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・・『開幕』・・

・・女性艦長達・・12・・

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・・同時刻・・『エドゥアール・オランピア』ハイスクール・教室『1-B』・・

「・・ねえ、アリシア・!・アドルさんのミルクティーのレシピ・・今度、貰って来てくれない・・?・・」

・・と、アデリーン・ジーマがおねだりする・・。

「・・好いけど・・でもパパの作る飲み物って・・段取りとか手順とか、全部知っててその通りに作っても、パパの出す味にならないんだよね・・すごく不思議なんだけど・・」

・・ハイラム・サングスター氏が手を挙げる・・。

「・・アマンダ・アーズマ艦長・・大変にユニークで、興味深く面白い・・エキサイティングなパーティーになると思います・・そこで私は個人的にテニスボール100個を進呈させて頂きます・・思い切って充分に楽しんで下さい・・」

「・・あ・・はい、ハイラム・サングスターさん・・応援して下さって、ありがとうございます・・とても嬉しいです・・感激しています・・喜んでお受けします・・全員で目一杯楽しみます・・」

・・ヤンセン・パネッティーヤ氏も手を挙げた・・。

「・・エスター・セーラ・ヴェレス艦長・・僕も『クラウン・カンバーランド』での親睦パーティーを支援します・・講座で使用される生花の購入費用の4分の1を持たせて頂きます・・微々たる支援で申し訳ありませんが、充実した親睦パーティーとなりますように祈念します・・」

「・・あ・あの・・ヤンセン・パネッティーヤさん・・どうもありがとうございます・・微々たるだなんてとんでもないです・・ご支援には本当に感謝します・・きっと充実した講座にしていきます・・」

・・ザンダー・パスクァール氏も外した眼鏡を軽く拭いて掛け直すと、手を挙げる・・。

「・・私は、『シムリット・サール』のメリッサ・エメリック艦長を支援します・・私も微々たる支援で申し訳ないのですが・・製作されるケーキの材料を購入されるにあたり、必要な購入費用の4分の1を支援させて頂きます・・どうか、充実された親睦が図られますように・・」

「・・あ・はい、ザンダー・パスクァールさん・・ご支援、本当に感謝します・・微々たるだなんて、そんな事はありません・・きっと楽しく充実した親睦パーティーにします・・アドル主宰・・後で男性艦長の方々のお誕生日を教えて下さい・・お誕生日には、私と店の名前でバースデー・ケーキを贈らせて頂きます・・」

「・・分かりました・・お店に伺った時にお渡しします・・」

「・・あ、アドルさん・・私にも教えて下さい・・ウチの店からも、お誕生日にバースデー・フラワーブーケを贈らせて頂きます・・もしもご迷惑でなければ・・?・・」

「・・(笑)・・迷惑だなんてとんでもない・・だよね・?・(男性艦長達を見遣る)・ええ、同じくお店に伺った時にお渡ししますよ・・(笑)・・」

「・・ありがとうございます・・」

「・・どう致しまして・・」

「・・現在、生配信をご視聴の皆さん・・如何ご覧頂いておりますでしょうか・・?・・大変に微笑ましい情景を観ております・・それでは他に、発表できる範囲内で企画をお持ちの処はありますでしょうか・・?・・『サライニクス・テスタロッツァ』では、如何でしょうか・・?・・」

・・問い掛けを受けてハイラムさんは、ローズさんを見遣って頷く・・。

「・・はい、副長のローズ・クラークです・・我が『サライニクス・テスタロッツァ』では、オーソドックスなホームパーティーを準備しております・・特徴的な企画は現在発案しておりませんが、艦長を初めメイン・スタッフの全員にはスピーチをお願いしております・・誕生日の近いクルーへのお祝いも有り得ると思います・・その他には、穏やかで自由闊達な自主的討論が展開されるものと考えております・・以上です・・」

「・・はい、『トルード・レオン』のシャロン・ヒューズです・・本艦では、ごく一般的な宴会のような形態になるかと考えています・・飲んで、食べて、歌って、踊る人もいるかも知れませんが・・それ程の騒ぎにはならないかと思います・・誕生日の近いクルーには、お祝いもするでしょう・・以上です・・」

「・・はい、『フェイトン・アリシューザ』のアレクシア・ランドールです・・本艦では、全乗員合同でのアルコール付き夕食会を開催します・・ザンダー・パスクァール艦長にスピーチはお願いしておりますが、あとは自由発言です・・誕生日をお祝いするサプライズについては、現在考慮中です・・以上です・・」

「・・『ヴィンセント・ガラン』のマヤ・アンジェロウです・・ウチも一般的な呑み会と考えていました・・呑んだり食べたり歌ったりですね・・この後でスタッフとも話そうと思っていますが・・私、ナンバープレイスが好きなんで・・吞みながらでのパズル・ゲーム大会を提案しようと思います・・以上です・・」

