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★ピタラス諸島第三、ニベルー島編★
457:[続]アルテニース曰く
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アルテニース曰く……
ニベルーが造り出した十番目のテジーは、その心に大きな憎しみを抱えて生まれてきた。
いったい何故、そのような事になったのかは誰にも分からない。
しかしながら、もしかすると……、ニベルーに対する、『命を弄ぶな』との、何処かの神様からの警告だったのかも知れない。
「ニベルーは、妻であるテジーを亡くした後およそ百年間、この島で彼女のホムンクルスを作り続けたの。小屋で見つけた資料に日付が記されていたから間違いないわ。パラ家は、大昔に森の精霊の加護を賜った一族でね、他の人間達に比べると寿命がとても長いのよ。まぁ、私の外見が若く見える事は他に理由があるんだけど、うふふ♪ ……あぁごめんなさい、話が脱線したわね。んん……。あなた達も知っている通り、ホムンクルスは月日が経つにつれてその肉体が腐敗していく。それは、不自然に造り出された者の運命であり、誰にも止める事なんて出来ない。けれど、妻であるテジーの死を受け入れられなかった時点で、ニベルーは精神に異常をきたしていた。だから、ホムンクルスを作り続けたのよ。妻であったテジーの亡骸を使って、テジーそっくりのホムンクルスを十体もね。それを止めようとしたのは、奇しくも、ニベルーの手によって記憶を失った悪魔ヴァッカだった。ヴァッカは当時、ニベルーの忘却魔法によって記憶を失い、自身が悪魔である事やその種族名、多くの悪事を働いてきた事実など全てをすっかり忘れて、ニベルーと暮らしていたの。そして、その心の内にあったのは、悪魔としては考えられない程の優しさで満ちた、善意だった……。十番目のテジーは、そんなヴァッカの優しい心につけ込んだのよ。それで……、ここからは、私の推測も入ってくるのだけど……。まず彼女は、小屋の地下で眠っていた九体のテジーのホムンクルスを、次々に殺していった。それを見たニベルーはさぞ驚き、悲しんだでしょうね。だけど、彼女の容姿もまた、若かりしテジーそのものだった。だからニベルーは、彼女を亡き者にする事など到底出来ず、彼女に殺されたの」
ふむ、やはりニベルーは十番目のテジーに殺されたのか……
しかしながら、疑問が残るな。
「あの……、ニベルーは、何処で殺されたんですか? 小屋の地下にあった遺体は九体だったし……。ニベルーの遺体はどこに??」
「ニベルーの遺体は恐らく、タウラウの森の何処かにあるはずよ。その場所までは分からないけれど、湖で暮らす河馬神様が私に教えてくれたの。生き絶えたニベルーを背負ったヴァッカが、森の中へ消えて行ったって」
なるほど、タマスの目撃証言があるわけか……
あいつ、俺にはそんな事一言も話さなかったくせにっ!
「その後ヴァッカは、北の国へと向かった。後にホムンクルスの国となる、あのフラスコの国へね。あそこは元々、記憶を失った妻テジーの為に、ニベルーが錬金術で建てた町だった。フーガの北部に位置するオノロロスそっくりにね。そこでヴァッカは、十番目のテジーと対峙する事になる……。フラスコの国の手前に、三子岩という巨大な岩壁があるのを知ってる?」
「あ、はい。その三子岩のすぐそばでテントを張ってました」
「そう。あの三子岩は……、ヴァッカが作った結界なのよ。あの国の中から、十番目のテジーを外に出さない為のね」
「えっ!? そうだったんだ!?? でも……、どうしてそんな事が分かるんですか?」
「思想魔法の一つ、物の記憶を見る透視魔法を使ったの。あの三子岩には、ヴァッカの残留思念が色濃く残っていた。ヴァッカは、九体の眠るホムンクルスとニベルーを殺害した十番目のテジーを、フラスコの国まで追い詰め、岩壁の結界で囲い、封印しようとしたの。でも出来なかったのね……。三子岩に残っていたのは、ニベルーや九体の眠るホムンクルスを殺された事に対する激しい怒りと困惑、そして、十番目のテジーに対する深い愛情だったから……。例え悪魔でも、記憶を失い善良なる心を持てば、あそこまで清らかな残留思念を残すんだって……、私も初めて知ったわ」
なるほど……、ヴァッカは本物のテジーを殺しちゃうような、すっげぇ悪い奴だったにも関わらず、記憶を失ったせいでとっても良い子ちゃんになっていたのね。
それで……、愛情ですって?
つまりそれは、ヴァッカは十番目のテジーにホの字だったと??
それでまぁ、手も足も出さずにやられて、心臓を食べられちゃったわけですか???
