17 / 18
エピローグ
久住礼二
しおりを挟む
街中で偶然出会った最後の教え子の少女が高校生であると聞いた時、僕は時の流れの速さを実感した。新米教師だった数年前。教員をやめて早数年、気が付けばもう30も目の前になっている。人々の幸福のためにと教師になったものの願いは叶わずクビになり、今は会社で人の下で働く平凡なサラリーマン。身の丈に合わない巨大な目標を掲げて4年で破れた。こんなこと実現するにはそれこそ国家レベルの力が必要であり、個人でできることなんて皆無に等しい。それに僕はわからなかった、そして失敗した。自分を過信しすぎていた。僕にできることなんて、何もないのに。
こんな失格人間は今、元教え子にジュースをおごっている。彼女は一番安いのを選んだ。良い子だと思った。小学生の頃はもっとおどおどした感じの子だったのに、やけに落ち着いていて、でもって表情が豊かで、それゆえに何を考えているのかよくわからない。さっきの出来事を思い出して、僕は頭の中で手を振ってそれを否定する。何かの間違えだろう。僕は彼女に、嫌われるようなことしかした覚えがないのだから。
彼女はしばらく目を瞑り、やがて考えがまとまったのか、僕の目をじっと見つめてきた。
「先生、もう一度言わせてください。好きです」
その目は真剣そのものだった。ゆえに恐ろしくかった。首になったとはいえ元小学校教師。法的に罪ではないが、世間は良くは思わない。これはタブーだ。タブーを犯した者は、いつの時代でも罰を受けるものだ。私は彼女のためにも、これを阻止しなくてはならない。
「卒業式のスピーチの時から、先生のことしか考えられなくなってしまいました」
「スピーチ・・・・・・ああ、いじめの話でしたっけ?」
「はい、そうです」
その言葉がぐさりと僕の心臓を刺す。恐怖だった、彼女から恨まれても仕方がない。結果的に僕は彼女を助けなかった。本当は教師として、助けるべきだったと思う。それが、僕の仕事だったのだから。
「懐かしいですね。あれが原因でクビになったんですから、とてもよく覚えています」
「クビ・・・・・・噂は本当だったんですね」
どうやら僕の解雇は噂になっていたらしい。厳しい先生が責任問題でクビになる。教え子たちはそんな僕を、バカにして笑って、すがすがしい気分に浸っているのだろうか・・・・・・もしそうだとしたら、僕は本当に何も、変えることができなかったのだろう。結局僕は無力だったのだ。微力ですらなく、無力だったのだ。
「はい。PTAで問題になって、それでそのまま。あ、再就職はしていますから、お気になさらず」
「それは、良かったです・・・・・」いったん黙ってから、また口を開いた。「あの、昔、いじめを一回だけなら助けてくれると、おっしゃいましたよね」
また、心臓に刃物が刺さる。僕は無言でうなずくしかなかった。一回だけ、確かにそんな約束をしたことがあった。しかし結局何をしても何も変わらないのなら、何度でも助けてあげるべきではなかったのか。いや、もしかしたら、一回だけというのも正しいのかもしれない。ポテンシャルがあれば、その一回でその人の生命力を上げることができるかもしれない。しかし、ポテンシャルがなくても助けるのが教師というものではないのか。
「卒業式の日から、私もう、先生のことしか考えられなくて。それで、お願いです。人助けとして、私と交際をしてもらえませんか?」
彼女が頭を下げる。どうして頭を下げるのか。これではまるで契約だ。この子にとって交際とはなのか。相変わらず、わけのわからない子だ。とりあえず、無難なアドバイスをしておこう。店長の視線が痛い。
「あなたはまだ若いのですから、こんなリスクあることをするよりも、もっと普通に恋愛したらどうですか?」
「いえ、若いからリスクを背負いたいんです。どうせ後2年でみんなとは別れるんですから。それなら、多少のリスクを背負っても、取り戻せます」
「たった一度だけの高校生活ですよ。取り返しは尽きません。リスクを背負いたいと言いましたが、普通の学校生活は試しましたか? 案外、普通の日々も楽しいかもしれませんよ。もっと冷静になってください」
「それは、たしかに可能性はありますが・・・・・・」
彼女はうつむき、ジュースを手に取る。可能性・・・・・・僕は自嘲な笑いを漏らすしかなかった。可能性だけなら、何にでもある。僕が理想の教育者になれる可能性だって。問題は、どれくらい可能性が大きいかなのに。
――沈黙が長く続く。さっきの自分の言ったことを思い返してみるが、特に何かを言った覚えはない。ただ教師として、無難なアドバイスをしたに過ぎないと思う。まあ、もう教師ではないのだが。しかし、彼女はなぜ話さないのか。
周りの音がやけに大きく聞こえる。彼女は依然として、うつむいたまま黙っていた。僕はふと彼女の机が不自然に濡れているのに気が付いた。最初は結露だと思ったが、違う。それは彼女から流れ出していたのだ。その時僕は事の大きさにやっと気が付いた。この子は本気で僕のことを好いてくれていたのかもしれない。その本気がどれくらいのものかは知らないけれど、少なくとも、音を出さずに涙を出せるくらいには、強い感情だったようだ。彼女は僕に見えないようにハンカチで目元を拭いてから、バッグを探る。おそらくティッシュを探している。しかし、見つからないらしい。僕はカバンの底に眠っていたティッシュを取り出す。一番上のけば立ったものを捨ててから、彼女に手渡す。
「良ければどうぞ」
「あ、ばい」
鼻提灯をティッシュで覆い、控えめに鼻をかむ。少女の涙というものには不思議な効果があるようで、泣いている彼女を見ているだけで、この子を助けたいという思いが沸いてきた。さっきまでは、こんな人間とかかわるべきではないと言っていたにも関わらず。人助け、最初に彼女が言っていたのはこういう意味だったのか。僕でなくては、彼女を救えないのかもしれないのだ。そんな自分勝手な考えが雨雲のごとく、次第に僕の真っ白な脳内を占領していきしとしとと梅雨の雨を降らせた。
「・・・・・・先生」
「はい」
とりあえず、まずは話を聞こう。
「私、中学に入ってから勉強をすごく頑張りました。賢くなれるように頑張りました。そして、幸せになれるように努めました。もっといい高校も通えたけど、ここにいれば先生と会えるんじゃないかと思い、この高校に来ました。高校生になってからは、ずっと、先生の言ったことを理解しようと、不幸について考えていました・・・・・・」
「それで、何かわかりましたか? 幸せになれる方法が」
「はい、私の幸せは、好きな人を幸せにすることです」
「・・・・・・はい」
なら幸せとは結局何か。そんな問いかけは、今はまだする時ではない。
「先生。先生は今、幸せですか? それだったら、私はもう不必要です」
「そんなこと、言わないでください」
不必要。自分で言うのは平気だが、彼女に言われると、鉛の塊を飲み込んだような気分になる。
「すみません。それで、先生は・・・・・・」
幸せ・・・・・・結局僕は今になっても幸せとは何なのかよくわかっていない。今の僕に、幸福について語る権利はない。
「・・・・・・僕は未だに、幸せというものの定義がよくわかっていません。僕が幸せかと言われれば、幸せと言えば幸せだし、不幸と言えば不幸です」
「・・・・・・」
少女は黙り込む。答えになっていない、あまりに幼稚な回答に、僕は自分の無能さを呪った。
「ですが、私はあなたが泣いているのを見て、不幸な気分になりました。言ってしまえば私の幸福は、あなたが笑顔でいることだと思います。ここで最初の質問に答えます。人助けをしてくれないか、でしたね」
彼女はこくりと小さく頷く。涙目で顔を赤くして、目をキラキラと輝かせながら、僕の目をじっと見てくる。僕は目を瞑ってしばらく考えた。
よし、腹を決まった。人類の幸福なんていう壮大すぎる難問には僕は無力だった。しかし、この目の前の少女だけなら、僕は幸せにすることができるかもしれない。それは結局僕の自信過剰な試みに過ぎないかもしれない。それでも僕は、それを試してみたいと思った。何より僕はもう、彼女が泣くところは見たくないのだから。
「最後にもう一度訪ねますが、本当に僕で、良いのですか?」
「はい」少女は素早く、そして確実に首を縦に振った。
ため息を一つついて呼吸を整えてから、僕は彼女に返事をした。
「よろしくおねがいします」
こんな失格人間は今、元教え子にジュースをおごっている。彼女は一番安いのを選んだ。良い子だと思った。小学生の頃はもっとおどおどした感じの子だったのに、やけに落ち着いていて、でもって表情が豊かで、それゆえに何を考えているのかよくわからない。さっきの出来事を思い出して、僕は頭の中で手を振ってそれを否定する。何かの間違えだろう。僕は彼女に、嫌われるようなことしかした覚えがないのだから。
彼女はしばらく目を瞑り、やがて考えがまとまったのか、僕の目をじっと見つめてきた。
「先生、もう一度言わせてください。好きです」
その目は真剣そのものだった。ゆえに恐ろしくかった。首になったとはいえ元小学校教師。法的に罪ではないが、世間は良くは思わない。これはタブーだ。タブーを犯した者は、いつの時代でも罰を受けるものだ。私は彼女のためにも、これを阻止しなくてはならない。
「卒業式のスピーチの時から、先生のことしか考えられなくなってしまいました」
「スピーチ・・・・・・ああ、いじめの話でしたっけ?」
「はい、そうです」
その言葉がぐさりと僕の心臓を刺す。恐怖だった、彼女から恨まれても仕方がない。結果的に僕は彼女を助けなかった。本当は教師として、助けるべきだったと思う。それが、僕の仕事だったのだから。
「懐かしいですね。あれが原因でクビになったんですから、とてもよく覚えています」
「クビ・・・・・・噂は本当だったんですね」
どうやら僕の解雇は噂になっていたらしい。厳しい先生が責任問題でクビになる。教え子たちはそんな僕を、バカにして笑って、すがすがしい気分に浸っているのだろうか・・・・・・もしそうだとしたら、僕は本当に何も、変えることができなかったのだろう。結局僕は無力だったのだ。微力ですらなく、無力だったのだ。
「はい。PTAで問題になって、それでそのまま。あ、再就職はしていますから、お気になさらず」
「それは、良かったです・・・・・」いったん黙ってから、また口を開いた。「あの、昔、いじめを一回だけなら助けてくれると、おっしゃいましたよね」
また、心臓に刃物が刺さる。僕は無言でうなずくしかなかった。一回だけ、確かにそんな約束をしたことがあった。しかし結局何をしても何も変わらないのなら、何度でも助けてあげるべきではなかったのか。いや、もしかしたら、一回だけというのも正しいのかもしれない。ポテンシャルがあれば、その一回でその人の生命力を上げることができるかもしれない。しかし、ポテンシャルがなくても助けるのが教師というものではないのか。
「卒業式の日から、私もう、先生のことしか考えられなくて。それで、お願いです。人助けとして、私と交際をしてもらえませんか?」
彼女が頭を下げる。どうして頭を下げるのか。これではまるで契約だ。この子にとって交際とはなのか。相変わらず、わけのわからない子だ。とりあえず、無難なアドバイスをしておこう。店長の視線が痛い。
「あなたはまだ若いのですから、こんなリスクあることをするよりも、もっと普通に恋愛したらどうですか?」
「いえ、若いからリスクを背負いたいんです。どうせ後2年でみんなとは別れるんですから。それなら、多少のリスクを背負っても、取り戻せます」
「たった一度だけの高校生活ですよ。取り返しは尽きません。リスクを背負いたいと言いましたが、普通の学校生活は試しましたか? 案外、普通の日々も楽しいかもしれませんよ。もっと冷静になってください」
「それは、たしかに可能性はありますが・・・・・・」
彼女はうつむき、ジュースを手に取る。可能性・・・・・・僕は自嘲な笑いを漏らすしかなかった。可能性だけなら、何にでもある。僕が理想の教育者になれる可能性だって。問題は、どれくらい可能性が大きいかなのに。
――沈黙が長く続く。さっきの自分の言ったことを思い返してみるが、特に何かを言った覚えはない。ただ教師として、無難なアドバイスをしたに過ぎないと思う。まあ、もう教師ではないのだが。しかし、彼女はなぜ話さないのか。
周りの音がやけに大きく聞こえる。彼女は依然として、うつむいたまま黙っていた。僕はふと彼女の机が不自然に濡れているのに気が付いた。最初は結露だと思ったが、違う。それは彼女から流れ出していたのだ。その時僕は事の大きさにやっと気が付いた。この子は本気で僕のことを好いてくれていたのかもしれない。その本気がどれくらいのものかは知らないけれど、少なくとも、音を出さずに涙を出せるくらいには、強い感情だったようだ。彼女は僕に見えないようにハンカチで目元を拭いてから、バッグを探る。おそらくティッシュを探している。しかし、見つからないらしい。僕はカバンの底に眠っていたティッシュを取り出す。一番上のけば立ったものを捨ててから、彼女に手渡す。
「良ければどうぞ」
「あ、ばい」
鼻提灯をティッシュで覆い、控えめに鼻をかむ。少女の涙というものには不思議な効果があるようで、泣いている彼女を見ているだけで、この子を助けたいという思いが沸いてきた。さっきまでは、こんな人間とかかわるべきではないと言っていたにも関わらず。人助け、最初に彼女が言っていたのはこういう意味だったのか。僕でなくては、彼女を救えないのかもしれないのだ。そんな自分勝手な考えが雨雲のごとく、次第に僕の真っ白な脳内を占領していきしとしとと梅雨の雨を降らせた。
「・・・・・・先生」
「はい」
とりあえず、まずは話を聞こう。
「私、中学に入ってから勉強をすごく頑張りました。賢くなれるように頑張りました。そして、幸せになれるように努めました。もっといい高校も通えたけど、ここにいれば先生と会えるんじゃないかと思い、この高校に来ました。高校生になってからは、ずっと、先生の言ったことを理解しようと、不幸について考えていました・・・・・・」
「それで、何かわかりましたか? 幸せになれる方法が」
「はい、私の幸せは、好きな人を幸せにすることです」
「・・・・・・はい」
なら幸せとは結局何か。そんな問いかけは、今はまだする時ではない。
「先生。先生は今、幸せですか? それだったら、私はもう不必要です」
「そんなこと、言わないでください」
不必要。自分で言うのは平気だが、彼女に言われると、鉛の塊を飲み込んだような気分になる。
「すみません。それで、先生は・・・・・・」
幸せ・・・・・・結局僕は今になっても幸せとは何なのかよくわかっていない。今の僕に、幸福について語る権利はない。
「・・・・・・僕は未だに、幸せというものの定義がよくわかっていません。僕が幸せかと言われれば、幸せと言えば幸せだし、不幸と言えば不幸です」
「・・・・・・」
少女は黙り込む。答えになっていない、あまりに幼稚な回答に、僕は自分の無能さを呪った。
「ですが、私はあなたが泣いているのを見て、不幸な気分になりました。言ってしまえば私の幸福は、あなたが笑顔でいることだと思います。ここで最初の質問に答えます。人助けをしてくれないか、でしたね」
彼女はこくりと小さく頷く。涙目で顔を赤くして、目をキラキラと輝かせながら、僕の目をじっと見てくる。僕は目を瞑ってしばらく考えた。
よし、腹を決まった。人類の幸福なんていう壮大すぎる難問には僕は無力だった。しかし、この目の前の少女だけなら、僕は幸せにすることができるかもしれない。それは結局僕の自信過剰な試みに過ぎないかもしれない。それでも僕は、それを試してみたいと思った。何より僕はもう、彼女が泣くところは見たくないのだから。
「最後にもう一度訪ねますが、本当に僕で、良いのですか?」
「はい」少女は素早く、そして確実に首を縦に振った。
ため息を一つついて呼吸を整えてから、僕は彼女に返事をした。
「よろしくおねがいします」
0
お気に入りに追加
1
あなたにおすすめの小説

3度目の初恋
床間四郎
恋愛
見た目は物理で変えられる、中身は薬で変えられる。人間とはそんな不安定なものなのに、外見やら内面やらに惹かれて人は人に恋をする。恋とは何か、恋愛感情はどうして沸き上がるのか? 3年ぶりに再会した初恋の女性を前にした主人公は、変わってしまった彼女を見てひたすらに苦悩する。そんな中、恋愛に一切興味のなかった友人が女の先輩に一目ぼれする。恋愛感情とは何か? どうして人は人を好きになれるのか? 誰もが1度は考える問題に、高校生の主人公が最後に導き出した結論とは――

極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~
恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」
そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。
私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。
葵は私のことを本当はどう思ってるの?
私は葵のことをどう思ってるの?
意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。
こうなったら確かめなくちゃ!
葵の気持ちも、自分の気持ちも!
だけど甘い誘惑が多すぎて――
ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。

会社の後輩が諦めてくれません
碧井夢夏
恋愛
満員電車で助けた就活生が会社まで追いかけてきた。
彼女、赤堀結は恩返しをするために入社した鶴だと言った。
亀じゃなくて良かったな・・
と思ったのは、松味食品の営業部エース、茶谷吾郎。
結は吾郎が何度振っても諦めない。
むしろ、変に条件を出してくる。
誰に対しても失礼な男と、彼のことが大好きな彼女のラブコメディ。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる