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あい すてる らぶ うー15
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手入力だけでなく、普段から思考を使って入力するというあっちの日常にはなかった技術を使っていて良かった、と千都子は思う。
慣れていたおかげで、なんとか掲示板に書くことができた。
伝わっているだろうか。微妙だが、それでもやらないよりはいいか。
そう思いながら、投影されているだろうウィンドウを閉じる。
ぶつ、と、硬い歯が己の皮膚を貫いて肉を食もうとしているのを感じる。
千都子は肉の上で、顔に囲まれている。
そのすべての顔が、千都子の肉を食んでいる。砂糖にたかる蟻のように。
「――っ」
悲鳴を漏らす。体が反射で跳ねる。
声を出したことが嬉しいのか、それともその反応自体か。ぶつりぶつりと噛む速度があげられるのだ。
しかし、リスポーンすることは――死ぬことはない。それを許されていない。
今、千都子の体はその蟻の巨体の中に半ば沈んでいる。
まるで、取り込まれるように。
そうなっているからか、千都子はいくら食まれようが死ぬことができないでいた。無くなる速度と同じくして、その肉は復活していくのだ。
死ぬことができないから、なんども食われ続けるしかない。繰り返し、繰り返し。
逃げ出すことはできない。体が固定されているからかといえば、それは違う。
諦めても、死に戻ることもできない。
ただただ、苦痛の中に浸る以外できなかった。
(それでも、きっと出ようと思えば出ることができる)
取り込まれるように沈んでいる。
しかし、それは粘土の中に埋められていると感じる程度だ。全く動けないことを意味しない。
力を本気で入れれば、きっとぶちぶちと千切って、ここから抜け出すことは叶うだろう。
(でも、でもそれは――この子たちを傷つけるという事だ)
千都子は死にたくなかった。
自分の死にたくないという気持ちと、望みと後悔の塊である存在を傷つけたくない気持ち。
選んだわけでは、ない。
千都子は、どちらかを選択できたわけではない。
望んでいるここにいるわけではないが、確かに拒否できないままにここにいる。
(あぁ、私は、この子たちを愛しているのだろうか)
むしろ、この状況というのは選べなかった結果でしかない。
拒否しないのは愛情だろうか。受け入れないのは否定だろうか。
どちらを選択しないことは、どちらでもあるということか、どちらでもないということなのか。
死にたくないから、殺すことはできず。
受け入れられることもできないから、脱出することを考えている。
思うようにさせながら、千都子は中途半端なままだった。
(これが、罰なのだろうか。終われば、この子たちと和解できるだろうか? 受け入れてくれるだろうか? 愛すことは、許してもらえるのだろうか)
時折、食むのをやめた顔が千都子をじぃとみている。
千都子にはそれが、ちゃんと苦しんでいるかどうかの確認に思えて悲しくなる。
表情は見えないままだ。
それが、見えない限り、見えるようにならない限りは、きっと許されていないのだとずっと千都子は思って生きてきたのだ。
だから、許されていないのだと思った。
何かを待つように、こちらをみている子供たちに、千都子は何も言うことはできない。
口をふさがれているわけでもないのに、首を絞められて呼吸できない状態にでもされているみたいに、空気を吐き出すことすら辛かった。
決してそれは、食っては戻されるような痛みによるものだけではない。
その口から、吐き出した言葉で。
傷つけるのも、傷つけられるのも、千都子は怖かった。ここにきて、こんな状況でなお。
(ごめんなさいだなんて、言えないな。罰を受ければそれで許されるというのは、受ける者の傲慢だろうか。だって、それでやったことがなくなるわけじゃないもんね)
思い返す。
想像する。
例えば、千都子を捨てた人間が同じような目にあって、『罰を受けました、どうか許してください』そういえば、千都子の願いはかなうだろうか。
答えは簡単である。
(叶わない。だって、罰を受けたって、謝罪されたところで、時間が戻るわけじゃない。現実が、変わるわけじゃない)
