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おまけ
褒められると弱いイチカさん
しおりを挟む「ラルさーん! ラッルさーーーん!!」
「あ? どうした、いつもに増して騒々し……」
「見てくださいこれ!村長の娘さんに髪の毛いじって貰っちゃいましたー!」
「……」
「んふふふふ! 可愛い? 可愛いですよね!? ノーコメントですけどガン見で尻尾ブンブンに振ってて気に入ったの丸わかりですよ! やったね!!」
「……い」
「え?」
「…………確かに、可愛い、な」ボソッ
「……」
「……」
「……」
「……」
「……………………………………………………ありがとうございますぅ」超小声&顔真っ赤
「ちょっと待て本気で照れるないつも通りマイペースに流してくれ! むしろこっちが恥ずかしくなるだろうが!!」
「え、いや、だってまさかそんな素直にお褒めの言葉をいただけるとは思わなくて心の準備ができていなくてですね今になって更に恥ずかしくうわぁぁぁぁぁ!! 可愛いって言って貰えたぁぁぁぁぁ!!」悶え
「分かった言わねぇ! もう言わねぇからな!!!」
「やだぁぁぁ!! 恥ずかしいけど言ってください!! 嬉しいです!! 言ってください!! 可愛いって!! 嬉しいです!!」
「っもう言わねぇー!!」
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