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【何この状況?】
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「やっ。」
「やっ!じゃ、ねぇわ!!」
カルラが軽い挨拶をすると、王冠を被ったハンプティが鋭い突っ込みが飛ぶ。
だがそれに対してのカルラはコテっと首をかしげる。
「じゃぁ、…久しぶり。」
「あ、あぁ、久しぶり…、ってカルラァ!!何故此処におる!?」
このくだりまたやるのか?
いい加減3回目はしんどいぞ。と思いつつも繰り返し仰天するシーンを再度見せられた。
「ふむ。なんとも信じがたい事だ。お主があの四刀の黒曜丸とは。」
王冠を被ったフサフサの白髭ハンプティ子供が、自慢気に踏ん反り返った黒曜丸をマジマジと髭を触りながら見つめる。
これがこの妖精族の王、カルバンだ。
「まさに驚きです。こうなれば、我が国にある四刀ももしやするとですな。」
考え込む様に、ツルツル頭から生えた触覚をクルクル捻るメガネを付けた子供。
これが宰相らしい。
ってかそれ触って大丈夫なの?最後の希望が抜けたりとかしない?と心配したのもつかの間。
キュポッ。
と音を立ててそれが抜けた。
抜けたぁぁぁ!!!!!
声にならない驚きの突っ込みが俺の心の中で弾けた。
無論、シスカも黒曜丸もプーたんも同様の反応をしめす。
だが不思議な事にカルラも肉まんも王も平常心だ。
そして次の瞬間。
それをまたキュポッと頭に差し込んだ。
「戻んのかよ!!!」
我慢できず、勢いで突っ込んでしまった俺に対し、カルラも王も宰相もキョトンとした顔をする。
え?俺なんか変な事いいました?
妙な沈黙がほんの数秒流れると、何故か王が不適にフッと鼻で笑う。
「え?何故笑ってらっしゃるので?」
「ふふふ。ハルよ。お主もしやこれで驚いておるのではあるまいな?」
キュポッ!
「ギャァァァァ!!!」
今度は王の頭のボンボリを付けた触覚が抜けたぁぁぁぁぁ!!
同じく皆も同様の反応だ。
「え!?え?」と困惑して俺はカルラに説明を求めるべくカルラに視線をむけるとカルラもキュポッっと触覚を外す。
こっちもかぁ!!
何より驚いていたのはカルラのシスカだった。
声にならない様で口をパクパクさせている。
無理もないだろう。小さい頃から見ていて、そこに当然の様に生えていた触覚が取れるのだから。
プーたんと黒曜も開いた口が塞がらないといった感じだ。
そんなオレ達を見て王が面白かったのか笑い出す。
「フハハハハハ。」
それにつられて、宰相も笑い出す。
「フォッフォッフォッ。」
そして肉まんまでもが、「カッハッハッハ」
いや、何この状況?
ってか、何で抜けるか教えてよ?
「カッハッハッハ、カッハッハッハ、カッハッハッハ「フォッフォッフォッ、フォッフォッフォッフォッフォッフォッ」「フハハハハハ、フハハハハハ、フハハハハハ、フハハハハハはははははヒーヒー!」
状況に困惑する黒曜とプーたんにシスカ。
「こ、こいつらなんかおかしいど。」
「いや、‥もしや我らは既に術中にハマってしまったのかもしれん。」
黒曜がお決まりのキメポーズをとり、肩を引く着かせ何かを言い出した。
無視してもいいが、不覚にも「どういう事?」と聞き返してしまう俺。
「これは、我達に‥」
「我達に?」
シスカが首を傾げる中、笑い声はさらにエスカレートする。
「カーハッハッハ、カッハッハッハ、カッハッハッハ「フォッフォッフォッ、フォッフォッフォッフォッフォッフォッ」「フハハハハハ、フハハハハハ、フハハハハハ、フハハハハハ」「カッハッハッハ、カッハッハッハ、カッハッハッハ「フォッフォッフォッ、フォッフォッフォッフォッフォッフォッ」「フハハハハハ、フハハハハハ、フハハハハハ、フハハハハハ腹痛いぃ!!」
え?え?異様すぎてようわからん!!