罰は、許すことを強制してしまう。
罰を受けたのだからと。
そう思わせてくる。
(そんな必要ないんだよね。許すとか、許さないとか、そういうのは――他人が口出したり、関わったりするものじゃないんだ。許すことの寛容さだとか、いいものみたいに人は言うし、私もそう思うけれど……私のそれは、私だって許されたいという気持ちがあるからだ。ただ、そんなご都合主義が起こることをいまだに信じているだけにすぎないんだってことくらいは、自覚ある)
千都子は、己のしたことは愚かなことだと考えている。
許されないし、許されていないと思っている。
だけど、許してほしいと思わないわけではない。
(いつか、いつか報復を受けられたら、少しは許してくれるんじゃないかと考えたことがある)
後ろについてくるようになったから。
後ろからついてきているとわかってから。
恨みをいつか晴らされて、もしかしたら満足してくれるのではないかと。
(少しだけでも、隙間ができたなら。愛してくれはしなくても、愛することは許してくれるんじゃないかとか)
けれど、子供たちは後ろに増えるばかりで何かをしてくるわけではなかった。不幸になってほしいのだと伝えてくるわけでもなく。何かの呪いで傷つけたり、殺そうとしてくるわけでもない。
時折ここにいるぞと伝えてくるように泣き、時折逃がさないぞというように足元に触れてくる。千都子にとってはそう感じる、それでも存在を伝えてくるだけのもの。
やることといえば、それくらいのものだけだった。
顔が見えない、血濡れた子がぞくぞくとついてくるという時点で精神的にはダメージを受けそうなものだが、千都子にとってはそれは慣れる程度のものでしかなかった。
それが、己の子だとわかった時点で、千都子にはどうしてもそういう恐怖の仕方はできなかったのだ。
(顔が見えないのは、良い事だったのかな。苦しんでる顔とか、鬼みたいな顔でこっちを見てるのとか、見なくて済むって考えるのもいけないことなのかな)
今、己の体を食みながらどんな顔をしているのだろうかと、千都子は思う。ずっと、最初から、思うだけに過ぎない。ただ想像する。
憎々し気なまま噛みついているだろうかと。
それとも、ようやっと手が届いたと笑ってかみちぎっているのかと。
じぃっとこちらを見ている子供たちと、目が合ったような気がする。
何を求めてられても、顔から何かを読み取ることなんて千都子にはできない。
(あぁ――あっちにいたころから、そうだもんね。顔見ればわかるなんて、そんなことが親にはできるらしいって、どっかで見たことあったなぁ。……そんなこと、経験してなかったから信じてなかったのがいけなかったのかなぁ……見えるままだったら、もっとあなたたちのことがわかったのかなあ……)
苦痛にあえぎながら思い返す。
結局、どれだけ後悔しようが、どれだけ思っていることを思おうが、見ようと行動はしてこなかった。
いつか、いつかの繰り返し。
(私は、自分が可哀そうってだけのままだったのかもしれない。愛したいだとか、家族が作りたいとか、思っているふりをして。愛情なんて知らないくせに――いや、忘れたんだ。ちっちゃいころには、知ってた気がする。暖かくて、柔らかいもの――だって、汚された気がして、だから、偽物だって思ったのかなぁ……変わっても、罰を受けても戻らないみたいに、そこで受けた愛情だって、嘘ではなかったかもしれないのに)
否定してばかりの自分だったと、千都子は思う。
(私は、どちらか選ぶんだろうか。ここから変わることはできるんだろうか――)
食まれる。
目が会う。
(死ぬことはない。できないみたいだけど、終わりはくるんだろうか? 許されるときが? 何をすればいいんだろう)
それでも、口から出る言葉はお互いに無い。
何を求められているのか、わからない。
(私は――)
だから、止める言葉も謝罪も、続けてほしい等という言葉も。
受け入れも拒絶も何もかも。
そこにあるのは、お互いに一方通行というだけの、ある意味似た者同士の行動でしかない事には千都子は気付くことはなかった。
だから、千都子はただ食われ続ける。
いつかを待って、いつかがくるその時まで、千都子はそうする以外できなかった。
