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地上界にて…

同盟参画希望者との面談…2…

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「……! すみません、もう少しだけ……今、ウェイターが注文を取りに廻りますので…お好みの飲み物を告げて下さい……申し訳ありませんが、昼食のメニューはこちらで決めさせて頂きました……最後にひとつだけ、お伝えします……皆さんの同盟への加盟は既に承認されておりますので、ご安心下さい……今日の面談では、自己紹介と交流と……皆さんそれぞれの周囲・周辺での状態・状況を、お聞かせ頂いて共有出来ればと考えております……それでは、どうぞ……」

「……『サライニクス・テスタロッツァ』の艦長…ハイラム・サングスターです……皆さんの加盟を歓迎します……念の為に申し上げますと、私は喜んでアドル・エルク主宰に従っております(笑)……どうぞ、宜しくお願いします……」

「……同じく…副長を務めます、ローズ・クラークです……同盟にようこそ。歓迎させて頂きます……」

「……『ロイヤル・ロード・クライトン』にて指揮を執ります、グレイス・カーライルです……宜しくお願いします……この弊社に於いては、副社長職にあります……皆様を挙って歓迎させて頂きます……選ばれた20隻ではありませんが、同じ立場と想いで力を尽くして参りましょう……」

「……同じく『ロイヤル・ロード・クライトン』にて副長を務めております、カーネル・ワイズ・フリードマンです……宜しくお願い致します……皆さんの加盟を私も心から歓迎させて頂きます……」

「……続きまして同艦にて参謀を務めております、フローレンス・スタンハーゲンと申します……宜しくお願いします……」

 その時にスカイ・ラウンジ入り口のドアがノックされて少し開き、スコット・グラハムが顔を出した。

「……こんにちは……お話の処、失礼致します……」

「…おう! スコット! 来たか! こっちだ…来てくれ……忙しい処を悪いな……」

 そう言ってスコットを近くにまで呼び寄せる。

「……いや…それは全然、大丈夫ですけれどもね……」

「……このソリッド・ロッドだ……これを持ってユージーン課長と一緒に『ロイヤル・ロード・クライトン』に乗ってくれ……コミュニケーション・アレイに挿して、ガイダンスに従ってセットアップしてくれれば好い……何か訊かれたら、ちょっと確認に来ましたって言えば好いからな? 」

「……任せて下さい……では、失礼します……皆さん、どうもお邪魔しました……突然に失礼致しました……」

「……頼むな…気を付けて行けよ……」

 スコットはロッドを受け取って直ぐに出て行った。

「……皆さん、どうも突然に失礼致しました……このソリッド・ロッドについては、後で説明させて頂きます……では、続けて自己紹介をお願い致します……ああ…今来た彼は、スコット・グラハムと言いまして…同じフロアで働いている同僚でもあり後輩でもあり『ロイヤル・ロード・クライトン』のメイン・パイロットでもあります……では、お願いします……」

「……皆さん、こんにちは。初めまして。『バトゥ・ウルス』を艦長として率いています。ネヘマイヤ・パーソフです……どうぞ、宜しくお願いします……家族を中心に農園を経営しています……どうぞ、宜しくお願いします……私も皆さんの加盟を歓迎致します……」

「……皆さん、こんにちは…初めまして。同艦の副長として、スタッフ・クルーを統率しています。メアリー・ケイト・シェルハートです……どうぞ、宜しくお願いします……皆さんの加盟を歓迎します……」

「……皆さん、こんにちは…初めまして……『ダルモア・エレクトス』の艦長として【『ディファイアント』共闘同盟】に参加しています……アジェイ・ナイデュと言います……ある部品製作メーカーにて、マシンシステムエンジニアとして勤務しています……皆さんの加盟を歓迎します……どうぞ、宜しくお願いします……」

「……皆さん、初めまして……同艦の副長に就任しております……トリッシュ・ヴァンサンティンと申します……皆さんを歓迎致します……宜しくお願い致します……」

「……皆さん、こんにちは……初めまして……『チャッカラタナ・ヴァルティン』に於いて指揮を執っています、クマール・パラーナです……自営で運送業をやっています……皆さんの加盟を歓迎致します……宜しくお願いします……」

