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捜査一課刑事 重崎謙太
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「はぁ?!そんなん無理に決まってんだろ? こう見えて俺は色々と忙しいんだっ!」
開口一番、紺のスーツに黒いコートを着た男が土倉に向かって声を荒らげていた。
「見たところそんなに忙しそうに見えねえけど? こうして一緒にテラスに座ってコーヒー飲んでんじゃねえか」
「今、休憩中だから出て来れたんだよ。それに、元刑事のお前と警視庁で会う訳にはいかんだろうが」
松岡美幸が帰った後、土倉はある男と会うため霞が関へ出向いた。待ち合わせする場所を依頼人と相談し、客間を出た瞬間、森谷美紀がすかさず前に立ち塞ぎ相談料と諸々の費用について話を切り出そうとした。土倉は森谷の言葉を遮り依頼人を帰らせた。いきなり料金の話をするのはレディに対して失礼だと考えたからだ。
しかし、そのかわり、森谷からは「代表失格!」とレッテルを貼られてしまった。土倉は気にせず、事務所を逃げるように出、警視庁近くのカフェで元バディである重崎謙太を待った。
退官した身からすれば、通い慣れたバカでかい庁舎に入ることは許されていない。悪いとは思ったが電話でこいつを呼び出した。
松岡美幸に許可を得て、コピーさせて貰った招待状を胸ポケットから取り出し、テーブルに広げて見せながら、
「殺し合いが行われるんだぞ? 面白いとは思わねえか?」
「面白いだあ? お前正気かよ」
若干引き気味になりながら重崎は硬い椅子の背にもたれながらカフェオレを一口啜った。時刻は十六時。日が翳りを見せ始め、だんだんと寒さが増してくる時間だ。カフェには帰宅時間の影響からか満席状態であり、中で話す事は出来なかった。まぁ、物騒な話が飛び交うので外で話す方が無難でもあったから幸いといえば幸いだ。
「その依頼人、相当美人って言ったな?」
電話で呼び出す際、土倉は電話口でそう伝えていた。
「あぁ、お前好みのべっぴんさんだぜ?」
「マジか……」
重崎は周りの目を気にしながら口元を隠しニヤつくのを抑えた。重崎も土倉と同様に無類の女好きなのである。それもお互い女の趣味が合い、過去に取り合いをした事もあった程だ。
「その美人の依頼人が俺ら二人に『宴』に参加して欲しいってお願いしてんだよ」
重崎の事を同伴者の一人として提案したのは土倉である。嘘だとも知らず重崎は顔のニヤつきを抑え切れずにいた。
元バディの反応を面白そうに観察しながら土倉は、コーヒーを口に運んだ。帰宅するサラリーマンたちを見送りつつ隠し持っておいた電子煙草を吹かした。無論このカフェは外でも全面禁煙なので煙を下向きに吐き出し、十分に一回のペースで吸った。
夕闇に染まる空を見上げながら、土倉は『館』でも吸えればいいなと、楽観的に考えていた。
「あぁーー でも無理だ!! 俺はお前みたいに暇じゃねえんだよ!」
「おぉ?! 言ったな?」
土倉は重崎の肩に一発かました。肩を押さえながら痛がるその様を笑いながら、秘密を暴露した、
「資料管理室に篭もって書類整理で追われて参ってるって鑑識の江藤さんが言ってたぞ?」
「は?! な、なんで知ってんだよ!」
「俺と江藤さんが仲良いって知ってんだろ? お前がここ二ヶ月間、顔を出さないから気になって情報提供して貰ったんだ」
「あいつ、チクりやがって……」
「あの事件のせいでお前が捜査から外れたって聞いた。どうせ有休も残ってんじゃねえの?」
「くそ……あの事件に首ツッコむんじゃなかったぜ……」
「お互い様だろ」
「お前は良いよな? 自営なんだから」
「自営でも稼ぎが無きゃ生活はできない。だから頼むよ! 一緒に参加しようぜ」
「うう……」
重崎は同期の密告に対する怒りと『宴』に参加するか否かの二つの問題に頭を抱えた。何を悩むことがあるのだろうと土倉は不思議に思いながら、空いてきた店内に戻り、チョコレートケーキを注文した。土倉は甘い物には目が無い。
トレイに載せたチョコレートケーキを手にテラス席に戻っても重崎はまだ悩んでる様子だった。口の中に広がるチョコの深みと甘さに酔い痴れながら、淹れ直して貰った温かいコーヒーで流し込む。
この小さな至福の時間が土倉にとっての幸せであった。
「なぁ、土倉……」
「あ、復活した」
「うっせぇ! ……その、いつなんだよ『宴』ってのはよ?」
「行く気になったか? 一月二十五日 十八時だ。高尾駅でその依頼人と待ち合わせる事になっている」
「五日後か……分かったよ……行くよ……」
土倉は重崎の見えないところで小さくガッツポーズをした。正直断られると思っていたのもあり、捜査一課の刑事(現在捜査から外されている状態)を連れて行くと豪語した手前、依頼人に顔向けが出来なくなるのでは無いかと恐れていた。
「このコピー渡しておくわ。俺は後もう一、二枚取ってあるから。あ、絶対失くすなよ? 誰かに見られたら呪われるからさ」
「ええ?! マジかよ?」
重崎はホラーめいたものが大の苦手である。オカルト・都市伝説・幽霊・呪いの類はからっきし駄目で身体中が痙攣する程だ。
土倉のメモ入りの招待状のコピーに初めて目を通し、「呪い」という言葉に叫び声をあげた。通り過ぎる通行人から白い目で見られ、土倉は会釈をしながら詫びを入れた。
「失くさなければ大丈夫だし、俺がいるから安心しろよ」
「え、今日お前ん所泊めてくれよ……」
「嫌だよ! ていうか、まだ仕事が残ってんだろ? 頑張れよ! 資・料・整・理!!」
小さく震わせる肩に勢いよく拳で殴りながら、土倉は空になったカップとお皿を載せたトレイを持って店内に入って行った。偶然にも清掃していた店員が受け取ってくれたので土倉は礼を言って店を後にした。
土倉は重崎をテラス席に置いて行って、手を振りながら颯爽と帰宅する人達の群れに加わった。重崎の顔はあんぐり口を開けたまま、項垂れていた。
* * * * * *
三つの星が瞬くとき
ワタシは産声をあげた
父と母に愛されながら育った
けれど父と母はあのオトコに殺された
自ら手に掛けない狡い手口で
ワタシは決してアイツを許さない
だから招待した
予想だにしない展開になってしまったがワタシは気にしない
カレらもろとも根絶やしにすれば良いだけのことだ
準備は整った
あとはアイツらを待つだけだ
─────────────────────────────
土倉探偵事務所**
事務所に戻ると中はがらんどうだった。時刻は既に十八時を回っている。事務所の営業終了時間は他の事務所より早い。自営だからというのもあるが森谷の強い望みでもあった、土倉はどうしても所員経理に対し頭が上がらないようであった。
誰もいない寒々とした事務所を一瞥し、土倉は自室へと入り、いつもの普段着──皺くちゃなワイシャツにスラックスへと着替えた。お洒落をする事は好きだがやはり、こうしたくだけた格好が一番落ち着く。
土倉は現場や事件に足を踏み込む前に必ず向かう場所がある。
その店は新橋にある。
開口一番、紺のスーツに黒いコートを着た男が土倉に向かって声を荒らげていた。
「見たところそんなに忙しそうに見えねえけど? こうして一緒にテラスに座ってコーヒー飲んでんじゃねえか」
「今、休憩中だから出て来れたんだよ。それに、元刑事のお前と警視庁で会う訳にはいかんだろうが」
松岡美幸が帰った後、土倉はある男と会うため霞が関へ出向いた。待ち合わせする場所を依頼人と相談し、客間を出た瞬間、森谷美紀がすかさず前に立ち塞ぎ相談料と諸々の費用について話を切り出そうとした。土倉は森谷の言葉を遮り依頼人を帰らせた。いきなり料金の話をするのはレディに対して失礼だと考えたからだ。
しかし、そのかわり、森谷からは「代表失格!」とレッテルを貼られてしまった。土倉は気にせず、事務所を逃げるように出、警視庁近くのカフェで元バディである重崎謙太を待った。
退官した身からすれば、通い慣れたバカでかい庁舎に入ることは許されていない。悪いとは思ったが電話でこいつを呼び出した。
松岡美幸に許可を得て、コピーさせて貰った招待状を胸ポケットから取り出し、テーブルに広げて見せながら、
「殺し合いが行われるんだぞ? 面白いとは思わねえか?」
「面白いだあ? お前正気かよ」
若干引き気味になりながら重崎は硬い椅子の背にもたれながらカフェオレを一口啜った。時刻は十六時。日が翳りを見せ始め、だんだんと寒さが増してくる時間だ。カフェには帰宅時間の影響からか満席状態であり、中で話す事は出来なかった。まぁ、物騒な話が飛び交うので外で話す方が無難でもあったから幸いといえば幸いだ。
「その依頼人、相当美人って言ったな?」
電話で呼び出す際、土倉は電話口でそう伝えていた。
「あぁ、お前好みのべっぴんさんだぜ?」
「マジか……」
重崎は周りの目を気にしながら口元を隠しニヤつくのを抑えた。重崎も土倉と同様に無類の女好きなのである。それもお互い女の趣味が合い、過去に取り合いをした事もあった程だ。
「その美人の依頼人が俺ら二人に『宴』に参加して欲しいってお願いしてんだよ」
重崎の事を同伴者の一人として提案したのは土倉である。嘘だとも知らず重崎は顔のニヤつきを抑え切れずにいた。