後退りする俺の横で黒曜がいきなり「プッ」と吹き出した。
「え?」と思ったのも束の間に黒曜もつられる様に「くくく。フハハハハハハハハハ!!!ダーハッハッハッハッー」と笑い始めた。
ここで初めて気づく。
ヤバイ!もらい笑いしそうだ!
そしてついにプータンまでもが「ギャッハッハッハッ。な、なんか知らんが釣られるどぉ!ギャッハッハッハッ!!」
それを抱くシスカは戸惑い「え?え?何が面白いの?」と、もはや恐怖を感じだしている始末。
そしてカルラはというと、
「スー‥。」
「立ちながら寝てる!!ってかよく寝れるな!!」
しかしカルラのおかげで平常心を取り戻せた。
一回リセットせねば、こっちも笑っちまう。
視界に入るだけで怯む!
だから俺は目を瞑り手を上に掲げる。
「ウォーターボム。」
膨れ上がる水の大玉。
「カッハッハッハ、カッハッハッハ、カッハッハッハ「フォッフォッフォッ、フォッフォッフォッフォッフォッフォッ」「フハハハハハ、フハハハハハ、フハハハハハ、フハハハハハ」「カッハッハッハ、カッハッハッハ、カッハッハッハ「フォッフォッフォッ、フォッフォッフォッフォッフォッフォッ」「フハハハハハ、フハハハハハ、フハハハハハ、フハハハハハ」
そして握り拳をつくる。
ブッシャァァァァ!!!!
大玉は一気に弾け飛び、皆に水が被せられた。
耳をすませ、鎮静したようだと確認し目を開く。
すると王達は笑い疲れて倒れ伏しており、シスカはビショビショになってヒザをつき「なんで私まで?」と、半泣きになっていた。
「あっ、ごめん。」
「やっ!じゃ、ねぇわ!!」
カルラが軽い挨拶をすると、王冠を被ったハンプティが鋭い突っ込みが飛ぶ。
だがそれに対してのカルラはコテっと首をかしげる。
「じゃぁ、…久しぶり。」
「あ、あぁ、久しぶり…、ってカルラァ!!何故此処におる!?」
このくだりまたやるのか?
いい加減3回目はしんどいぞ。と思いつつも繰り返し仰天するシーンを再度見せられた。
「ふむ。なんとも信じがたい事だ。お主があの四刀の黒曜丸とは。」
王冠を被ったフサフサの白髭ハンプティ子供が、自慢気に踏ん反り返った黒曜丸をマジマジと髭を触りながら見つめる。
これがこの妖精族の王、カルバンだ。
「まさに驚きです。こうなれば、我が国にある四刀ももしやするとですな。」
考え込む様に、ツルツル頭から生えた触覚をクルクル捻るメガネを付けた子供。
これが宰相らしい。
ってかそれ触って大丈夫なの?最後の希望が抜けたりとかしない?と心配したのもつかの間。
キュポッ。
と音を立ててそれが抜けた。
抜けたぁぁぁ!!!!!
声にならない驚きの突っ込みが俺の心の中で弾けた。
無論、シスカも黒曜丸もプーたんも同様の反応をしめす。
だが不思議な事にカルラも肉まんも王も平常心だ。
そして次の瞬間。
それをまたキュポッと頭に差し込んだ。
「戻んのかよ!!!」
我慢できず、勢いで突っ込んでしまった俺に対し、カルラも王も宰相もキョトンとした顔をする。
え?俺なんか変な事いいました?
妙な沈黙がほんの数秒流れると、何故か王が不適にフッと鼻で笑う。
「え?何故笑ってらっしゃるので?」
「ふふふ。ハルよ。お主もしやこれで驚いておるのではあるまいな?」
キュポッ!
