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バターチキンカレー⑥
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ようやく二人の弁当容器が空になった。
おそらく10分程度しか時間は経っていないが、正義には無限に思える時間だった。
メイドが用意したナプキンで口を拭き、グラスに注がれた水を半分ほど飲んだところで、ハイネルケンはふぅと小さく息を吐いた。
「これがアマリルが注文していた料理か。なるほど。確かに今までに食べたことがない味で美味かった」
「あ、ありがとうございます」
そのひと言でようやく正義もホッと一息吐く。
ハイネルケンは先ほどより幾分か柔らかい表情でアマリルに顔を向けた。
「お前が繰り返し注文していた理由はわかった。これは毎日食べても飽きない魅力があるから仕方がない。だが、そもそもなぜ無断で外に出た? 昨日は聞いてもだんまりだったが今日こそは――」
「それはっ! お父様が私をずっと縛り付けていたから!」
突然、大きな声を上げて立ち上がるアマリル。
これまでずっと無言だったこともあり、正義もハイネルケンも彼女の剣幕に目を見開いた。
「例え言ってたとしても許してくれた? 絶対に許してくれなかったでしょ!」
「それは――」
「私にはずっと自由がなかった!」
ハイネルケンの言葉を遮り、さらにアマリルは絶叫する。
「したくもない勉強で一日が終わる息苦しい毎日! 私の周りにいるのは大人ばっかり! 領主の娘だから勉強することがたくさんある? そんなのわかってるわよ! でも私は外の人と話がしたかったの! この檻から出たかったの! だから夜になって窓から抜け出してたの!」
一気に捲し立てたアマリルは大きく肩で息をする。
その目には涙が溜まっていた。
「メイドさんのポケットからこの店のチラシが落ちたのをたまたま見つけたの。見た瞬間、女神様のお導きだと思った。これこそが私と外の世界を繋いでくれるものだって。チラシはすぐに返したけど、ショーポットの連絡先と『バターチキンカレー』っていうメニューだけはかろうじて暗記できた……」
(あ……。だからバターチキンカレーしか注文してこなかったのか)
てっきりとても気に入ったからだとばかり思っていたが、そこにも事情があったらしい。
「そう……か……」
ハイネルケンは小さく呟くと目を伏せる。
と、次の瞬間アマリルに向けて頭を下げた。
「へっ……!?」
「そこまでお前を追い詰めていたことに気付いていなかった。すまなかった」
「あ……え……?」
彼女にとって、父親の行動は非常に突飛だったのだろう。
混乱するばかりでまともな言葉が出てこない。
「今思えば焦っていた。母親を早くに亡くしてしまったから、私がお前を領主の娘として立派に育てあげなければならないという責務が強くなりすぎてしまっていた。今お前に言われて初めて気付いたよ。私はお前を見ているつもりで見ていなかったことに」
「…………」
「情けない父親ですまない。これからはもっと自由時間を増やすことを約束しよう」
「それは……えっと……うん……」
ハイネルケンの殊勝な態度に、アマリルは戸惑うばかり。
彼女にしてみれば、こんなにもあっさりと父親が謝罪するとは想像すらしていなかったのだろう。
たとえ親子でも、言わないと伝わらないことは多々ある。
この二人はそれが過剰なまでに肥大してしまった結果なのかもしれない。
「…………」
沈黙が続く。
二人とも次の言葉を探せないでいた。
とはいえ、正義から見たアマリルの顔色は先ほどよりも目に見えて明るくなっていた。
この膠着状態を破ってくれたのはハイネルケンだ。
彼は改めて正義に向き直る。
こちらもその顔は、随分と角が取れて穏やかになっていた。
「私たち親子の事情に巻き込んでしまってすまなかった。娘が屋敷を抜け出してまで食べていた料理の正体をどうしても知りたくてな。おかげで色々と疑問が晴れた」
「あ、いえ……。お役に立てたなら何よりです」
「しかし、このような新しい形態の飲食店がヴィノグラードに誕生していたとはな。おそらく他の街どころか、他の国にもない独自のサービスだろう。これからも店が続いていくよう、領主として心から祈っているよ」
「――っ! ありがとうございます!」
「アマリル。次に注文する時は路地裏ではなく、堂々と屋敷に呼びなさい」
「う、うん。ありがとうお父様……」
何とか二人が和解できて良かった、と正義はホッと胸を撫で下ろす。
まだアマリルの態度はちょっとだけぎこちないけれど。
「そういえば、どうしてアマリルさんが外に出たことに気付いたんですか?」
「夜になると良い香りがアマリルの部屋から漂ってくる日が続いていたんだ。嫌でも気付くだろう? あの弁当の香りはかなり強めだったからな」
「あ…………」
当たり前といえば当たり前だが、カレーの匂いというのはなかなか強い。
正義が日本にいた時も、近所の家がカレーを作ったらすぐにわかっていたほどだ。
異世界でもカレーの匂いは広範囲に広がるんだなぁと、正義は心の中で苦笑してしまうのだった。
「領主様にもバターチキンカレーは好評でしたよ」
店に帰るなりカルディナに報告すると、彼女は文字通り飛び上がって喜んだ。
「領主様のお墨付きをもらえたってこと!? 本当にめちゃくちゃ嬉しいよ!」
「次はカレー以外のメニューも頼んでくれるそうです」
さらに正義が続けると、今度はくるりとターンをして喜びを表すカルディナ。
彼女は正義よりおそらく年上だが、浮かれ具合が小さな子供のようで微笑ましい。
「えへへへへ。これからも頑張ろうね、マサヨシ!」
「はい!」
太陽のように明るい笑顔につられ、正義も笑顔で返事をするのだった。
おそらく10分程度しか時間は経っていないが、正義には無限に思える時間だった。
メイドが用意したナプキンで口を拭き、グラスに注がれた水を半分ほど飲んだところで、ハイネルケンはふぅと小さく息を吐いた。
「これがアマリルが注文していた料理か。なるほど。確かに今までに食べたことがない味で美味かった」
「あ、ありがとうございます」
そのひと言でようやく正義もホッと一息吐く。
ハイネルケンは先ほどより幾分か柔らかい表情でアマリルに顔を向けた。
「お前が繰り返し注文していた理由はわかった。これは毎日食べても飽きない魅力があるから仕方がない。だが、そもそもなぜ無断で外に出た? 昨日は聞いてもだんまりだったが今日こそは――」
「それはっ! お父様が私をずっと縛り付けていたから!」
突然、大きな声を上げて立ち上がるアマリル。
これまでずっと無言だったこともあり、正義もハイネルケンも彼女の剣幕に目を見開いた。
「例え言ってたとしても許してくれた? 絶対に許してくれなかったでしょ!」
「それは――」
「私にはずっと自由がなかった!」
ハイネルケンの言葉を遮り、さらにアマリルは絶叫する。
「したくもない勉強で一日が終わる息苦しい毎日! 私の周りにいるのは大人ばっかり! 領主の娘だから勉強することがたくさんある? そんなのわかってるわよ! でも私は外の人と話がしたかったの! この檻から出たかったの! だから夜になって窓から抜け出してたの!」
一気に捲し立てたアマリルは大きく肩で息をする。
その目には涙が溜まっていた。
「メイドさんのポケットからこの店のチラシが落ちたのをたまたま見つけたの。見た瞬間、女神様のお導きだと思った。これこそが私と外の世界を繋いでくれるものだって。チラシはすぐに返したけど、ショーポットの連絡先と『バターチキンカレー』っていうメニューだけはかろうじて暗記できた……」
(あ……。だからバターチキンカレーしか注文してこなかったのか)
てっきりとても気に入ったからだとばかり思っていたが、そこにも事情があったらしい。
「そう……か……」
ハイネルケンは小さく呟くと目を伏せる。
と、次の瞬間アマリルに向けて頭を下げた。
「へっ……!?」
「そこまでお前を追い詰めていたことに気付いていなかった。すまなかった」
「あ……え……?」
彼女にとって、父親の行動は非常に突飛だったのだろう。
混乱するばかりでまともな言葉が出てこない。
「今思えば焦っていた。母親を早くに亡くしてしまったから、私がお前を領主の娘として立派に育てあげなければならないという責務が強くなりすぎてしまっていた。今お前に言われて初めて気付いたよ。私はお前を見ているつもりで見ていなかったことに」
「…………」
「情けない父親ですまない。これからはもっと自由時間を増やすことを約束しよう」
「それは……えっと……うん……」
ハイネルケンの殊勝な態度に、アマリルは戸惑うばかり。
彼女にしてみれば、こんなにもあっさりと父親が謝罪するとは想像すらしていなかったのだろう。
たとえ親子でも、言わないと伝わらないことは多々ある。
この二人はそれが過剰なまでに肥大してしまった結果なのかもしれない。
「…………」
沈黙が続く。
二人とも次の言葉を探せないでいた。
とはいえ、正義から見たアマリルの顔色は先ほどよりも目に見えて明るくなっていた。
この膠着状態を破ってくれたのはハイネルケンだ。
彼は改めて正義に向き直る。
こちらもその顔は、随分と角が取れて穏やかになっていた。
「私たち親子の事情に巻き込んでしまってすまなかった。娘が屋敷を抜け出してまで食べていた料理の正体をどうしても知りたくてな。おかげで色々と疑問が晴れた」
「あ、いえ……。お役に立てたなら何よりです」
「しかし、このような新しい形態の飲食店がヴィノグラードに誕生していたとはな。おそらく他の街どころか、他の国にもない独自のサービスだろう。これからも店が続いていくよう、領主として心から祈っているよ」
「――っ! ありがとうございます!」
「アマリル。次に注文する時は路地裏ではなく、堂々と屋敷に呼びなさい」
「う、うん。ありがとうお父様……」
何とか二人が和解できて良かった、と正義はホッと胸を撫で下ろす。
まだアマリルの態度はちょっとだけぎこちないけれど。
「そういえば、どうしてアマリルさんが外に出たことに気付いたんですか?」
「夜になると良い香りがアマリルの部屋から漂ってくる日が続いていたんだ。嫌でも気付くだろう? あの弁当の香りはかなり強めだったからな」
「あ…………」
当たり前といえば当たり前だが、カレーの匂いというのはなかなか強い。
正義が日本にいた時も、近所の家がカレーを作ったらすぐにわかっていたほどだ。
異世界でもカレーの匂いは広範囲に広がるんだなぁと、正義は心の中で苦笑してしまうのだった。
「領主様にもバターチキンカレーは好評でしたよ」
店に帰るなりカルディナに報告すると、彼女は文字通り飛び上がって喜んだ。
「領主様のお墨付きをもらえたってこと!? 本当にめちゃくちゃ嬉しいよ!」
「次はカレー以外のメニューも頼んでくれるそうです」
さらに正義が続けると、今度はくるりとターンをして喜びを表すカルディナ。
彼女は正義よりおそらく年上だが、浮かれ具合が小さな子供のようで微笑ましい。
「えへへへへ。これからも頑張ろうね、マサヨシ!」
「はい!」
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