「……フランセス・ラングフォードと申します……皆さん、初めまして……同艦にて副長職に就いております……皆さんの加盟を歓迎させて頂きます……共に楽しんで参りましょう……」

「……【『ディファイアント』共闘同盟】に、ようこそおいで下さいました……心より歓迎させて頂きます……アドル・エルク主宰の智略に我等の力が結集すれば、勝てない戦いは無く……越えられない難関も無いでしょう……申し遅れました……『ラバブ・ドゥーチェン』にて指揮を執っております…アリミ・バールマンです……個人で貿易商を営んでおります……皆さんの加盟を私も心より歓迎させて頂きます……どうぞ、宜しくお願い致します……」

「……皆さん、こんにちは…初めまして…ラクウェル・アンスパッチと申します……バールマン艦長の下で、同艦の副長として就いております……皆さんの加盟を歓迎致します……共に楽しんで参りましょう……」

「……こんにちは、初めまして…皆さんの加盟を歓迎致します……『アレクサンドラ・フランクランド』を艦長として率いています…アーロン・フォスターと言います……私立高校の教師です…宜しくお願いします……」

「……初めまして。フォスター艦長の下で副長として務めております、アルレーン・ラングトリーです。宜しくお願い致します……」

「……皆さん、こんにちは。初めまして。『アグニ・ヤマ』にて艦長を務めます、ガンナー・ヴァン・ハンプトンです。自治体の職員です……皆さんと共にこのゲームを楽しみ、一緒に戦える事が今からとても楽しみです……宜しくお願いします……」

「……初めまして……ハンプトン艦長を支えて『アグニ・ヤマ』のスタッフ・クルーを統率しています……カーラ・ブオノ・マルティーヌです……皆さんとこれから一緒に戦える事が、私も今から楽しみです……宜しくお願いします……」

「……また仲間が増える事になって、本当に嬉しいです……申し遅れました……『トルード・レオン』を預かるヤンセン・パネッティーヤです……まあ、フリーで色々とやっています……我等のリーダー、アドル・エルク主宰の天才的頭脳から産み出される、戦略と戦術を私達の力を結集させて実現させる醍醐味を、これから皆さんとも共有出来る事に、無上の喜びを感じています……是非共に、勝利の美酒を味わいましょう……宜しくお願いします! 」

「……シャロン・ヒューズです。初めまして……『トルード・レオン』の副長として就いております……先程アドル・エルク主宰から、皆さんは既に承認されている、との明言がありました……それはつまり、皆さんと敵対勢力との間には何の関係も無いと言う事が、こちらの調査により判明していると言う事です……ご安心下さい……皆さんを【『ディファイアント』共闘同盟】にお迎え出来た事が嬉しいです……長い道のりになると思いますが、どうぞ宜しくお願いします……」

「……初めまして……ザンダー・パスクァールと言います……艦長として『フェイトン・アリシューザ』を率いています……国立大で教授職にあります……皆さんを同盟に迎えられた事を誇りに思います……ご一緒にこのゲームを戦い抜き、生き延びて更に楽しみましょう……宜しくお願いします……」

「……初めまして。アレクシア・ランドールと申します……『フェイトン・アリシューザ』の副長として、パスクァール艦長を支えております……私も皆さんとご一緒できる事を誇りに思います……宜しくお願いします…楽しんで参りましょう……」

「……皆さん、初めまして……ジーン・ヴィダルと申します……選ばれて…『ロード・ガラン』の艦長になりました……フリーでイラストレーターをしています……最初は凄く不安だったのですが、アドル・エルク主宰に出逢い…教えて頂き…導いて頂いて…今は比較的に落ち着いています……主宰は本当に信じて付いて行くに足る方ですので……一緒に、楽しんで…付いて行きましょう……宜しくお願いします……」

「……初めまして。リンデン・アーミセンです……俳優です……『ロード・ガラン』の副長として、ヴィダル艦長を支えて行きます……一緒にやって行きましょう……宜しくお願いします……」

