嘘の世界で君だけが
もし人の本心を正確に読めてしまう人間が存在したら? そんな世界を想像して書いた物語。
主人公・夜野響(よのひびき)は高校生の頃に謎の特殊能力に目覚めたこと、そして大切な居場所や存在を立て続けに失ったことで心に大きなトラウマを負い、人を信じることが出来なくなっていた。
そんな響も大学生になり二年になって間もないある日、思いがけず運命的な出逢いを果たした。朝比奈奏(あさひなかなで)というその女子は無防備なほどの純粋さで響をあっという間に虜にした。
しかし奏について気になることがあった。彼女からは本心が極端に聞こえないのだ。
この出逢いは響の特殊能力の謎に迫るキッカケでもあった。
恋愛ありミステリーありのヒューマンドラマ。人類の進化や突然変異について作者なりに想像してみました(あくまでもフィクションとしてご覧下さい)
※☆印は挿絵入りです。
※重複投稿・・・この作品は『小説家になろう』『カクヨム』『ノベルアップ+』にも投稿しています。
©️七瀬渚/nagisa nanase 2020
https://www.alphapolis.co.jp/novel/590446315/663427970
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この小説はとても感動的で切ないです。響の能力は彼にとって呪いであり、彼の心に深い傷を残しました。奏は響にとって唯一の救いであり、彼女の笑顔は響の心を癒します。しかし、奏にも隠された真実があり、響と奏の関係は試練にさらされます。この小説は、愛と嘘の間で揺れる二人の運命を描いているのだと思いました。
いつも思ってるのですが、イラスト素敵ですね!もっとたくさんの人に見てもらえたらな、と思います。
応援してます!
Y.Itoda様、お読みくださりありがとうございます。
響と奏、それぞれの抱える複雑な事情から切なさや感動を得てもらえてとても嬉しいです。
人はきっと表に出ている部分の方がほんのわずかで、内側に抱えているものの方がよほど多いんじゃないか、などと考えながら書いておりました。
生きている以上、何処かに嘘が生まれるのは仕方ないと響もわかってはいたり。奏も自分の不安定さをわかりつつも、前を向いて生きようとしています。
この小説では人の心の複雑さ、綺麗とは言えない部分も含めて表現していけたらなと思っています。
イラストにも嬉しいお言葉をありがとうございます!お楽しみ頂けて良かったです。
応援のお気持ち、とてもありがたいです。励みになります。
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