瞑想について

瞑想と私

瞑想がしたい ―― 瞑想衝動？

　はじめまして。note.comでも投稿しています。note「瞑想する人　コノハ太郎」です。

今現在、特に米国を中心に先進諸国でマインドフルネスや禅など瞑想に注目する人々が増えているようです。
世界的にも有名な先端IT企業が社員向けのプログラムに瞑想を取り入れたり、瞑想の効果が科学的、医学的にも認められたことなどが発端にあるようです。


私は10代の頃からどうしたわけだか瞑想がしたいという「瞑想衝動」を感じていました。
何も考えずに自分の心に向き合い、奥底に沈み込んでみたいというような、奇妙な衝動です。

私の周囲には、家族親戚、友人知人、近所の人を含めて、座禅であれなんであれ瞑想をしている人もなく、教えているところもありませんでした。
なので内からやってくる衝動のままに、自分なりに座って、心を静めて瞑想らしきものを試みてみるのですが、やはりジッとしているのが辛かったです。


落ち着きのない10代は、たった5分間でも静かに瞑想するのは難しいです。

瞑想衝動を感じて座って目を閉じてみるものの、すぐに「つまらん。いったい何が楽しくて、動かずジッとしているんだ？」と止めてしまうことの繰り返しでした。


20代になっても瞑想したいという衝動がなくならず、かといって相変わらず集中が続かないので、何かのきっかけになればと思い、気功や「TM瞑想」など習ってみました。
それらの甲斐があったのか、15分くらいは瞑想が続くようになりました。

しかしまだまだ継続時間にも質には満足できませんでした。


ある程度安定して瞑想ができるようになったのは、さらにその後のことです。


酷いうつ（鬱）を経験することによって、どういうわけだか瞑想が深まったのです。