我々は真剣ですよ』
〖はい。かつてないほど〗
命がかかってますから!
『あらあらまあまあ、それはありがとうございます。なにか裏の声が聞こえた気がしますけど、気のせいよね?』にこにこごごご
〖〖〖も、もちろん!〗〗〗
みんなで頷きます。
『そ、そうじゃ、聖域のくまさんの名前を決める時に上がった候補!その中から決めたらどうかの?可愛い孫の案であろ?』
天界樹様、起死回生の名案!
『あらあらまあまあ、そうね、その案もあるわね~』
おばあちゃんも満更じゃなさそう!
〖て、天界樹ちゃんっ〗
〖え、偉いわ!〗
〖す、すごいです!天才だわ!〗
『そ、そうかえ?良かったのじゃ』
命の危機は去ったのか?
『まだですよ。思い出さなくては』
〖いえ、大丈夫ですよ。貴方、録画してるでしょう?魔神〗
ハッ!
〖そうだったわ!〗
過去の私、偉いわ!私が編み出した映像魔法はきっとこの時のためだったのね!
〖お、お母様、お早く!〗
〖頑張って魔神ちゃん!〗
『早う!』
〖ままま、待ってよっ!ええと、確かこの辺り!あったわ!再生!全部は時間ないから大事なとこ抜粋!上映開始!〗ぱちんっ
白い壁に映像が映し出される。少し前の聖域の映像が⋯
『それでなんかいい案あったか?』
「うぎゅっ」
そ、それは~
「わ、わふくにょにあう、びじんしゃん」
『和服美人⋯間違いではないんだよな』
そうそう、この辺りよ!お隣のおじさんと、愛し子、それから、クマの編みぐるみさんね。
『そうか。じゃあ、着物着てるおばあちゃんを想像してみたらどうだ?そこから考えるとか?』
「うにゅ~。おきもにょ、きてりゅ?」
そうよ、そこから連想し始めて
「きりぇい」
『綺麗っと』
『あらあらまあまあ。いい子ね~』なでなで
まあ、さすがよ!愛し子が頭なでなでされてるわ。
「えへ~?えっちょ、しぇすじ、ぴん?きりっ?かっこいい」
『背筋がピンッとキリッと?ん~凛としたって感じかな?』
「お~、しょれ~?」
『じゃあ、凛っと』
『あらあらまあまあ♪』なでなで
うんうん。どんどん機嫌が上がってきてるわね。
『あらあらまあまあ~♪』
映像を見てるこちらのおばあちゃんも!さすがよ!
「はでじゃないけぢょ、めだちゅ?けばけばじゃない、おじょうひん、でも、めだちゅ?」
『派手じゃないけど目立つ?けばけばしいんじゃなくて、上品で目立つ?』
「しょう」
『う~ん、つい目がいく⋯艶やかとか、そんな感じか?』
「あぢぇやきゃ?むじゅかちい⋯」
『まあ、一応。艶やかっと』かきかき
『あらあらまあまあ♪いい子ねぇ』なでなで
その調子よ!どんどんいきましょう!
「えへへ~♪あちょは、あるきかちゃとか、うごきかちゃ、きりぇい。えちょ、おどり?えいえい」
あ~ん♪謎な動きが可愛いわ~♪
『それは盆踊りか?』
「ちやう!しょりぇは、どどんがぢょん!」
『なんか、それも違うな』
「ぶー」
『お着物で踊り?盆踊りも踊ったけど、ああ、日本舞踊かしら?』
「しょう!」
『どう見ても、盆踊りもどきだったけどな⋯そうか、日本舞踊もやってたな。優雅とか、それこそ雅とかかな?』
「お~しょんなかんじ?」
『じゃあ、優雅と雅っと』
『あらあらまあまあ♪いい子いい子♪』なでで
「えへへ~」
うんうん。いい子ね~♪
『あとは、麻の着物とか着ると清々しい感じがしたよな~』
「しょだね~ん~しゅじゅししょう?」
『涼しげとか、涼やか、かな?』
「しょうともゆう?」
『じゃあ、清々しいと、涼やかっと』
『あらあらまあまあ♪嬉しい言葉がたくさんね~♪』
本当にけっこうあるじゃない!えっと、綺麗、凛、艶やか、優雅、雅、清々しい、涼やか、だったかしら?こんな所かしらね?
〖はい、映像終了〗ぱちんっ
『あらあらまあまあ♪さすが私の孫ね~♪私のことよく分かってるわね~♪うふふ♪』
『可愛かったのぉ。早く直に愛でたいのぉ』
『同感だな』うんうん
〖私も同感です〗
〖ずるいよな、お前らだけ先によぉ〗
〖うらやましいでしょ♪〗
〖可愛いですよね〗
〖他のちびっこ達もいい子ですよ〗
〖だな。みんな可愛かったぞ!〗
『当たり前です』
〖愛し子の周りに集まった子たちですからね〗
皆さん、お名前そっちのけで上映会の余韻に⋯
『さあさあ、それじゃ、続きをしましょ♪』
〖〖〖は、はい〗〗〗
さあ、今度こそ、お名前!
あ、もちろん一つは除外です。くまさんのお名前になってるからね。
☆。.:*・゜☆。.:*・゜
お読みいただきありがとうございます。
お気に入り登録、感想、エールなどありがとうございます。
『転生初日に~』『小さな小さな花うさぎ~』もよろしくお願いします。
38
お気に入りに追加
415
あなたにおすすめの小説