なんだかもう……、救いようのない話ですな。
「ヴァッカの残した岩壁の結界は強力なものだった。十番目のテジーは、なんとかその岩の上部は取り壊したみたいだったけど……、結界そのものが消えたわけじゃない。だから彼女は、あそこから出られなくなったのよ。でも、彼女は諦めなかった。その邪悪な心の赴くままに、自らを造り出した錬金術を用いて、そこに国を作ろうとしたの。自分と同じ、ホムンクルス達の国をね。それを手伝ったのが、リタデーンという名の国だった」
リタデーン? なんかその国……、聞いたことあるな。
確かあの、逃げた髪の毛クルクル親父が、その名前を言っていたような気がする。
「リタデーンという国が何処にあるのか、果たして奴らが何者なのかは私にも分からないわ。けれど、私があの国へ潜入したおよそ三十年前には、既に奴らがフラスコの国に介入していた。十番目のテジーは、リタデーンからもたらされた怪しげな機械を使って、新しいホムンクルスの製造を始めていたの。それが、より自然な生命体に近いホムンクルス……、他者からの生命力の供給を必要とせず、体の腐敗が進まない新しいホムンクルスよ」
げげっ!?
あれは、そんなものを作ってたのか!??
そんなのが本当に出来ちゃってたら、恐ろしい事になってたな!!??
「だけど、新しいホムンクルスの製造には、今ある技術だけでは足りなかったようね。だから、魔力を沢山持っているあなた達が狙われて……。そこにたまたま居合わせた神の力を持つモッモ君も、同時に狙われてしまったのよ」
はうっ!? そうだったのねっ!!?
「つまり……、最初狙われていたのは、魔力を持つノリリア達で……。たまたまそこにいたモッモの存在に気付いた十番目のテジーが、モッモの中にある僅かな神の力を狙った、という事ですか?」
……グレコ、僅かなって言わないで。
確かに3Pしかないけどさ、普通は全く無いものなんだから、僅かなとか言わないでよ。
「恐らくそういう事でしょうね。十番目のテジーに悪知恵を入れ込んだのはきっと、リタデーンの奴らに違いないわ。奴らは、今はもう使われていない、化学という怪しい技術を用いていたから……。それに神の力を融合させようとしただなんて……、全くもって理解不能ね」
なるほど、そういう事ね……
けど、それならば、俺があの国に向かったのは間違いだったのでは……?
「でも……、それならモッモは、あの国に入らない方が良かった、という事ですよね? 結果的には、モッモの神の力が狙われてしまったんだから……。モッモから聞いた話だと、とても危険な状況だったみたいなんですけど……」
チラリと横目で俺を見るグレコ。
俺は小さくコクンと頷いた。
グレコの言葉は正しい。
俺は……、とてつもなく危ない目に遭ったのだ。
妙な球体に閉じ込められて、気味の悪い機械に繋がれて、挙句は力を吸い取られたんだぞ!?
盾の心とかいうぽっちゃりエルフのマーテルが現れてくれたからなんとかなったし、悪魔テジーが自滅したから大事には至らなかったけど……
それでも、まるで綱渡りのような状況だった事は間違いないのだ。
未来が見えたというのなら、もっと安全な道があったのではないのですかっ!??
「さっき説明したように、モッモ君の未来は無数に存在していた。その中でも最善の結果になるように、私はお膳立てしたつもりよ。もし、あなた達がここに至るまでの行動のうち、どれか一つでも違っていたら……、あなた達の仲間の半数が死に至っていたかも知れない……。いいえ、仲間だけじゃないわ。このニヴァの町も滅んでいたかも知れないのよ」
うっ……、そぉっ!?
そ、そんなに緊迫した状況だったのか……???
「そんな……、本当に……?」
アルテニースの言葉に、俺とグレコは顔面蒼白になる。
「まぁでも、それは私が見た未来予知の一つに過ぎない。けど、ホムンクルスに捕まったあなた達の仲間の魔力を使って、新しいホムンクルスが製造されようとしていたのは事実よ。もしあの時、モッモ君が二人を助けに向かわなければ……。ニベルーの生まれ変わりであるあの少年が、前世の記憶を取り戻し、城を崩壊させなければ……。全ては違う未来へと……、最悪な結果へと導かれていたかも知れないわね」
言葉を失う俺とグレコ。
しかしながら、そこまで話したアルテニースは、何故だか満面の笑みでニコリと笑った。
「けど、結果オーライよ! 全て上手くいったでしょ!? 私の未来予知に外れはないのよ♪」
悪戯にウィンクしてみせるアルテニースに対し、肝の座り方がまるで違うと、俺は軽く冷や汗を流すのだった。
ニベルーが造り出した十番目のテジーは、その心に大きな憎しみを抱えて生まれてきた。
いったい何故、そのような事になったのかは誰にも分からない。
しかしながら、もしかすると……、ニベルーに対する、『命を弄ぶな』との、何処かの神様からの警告だったのかも知れない。
「ニベルーは、妻であるテジーを亡くした後およそ百年間、この島で彼女のホムンクルスを作り続けたの。小屋で見つけた資料に日付が記されていたから間違いないわ。パラ家は、大昔に森の精霊の加護を賜った一族でね、他の人間達に比べると寿命がとても長いのよ。まぁ、私の外見が若く見える事は他に理由があるんだけど、うふふ♪ ……あぁごめんなさい、話が脱線したわね。んん……。あなた達も知っている通り、ホムンクルスは月日が経つにつれてその肉体が腐敗していく。それは、不自然に造り出された者の運命であり、誰にも止める事なんて出来ない。けれど、妻であるテジーの死を受け入れられなかった時点で、ニベルーは精神に異常をきたしていた。だから、ホムンクルスを作り続けたのよ。妻であったテジーの亡骸を使って、テジーそっくりのホムンクルスを十体もね。それを止めようとしたのは、奇しくも、ニベルーの手によって記憶を失った悪魔ヴァッカだった。ヴァッカは当時、ニベルーの忘却魔法によって記憶を失い、自身が悪魔である事やその種族名、多くの悪事を働いてきた事実など全てをすっかり忘れて、ニベルーと暮らしていたの。そして、その心の内にあったのは、悪魔としては考えられない程の優しさで満ちた、善意だった……。十番目のテジーは、そんなヴァッカの優しい心につけ込んだのよ。それで……、ここからは、私の推測も入ってくるのだけど……。まず彼女は、小屋の地下で眠っていた九体のテジーのホムンクルスを、次々に殺していった。それを見たニベルーはさぞ驚き、悲しんだでしょうね。だけど、彼女の容姿もまた、若かりしテジーそのものだった。だからニベルーは、彼女を亡き者にする事など到底出来ず、彼女に殺されたの」
ふむ、やはりニベルーは十番目のテジーに殺されたのか……
しかしながら、疑問が残るな。
「あの……、ニベルーは、何処で殺されたんですか? 小屋の地下にあった遺体は九体だったし……。ニベルーの遺体はどこに??」
「ニベルーの遺体は恐らく、タウラウの森の何処かにあるはずよ。その場所までは分からないけれど、湖で暮らす河馬神様が私に教えてくれたの。生き絶えたニベルーを背負ったヴァッカが、森の中へ消えて行ったって」
なるほど、タマスの目撃証言があるわけか……
あいつ、俺にはそんな事一言も話さなかったくせにっ!
「その後ヴァッカは、北の国へと向かった。後にホムンクルスの国となる、あのフラスコの国へね。あそこは元々、記憶を失った妻テジーの為に、ニベルーが錬金術で建てた町だった。フーガの北部に位置するオノロロスそっくりにね。そこでヴァッカは、十番目のテジーと対峙する事になる……。フラスコの国の手前に、三子岩という巨大な岩壁があるのを知ってる?」
「あ、はい。その三子岩のすぐそばでテントを張ってました」
「そう。あの三子岩は……、ヴァッカが作った結界なのよ。あの国の中から、十番目のテジーを外に出さない為のね」
「えっ!? そうだったんだ!?? でも……、どうしてそんな事が分かるんですか?」
「思想魔法の一つ、物の記憶を見る透視魔法を使ったの。あの三子岩には、ヴァッカの残留思念が色濃く残っていた。ヴァッカは、九体の眠るホムンクルスとニベルーを殺害した十番目のテジーを、フラスコの国まで追い詰め、岩壁の結界で囲い、封印しようとしたの。でも出来なかったのね……。三子岩に残っていたのは、ニベルーや九体の眠るホムンクルスを殺された事に対する激しい怒りと困惑、そして、十番目のテジーに対する深い愛情だったから……。例え悪魔でも、記憶を失い善良なる心を持てば、あそこまで清らかな残留思念を残すんだって……、私も初めて知ったわ」
なるほど……、ヴァッカは本物のテジーを殺しちゃうような、すっげぇ悪い奴だったにも関わらず、記憶を失ったせいでとっても良い子ちゃんになっていたのね。
それで……、愛情ですって?
つまりそれは、ヴァッカは十番目のテジーにホの字だったと??
それでまぁ、手も足も出さずにやられて、心臓を食べられちゃったわけですか???
