朝起きたら女体化してました

たいが

文字の大きさ
上 下
21 / 49

13話

しおりを挟む
優衣「なんかいつもと立ち位置逆転してる気がする...まあいいや、はいこれ」
そうして優衣は野菜ジュースを差し出してくる。
マジイカれてんのかこいつ。
駿「俺が野菜ジュース嫌いなこと知っての所業か?」 
優衣「なんでよ、野菜ジュースのどこが嫌いなの?」
駿「味、匂い」
優衣「しょうがないなー」
そう言って優衣はスポドリを差し出す。
駿「おい、これはなんだ?」
優衣「スポドリ」
駿「最初から持ってたのか?」
優衣「うん」
今、くすぐり地獄の刑が決定した。
優衣「ちょ、ちょっとまって!?冗談だから!!」
駿「問答無用!!」
優衣「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
こうしてマラソン大会の練習は終わった……
ちなみに本番も最下位でした。
そうして普通の学園生活に戻る。いや、まあ女体化してる時点で普通じゃないんだが。
頭がぼーとする。考えるのがめんどくさい。そうしているといつの間にか帰る時間になっていた
駿「大輝ー帰ろー」
大輝「おう」
そして校門まで歩く。途中で優衣や千夏先輩と合流する。
駿「久しぶりですねー千夏先輩」
千夏「そうねー駿くん成分を補充したいわー」
駿「はーい」
一瞬で僕と千夏先輩の間に大輝と優衣が割って入る。
大輝「あはははは、相変わらず面白いこと言いますよねー」
優衣「そうですよー」
みんな笑顔で睨み合っている
駿「皆仲いいなー、あれ?なんだろう、この疎外感、寂しくないもん」
大輝「何言ってんだ、お前を守ってんだろ」
駿「えー、そうなのー?皆優しいなー」
大輝「ダメだこいつ今日完全に脳みそ溶けてる」
優衣「なにこれ可愛い」千夏「なにこれ可愛い」
大輝「周りも周りだな」
千夏「なんで駿ちゃんこうなってるの?」
大輝「ちゃんて」
千夏「別にいいでしょー今は可愛い女の子なんだから。で、なにがあったの?」
大輝「駿は年に2、3回こういう風になる」
千夏「へー、なるほどねー」
優衣「駿って普段しっかり者なのに...これはこれで...」
駿「ふぇ?」
大輝「ほら、見ろ、もう半分意識飛んでるぞ」
優衣「駿!起きて!」
駿「うーん、あと5分」
大輝「寝んな!」
駿「はっ!」
大輝「起きたか?」
駿「うん」
大輝「よし、じゃあ帰るぞ」
駿「うん!」
千夏「駿くん可愛い」
大輝「少しは隠しましょ?先輩」
千夏「隠すつもりは無いわ」
しおりを挟む
1 / 5

この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!

空色の終着益・・・・・ジャッジメントの行方

エッセイ・ノンフィクション / 完結 24h.ポイント:0pt お気に入り:0

【完結】国を追われた巫女見習いは、隣国の後宮で二重に花開く

キャラ文芸 / 完結 24h.ポイント:575pt お気に入り:524

牽制してくる不倫女は、本当に存在しますか?

恋愛 / 完結 24h.ポイント:191pt お気に入り:356

押しつけあう女たち~王子なんて熨斗を付けて差し上げます~

恋愛 / 完結 24h.ポイント:21pt お気に入り:63

妹に婚約者を奪われましたが今は幸せです

恋愛 / 連載中 24h.ポイント:38,511pt お気に入り:2,226

カジュアルセックスチェンジ

恋愛 / 連載中 24h.ポイント:675pt お気に入り:41

転生鍛冶師は異世界で幸せを掴みます! 〜物作りチートで楽々異世界生活〜

ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:3,862pt お気に入り:2,127

処理中です...