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第4章:魔導師ケットネーゼの弟子、マンマチャック
2:悲しい歴史
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自分が、王国民より差別を受ける土人であるという事を知ったのは、マンマチャックがまだ幼い頃、ケットネーゼと共に山を降り、村に物資の調達をしに来た時の事だった。
初めて見る村の風景に心奪われたマンマチャックは、ケットネーゼから離れ、一人で村を歩き回っていた。
そんなマンマチャックを見つけた村人達は、手に武器を持ち、マンマチャックを取り囲んだ。
マンマチャックは訳が分からずに、いつものようにニコニコと笑っていたが、村人達の目にこもった憎しみを感じ取り、恐怖し、その場から逃げようと走り出した。
すると村人達は、一斉にマンマチャックを追いかけて、捕まえて、嫌がるマンマチャックの首に縄をかけ、村の家畜小屋に繋いだのだった。
楽天家のケットネーゼが、行方不明のマンマチャックを見つけたのは、それから三日後の事だった。
ケットネーゼは、あまりの光景に愕然とした。
そこにあったのは、家畜小屋の中で、泥や藁、家畜の糞にまみれ、腹が空いている事さえも忘れてしまっているかのような、感情を失ってしまったマンマチャックの姿だった。
それ以降、マンマチャックが山を下りる事はなかった。
下りられるような状態ではなかったのだ。
あまりのショックな出来事に、マンマチャックが普通の生活に戻るまで、丸五年がかかった。
マンマチャックが落ち着きを取り戻した後、ケットネーゼは、昔話を話して聞かせた。
その話は、土人と呼ばれ、今尚蔑まれ続けるタンタ族の、悲しい悲しい歴史だった。
その昔、この国に魔法の無い時代があった。
国に住まうは、茶色い肌をした、魔法を持たない人間。
自らをタンタと名乗る彼らこそ、後に土人と呼ばれ、魔法を使う一族から迫害を受けた先住民族である。
タンタ族は自然を愛し、木や動物と共に生きていた。
多くを望まない彼らは、必要以上に文明を発達させる事はしなかった。
故に、長く、争いのない時代が続いていた。
しかし、その平和は一瞬にして崩れ去った。
他所の土地から、魔法を使う人間達が移住してきたのだ。
その数はタンタ族と大差なかったが、欲の深さは桁違いだった。
魔法を使う人間達は、タンタ族が守り続けてきた緑豊かな土地を我が物にせんと、タンタ族に戦いを挑んだ。
しかし、タンタ族はもともと争いを嫌う性質を持っていた為に、結果は文字通り、魔法を使う人間達の不戦勝となった。
その後、タンタ族は奴隷という身分に貶められ、魔法を使う人間達にこき使われるようになったのだった。
そして月日が流れ、タンタ族が守り続けてきた自然は破壊され、緑豊かだった国は岩の山となってしまった。
その事を憂いたのは、国の東の最果てに位置するボボバ山の、山奥深くに太古より眠る、巨大な竜だ。
名をイルクナードというその竜は、美しい白銀の翼を持つ飛竜だった。
失われた自然を悲しみ、タンタ族の未来を案じたイルクナードは、魔法を使う人間達に怒りを、天より降り注ぐ雷としてぶつけた。
魔法を使う人間達はイルクナードに対抗したが、怒り狂った竜に人が勝てるわけもなく、岩の山のような町々は全て破壊された。
イルクナードのあまりの強さに、心が折れた魔法を使う人間達は、それ以上の反撃はもはやできなかった。
その様子を目にしたイルクナードは、魔法を使う人間達に告げた。
「この地に緑を取り戻し、タンタの一族を解放せよ。さすれば今後、危害は加えぬ。自然を蘇らせ、人々に自由をあたえるのだ」
イルクナードの言葉に、魔法を使う人間達はひれ伏した。
そして、イルクナードの言葉通りにする事を約束した。
こうして、国に緑と平和が戻る……、はずだった。
魔法を使う人間達は、タンタ族と協力して、国に自然を蘇らせる努力を始めた。
しかしその裏で、ある計画が着々と進められ、実行されようとしていたのだ。
一部の力の強い魔法を使う人間達は、イルクナードが襲ってきたのはタンタ族のせいだと考えていた。
タンタ族の中に、竜を呼べる力を持つ者がいて、報復の為にイルクナードを呼んだのだと。
しかし、それは紛れもないこじ付けで、保身からくる勝手な妄想に過ぎなかった。
だが、その思想は徐々に広まっていき、魔法を使う人間達はイルクナードに気付かれないように、タンタ族の人々を一人残らず滅ぼす計画を立て始めたのだ。
それは余りにも酷く、残忍な計画だったために、魔法を使う人間達の歴史にも、タンタ族の歴史にも、詳しくは伝わっていない。
ただ、その計画が実行された事だけは、事実だった。
多くのタンタ族の血が流れ、生き残った少数は散り散りとなって、命からがら、国の外側の地に逃れたといわれている。
それから、長い月日が流れた。
魔法を使う人間達は、タンタ族がいなくなった土地で繁栄し、文明を築いていた。
イルクナードの襲撃を恐れた人々は、自然を壊す行いを改め、国では緑豊かな穏やかな時代が続いていった。
そして現在。
魔法を使う人間達が主として治めるこの国には、多彩な人種が暮らしている。
周辺諸国との国交が始まったのは今から百年ほど前の話だが、その時から少しずつ、他民族の移住が始まっていた。
その結果、魔法を使う人間達のみが暮らしていたこの国は今、多民族国家として成立しているのだ。
その流れに乗ってか乗らずか、近年、どこからともなく、タンタ族の血を引く者達も、国内には増えてきている。
だがしかし、迫害の歴史と誤った思想は根深く、今尚タンタ族がこの国で弱者の立場にある事もまた事実。
それは殊に、王都から離れた小さな村では甚だしく、中には未だに奴隷としてタンタ族を扱う者達もいるという。
くしくも、マンマチャックが暮らしていたのは、イルクナードの住まうボボバ山。
そこから降りてきたとなると、マンマチャックに対する人々の態度、言動は、憎しみや恨み、恐怖に歪んだ怨念の塊でしかない。
マンマチャックは、ケットネーゼから教わった正しいこの国の歴史を、痛いほどに身に感じていた。
たとえ自らに罪がなくとも、ただ肌が茶色く、タンタ族の面影を残す風貌が為に、自分は蔑まれなければいけない。
理解はしていても受け入れることなど到底出来ないその事実に、マンマチャックは何度も涙した。
初めて見る村の風景に心奪われたマンマチャックは、ケットネーゼから離れ、一人で村を歩き回っていた。
そんなマンマチャックを見つけた村人達は、手に武器を持ち、マンマチャックを取り囲んだ。
マンマチャックは訳が分からずに、いつものようにニコニコと笑っていたが、村人達の目にこもった憎しみを感じ取り、恐怖し、その場から逃げようと走り出した。
すると村人達は、一斉にマンマチャックを追いかけて、捕まえて、嫌がるマンマチャックの首に縄をかけ、村の家畜小屋に繋いだのだった。
楽天家のケットネーゼが、行方不明のマンマチャックを見つけたのは、それから三日後の事だった。
ケットネーゼは、あまりの光景に愕然とした。
そこにあったのは、家畜小屋の中で、泥や藁、家畜の糞にまみれ、腹が空いている事さえも忘れてしまっているかのような、感情を失ってしまったマンマチャックの姿だった。
それ以降、マンマチャックが山を下りる事はなかった。
下りられるような状態ではなかったのだ。
あまりのショックな出来事に、マンマチャックが普通の生活に戻るまで、丸五年がかかった。
マンマチャックが落ち着きを取り戻した後、ケットネーゼは、昔話を話して聞かせた。
その話は、土人と呼ばれ、今尚蔑まれ続けるタンタ族の、悲しい悲しい歴史だった。
その昔、この国に魔法の無い時代があった。
国に住まうは、茶色い肌をした、魔法を持たない人間。
自らをタンタと名乗る彼らこそ、後に土人と呼ばれ、魔法を使う一族から迫害を受けた先住民族である。
タンタ族は自然を愛し、木や動物と共に生きていた。
多くを望まない彼らは、必要以上に文明を発達させる事はしなかった。
故に、長く、争いのない時代が続いていた。
しかし、その平和は一瞬にして崩れ去った。
他所の土地から、魔法を使う人間達が移住してきたのだ。
その数はタンタ族と大差なかったが、欲の深さは桁違いだった。
魔法を使う人間達は、タンタ族が守り続けてきた緑豊かな土地を我が物にせんと、タンタ族に戦いを挑んだ。
しかし、タンタ族はもともと争いを嫌う性質を持っていた為に、結果は文字通り、魔法を使う人間達の不戦勝となった。
その後、タンタ族は奴隷という身分に貶められ、魔法を使う人間達にこき使われるようになったのだった。
そして月日が流れ、タンタ族が守り続けてきた自然は破壊され、緑豊かだった国は岩の山となってしまった。
その事を憂いたのは、国の東の最果てに位置するボボバ山の、山奥深くに太古より眠る、巨大な竜だ。
名をイルクナードというその竜は、美しい白銀の翼を持つ飛竜だった。
失われた自然を悲しみ、タンタ族の未来を案じたイルクナードは、魔法を使う人間達に怒りを、天より降り注ぐ雷としてぶつけた。
魔法を使う人間達はイルクナードに対抗したが、怒り狂った竜に人が勝てるわけもなく、岩の山のような町々は全て破壊された。
イルクナードのあまりの強さに、心が折れた魔法を使う人間達は、それ以上の反撃はもはやできなかった。
その様子を目にしたイルクナードは、魔法を使う人間達に告げた。
「この地に緑を取り戻し、タンタの一族を解放せよ。さすれば今後、危害は加えぬ。自然を蘇らせ、人々に自由をあたえるのだ」
イルクナードの言葉に、魔法を使う人間達はひれ伏した。
そして、イルクナードの言葉通りにする事を約束した。
こうして、国に緑と平和が戻る……、はずだった。
魔法を使う人間達は、タンタ族と協力して、国に自然を蘇らせる努力を始めた。
しかしその裏で、ある計画が着々と進められ、実行されようとしていたのだ。
一部の力の強い魔法を使う人間達は、イルクナードが襲ってきたのはタンタ族のせいだと考えていた。
タンタ族の中に、竜を呼べる力を持つ者がいて、報復の為にイルクナードを呼んだのだと。
しかし、それは紛れもないこじ付けで、保身からくる勝手な妄想に過ぎなかった。
だが、その思想は徐々に広まっていき、魔法を使う人間達はイルクナードに気付かれないように、タンタ族の人々を一人残らず滅ぼす計画を立て始めたのだ。
それは余りにも酷く、残忍な計画だったために、魔法を使う人間達の歴史にも、タンタ族の歴史にも、詳しくは伝わっていない。
ただ、その計画が実行された事だけは、事実だった。
多くのタンタ族の血が流れ、生き残った少数は散り散りとなって、命からがら、国の外側の地に逃れたといわれている。
それから、長い月日が流れた。
魔法を使う人間達は、タンタ族がいなくなった土地で繁栄し、文明を築いていた。
イルクナードの襲撃を恐れた人々は、自然を壊す行いを改め、国では緑豊かな穏やかな時代が続いていった。
そして現在。
魔法を使う人間達が主として治めるこの国には、多彩な人種が暮らしている。
周辺諸国との国交が始まったのは今から百年ほど前の話だが、その時から少しずつ、他民族の移住が始まっていた。
その結果、魔法を使う人間達のみが暮らしていたこの国は今、多民族国家として成立しているのだ。
その流れに乗ってか乗らずか、近年、どこからともなく、タンタ族の血を引く者達も、国内には増えてきている。
だがしかし、迫害の歴史と誤った思想は根深く、今尚タンタ族がこの国で弱者の立場にある事もまた事実。
それは殊に、王都から離れた小さな村では甚だしく、中には未だに奴隷としてタンタ族を扱う者達もいるという。
くしくも、マンマチャックが暮らしていたのは、イルクナードの住まうボボバ山。
そこから降りてきたとなると、マンマチャックに対する人々の態度、言動は、憎しみや恨み、恐怖に歪んだ怨念の塊でしかない。
マンマチャックは、ケットネーゼから教わった正しいこの国の歴史を、痛いほどに身に感じていた。
たとえ自らに罪がなくとも、ただ肌が茶色く、タンタ族の面影を残す風貌が為に、自分は蔑まれなければいけない。
理解はしていても受け入れることなど到底出来ないその事実に、マンマチャックは何度も涙した。
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