なんだかもう……、救いようのない話ですな。
「ヴァッカの残した岩壁の結界は強力なものだった。十番目のテジーは、なんとかその岩の上部は取り壊したみたいだったけど……、結界そのものが消えたわけじゃない。だから彼女は、あそこから出られなくなったのよ。でも、彼女は諦めなかった。その邪悪な心の赴くままに、自らを造り出した錬金術を用いて、そこに国を作ろうとしたの。自分と同じ、ホムンクルス達の国をね。それを手伝ったのが、リタデーンという名の国だった」
リタデーン? なんかその国……、聞いたことあるな。
確かあの、逃げた髪の毛クルクル親父が、その名前を言っていたような気がする。
「リタデーンという国が何処にあるのか、果たして奴らが何者なのかは私にも分からないわ。けれど、私があの国へ潜入したおよそ三十年前には、既に奴らがフラスコの国に介入していた。十番目のテジーは、リタデーンからもたらされた怪しげな機械を使って、新しいホムンクルスの製造を始めていたの。それが、より自然な生命体に近いホムンクルス……、他者からの生命力の供給を必要とせず、体の腐敗が進まない新しいホムンクルスよ」
げげっ!?
あれは、そんなものを作ってたのか!??
そんなのが本当に出来ちゃってたら、恐ろしい事になってたな!!??
「だけど、新しいホムンクルスの製造には、今ある技術だけでは足りなかったようね。だから、魔力を沢山持っているあなた達が狙われて……。そこにたまたま居合わせた神の力を持つモッモ君も、同時に狙われてしまったのよ」
はうっ!? そうだったのねっ!!?
「つまり……、最初狙われていたのは、魔力を持つノリリア達で……。たまたまそこにいたモッモの存在に気付いた十番目のテジーが、モッモの中にある僅かな神の力を狙った、という事ですか?」
……グレコ、僅かなって言わないで。
確かに3Pしかないけどさ、普通は全く無いものなんだから、僅かなとか言わないでよ。
「恐らくそういう事でしょうね。十番目のテジーに悪知恵を入れ込んだのはきっと、リタデーンの奴らに違いないわ。奴らは、今はもう使われていない、化学という怪しい技術を用いていたから……。それに神の力を融合させようとしただなんて……、全くもって理解不能ね」
なるほど、そういう事ね……
けど、それならば、俺があの国に向かったのは間違いだったのでは……?
「でも……、それならモッモは、あの国に入らない方が良かった、という事ですよね? 結果的には、モッモの神の力が狙われてしまったんだから……。モッモから聞いた話だと、とても危険な状況だったみたいなんですけど……」
チラリと横目で俺を見るグレコ。
俺は小さくコクンと頷いた。
グレコの言葉は正しい。
俺は……、とてつもなく危ない目に遭ったのだ。
妙な球体に閉じ込められて、気味の悪い機械に繋がれて、挙句は力を吸い取られたんだぞ!?
盾の心とかいうぽっちゃりエルフのマーテルが現れてくれたからなんとかなったし、悪魔テジーが自滅したから大事には至らなかったけど……
それでも、まるで綱渡りのような状況だった事は間違いないのだ。
未来が見えたというのなら、もっと安全な道があったのではないのですかっ!??
「さっき説明したように、モッモ君の未来は無数に存在していた。その中でも最善の結果になるように、私はお膳立てしたつもりよ。もし、あなた達がここに至るまでの行動のうち、どれか一つでも違っていたら……、あなた達の仲間の半数が死に至っていたかも知れない……。いいえ、仲間だけじゃないわ。このニヴァの町も滅んでいたかも知れないのよ」
うっ……、そぉっ!?
そ、そんなに緊迫した状況だったのか……???
「そんな……、本当に……?」
アルテニースの言葉に、俺とグレコは顔面蒼白になる。
「まぁでも、それは私が見た未来予知の一つに過ぎない。けど、ホムンクルスに捕まったあなた達の仲間の魔力を使って、新しいホムンクルスが製造されようとしていたのは事実よ。もしあの時、モッモ君が二人を助けに向かわなければ……。ニベルーの生まれ変わりであるあの少年が、前世の記憶を取り戻し、城を崩壊させなければ……。全ては違う未来へと……、最悪な結果へと導かれていたかも知れないわね」
言葉を失う俺とグレコ。
しかしながら、そこまで話したアルテニースは、何故だか満面の笑みでニコリと笑った。
「けど、結果オーライよ! 全て上手くいったでしょ!? 私の未来予知に外れはないのよ♪」
悪戯にウィンクしてみせるアルテニースに対し、肝の座り方がまるで違うと、俺は軽く冷や汗を流すのだった。
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