拒絶も、受け入れも、何を思っているのかも。
自分から口に出して伝えようと思ったことがない事にも、今だ気付かないままに。
変われると時がくるにしても、それはまだ今より遠い。
慣れていたおかげで、なんとか掲示板に書くことができた。
伝わっているだろうか。微妙だが、それでもやらないよりはいいか。
そう思いながら、投影されているだろうウィンドウを閉じる。
ぶつ、と、硬い歯が己の皮膚を貫いて肉を食もうとしているのを感じる。
千都子は肉の上で、顔に囲まれている。
そのすべての顔が、千都子の肉を食んでいる。砂糖にたかる蟻のように。
「――っ」
悲鳴を漏らす。体が反射で跳ねる。
声を出したことが嬉しいのか、それともその反応自体か。ぶつりぶつりと噛む速度があげられるのだ。
しかし、リスポーンすることは――死ぬことはない。それを許されていない。
今、千都子の体はその蟻の巨体の中に半ば沈んでいる。
まるで、取り込まれるように。
そうなっているからか、千都子はいくら食まれようが死ぬことができないでいた。無くなる速度と同じくして、その肉は復活していくのだ。
死ぬことができないから、なんども食われ続けるしかない。繰り返し、繰り返し。
逃げ出すことはできない。体が固定されているからかといえば、それは違う。
諦めても、死に戻ることもできない。
ただただ、苦痛の中に浸る以外できなかった。
(それでも、きっと出ようと思えば出ることができる)
取り込まれるように沈んでいる。
しかし、それは粘土の中に埋められていると感じる程度だ。全く動けないことを意味しない。
力を本気で入れれば、きっとぶちぶちと千切って、ここから抜け出すことは叶うだろう。
(でも、でもそれは――この子たちを傷つけるという事だ)
千都子は死にたくなかった。
自分の死にたくないという気持ちと、望みと後悔の塊である存在を傷つけたくない気持ち。
選んだわけでは、ない。
千都子は、どちらかを選択できたわけではない。
望んでいるここにいるわけではないが、確かに拒否できないままにここにいる。
(あぁ、私は、この子たちを愛しているのだろうか)
むしろ、この状況というのは選べなかった結果でしかない。
拒否しないのは愛情だろうか。受け入れないのは否定だろうか。
どちらを選択しないことは、どちらでもあるということか、どちらでもないということなのか。
死にたくないから、殺すことはできず。
受け入れられることもできないから、脱出することを考えている。
思うようにさせながら、千都子は中途半端なままだった。
(これが、罰なのだろうか。終われば、この子たちと和解できるだろうか? 受け入れてくれるだろうか? 愛すことは、許してもらえるのだろうか)
時折、食むのをやめた顔が千都子をじぃとみている。
千都子にはそれが、ちゃんと苦しんでいるかどうかの確認に思えて悲しくなる。
表情は見えないままだ。
それが、見えない限り、見えるようにならない限りは、きっと許されていないのだとずっと千都子は思って生きてきたのだ。
だから、許されていないのだと思った。
何かを待つように、こちらをみている子供たちに、千都子は何も言うことはできない。
口をふさがれているわけでもないのに、首を絞められて呼吸できない状態にでもされているみたいに、空気を吐き出すことすら辛かった。
決してそれは、食っては戻されるような痛みによるものだけではない。
その口から、吐き出した言葉で。
傷つけるのも、傷つけられるのも、千都子は怖かった。ここにきて、こんな状況でなお。
(ごめんなさいだなんて、言えないな。罰を受ければそれで許されるというのは、受ける者の傲慢だろうか。だって、それでやったことがなくなるわけじゃないもんね)
思い返す。
想像する。
例えば、千都子を捨てた人間が同じような目にあって、『罰を受けました、どうか許してください』そういえば、千都子の願いはかなうだろうか。
答えは簡単である。
(叶わない。だって、罰を受けたって、謝罪されたところで、時間が戻るわけじゃない。現実が、変わるわけじゃない)
罰は、許すことを強制してしまう。
罰を受けたのだからと。
そう思わせてくる。
(そんな必要ないんだよね。許すとか、許さないとか、そういうのは――他人が口出したり、関わったりするものじゃないんだ。許すことの寛容さだとか、いいものみたいに人は言うし、私もそう思うけれど……私のそれは、私だって許されたいという気持ちがあるからだ。ただ、そんなご都合主義が起こることをいまだに信じているだけにすぎないんだってことくらいは、自覚ある)
千都子は、己のしたことは愚かなことだと考えている。
許されないし、許されていないと思っている。
だけど、許してほしいと思わないわけではない。
(いつか、いつか報復を受けられたら、少しは許してくれるんじゃないかと考えたことがある)
後ろについてくるようになったから。
後ろからついてきているとわかってから。
恨みをいつか晴らされて、もしかしたら満足してくれるのではないかと。
(少しだけでも、隙間ができたなら。愛してくれはしなくても、愛することは許してくれるんじゃないかとか)
けれど、子供たちは後ろに増えるばかりで何かをしてくるわけではなかった。不幸になってほしいのだと伝えてくるわけでもなく。何かの呪いで傷つけたり、殺そうとしてくるわけでもない。
時折ここにいるぞと伝えてくるように泣き、時折逃がさないぞというように足元に触れてくる。千都子にとってはそう感じる、それでも存在を伝えてくるだけのもの。
やることといえば、それくらいのものだけだった。
顔が見えない、血濡れた子がぞくぞくとついてくるという時点で精神的にはダメージを受けそうなものだが、千都子にとってはそれは慣れる程度のものでしかなかった。
それが、己の子だとわかった時点で、千都子にはどうしてもそういう恐怖の仕方はできなかったのだ。
(顔が見えないのは、良い事だったのかな。苦しんでる顔とか、鬼みたいな顔でこっちを見てるのとか、見なくて済むって考えるのもいけないことなのかな)
今、己の体を食みながらどんな顔をしているのだろうかと、千都子は思う。ずっと、最初から、思うだけに過ぎない。ただ想像する。
憎々し気なまま噛みついているだろうかと。
それとも、ようやっと手が届いたと笑ってかみちぎっているのかと。
じぃっとこちらを見ている子供たちと、目が合ったような気がする。
何を求めてられても、顔から何かを読み取ることなんて千都子にはできない。
(あぁ――あっちにいたころから、そうだもんね。顔見ればわかるなんて、そんなことが親にはできるらしいって、どっかで見たことあったなぁ。……そんなこと、経験してなかったから信じてなかったのがいけなかったのかなぁ……見えるままだったら、もっとあなたたちのことがわかったのかなあ……)
苦痛にあえぎながら思い返す。
結局、どれだけ後悔しようが、どれだけ思っていることを思おうが、見ようと行動はしてこなかった。
いつか、いつかの繰り返し。
(私は、自分が可哀そうってだけのままだったのかもしれない。愛したいだとか、家族が作りたいとか、思っているふりをして。愛情なんて知らないくせに――いや、忘れたんだ。ちっちゃいころには、知ってた気がする。暖かくて、柔らかいもの――だって、汚された気がして、だから、偽物だって思ったのかなぁ……変わっても、罰を受けても戻らないみたいに、そこで受けた愛情だって、嘘ではなかったかもしれないのに)
否定してばかりの自分だったと、千都子は思う。
(私は、どちらか選ぶんだろうか。ここから変わることはできるんだろうか――)
食まれる。
目が会う。
(死ぬことはない。できないみたいだけど、終わりはくるんだろうか? 許されるときが? 何をすればいいんだろう)
それでも、口から出る言葉はお互いに無い。
何を求められているのか、わからない。
(私は――)
だから、止める言葉も謝罪も、続けてほしい等という言葉も。
受け入れも拒絶も何もかも。
そこにあるのは、お互いに一方通行というだけの、ある意味似た者同士の行動でしかない事には千都子は気付くことはなかった。
だから、千都子はただ食われ続ける。
いつかを待って、いつかがくるその時まで、千都子はそうする以外できなかった。
拒絶も、受け入れも、何を思っているのかも。
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