「宮廷魔術師の娘の癖に無能すぎる」と婚約破棄され親には出来損ないと言われたが、厄介払いと嫁に出された家はいいところだった
今川幸乃
ファンタジー
魔術の名門オールストン公爵家に生まれたレイラは、武門の名門と呼ばれたオーガスト公爵家の跡取りブランドと婚約させられた。
しかしレイラは魔法をうまく使うことも出来ず、ブランドに一方的に婚約破棄されてしまう。
それを聞いた宮廷魔術師の父はブランドではなくレイラに「出来損ないめ」と激怒し、まるで厄介払いのようにレイノルズ侯爵家という微妙な家に嫁に出されてしまう。夫のロルスは魔術には何の興味もなく、最初は仲も微妙だった。
一方ブランドはベラという魔法がうまい令嬢と婚約し、やはり婚約破棄して良かったと思うのだった。
しかしレイラが魔法を全然使えないのはオールストン家で毎日飲まされていた魔力増加薬が体質に合わず、魔力が暴走してしまうせいだった。
加えて毎日毎晩ずっと勉強や訓練をさせられて常に体調が悪かったことも原因だった。
レイノルズ家でのんびり過ごしていたレイラはやがて自分の真の力に気づいていく。
公女様は愛されたいと願うのやめました。~態度を変えた途端、家族が溺愛してくるのはなぜですか?~
朱色の谷
恋愛
公爵家の末娘として生まれた幼いティアナ。
お屋敷で働いている使用人に虐げられ『公爵家の汚点』と呼ばれる始末。
お父様やお兄様は私に関心がないみたい。
ただ、愛されたいと願った。
そんな中、夢の中の本を読むと自分の正体が明らかに。
◆恋愛要素は前半はありませんが、後半になるにつれて発展していきますのでご了承ください。

小さな小さな花うさぎさん達に誘われて、異世界で今度こそ楽しく生きます!もふもふも来た!
ひより のどか
ファンタジー
気がついたら何かに追いかけられていた。必死に逃げる私を助けてくれたのは、お花?違う⋯小さな小さなうさぎさんたち?
突然森の中に放り出された女の子が、かわいいうさぎさん達や、妖精さんたちに助けられて成長していくお話。どんな出会いが待っているのか⋯?
☆。.:*・゜☆。.:*・゜
『転生初日に妖精さんと双子のドラゴンと家族になりました。もふもふとも家族になります!』の、のどかです。初めて全く違うお話を書いてみることにしました。もう一作、『転生初日に~』の、おばあちゃんこと、凛さん(人間バージョン)を主役にしたお話『転生したおばあちゃん。同じ世界にいる孫のため、若返って冒険者になります!』も始めました。
よろしければ、そちらもよろしくお願いいたします。
*8/11より、なろう様、カクヨム様、ノベルアップ、ツギクルさんでも投稿始めました。アルファポリスさんが先行です。

家族で突然異世界転移!?パパは家族を守るのに必死です。
3匹の子猫
ファンタジー
社智也とその家族はある日気がつけば家ごと見知らぬ場所に転移されていた。
そこは俺の持ちうる知識からおそらく異世界だ!確かに若い頃は異世界転移や転生を願ったことはあったけど、それは守るべき家族を持った今ではない!!
こんな世界でまだ幼い子供たちを守りながら生き残るのは酷だろ…だが、俺は家族を必ず守り抜いてみせる!!
感想やご意見楽しみにしております!
尚、作中の登場人物、国名はあくまでもフィクションです。実在する国とは一切関係ありません。

聖女として召還されたのにフェンリルをテイムしたら追放されましたー腹いせに快適すぎる森に引きこもって我慢していた事色々好き放題してやります!
ふぃえま
ファンタジー
「勝手に呼び出して無茶振りしたくせに自分達に都合の悪い聖獣がでたら責任追及とか狡すぎません?
せめて裏で良いから謝罪の一言くらいあるはずですよね?」
不況の中、なんとか内定をもぎ取った会社にやっと慣れたと思ったら異世界召還されて勝手に聖女にされました、佐藤です。いや、元佐藤か。
実は今日、なんか国を守る聖獣を召還せよって言われたからやったらフェンリルが出ました。
あんまりこういうの詳しくないけど確か超強いやつですよね?
なのに周りの反応は正反対!
なんかめっちゃ裏切り者とか怒鳴られてロープグルグル巻きにされました。
勝手にこっちに連れて来たりただでさえ難しい聖獣召喚にケチつけたり……なんかもうこの人たち助けなくてもバチ当たりませんよね?
「不細工なお前とは婚約破棄したい」と言ってみたら、秒で破棄されました。
桜乃
ファンタジー
ロイ王子の婚約者は、不細工と言われているテレーゼ・ハイウォール公爵令嬢。彼女からの愛を確かめたくて、思ってもいない事を言ってしまう。
「不細工なお前とは婚約破棄したい」
この一言が重要な言葉だなんて思いもよらずに。
※約4000文字のショートショートです。11/21に完結いたします。
※1回の投稿文字数は少な目です。
※前半と後半はストーリーの雰囲気が変わります。
表紙は「かんたん表紙メーカー2」にて作成いたしました。
❇❇❇❇❇❇❇❇❇
2024年10月追記
お読みいただき、ありがとうございます。
こちらの作品は完結しておりますが、10月20日より「番外編 バストリー・アルマンの事情」を追加投稿致しますので、一旦、表記が連載中になります。ご了承ください。
1ページの文字数は少な目です。
約4500文字程度の番外編です。
バストリー・アルマンって誰やねん……という読者様のお声が聞こえてきそう……(;´∀`)
ロイ王子の側近です。(←言っちゃう作者 笑)
※番外編投稿後は完結表記に致します。再び、番外編等を投稿する際には連載表記となりますこと、ご容赦いただけますと幸いです。

水しか操れない無能と言われて虐げられてきた令嬢に転生していたようです。ところで皆さん。人体の殆どが水分から出来ているって知ってました?
ラララキヲ
ファンタジー
わたくしは出来損ない。
誰もが5属性の魔力を持って生まれてくるこの世界で、水の魔力だけしか持っていなかった欠陥品。
それでも、そんなわたくしでも侯爵家の血と伯爵家の血を引いている『血だけは価値のある女』。
水の魔力しかないわたくしは皆から無能と呼ばれた。平民さえもわたくしの事を馬鹿にする。
そんなわたくしでも期待されている事がある。
それは『子を生むこと』。
血は良いのだから次はまともな者が生まれてくるだろう、と期待されている。わたくしにはそれしか価値がないから……
政略結婚で決められた婚約者。
そんな婚約者と親しくする御令嬢。二人が愛し合っているのならわたくしはむしろ邪魔だと思い、わたくしは父に相談した。
婚約者の為にもわたくしが身を引くべきではないかと……
しかし……──
そんなわたくしはある日突然……本当に突然、前世の記憶を思い出した。
前世の記憶、前世の知識……
わたくしの頭は霧が晴れたかのように世界が突然広がった……
水魔法しか使えない出来損ない……
でも水は使える……
水……水分……液体…………
あら? なんだかなんでもできる気がするわ……?
そしてわたくしは、前世の雑な知識でわたくしを虐げた人たちに仕返しを始める……──
【※女性蔑視な発言が多々出てきますので嫌な方は注意して下さい】
【※知識の無い者がフワッとした知識で書いてますので『これは違う!』が許せない人は読まない方が良いです】
【※ファンタジーに現実を引き合いに出してあれこれ考えてしまう人にも合わないと思います】
◇ふんわり世界観。ゆるふわ設定。
◇ご都合展開。矛盾もあるよ!
◇なろうにも上げてます。

魔法が使えない令嬢は住んでいた小屋が燃えたので家出します
怠惰るウェイブ
ファンタジー
グレイの世界は狭く暗く何よりも灰色だった。
本来なら領主令嬢となるはずの彼女は領主邸で住むことを許されず、ボロ小屋で暮らしていた。
彼女はある日、棚から落ちてきた一冊の本によって人生が変わることになる。
世界が色づき始めた頃、ある事件をきっかけに少女は旅をすることにした。
喋ることのできないグレイは旅を通して自身の世界を色付けていく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる