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★ピタラス諸島第三、ニベルー島編★
412:よしっ! 決めたっ!!
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コツコツコツコツ
カンカンカンカン!
シューン……、ブワワッ!!?
「わぁっ!?」
「きゃっ!? ちょっとカービィ!?? 危ないじゃないっ!?!?」
「なははっ! すまねぇグレコさん」
ヘラヘラと笑うカービィは、その言葉とは裏腹に、反省する気なんてさらさらないに違いない。
その証拠に、ほらまた懲りずに……
シューン……、ボファンッ!?!?
「ひぃいっ!?」
「きゃあっ!? カービィ!?? いい加減にしてっ!!!!」
「なははっ! やっぱ駄目だなこりゃ」
ふ~っと息を吐き、ようやく諦めたらしいカービィは、ローブの内側に杖をしまった。
「やはりこれは魔導具……、【封印の箱】に間違いないでござるな?」
カービィのすぐそばで、事の行方を見守っていたカサチョが尋ねる。
「あぁ、ちょいと型は古いが、そのようだな。おいら様の魔法が全部弾かれたんだ。さすがだな! アルテニース・パラ・ケルースス!!」
鼻息荒くカービィはそう言って、白い煙を上げながらも、傷一つ付いてない赤い小箱を見つめた。
メラーニアの父、ケンタウロスが蹄族の前族長であるビノアルーンから、恋人であったアルテニースより託されたという赤い小箱を貰った俺は、ギンロとカサチョと共に、里の広場へと戻った。
広場では、ようやく作戦会議という名の雄叫び合戦が終わったらしく、殺気立ったままのケンタウロス達が、明日の戦いに備え、家々へと帰っていく姿があった。
あんなに興奮して……、今夜はさぞ眠れないだろうなと、俺は彼らを案じた。
カービィとグレコの話だと、結局のところ、作戦らしい作戦はまだ立って無いらしい。
ケンタウロス達は、夕飯の後で、族長タインヘンのテントに再集合して、詳細な作戦を立てるのだと言っていたとか。
でもさ……、普通逆じゃね?
先にちゃんと作戦立ててから、ああいう集会を開くのが、普通じゃね??
まぁ、やっぱりなというか……、あの作戦会議とは名ばかりの、いきり立ったケンタウロス達の雄叫び合戦は、全く意味がなかったわけですな、はい。
それにしても、いくら士気を高める為とはいえ、あんな無意味な集会を開くなんて……、しかも、それにノリノリで参加するなんて、カービィもグレコもどうかしてるぜっ!
総指揮はシーディアが執っているらしいが……、正直彼女は、偉そうで怖いだけで、頭はそんなに良くないような気がするのだが……、本当に大丈夫なんだろうか???
俺たちが戻る直前まで雄叫びを上げ続けていたケンタウロス達も、やはり相当に知性が低いのでは無いか????
……などなど、明日の戦いに対し、俺は一抹の不安を抱くのであった。
日が傾き、辺りが薄暗くなり始めた頃。
俺たちは、今夜の寝床を確保する為に、族長タインヘンのテントのすぐ隣に立つ木に、魔導式樹上テントを設置させてもらった。
そしてそこで、俺はカービィとグレコに、ビノアルーンより受け取った赤い小箱を見せた。
カービィは、それを隅々まで観察して……
杖で突き、叩いて、更には何かの呪文を唱えて魔法をかけようとしていたのだが、全て無駄に終わったようだ。
突いても叩いても、小箱はビクともしなかったし、魔法は全て弾かれて、その場で爆発を起こしたのだった。
「じゃあ、やっぱりその、ここから北東に位置する以前のケンタウロスの里に行って、ビノアルーンさんのかつての家から鍵を探し出さなきゃならないのね?」
「そういう事だなっ! この中に何が入ってんのかは分かんねぇけど、これだけ頑丈な魔導具使って、わざわざアルテニースが隠したんだ。その爺さんケンタウロスが言ったように、本当にホムンクルスを倒す術が隠されているはずだ!!」
グレコの問い掛けに、何故だか自信満々でカービィはそう言い切った。
「しかしながら、その地は既に化け物共の縄張りであると、ビノアルーン殿は言っておったぞ?」
胡座をかき、胸の前で腕を組んだ格好で、ギンロが言った。
「それはかえって好都合だな。奴らがどんな感じなのか、国に攻め込む前に見ておきてぇし。まぁ、おいら様が敵を前にすれば、こんな箱なんか開けなくても、弱点が目に見えて分かっちまうかも知れねぇけどよ!? なははははっ!!!」
余裕綽々な様子のカービィ。
いつも思うけど、いったい、どこからその自信はやってくるんだい?
