嘘の世界で君だけが


 もし人の本心を正確に読めてしまう人間が存在したら? そんな世界を想像して書いた物語。


 主人公・夜野響(よのひびき)は高校生の頃に謎の特殊能力に目覚めたこと、そして大切な居場所や存在を立て続けに失ったことで心に大きなトラウマを負い、人を信じることが出来なくなっていた。

 そんな響も大学生になり二年になって間もないある日、思いがけず運命的な出逢いを果たした。朝比奈奏(あさひなかなで)というその女子は無防備なほどの純粋さで響をあっという間に虜にした。

 しかし奏について気になることがあった。彼女からは本心が極端に聞こえないのだ。
 この出逢いは響の特殊能力の謎に迫るキッカケでもあった。

 恋愛ありミステリーありのヒューマンドラマ。人類の進化や突然変異について作者なりに想像してみました(あくまでもフィクションとしてご覧下さい)

 ※☆印は挿絵入りです。

 ※重複投稿・・・この作品は『小説家になろう』『カクヨム』『ノベルアップ+』にも投稿しています。

 ©️七瀬渚/nagisa nanase 2020
 https://www.alphapolis.co.jp/novel/590446315/663427970
 禁止私自转载、加工
 禁止私自轉載、加工
 無断複写・転載を禁止します。
24h.ポイント 0pt
0
小説 193,324 位 / 193,324件 ライト文芸 7,705 位 / 7,705件

あなたにおすすめの小説

Liar Liar Endless Repeat Liar

ROSE
ライト文芸
夢で生きていけるほど現実は甘くない。痛いほど理解している。それでも……。 滝川遙は演奏家を夢見ているが、極度のあがり症で試験はいつも落第寸前。そんな中、幼馴染みの凜に音楽投稿サイトに演奏を投稿してはどうかと持ちかけられ、しぶしぶ投稿した。翌朝、『わっしー』と名乗るユーザーからセッションの誘いを受けるが、圧倒的な才能差に衝撃を受けてしまう。

【声劇台本】だから、お前はダメなんだ!

でんでろ3
ライト文芸
職員室で浮きまくってるE崎先生が、生徒たちのために、いろいろと奔走するコメディ声劇台本。 ちなみに、「だから、お前はダメなんだ」というのは、E崎先生がまわりの先生たちから言われている言葉であって、決して、生徒たちのことではありません。

ユキイロノセカイ〜春咲ク栞〜

はーこ
恋愛
「そうだ、お友達をつくろう」 春から念願のキャンパスライフをスタートさせたはいいが、え? あたしが、なんだって? 初トモからの驚くべきカミングアウトに、月森(つきもり)さんちの過保護兄弟が黙っているわけもなく。 佐藤幸(さとうゆき)、18歳。 脱・年齢=お友達いない歴を掲げたら、なぜかモテ期が到来しました。 たしかにぼっちだが、彼氏がいないとは言ってない! てか、あたしだけじゃツッコミが足りないんだってば! ウサギ系ゆるふわ男子・雪(せつ)&犬系残メン男子・楓(かえで)。 イケメン兄弟との同居生活からはじまる、男前ヒロインによる脱ぼっち逆ハーラブコメディ! ※「ユキイロノセカイ」の続編となります。 ※本作からでもお読みいただけます。

コメディあるいはトラジティ

ネツ三
恋愛
さえない男子学生がキャンパスで出会った女子と繰り広げる悲喜こもごもの物語。

【完結】顔

カントリー
ライト文芸
貴方は自分の顔が好きですか? この物語は自分の顔が嫌いな女の物語。

しゅうきゅうみっか!-女子サッカー部の高校生監督 片桐修人の苦難-

橋暮 梵人
青春
幼少の頃から日本サッカー界の至宝と言われ、各年代別日本代表のエースとして活躍し続けてきた片桐修人(かたぎり しゅうと)。 順風満帆だった彼の人生は高校一年の時、とある試合で大きく変わってしまう。 悪質なファウルでの大怪我によりピッチ上で輝くことが出来なくなった天才は、サッカー漬けだった日々と決別し人並みの青春を送ることに全力を注ぐようになる。 高校サッカーの強豪校から普通の私立高校に転入した片桐は、サッカーとは無縁の新しい高校生活に思いを馳せる。 しかしそんな片桐の前に、弱小女子サッカー部のキャプテン、鞍月光華(くらつき みつか)が現れる。 「どう、うちのサッカー部の監督、やってみない?」 これは高校生監督、片桐修人と弱小女子サッカー部の奮闘の記録である。

黒ギャルとパパ活始めたら人生変わった

Hatton
ライト文芸
「死ぬなら一発ヤッてからにしたら?」 線路に飛び込みかけた俺を救ったのは、身長177cmの黒ギャルだった… アラサー社畜×黒ギャルによる「究極のパパ活」がはじまった。 短編〜中編くらいになる予定…でしたが、色々膨らんじゃったので、ひとまず納得できるところまで書いてみまふ。

愛しくて悲しい僕ら

寺音
ライト文芸
第6回ライト文芸大賞 奨励賞をいただきました。ありがとうございます。 それは、どこかで聞いたことのある歌だった。 まだひと気のない商店街のアーケード。大学一年生中山三月はそこで歌を歌う一人の青年、神崎優太と出会う。 彼女は彼が紡ぐそのメロディを、つい先程まで聴いていた事に気づく。 それは、今朝彼女が見た「夢」の中での事。 その夢は事故に遭い亡くなった愛猫が出てくる不思議な、それでいて優しく彼女の悲しみを癒してくれた不思議な夢だった。 後日、大学で再会した二人。柔らかな雰囲気を持つ優太に三月は次第に惹かれていく。 しかし、彼の知り合いだと言う宮本真志に「アイツには近づかない方が良い」と警告される。 やがて三月は優太の持つ不思議な「力」について知ることとなる。 ※第一話から主人公の猫が事故で亡くなっております。描写はぼかしてありますがご注意下さい。 ※時代設定は平成後期、まだスマートフォンが主流でなかった時代です。その為、主人公の持ち物が現在と異なります。

処理中です...