「……皆さん、初めまして……漸く皆さんと直にお会いできて感激しています……『カオス・カスタリア』の艦長として参加しています…ザック・オークマンです……宜しくお願いします……過日に開催されました、女性艦長の方々へのインタビューと対談の配信番組にて、不躾にもいきなり外部から通信にて割り込み、皆さんに先んじて【『ディファイアント』共闘同盟】への加盟を希望した者です……この場をお借りして先ず、快く我等を受け容れて下さった皆さんに感謝します……そして今日、新しい仲間に逢えた事にも感謝します……若輩ながらも起業し、会社の一経営者として活動しています……私と本艦も同盟の一翼を支えられるように力を尽くして参りますので重ねて、宜しくお願い致します……」

「……皆さん、初めまして。どうぞ、宜しくお願いします……『カオス・カスタリア』の副長を務めます、マルレーネ・ラントルートです……私も皆様のお仲間になれました事に感謝申し上げます……若輩であり微力でもありますが、尽力して参ります……重ねて宜しくお願いします……」

「……皆さん、こんにちは……同盟に参画を希望されて来られた3隻を代表される皆さん、初めまして……宜しくお願いします……『サンダー・ハルヴァード』を預かっております、エイミー・カールソンと申します……私も国立大学にて教授職にあります……アドル・エルク主宰に出逢って同盟に参画できた事は、個人的にも非常に幸運だったと思います……主宰を信じて付いて行けば、このゲームも楽しんで過ごせると確信しています……是非一緒に楽しんで行きましょう……」

 この時の彼女は、左掌から手首に掛けての傷痕に触っていなかった……不安には感じていなかったのだろう。

「……初めまして。マチアス・グラナックです。俳優です……同艦の副長としてカールソン艦長を支え、皆さんと共にあります……宜しくお願いします……」

「……初めまして…『ロード・ヴィンセンス』の艦長に就任しました、アマンダ・アーズマです…プロテニスプレイヤーです……これから宜しくお願いします……」

「……こんにちは。初めまして…シャリフ・アドラーです…私も俳優です……『ロード・ヴィンセンス』の副長として、アーズマ艦長を支えております……宜しくお願いします……」

「……皆さん、こんにちは。初めまして……選ばれて『ヴィンセント・ガラン』の艦長に就任致しました、マヤ・アンジェロウと申します……IT関連専門のフリー・システムエンジニアです……クライアントのオファーに応えて、様々な現場・職場を渡り歩いております……私はアドル主宰を全面的に信頼しております……主宰には自分に心酔するな、盲従するなと幾度も言われておりますが、私にとってのリーダーは主宰以外に考えられません……信じて付いて行けば、私達は必ず最終局面にまでも到達できると確信しております……皆さんも一緒に、楽しんで生き延びて、最終局面まで辿り着きましょう……宜しくお願いします……」

「……皆さん、こんにちは。初めまして。ニック・ペイントンです……俳優です……『ヴィンセント・ガラン』の副長としてアンジェロウ艦長を支え、皆さんと一緒に尽力する所存です……どうぞ、宜しくお願いします……」

「……皆さん、こんにちは。同盟への参画を希望しておいで頂きました皆さん、初めまして……艦長として選ばれまして『カレドン・カサンドラ』を預かっております、アシュリー・アードランドと申します……宜しくお願い致します……ある企業に於きまして、広告と宣伝の業務に携わっております……私もマヤ・アンジェロウ艦長と同様にアドル主宰を全面的に信頼しております……今日ここに集われた全員と、最後まで存続します……重ねて、宜しくお願いします……」

「……こんにちは、初めまして。コンラート・アキンと言います。舞台演劇の俳優をやっています……私も『カレドン・カサンドラ』の副長として、皆さんと共にあります……一緒に楽しみながら勝ち抜いて行きましょう……宜しくお願いします……」

「……皆さん、こんにちは。初めまして……『サンクトル・アブローラ』を預かっております、デボラ・ヴァジリーヴァと申します……婦人用服飾店を経営しております……まだまだ慣れない事、解らない事ばかりで右往左往しておりますが、宜しくご教授の程をお願い致します……私のような者にとってもアドル・エルク主宰の存在と導きは、大変にありがたいものです……まだまだ始まったばかりで、ご迷惑をお掛けすると思いますが、宜しくお願い致します……」

「……初めまして。クレイトン・パイクです。私も俳優です……ヴァジリーヴァ艦長を補佐して『サンクトル・アブローラ』を出来得る限り効果的に、同盟に貢献できるように運用する為、尽力して参ります……宜しくお願いします……」

「……皆さん、こんにちは。初めまして。ここで初めて皆さんと直にお会いできて、感動しています……選ばれまして『クラウン・カンバーランド』の艦長に就任致しました、エスター・セーラ・ヴェレスと申します……夫婦で生花店を経営しています……私自身はフラワー・コーディネーターとしても、お仕事を頂いております……私自身もデボラ・ヴァジリーヴァ艦長と全く同じで、慣れないし解らなくてオロオロと右往左往するばかりの初回ゲームでしたが、スタッフやクルーに助けられて何とか撃沈判定だけは受けずに済みました……これからは経験を活かして少しずつでも適切な指揮が執れるようにスキルアップを心掛けて参りますので、宜しくお願い致します……」

「……こんにちは、初めまして。『クラウン・カンバーランド』の副長としてエスター・セーラ・ヴェレス艦長を支え、スタッフ・クルーを統率して戦い抜く為にこれからも尽力します。マティアス・ハルトマンです……どうぞ、宜しくお願い致します……」

「……皆さん、こんにちは。初めまして。おいで頂きまして、ありがとうございます……艦長に選ばれまして『シムリット・サール』を預かり、初回ゲームに参加しました……メリッサ・エメリックと申します……夫婦で生菓子店を経営しておりまして、共にパティシエとしても活動しております……私も先に自己紹介されましたお二方と同じで……艦長としてやるべきことさえできませんでした……最後は逃げ回って隠れ廻って、撃たれないように凌ぎ切って、何とか撃沈だけは回避しました……なので、アドル・エルク主宰の存在は私にとっても凄く有難いものです……主宰に出逢っていなければ、もう嫌になって辞めていたかも知れません……これからはあまり弱音を吐かずに粘って、踏ん張りたいと思います……長くなりましたが、宜しくお願いします……」

「……エメリック艦長からのお話の通り、ゲーム初回は大変にギリギリの状況で何とか凌ぎました……勿論艦長1人の責任等ではなく、私を含むスタッフ・クルーの力が至らなかったと言う処です……申し遅れました……副長のミケルティ・アラズラキです……明日と明後日でのセカンド・ゲームでは…直ぐには至らずとも、可能な限り挽回しようと言う意欲は…私を筆頭として全クルーが心をひとつとして保持する処ですので、ご指導・ご鞭撻の程を、宜しくお願い申し上げます……」

「……初めまして……ヴィヴィアン・カークランドです……私が預かる『アレス・アストライオス』も惨憺たる状況でファースト・ゲームを終えました……撃沈判定を受けなかった事だけが、報告できる内容です……セカンド・ゲームでは少しでも挽回できるように尽力致しますので、宜しくお願い申し上げます……」

「……副長のタイタス・エルダードです……私以下、全クルーも同じ決意でセカンド・ゲームに臨みますので、宜しくお願い致します……」

「……『マキシム・ゴーリキー』のアウリィ・グナディです……宜しくお願いします……」

「……同じくキーナン・エイヴリーです……宜しくお願いします……」

 これで22隻……昨日面談した2隻からの代表者は除いて……『ディファイアント』・『ロイヤル・ロード・クライトン』をも含めた22隻から参集した代表者達の自己紹介が終わった。