・・今度は右手を挙げた・・。

「・・マヤさん、僕もナンバープレイスは好きなんですよ・・面白いですよね・・?・・好かったら僕が愛用している問題集を差し上げますので・・如何ですか・・?・・」

「・・はい、ありがとうございます・・では、遠慮なく頂きます・・」

「・・では、後程に・・」     「・・はい・・」

「・・『サンクトル・アブローラ』のクレイトン・パイクです・・本艦も普通のイブニング・パーティーとして考えて準備しています・・特徴的な企画はありません・・クルーの誕生日は既に全員把握しておりまして、開幕した週に誕生日を迎えるクルーはおりません・・その次の週に1人おりますのでその週の土曜日に出航して、その日の夜に有志で夕食会を開催してその中で、誕生日のお祝いをする予定でいます・・以上です・・」

「・・はい、『アレス・アストライオス』のタイタス・エルダードです・・本艦で開催されます親睦パーティーも、一般的なイブニング・パーティーとなる予定です・・特徴的な企画はありません・・以上です・・」

「・・はい・・私で最後ですわね・・『マキシム・ゴーリキー』のアウリィ・グナディです・・私は南方辺境地域の生まれですので、今回の親睦パーティーでは故郷の伝統的郷土料理にアレンジを加えたものを振る舞いたいと考えて、準備しています・・珍しい味わいの料理が多いのですがちょうど好い機会ですので、紹介させて頂きたいと考えています・・勿論郷土のお酒と一緒に振る舞わせて頂きます・・以上です・・」

・・また、右手を挙げる・・。

「・・グナディ博士・・個人的に大変興味深いお食事会ですね・・実は私、食べた事のない料理・観た事のない料理には眼がありません・・もう今から非常に強く食指が動いているのですが、如何せん『ディファイアント』でのパーティーもありますので今回は諦めざるを得ません・・大変に残念ですがいつの日にか、ご相伴に与れる機会が頂けるのならばこれ程に嬉しい事はそうそうには無いだろうと思います・・ところで博士・・この地域で博士のご生誕地域の食材を揃えるのは大変でしょう・・?・・もしも宜しければ同盟として食材の購入費用を支援させて頂きますが、如何でしょうか・・?・・」

「・・ありがとうございます・・アドル・エルク主宰・・お噂に違わない、お優しい方ですわね・・もしもご迷惑でなければ、お申し出は喜んでお受けさせて頂きます・・やはり遠く離れた地域の食材は揃え難いものでして難儀しております・・価格も凄く高いですわね・・本当に助かります・・改めまして感謝します・・」

「・・迷惑だなんてとんでもないですよ・・ご遠慮なさらないで下さい・・簡単な見積もりを見せて頂ければ直ぐにでも振り込みますので、お願いします・・」

「・・分かりました・・それでは、この番組が終わりましたらお見せしますね・・ありがとうございます・・」

「・・いいえ、こちらこそ・・協力出来て光栄です・・アランシスさん・・全艦、終わりました・・」

「・・分かりました、アドルさん・・皆さん、ご協力頂きましてありがとうございます・・それでは、フリートークで行きましょう・!・感想・質問・提言・提案、何でも結構です・・ざっくばらんに話しましょう・・積極的にお願いします・・どうぞ・・!・・」

「・・あの、アドルさん・・同盟に参画させて頂けましたので、艦内の全個室にアイソレーション・タンクベッドを格安で設置して頂ける、と言う事になると思うのですけれども・・開幕までに間に合いますか・・?・・」

・・エイミー・カールソン女史が、少し心配そうな表情で訊いて来る・・観掛けに寄らず、心配性なのかな・・女性艦長達の所謂代表格としてやっていって頂けるのであれば、もう少しどっしりとしていて欲しいものなんだが・・。

「・・大丈夫ですよ、エイミーさん・・開幕までに間に合わなくても、2回目の週末までには間に合います・・先程に話しました開幕直後に於ける3つの可能性の中の、予想されるどの局面展開になったとしても・・最初の2日間の中で敵性艦と戦わなければならないような状況にはなりませんので、心配は要りません・・安心して下さい・・関連する注意点・注意状況での対策行動については、また会議室にアップしますので読んで置いて下さい・・お願いしますね・・?・・」

「・・分かりました・・ありがとうございます・・」

「・・実は心配性・・?・・」

「・・はい・・そうなんです・・よく分かりますね・・?・・色々と率直に元気よく話しますけど、性根は細いです・・」

「・・大丈夫ですよ・(笑)・問題ありません・(笑)・僕もそうですから・・」

(・・嘘・♡・)

「・・アドルさんは今日、ギターケースを携えておいでになりましたよね・・?・・今はホラ、あそこに立て掛けてありますけど・・弾き語りをして下さるつもりで持って来られたのですか・・?・・」

・・アシュリー・アードランド女史が、興味深げに訊いた・・。

「・・ええ、まあ・・実はそうなんです・・と言うよりも、何かこの場の空気が固くなってしまうようでしたら、ひとつ歌でも一緒に唄って、雰囲気を解して和やかに出来れば好いなと思って持って来ました・・あのギターは明日、艦内に持ち込む私物として届け出ます・・」

「・・あの・・アドルさん・・宜しければ、お聴かせ頂けないでしょうか・・?・・出来れば何曲か・・?・・」

・・エイミー・カールソン女史が、遠慮がちに・?・申し訳なさ気に・?・私の顔を観ながら訊く・・。

「・・いや、あの・・ご要望とあらば、とは思いますが・・まだ番組は終わってないですし・・私が皆さんより目立つのもどうかとは思いますし・・昨日も歌いませんでしたしね・・ああ、昨日はギターを持って来ませんでしたね・・どうしますか・?・アランシスさん・・?・・」

「・・そうですね・・それでは、視聴者の皆さんにメッセージを募りましょう・・現在、生配信をご覧の皆さんにメッセージを募ります・・アドル・エルクさんの弾き語りを聴きたい方は、その旨をメッセージにてお送り下さい・・これからの10分間で集計します・・宜しくお願いします・・」

・・私は、ヴィヴィアン・カークランド先生に顔を向けた・・。

「・・カークランド先生・・どうなのでしょうか・・?・・私達艦長には、オフィシャルな制服と言うものが設定されておりませんけれども、まあ一応艦長としての襟章は貰っていますよね・?・なので、何とか派手でもなく地味でもない・・それでいて観れば艦長だと分かるような装い・・のようなものを考えられないものでしょうか・・?・・」

「・・そうですわね・・考えてみたいとは思いますわね・・今からでも宜しければ、考えてみましょうか・・?・・開幕には、とても間に合いませんが・・?・・」

「・・ああ、それは大丈夫でしょう・・ファースト・シーズン一杯で考えて頂いて、セカンド・シーズンからビシっとキメる・・と言う事で、どうでしょう・・?・・」

「・・好いですわね・・それだけ時間があれば、素敵な制服が作れるでしょう・・3ヶ月もあれば仕上げられると思いますので、ファースト・シーズンの途中で着換えても宜しいのではないでしょうか・・?・・」

「・・大賛成ですね・!・キリの好い処でバッと着換えて格好良く見得を切るなんて、やってみたいですね・・」

「・・あの・・すみません・・3種類ほど作って頂ければ、その中からでも選びやすいと思うのですが・・」

・・と、ヤンセン・パネッティーヤ氏が言う・・。

「・・そうですね・・ファースト・シーズン一杯の時間が頂けるのなら6種類ほど作って、それを同盟内での公式設定として採用して頂ければ、その日の気分や状況に合わせて選んで着て頂けるようにも出来るでしょう・・そのようにしましょうか・?・アドルさん・・?・・」

「・・素晴らしいですね、カークランド先生・・是非そのようにお願いします・・同盟内正式採用の艦長用制服として公式にも設定して、正式なお仕事として報酬もお支払い致しますので・・宜しくお願いします・・今から楽しみです・・」

「・・私も今から楽しみです、カークランド先生・・派手でもなく地味でもなく堅くもない・・それでいて観れば艦長であると判る・・ようなものとして是非お願いします・・」

・・と、ハイラム・サングスター氏も、そう要請した・・。

「・・分かりました、ハイラム・サングスター艦長・・精一杯心込めて作らせて頂きます・・お楽しみにお待ち下さい・・」

「・・配信をご覧の皆さん、只今ファッション・デザイナーでもあるヴィヴィアン・カークランド艦長がアドル・エルク主宰、ヤンセン・パネッティーヤ艦長、ハイラム・サングスター艦長の要請を受諾されて、【『ディファイアント』共闘同盟】に於いて正式に採用される予定の、艦長用制服の制作に着手される旨が発表されました・・これは私も大変に今から楽しみです・・6種類の制服が完成しましたら、何処かでお披露目の発表会を開催されたら如何でしょうか・・?・・」

「・・好いですわね・・またこのスタジオをお借りして、お披露目会を開催しましょうか・・?・・」

「・・分かりました、ありがとうございます・・大変に素晴らしく有難いお申し出を頂きました・・6種類の制服が完成しましたら、またこのスタジオから生配信でお披露目会をお届けしたいと思います・・時期が近くなりましたら告知をさせて頂きますので、どうぞお楽しみにお待ち下さい・・カークランド先生・・本当にありがとうございます・・」

