異常性癖者たちー三人で交わる愛のカタチー

フジトサクラ

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俺のものー松本sideー

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出張初日に預かっていたスペアキーで部屋に入ると、吉岡が凛を組み敷いて今にもキスをしそうな勢いで迫っていた。

「…どいてあげてくれる?」

努めて穏やかにまずはそう言うと、吉岡は目を見開いて唖然とする。

「なっ、なんで、、」
「凛、こっちにおいで。」

戸惑う吉岡が退くと、凛が涙目で松本に駆け寄った。

「よしよし、怖かったね、もう大丈夫。」
「松本さんっ、、松本さんっ、、」

ぎゅうぎゅうと縋り付く凛を抱きしめて頭を撫でる。

「吉岡、無理矢理襲うのはよくないな。」
「無理矢理って、、コイツ、酔っ払うと誰にでも甘えて、、」
「凛、吉岡に甘えてたの?」

ふるふると首を振る凛。

「違うって。それにどう見ても嫌がってたけど。」
「っ、、あなたは、コイツの何なんですか、、」
「今それ関係ある?、、まぁ、少なくとも俺を拒否したりはしないはずだけどね。」
「そんなのっ、上司だから断れないだけだろ、、」
「凛、そうなの?凛は俺に触られるのも、嫌?」
「そ、そんなことない、です、、」

鏡面デスクのチェアに腰掛け、凛を上に跨らせる。

「そう?じゃあ今ここで、キスできる?」
「はいっ、、んっ、んっ、んむっ、んくっ、」

人目も気にせずにキスに夢中になる凛に驚きを隠せない吉岡。

「可愛いね、凛。腰が動いてる。もうここ濡れてる?」
「ん、やぁっ、あっ、」

吉岡には背を向けおり見えていないが、松本の脚に跨った状態だとスカートが捲れてパンツが露わになっている。
既にシミができているのを見て横から指を入れると、愛液がとろとろと溢れて指を動かすたびにいやらしい音が部屋に響く。

「まつもとさんっ、もっと、奥がいいのっ、」
「うん、こう?吉岡が見てるよ?」
「やっ、ごめんなさい、きもちぃっ、まつもとさんっ、、」
「ふふ、えっちだね。」
「な、、な、、っ、何してんですかあなたたちっ、、」
「ん?そんなに勃たせてよく言うね」

甘えんぼモードになっていやらしく松本を求める凛に興奮したのか、スラックス越しにしっかりと勃ちあがっているのがわかる。

「自分とこうなることを期待して凛を連れて帰ったんだろう?」
「っっ、、、」
「松本さん、、コレ、挿入れて、、凛のなかっ、」

器用にベルトを外しチャックを開け、吉岡同様に興奮して硬くなったイチモツを取り出す凛。

「凛、もう挿入るの?」
「やぁっ、んっ、んぁっ、んぅぅっ」

酔っ払い状態の凛はなりふりかまわず自ら挿入して腰を落としていく。
一方吉岡は信じられないというような表情をしながらも、そんな凛に釘付けになっている。

「まったく、、吉岡に見られたいの?」
「やぁっ、ダメなのっ、んっ、んぅっ」

ダメと言いながらも腰が止まっていない。

「可愛いでしょ、俺の凛。」

凛の腰を揺らしながら、顔を赤くする吉岡に微笑む。

「お、おかしいですよあなたたち、、」
「おかしいのは、この場にいる君の方だと思うけどね」
「こんなの、異常だ、、っ」

吐き捨てるようにそう言って部屋を後にする吉岡。

「凛、邪魔者がいなくなったよ。バンザイして。」

ワンピースとブラジャーを脱がせると、ぷるんと大きな胸が露わになる。

「松本さんっ、だいすきっ、んっ、んぅっ」

一生懸命腰を動かしながら、拙いキスをするのが愛おしい。

「酔ってない時の好きが聞きたいなぁ、、」

切実な呟きは今の凛の耳には届かない。

「んっ、ふぅっ、ふぇ、??」
「なんでもないよ。おいで、ベッドにいこう。」

繋がったまま抱き上げてベッドに移動すると、腰の下に枕を置いて正常位になる。
普段より挿入が深まり、奥の気持ちいいトコロによく当たりそうだ。

「あっ、まって、、これっ、奥っ、すごいっ、まつもとさんっ、あっ!あっ!あぁぁぁぁっ」
「あぁ、、凄いね…ナカ、きゅうきゅうする、、」

硬く大きくなった先端が子宮口に容易に届き、ぐりゅぐりゅと抉るように擦り上げると体を痙攣させて絶頂する凛。

「すぐイッちゃうね、、もうちょっと頑張れる?」
「ひぅっ、ぁっ、らめっ、そこっ、今っ、イッて、イッてるの、、」

イッたばかりで敏感なナカを休みなく攻め続ける。

「外もイキたい?ここ?」

呂律も回らぬほど感じて泣き喘ぐ姿が堪らなく可愛い。もっとイキ乱れてほしくて、律動したままぷっくり膨らんだクリトリスを親指ですりすりと擦る。

「やぁっ、あっ!らめっ、まって、すりすりっ、しないでぇっ、、」

間も無く潮が結合部から溢れ出る。それでもお構いなしにナカの律動とクリトリスへの摩擦を続けると、小さく体を痙攣させてパタリと動かなくなった。

「凛、はぁっ、、っく、可愛いなぁ、、っ」

涙や鼻水でぐちゃぐちゃになった表情もまた愛おしくて、ゆるゆると律動したまま全身にキスを落としていると、ガチャ、とドアが開く音がする。

「鬼畜野郎、凛が失神してるじゃないか」
「はぁっ、、あなたも鍵持ってたんですか」
「当たり前だろう。俺は凛の雇い主だ。」
「普通ならアウトですよ。」

遅れて帰ってきた東條もスペアキーを用意していたようで、いつの間にか部屋でスーツを脱ぎ始めている。

「吉岡は?」
「凛が甘えるから目の前で始めたら怒って出て行きました」
「おいおい、、厄介なことするなよ…」
「アイツ、凛を襲ったのでクビにしましょう。」
「そう怒るな、未遂だろ。わかってて2人にしたくせに。結局目の前で見せつけるのが目的だったんだろ。」
「…………。」

魂胆は全てお見通しのようで、言葉が出ない。

「お前、結構嫉妬深いんだな。可愛いやつめ。」

黙り込んでいると突然唇を塞がれる。
凛の拙いキスとは違い、舌の先を吸ったり絡ませたりと官能的な東條のキスにもまた違った興奮があり、凛に挿入したままのイチモツがぴくぴくと反応するのがわかる。
お互いの唾液が溢れ出るのも厭わずに口付けを交わしていると、凛がようやく意識を戻す。

「ん、、、しゃ、ちょ、、?」
「おぉ、起きたか。」
「私、、んっ、あれっ?んぁっ、ぇっ、?」

松本と繋がっていることに気づいたが、状況を理解できていないようだ。

「凛、俺、まだイケてないよ」
「えっ、やっ、んあっ、あッ、あぁぁッ」

律動を再開すると、東條も自らのイチモツを取り出し凛の顔に近づける。

「凛、咥えて」
「んむっ、んくっ、んむっ、」

訳がわからないまま小さな体で大きな男二人を受け入れる凛。
まるで凌辱しているかのような光景なのに、自身が興奮していることに気づき心の中で自笑する。

じゅぷっじゅぷっじゅぷっじゅぷっ

結合部からの愛液が泡立つ音と東條のモノを口淫するいやらしい音に混じり、時折漏れる凛の喘ぎ声と男たちの息遣いが部屋に響く。

「上手だね凛。美味しい?」
「んむっ、おいひぃっ、ですっ、、」
「俺のコレと松本の、どっちが好き?」
「ふぇっ、、ぁの、そのっ、、」

戸惑う凛を見て愉しそうに東條が笑う。

「凛が困っているでしょう。」
「くくっ、お前は俺のと凛の、どっちが好きだ?」
「凛に決まってます。」
「嘘つけ、両方とも好きなくせに。ほら、お前も俺にご奉仕しなさい。」

立ち上がり口元にいきり立った肉棒を添えられる。
自分のものよりもさらに大きく、赤黒く、ずっしりと硬い東條のイチモツを見ると、内臓が疼く感覚がしてくるから嫌になる。
凛を心から愛して欲している一方で、東條に支配されて犯されるこの快感から逃れられることはできないのだ。
凛に見られているが東條を拒否するなんてことできるわけもなく、大人しく咥えて口淫を始める。

「凛、ちゃんと松本を見て習いなさい。」
「ぁっ、、っ、」

東條と松本の絡みを目の当たりにするのが初めての凛は、目を見開き口元に手を当てて衝撃を受けている。
それでも膣内は動かしてもいないのにきゅんきゅんと松本を締め上げて、この光景に興奮
していることを隠せていない。

じゅぽじゅぽと音を立てて東條の大きな肉棒を吸い上げる。竿の裏や袋の方まで唾液をたっぷりとつけて舐め上げ、その間は手でカリ首を捏ねくり回す。

「凛、どうした?腰が動いてるぞ」
「松本さん、、凛にも、、凛にもしてください、、」

興奮し切った様子の凛は、自ら腰を動かして律動を要求する。
どうやら嫌悪感はないようで少し安心する。

「あぁ、ごめんね。こうかな?」

東條を口淫しながらも腰を動かし膣奥へ刺激を再開すると、嬉しそうに凛が喘ぎ声をあげる。

「きもちいっ、んっ、あっ、奥っ、きもちぃっ、」
「凛、出すから、ごっくんできるな?」
「ぁっ、くださいっ、しゃちょうの、せーし、凛のお口にくださいっ、」

硬く張り詰めたイチモツが喉奥へと打ち付けられ、嗚咽しそうになるのをなんとか堪えて、吸引することで射精を後押しする。

「っあぁっ、、出すぞ、、っっく、ッッ、、、」

余裕なく何度か律動したあと、ようやく口から引き抜いて凛の顔へ白濁液が大量に吐き出された。

「んっ、ふぁっ、、んくっ、」

口の辺りに出された精液を指で絡めとり飲み込む凛。それでも目元などにまだトロッとした精液が付着している。

「凛、お前はほんとに可愛いな。」

顔射をされて嬉しそうにする凛に東條がご褒美のキスをする。
もっととせがむようにキスを受け止める姿に少しの嫉妬を覚えながらも、己は興奮してナカで強度を増したのがわかる。

「凛、こっちに集中して。」

枕の位置を整えて再び子宮口に先端を当ててくりくりと振動させるようにしながら小さくピストンする。

「んぁぁぁ゛ッッ、やりゃっ、それっ、きちゃ、すぐきちゃっ、、」

イヤイヤする凛にお構いなく小刻みなピストンを続けると、あっという間に痙攣して絶頂する凛。

「凛、、りんっ、、っく、はぁっ、、」
「ふああっ、まつもとさんっ、だいすきっ、だいすきっ、」

何度も大好きと叫んで松本に抱きつき律動を受け止める姿にクラクラする。
意識が朦朧としているが故の言葉かもしれないが、好きという一言にこれほど心が揺さぶられることに自分でも驚く。

「凛、中に出すよ?いい?俺の精子も受け止めてくれる、っ?」
「あっ、くださいっ、まつもとさんのせーし、凛の中に、いっぱい、、奥にいっぱい、出してぇっ、、」

生理的な涙を流して懇願する凛にキスをして、達するためにさらに激しく腰を動かす。

「んむっ、っふ、っぅ、っはぁっ、」

キスの合間にお互いの喘ぎが漏れるが、それもが自身を高めるための要因となって、ついに最奥に欲望をぶちまける。

「っはぁ、っはぁ、はぁっ、、凛、、」
「っはぁ、っはぁ、、まつもとさん、、」

長い射精感を終えた後も、抜かずに凛を強く抱きしめ、身体中にキスを落とす。
どれくらいそうしていたかわからないが、だんだんと凛が体を捩り小さく震え始める。

「ふふ、くすぐったいです、ふふっ、」

幸せそうに笑う姿があまりにも愛おしくて、もう一度小さな唇にキスをする。

「おい、二人きりの世界に入るな。」
「…………まだいたんですか。」

いることに気づいてはいたが、せっかくの雰囲気がぶち壊されてイライラを隠せない。

「すぐ俺を除け者にする…」
「そ、そんなつもりはないですよ、社長、、」
「もういいよ、、明日覚えてろ…」

凛のフォローも虚しくいじけたまま去っていくのを見てため息をつく。
挿入したままのモノがまた元気を取り戻す前に後処理を始めるのだった。
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