「……皆さん、ありがとうございました……ご協力に感謝します……こうして参集して頂くと…壮観なものですね……現在、共闘同盟に参画して貰っているのは24隻です……その内、昨日面談した2隻からの代表者は来ていません……なので……新しい方々を除けば、私も含めて22隻からの代表者が、ここに参集しています……皆さんから自己紹介がてらファースト・ゲームの感想も少し聞かせて頂きましたが……なかなかショッキングな体験をなされた方々もいらっしゃいます……ご心中は心よりお察しします……ですがもう、終わった事ですし……ファースト・ゲームとは言え、あれは総て模擬戦闘のチャレンジ・ミッションでしたので、直ぐには難しいかも知れませんが気になさらないように、お願いします……それより好い経験として、蓄積して頂きたいと思います……ファースト・ゲームは途轍も無い広さでのゲーム・フィールドでしたので、物理的な援護は出来ませんでした……せいぜい通信にて激励やアドバイスが出来る程度でしたが……セカンド・ゲームは全く違います……お互いがどんなに遠く離れていても、30時間あれば合流できるでしょう……そして明日と明後日でのセカンド・ゲームで私達は……彼等との間で一応の決着を付ける事になるでしょう……」

「……そう……なりますかな? 」

 ハイラムさんだ……確認するような……ちょっと探るような響きもある。

「……なりますね……先ず彼等の我々…いや、私に対しての敵愾心がピークに達しています……また彼等は強迫・脅迫的に集団を形成しましたから、これ以上時間を置くと離反者が続出して集団の維持が難しくなります……更に、再来週のゲーム・フィールドが来週のそれと同じになる可能性は、かなり低いでしょうから……」

「……なるほど……こちらとしても、決着は早目に付けた方が好いでしょうからな……」

「……ええ、そうですね……皆さん、お待たせしました……残っているメンバーは、私が指揮を執る『ディファイアント』の関係者です……簡単に自己紹介をして貰います……」

 すると、シエナがリサを促して立たせた。

「……皆さん、こんにちは。初めまして……リサ・ミルズです……私は当初、アドル氏のビジネス・ケア・マネジメントを司る者として、弊社役員会によりアドル氏の専任秘書として選任されましたが、現在は【『ディファイアント』共闘同盟】の専任秘書官でもありますので、どのようなご要望も先ず私にお話下さい……弊社グループが挙って、実現に向け尽力させて頂きます……宜しくお願い致します……」

「……『ディファイアント』副長のシエナ・ミュラーです……副長が艦長を補佐するのは勿論ですが、全クルーを統率する事も求められます……宜しくお願いします……」

「……同じく、参謀のハル・ハートリーです……艦長も含めて誰に対しても、忌憚の無い注意喚起や助言を行いましょう……宜しくお願いします……」

「……同じく、カウンセラーを務めます、ハンナ・ウェアーです……全クルーに於ける、心理動向データベースの作成を急ぎましょう……何でもご相談下さい……宜しくお願いします……」

「……同じく、機関部長のリーア・ミスタンテです……なるべく早目にエンジンとパワー・アセンブリに於ける総ての情報を、機関部全体で共有しましょう……宜しくお願いします……」

「……同じく、メイン・パイロットのエマ・ラトナーです……自分で出来る操舵系のアップデートは小まめに行いましょう……また、艦内で最初のベテラン・シャトルパイロットになって下さい……宜しくお願いします……」

「……同じく、保安部長のフィオナ・コアーです……艦体内外の保安性能チェックは、適時・摘便に行いましょう……宜しくお願いします……」

「……メイン・センサーオペレーターのカリーナ・ソリンスキーです……センサー・アレイの調整とアップデートは、1日に3回行いましょう……宜しくお願いします……」

「……砲術長のエドナ・ラティスです……ターゲット・スキャナーの調整とアップデートも、毎日行いましょう……宜しくお願いします……」

「……補給支援部長のマレット・フェントンです……補給に関してのご相談があったら、いつでもお寄せ下さい……宜しくお願いします……」

「……天体観測室長のパティ・シャノンです……観測システムの精度チェックも、毎日行いましょう……宜しくお願いします……」

「……生活環境支援部長のミーシャ・ハーレイです……生活環境の改善について、分からない事があったら訊いて下さい……宜しくお願いします……」

「……皆、それぞれにありがとう……ここまで、ご苦労様でした……お茶や飲み物のお代わりとか、軽食をご所望でしたら遠慮なく、ウェイターの人を呼んで頼んで下さい……さて……これでこちら側の自己紹介が終わりました……大変に長らくで、申し訳ありませんでした……それではこれから、同盟への参画を希望されて来られた皆さんからの、自己紹介を頂きましょう……宜しくお願いします……」
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