「・・どう致しまして・・私も仕事を割り振って頂きましたので、有難いと思っております・・」

「・・アドルさん、僕等にも仕事を振って下さいよ・・?・・」

・・と、ヤンセンさんが私の顔を観ながら言う・・。

「・・そうですね・・それじゃ、お願いしましょうか・?・ヤンセンさんは、シャトルの操縦手順とフォーメーションの訓練計画とその内容を考えて下さい・・単機・ペア・トリオ・カルテット・クインテットでの空間航行フォーメーション訓練手順の立案を、様々なコンビネーションとバリエーションでお願いします・・ザンダーさんは、艦の航行フォーメーション訓練の立案をお願いします・・単艦の場合には、回避運動・回避航行のパターンです・・艦の場合でもペア・トリオ・カルテット・クインテットでの集団航行フォーメーションと、操艦の効率的手順を立案して下さい・・特に艦の場合は攻勢・後退・撤退の3つの目的種別で、ペア・トリオ・カルテット・クインテットに於いて全く違う集団航行フォーメーションが様々なコンビネーションとバリエーションで必要です・・よく考慮しての立案をお願いします・・ハイラムさんには、10隻と20隻での攻勢・後退・撤退に於ける集団操艦航行フォーメーションパターンの立案を、これも様々なコンビネーションとバリエーションでお願いします・・考えが固まりましたら、その内容は会議室『DSC24』に開幕迄にアップして下さい・・宜しくお願いします・・私は、艦集団同士での近接対艦戦闘に於けるステップワーク・フォーメーションを、様々なコンビネーションとバリエーションで考えます・・」

「・・ふう・・何だか、いきなり宿題を目一杯出されたような感じだな・・?・・」

・・と、ハイラム氏・・。

「・・そうですね・・藪蛇だったかな・・?・・」

・・と、ヤンセン氏・・。

「・・何だ・?・出来ないのか・・?・・」

「・・やりますよ・・これぐらいやれなきゃ、同盟の一翼は担えないでしょう・・?・・」

「・・ヤンセンさん・・ハイラムさん・・我々にこれが出来なければ、アドルさんがやります・・そうするとまたアドルさんの心身に、疲労が蓄積する事になります・・やりましょう・・それでこそ、同盟でしょう・・?・・」

「・・全くその通りだな・・」

「・・完全に同意です・・」

「・・あの・・私はアドル主宰がこれ程の内容での事を、こんなにもスラスラと言えるのがスゴイと思います・・アドル主宰のその・・力を抜いた優しい・・それでいてとても的確で強いリーダーシップには改めて驚きますし、尊敬の念を強くしています・・」

・・と、マヤ・アンジェロウ女史が、驚きを隠せない様子で言う・・私は彼女に顔を向けた・・。

「・・アンジェロウ艦長・・貴女にも一つ頼みたいのですが、宜しいでしょうか・・?・・」

「・・はい、私に出来る事であれば・・」

「・・貴女はとても優秀なエンジニアです・・IT関連で言えば、おそらく私よりも優秀でしょう・・そして貴女が『ヴィンセント・ガラン』の機関部長・副部長・主任機関士として据えられた方々も、とても優秀な人材であろうと思います・・そこで貴女方にお願いしたいのは、軽巡宙艦のパワー系カタログ・データの見直しです・・先ずメイン・エンジンとサブ・エンジンに於ける最大臨界パワーと最大噴射出力の数値を探り出して下さい・・またそれと併行して、エンジンが最大稼働状態のまま引き出したパワーでシールド・ジェネレーターを最大出力で稼働させた場合、シールドパワー係数がどこまで昇るのかの確認をお願いします・・」

「・・分かりました、私がアドルさんよりも優秀だなんてとんでもないと思いますが、やってみます・・仕事を振って下さいまして、ありがとうございます・・」

「・・どう致しまして・・結果が出ましたら会議室『DSC24』に書き込んで下さい・・お願いします・・」

「・・分かりました・・」

・・ここでアランシス・カーサーが右手を挙げる・・。

「・・はい、アドル主宰・・お話の途中で申し訳ありませんが、10分間で皆さんからメッセージを募集しましてその結果が集計されましたので、発表致します・・寄せられたメッセージは7862件でしたが、その92%がアドル主宰の弾き語りを聴きたいと言う要望でした・・ので、アドルさん・・宜しくお願いします・・」

「・・分かりました・・それでは、ギターを・・」

・・そう言うと若い男性ADがギターケースを携えて来て、私に手渡してくれた・・ケースからギターを出して肩にストラップを架けて立ち、様々にハーモニクスを響かせてチューニングを確認していると、またアランシスさんが右手を挙げる・・。

「・・準備中に申し訳ありません、アドルさん・・また映像通話が外部から繋がりましたので、モニターに映します・・そのままご覧下さい・・」

・・そう促されたのでギターを構えたままモニターを見上げると、画面が点灯してアリミ・バールマン艦長の姿が映し出された・・。

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