ほんと、半分くらい分けて欲しい……
「ビノアルーン殿の話だと、この島の最北端に位置するホムンクルス共の国は、何やら奇妙なもので覆われていたとか……。遠目ではあるが、拙者が事前調査の段階で見た限りでは、そのような物はなかったでござる。ただ、それは水のように透明であったと申しておった故、近付けば何か見えるやも知れぬでござるよ」
「ふむ……。水のように透明な何かねぇ~……? 考えられるとすれば守護結界だが……」
「そうでござるな。しかし、造出生命体であるホムンクルスが、その体内に魔力を秘めている可能性は限りなく低い。自然界における魔素を使って魔法を行使できるとも考えられぬ故……、守護結界は有り得ないでござるよ」
「んだな。まぁ、何はともあれだ……。アルテニースは一度、中に潜入したんだろ?」
そう言って、カービィが俺を見る。
「あ、うん。なんか、地下水路があるらしくって……。けど、とっても狭い水路だったから、ビノアルーンは外で待ってたんだって」
「その水路は国の裏側に位置し、詳しい場所はメラーニア殿が知り得ているとか。もし必要あらば、道案内をするとも言ってくだすったでござるよ」
「地下水路かぁ……。けど、ケンタウロスは通れねぇんだよな? となると……、正面突破か、周りを取り囲むかだな。……逆に取り囲まれたりしてな?? なははっ!!!」
全然笑えないしっ!
地下水路なんて、どう考えても暗くて汚そうな所から入るのは嫌だけど、だからって正面突破はどうかと思う。
相手の数も分からないのに……
すると、外で通信魔法を行使していたカナリーとマシコットが、テントの中へと戻ってきた。
「カービィさん。やはりノリリア副団長とは連絡が取れません。アイビー達も、全く連絡が取れないと言ってました。なので、アイビー達は、明日の朝一でミュエル鳥に乗って、フラスコの国へ向かうとの事です」
カナリーの報告に、カービィは腕組みをしてウーンと唸る。
「カービィさん、僕達も朝一でフラスコの国へと向かいましょう。ケンタウロス達も共に」
マシコットの言葉に、やはりカービィは腕組みをしてウーンと唸る。
そして……
「よしっ! 決めたっ!!」
突然何かを閃いたらしいカービィが、ピコーン☆ と目を光らせた。
……なんか、嫌な予感がするんだけど。
「今からおいら達で、そのケンタウロスの昔の里へ行こうっ!!!」
「えぇっ!?」
何がっ!?
どうしてっ!??
……誰がぁっ!?!?
カービィの、あまりに突拍子のない提案に、俺たちは一様に驚く。
「今からって……、もう夜になるわよ!?」
「そうですよカービィさん。夜の移動は危険です」
止めに入るグレコとマシコット。
「大丈夫だって。いざとなったらほら、モッモの腕輪ですぐこっちに戻ってくるからさ」
「ぶぇっ!? ぼっ!?? 僕も行くのぉおっ!???」
「あん? おまいが行かなきゃ意味ねぇだろ??」
な、なんでっ!?
なんでさぁっ!??
しかしながら、驚き慌てふためく俺を他所に、それなら大丈夫かと、周りのみんなが納得してしまう。
「さすれば我も同行しよう。モッモを守護するのが、我の役目故」
ギッ!?
守るのが役目なら、行くのを止めてよギンロっ!!?
「拙者もお供しよう。なんだか楽しそうでござる!」
ばっ!?
馬鹿なのカサチョ!??
「……じゃあ、私はここでマシコットとカナリーと待ってるから。モッモ、くれぐれも気をつけなさいよ!」
「グゥッ!?!?」
止めてよグレコ!?
止めてよグレコぉおぉっ!??
「よっし! そうと決まれば……、どこにあるのか分かんねぇから、メラーニアに道案内頼もうぜ~!! マシコット、こっちの事は頼んだぞっ!!!」
「分かりました! お気をつけて!!」
えっ!? 本当にぃっ!??
あっ、そんなっ!?!?
あぁあぁぁ~!!!!!
抵抗する間もないままに、俺はテントの外へと押しやられて……
こうして、俺とカービィとカサチョとギンロ、更には道案内役のメラーニアを加えた五人は、夜の森へと繰り出した。
心無い怪物と呼ばれるホムンクルスと、そのペットである凶暴な野鼠の餌場とされる、かつてのケンタウロスの里を目指して……
嫌ぁあぁぁぁっ!
誰かっ!?
誰か助けてぇえぇぇっ!!!
カンカンカンカン!
シューン……、ブワワッ!!?
「わぁっ!?」
「きゃっ!? ちょっとカービィ!?? 危ないじゃないっ!?!?」
「なははっ! すまねぇグレコさん」
ヘラヘラと笑うカービィは、その言葉とは裏腹に、反省する気なんてさらさらないに違いない。
その証拠に、ほらまた懲りずに……
シューン……、ボファンッ!?!?
「ひぃいっ!?」
「きゃあっ!? カービィ!?? いい加減にしてっ!!!!」
「なははっ! やっぱ駄目だなこりゃ」
ふ~っと息を吐き、ようやく諦めたらしいカービィは、ローブの内側に杖をしまった。
「やはりこれは魔導具……、【封印の箱】に間違いないでござるな?」
カービィのすぐそばで、事の行方を見守っていたカサチョが尋ねる。
「あぁ、ちょいと型は古いが、そのようだな。おいら様の魔法が全部弾かれたんだ。さすがだな! アルテニース・パラ・ケルースス!!」
鼻息荒くカービィはそう言って、白い煙を上げながらも、傷一つ付いてない赤い小箱を見つめた。
メラーニアの父、ケンタウロスが蹄族の前族長であるビノアルーンから、恋人であったアルテニースより託されたという赤い小箱を貰った俺は、ギンロとカサチョと共に、里の広場へと戻った。
広場では、ようやく作戦会議という名の雄叫び合戦が終わったらしく、殺気立ったままのケンタウロス達が、明日の戦いに備え、家々へと帰っていく姿があった。
あんなに興奮して……、今夜はさぞ眠れないだろうなと、俺は彼らを案じた。
カービィとグレコの話だと、結局のところ、作戦らしい作戦はまだ立って無いらしい。
ケンタウロス達は、夕飯の後で、族長タインヘンのテントに再集合して、詳細な作戦を立てるのだと言っていたとか。
でもさ……、普通逆じゃね?
先にちゃんと作戦立ててから、ああいう集会を開くのが、普通じゃね??
まぁ、やっぱりなというか……、あの作戦会議とは名ばかりの、いきり立ったケンタウロス達の雄叫び合戦は、全く意味がなかったわけですな、はい。
それにしても、いくら士気を高める為とはいえ、あんな無意味な集会を開くなんて……、しかも、それにノリノリで参加するなんて、カービィもグレコもどうかしてるぜっ!
総指揮はシーディアが執っているらしいが……、正直彼女は、偉そうで怖いだけで、頭はそんなに良くないような気がするのだが……、本当に大丈夫なんだろうか???
俺たちが戻る直前まで雄叫びを上げ続けていたケンタウロス達も、やはり相当に知性が低いのでは無いか????
……などなど、明日の戦いに対し、俺は一抹の不安を抱くのであった。
日が傾き、辺りが薄暗くなり始めた頃。
俺たちは、今夜の寝床を確保する為に、族長タインヘンのテントのすぐ隣に立つ木に、魔導式樹上テントを設置させてもらった。
そしてそこで、俺はカービィとグレコに、ビノアルーンより受け取った赤い小箱を見せた。
カービィは、それを隅々まで観察して……
杖で突き、叩いて、更には何かの呪文を唱えて魔法をかけようとしていたのだが、全て無駄に終わったようだ。
突いても叩いても、小箱はビクともしなかったし、魔法は全て弾かれて、その場で爆発を起こしたのだった。
「じゃあ、やっぱりその、ここから北東に位置する以前のケンタウロスの里に行って、ビノアルーンさんのかつての家から鍵を探し出さなきゃならないのね?」
「そういう事だなっ! この中に何が入ってんのかは分かんねぇけど、これだけ頑丈な魔導具使って、わざわざアルテニースが隠したんだ。その爺さんケンタウロスが言ったように、本当にホムンクルスを倒す術が隠されているはずだ!!」
グレコの問い掛けに、何故だか自信満々でカービィはそう言い切った。
「しかしながら、その地は既に化け物共の縄張りであると、ビノアルーン殿は言っておったぞ?」
胡座をかき、胸の前で腕を組んだ格好で、ギンロが言った。
「それはかえって好都合だな。奴らがどんな感じなのか、国に攻め込む前に見ておきてぇし。まぁ、おいら様が敵を前にすれば、こんな箱なんか開けなくても、弱点が目に見えて分かっちまうかも知れねぇけどよ!? なははははっ!!!」
余裕綽々な様子のカービィ。
いつも思うけど、いったい、どこからその自信はやってくるんだい?
ほんと、半分くらい分けて欲しい……
「ビノアルーン殿の話だと、この島の最北端に位置するホムンクルス共の国は、何やら奇妙なもので覆われていたとか……。遠目ではあるが、拙者が事前調査の段階で見た限りでは、そのような物はなかったでござる。ただ、それは水のように透明であったと申しておった故、近付けば何か見えるやも知れぬでござるよ」
「ふむ……。水のように透明な何かねぇ~……? 考えられるとすれば守護結界だが……」
「そうでござるな。しかし、造出生命体であるホムンクルスが、その体内に魔力を秘めている可能性は限りなく低い。自然界における魔素を使って魔法を行使できるとも考えられぬ故……、守護結界は有り得ないでござるよ」
「んだな。まぁ、何はともあれだ……。アルテニースは一度、中に潜入したんだろ?」
そう言って、カービィが俺を見る。
「あ、うん。なんか、地下水路があるらしくって……。けど、とっても狭い水路だったから、ビノアルーンは外で待ってたんだって」
「その水路は国の裏側に位置し、詳しい場所はメラーニア殿が知り得ているとか。もし必要あらば、道案内をするとも言ってくだすったでござるよ」
「地下水路かぁ……。けど、ケンタウロスは通れねぇんだよな? となると……、正面突破か、周りを取り囲むかだな。……逆に取り囲まれたりしてな?? なははっ!!!」
全然笑えないしっ!
地下水路なんて、どう考えても暗くて汚そうな所から入るのは嫌だけど、だからって正面突破はどうかと思う。
相手の数も分からないのに……
すると、外で通信魔法を行使していたカナリーとマシコットが、テントの中へと戻ってきた。
「カービィさん。やはりノリリア副団長とは連絡が取れません。アイビー達も、全く連絡が取れないと言ってました。なので、アイビー達は、明日の朝一でミュエル鳥に乗って、フラスコの国へ向かうとの事です」
カナリーの報告に、カービィは腕組みをしてウーンと唸る。
「カービィさん、僕達も朝一でフラスコの国へと向かいましょう。ケンタウロス達も共に」
マシコットの言葉に、やはりカービィは腕組みをしてウーンと唸る。
そして……
「よしっ! 決めたっ!!」
突然何かを閃いたらしいカービィが、ピコーン☆ と目を光らせた。
……なんか、嫌な予感がするんだけど。
「今からおいら達で、そのケンタウロスの昔の里へ行こうっ!!!」
「えぇっ!?」
何がっ!?
どうしてっ!??
……誰がぁっ!?!?
カービィの、あまりに突拍子のない提案に、俺たちは一様に驚く。
「今からって……、もう夜になるわよ!?」
「そうですよカービィさん。夜の移動は危険です」
止めに入るグレコとマシコット。
「大丈夫だって。いざとなったらほら、モッモの腕輪ですぐこっちに戻ってくるからさ」
「ぶぇっ!? ぼっ!?? 僕も行くのぉおっ!???」
「あん? おまいが行かなきゃ意味ねぇだろ??」
な、なんでっ!?
なんでさぁっ!??
しかしながら、驚き慌てふためく俺を他所に、それなら大丈夫かと、周りのみんなが納得してしまう。
「さすれば我も同行しよう。モッモを守護するのが、我の役目故」
ギッ!?
守るのが役目なら、行くのを止めてよギンロっ!!?
「拙者もお供しよう。なんだか楽しそうでござる!」
ばっ!?
馬鹿なのカサチョ!??
「……じゃあ、私はここでマシコットとカナリーと待ってるから。モッモ、くれぐれも気をつけなさいよ!」
「グゥッ!?!?」
止めてよグレコ!?
止めてよグレコぉおぉっ!??
「よっし! そうと決まれば……、どこにあるのか分かんねぇから、メラーニアに道案内頼もうぜ~!! マシコット、こっちの事は頼んだぞっ!!!」
「分かりました! お気をつけて!!」
えっ!? 本当にぃっ!??
あっ、そんなっ!?!?
あぁあぁぁ~!!!!!
抵抗する間もないままに、俺はテントの外へと押しやられて……
こうして、俺とカービィとカサチョとギンロ、更には道案内役のメラーニアを加えた五人は、夜の森へと繰り出した。
心無い怪物と呼ばれるホムンクルスと、そのペットである凶暴な野鼠の餌場とされる、かつてのケンタウロスの里を目指して……
嫌ぁあぁぁぁっ!
誰かっ!?
誰か助けてぇえぇぇっ!!!
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