元バディの反応を面白そうに観察しながら土倉は、コーヒーを口に運んだ。帰宅するサラリーマンたちを見送りつつ隠し持っておいた電子煙草を吹かした。無論このカフェは外でも全面禁煙なので煙を下向きに吐き出し、十分に一回のペースで吸った。
夕闇に染まる空を見上げながら、土倉は『館』でも吸えればいいなと、楽観的に考えていた。
「あぁーー でも無理だ!! 俺はお前みたいに暇じゃねえんだよ!」
「おぉ?! 言ったな?」
土倉は重崎の肩に一発かました。肩を押さえながら痛がるその様を笑いながら、秘密を暴露した、
「資料管理室に篭もって書類整理で追われて参ってるって鑑識の江藤さんが言ってたぞ?」
「は?! な、なんで知ってんだよ!」
「俺と江藤さんが仲良いって知ってんだろ? お前がここ二ヶ月間、顔を出さないから気になって情報提供して貰ったんだ」
「あいつ、チクりやがって……」
「あの事件のせいでお前が捜査から外れたって聞いた。どうせ有休も残ってんじゃねえの?」
「くそ……あの事件に首ツッコむんじゃなかったぜ……」
「お互い様だろ」
「お前は良いよな? 自営なんだから」
「自営でも稼ぎが無きゃ生活はできない。だから頼むよ! 一緒に参加しようぜ」
「うう……」
重崎は同期の密告に対する怒りと『宴』に参加するか否かの二つの問題に頭を抱えた。何を悩むことがあるのだろうと土倉は不思議に思いながら、空いてきた店内に戻り、チョコレートケーキを注文した。土倉は甘い物には目が無い。
トレイに載せたチョコレートケーキを手にテラス席に戻っても重崎はまだ悩んでる様子だった。口の中に広がるチョコの深みと甘さに酔い痴れながら、淹れ直して貰った温かいコーヒーで流し込む。
この小さな至福の時間が土倉にとっての幸せであった。
「なぁ、土倉……」
「あ、復活した」
「うっせぇ! ……その、いつなんだよ『宴』ってのはよ?」
「行く気になったか? 一月二十五日 十八時だ。高尾駅でその依頼人と待ち合わせる事になっている」
「五日後か……分かったよ……行くよ……」
土倉は重崎の見えないところで小さくガッツポーズをした。正直断られると思っていたのもあり、捜査一課の刑事(現在捜査から外されている状態)を連れて行くと豪語した手前、依頼人に顔向けが出来なくなるのでは無いかと恐れていた。
「このコピー渡しておくわ。俺は後もう一、二枚取ってあるから。あ、絶対失くすなよ? 誰かに見られたら呪われるからさ」
「ええ?! マジかよ?」
重崎はホラーめいたものが大の苦手である。オカルト・都市伝説・幽霊・呪いの類はからっきし駄目で身体中が痙攣する程だ。
土倉のメモ入りの招待状のコピーに初めて目を通し、「呪い」という言葉に叫び声をあげた。通り過ぎる通行人から白い目で見られ、土倉は会釈をしながら詫びを入れた。
「失くさなければ大丈夫だし、俺がいるから安心しろよ」
「え、今日お前ん所泊めてくれよ……」
「嫌だよ! ていうか、まだ仕事が残ってんだろ? 頑張れよ! 資・料・整・理!!」
小さく震わせる肩に勢いよく拳で殴りながら、土倉は空になったカップとお皿を載せたトレイを持って店内に入って行った。偶然にも清掃していた店員が受け取ってくれたので土倉は礼を言って店を後にした。
土倉は重崎をテラス席に置いて行って、手を振りながら颯爽と帰宅する人達の群れに加わった。重崎の顔はあんぐり口を開けたまま、項垂れていた。
* * * * * *
三つの星が瞬くとき
ワタシは産声をあげた
父と母に愛されながら育った
けれど父と母はあのオトコに殺された
自ら手に掛けない狡い手口で
ワタシは決してアイツを許さない
だから招待した
予想だにしない展開になってしまったがワタシは気にしない
カレらもろとも根絶やしにすれば良いだけのことだ
準備は整った
あとはアイツらを待つだけだ
─────────────────────────────
土倉探偵事務所**
事務所に戻ると中はがらんどうだった。時刻は既に十八時を回っている。事務所の営業終了時間は他の事務所より早い。自営だからというのもあるが森谷の強い望みでもあった、土倉はどうしても所員経理に対し頭が上がらないようであった。
誰もいない寒々とした事務所を一瞥し、土倉は自室へと入り、いつもの普段着──皺くちゃなワイシャツにスラックスへと着替えた。お洒落をする事は好きだがやはり、こうしたくだけた格好が一番落ち着く。
土倉は現場や事件に足を踏み込む前に必ず向かう場所がある。
その店は新橋にある。
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