「ギャァァァァ!!!」
今度は王の頭のボンボリを付けた触覚が抜けたぁぁぁぁぁ!!
同じく皆も同様の反応だ。
「え!?え?」と困惑して俺はカルラに説明を求めるべくカルラに視線をむけるとカルラもキュポッっと触覚を外す。
こっちもかぁ!!
何より驚いていたのはカルラのシスカだった。
声にならない様で口をパクパクさせている。
無理もないだろう。小さい頃から見ていて、そこに当然の様に生えていた触覚が取れるのだから。
プーたんと黒曜も開いた口が塞がらないといった感じだ。
そんなオレ達を見て王が面白かったのか笑い出す。
「フハハハハハ。」
それにつられて、宰相も笑い出す。
「フォッフォッフォッ。」
そして肉まんまでもが、「カッハッハッハ」
いや、何この状況?
ってか、何で抜けるか教えてよ?
「カッハッハッハ、カッハッハッハ、カッハッハッハ「フォッフォッフォッ、フォッフォッフォッフォッフォッフォッ」「フハハハハハ、フハハハハハ、フハハハハハ、フハハハハハはははははヒーヒー!」
状況に困惑する黒曜とプーたんにシスカ。
「こ、こいつらなんかおかしいど。」
「いや、‥もしや我らは既に術中にハマってしまったのかもしれん。」
黒曜がお決まりのキメポーズをとり、肩を引く着かせ何かを言い出した。
無視してもいいが、不覚にも「どういう事?」と聞き返してしまう俺。
「これは、我達に‥」
「我達に?」
シスカが首を傾げる中、笑い声はさらにエスカレートする。
「カーハッハッハ、カッハッハッハ、カッハッハッハ「フォッフォッフォッ、フォッフォッフォッフォッフォッフォッ」「フハハハハハ、フハハハハハ、フハハハハハ、フハハハハハ」「カッハッハッハ、カッハッハッハ、カッハッハッハ「フォッフォッフォッ、フォッフォッフォッフォッフォッフォッ」「フハハハハハ、フハハハハハ、フハハハハハ、フハハハハハ腹痛いぃ!!」
え?え?異様すぎてようわからん!!
後退りする俺の横で黒曜がいきなり「プッ」と吹き出した。
「え?」と思ったのも束の間に黒曜もつられる様に「くくく。フハハハハハハハハハ!!!ダーハッハッハッハッー」と笑い始めた。
ここで初めて気づく。
ヤバイ!もらい笑いしそうだ!
そしてついにプータンまでもが「ギャッハッハッハッ。な、なんか知らんが釣られるどぉ!ギャッハッハッハッ!!」
それを抱くシスカは戸惑い「え?え?何が面白いの?」と、もはや恐怖を感じだしている始末。
そしてカルラはというと、
「スー‥。」
「立ちながら寝てる!!ってかよく寝れるな!!」
しかしカルラのおかげで平常心を取り戻せた。
一回リセットせねば、こっちも笑っちまう。
視界に入るだけで怯む!
だから俺は目を瞑り手を上に掲げる。
「ウォーターボム。」
膨れ上がる水の大玉。
「カッハッハッハ、カッハッハッハ、カッハッハッハ「フォッフォッフォッ、フォッフォッフォッフォッフォッフォッ」「フハハハハハ、フハハハハハ、フハハハハハ、フハハハハハ」「カッハッハッハ、カッハッハッハ、カッハッハッハ「フォッフォッフォッ、フォッフォッフォッフォッフォッフォッ」「フハハハハハ、フハハハハハ、フハハハハハ、フハハハハハ」
そして握り拳をつくる。
ブッシャァァァァ!!!!
大玉は一気に弾け飛び、皆に水が被せられた。
耳をすませ、鎮静したようだと確認し目を開く。
すると王達は笑い疲れて倒れ伏しており、シスカはビショビショになってヒザをつき「なんで私まで?」と、半泣きになっていた。
「あっ、ごめん。」
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