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淫夢
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深い泥の中に沈んでいるような不快な感覚。
身体が動かない、、、
なんだ、これは、、、
これが金縛りというやつか、、、?
意識の底で雄一は思う。
意識はある。
だが、身体が動かない。
ネットリとしたものに身体を覆われ、拘束されているような状態。
ッ!
太股の付け根の辺りにザワザワとした感触が走る。
雄一を包んでいる重い粘着性のモノがそこだけ蠕動し雄一の膚を刺激しているような感覚。
嫌悪感が雄一を襲うが身体は動かず、払うことが出来ない。
ふと嫌な感触の中にゾクッとする艶かしい刺激が加わる。
な、、、なんだ、、、?
意識を向けたせいかその刺激にこそばゆい甘さが加わる。
く、くすぐったい、、、止めろっ、、、!
口が動かず、頭の中で叫ぶ。
全身を拘束するような不快感の中で太股の付け根辺りのみ異なる感触が増していく。
そして広がる。
や、やめてくれぇ、、、
太股の内側から鼠径部にかけてのサワサワとした攻撃。
クッ、、、
全身に力を入れ耐えようとするが、力が入らない。
サワサワ、、、
サワサワ、、、
両太股、両鼠径部に加えられる触られているか触られていないかの微妙な刺激。
その刺激が産み出すくすぐったく、そして、なぜか甘美さを伴う感触が、両側から雄一の大事な部分、彼自身の分身に集まり刺激する。
ううっ、、、
耐えようとするが彼の分身はゆっくりと膨らみ頭を持ち上げ始める。
重く押し付けられたからだの中、自身の大事な、そして、恥ずかしい部分だけが激しく反応を始める。
気付けばサワサワとした刺激は太股から広がり、尻へ、脇腹へ、広がっていく。
フクゥッ、、、
声なき声を頭の中であげてしまう。
そのサワサワとした感触が脇腹から腹部に広がり、胸を上がり始め、乳首に到達した時だ。
く、来るな、、、来ないでくれ、、、
そう頭の中で祈りながら、雄一の肌に広がっていく蠕動が鍛えられた胸、乳首に近づいて来るのを感じ、雄一はそな侵食が止まることを願っていたが乳首に到達した瞬間に今まで感じたことがない甘い痺れを感じてしまった。
意識していただけに、その感触はいっそう増した。
ストイックに生きる雄一は、性的な刺激には慣れていない。
そして、これは夢ではなく、病室のベッドで金縛りにあっているという意識はあった。
もし、この状態で回診に来られたら、、、
屈辱だ。
必死で快感を感じる自身の身体を意識で抑えようとする。
だが、抑えようとすればするほど、その刺激に意識が向き、快感が増すという事実をストイックな雄一は知らない。
屹立した雄一自身をねっとりとした渦のようなモノが包みゆっくりと絞り上げてくる。
うぉぉぉ、、、
雄一の脳内は、その刺激に掻き乱される。
全身の敏感な部分を責め立てられている、、、
出したくても出せない、、、
狂うような、苦痛のような快楽、、、
初めて味わう刺激に雄一の強靭な神経がショートするかと思われた瞬間、刺激が消えた。
身体が動かせるようになる。
うわぁっ、、、はあっ、、、
大声を上げ、雄一は飛び起きる。
閉じたブラインド越しに陽光が差し込んでいる。
病室の中には雄一以外誰も居ない。
雄一の額に汗が滲み出る。
はぁ、、、はぁ、、、
息が荒い。
掛け布団をはね除ける。
そこにも異常なモノはない。
病院着をつけた雄一の下半身が現れただけだ。
そして、傲った雄一自身が股間に見事なテントを作り出している。
緩めの病院着を突き破らんばかりに存在を誇っている。
そして、放出をせがむようにビクビクと動く。
雄一は、衝動的に病院着のズボンを下ろそうとしたが、直前で止める。
病室、、、しかも、自分が教鞭をとっている学校内の病室で自慰行為などあり得ない。
意識が、放出欲を押さえ込んだ。
が、若く、強靭で精力溢れる身体である。
そして、もう数日、放出はしておらず、溜まっている。
ふぅぅぅぅ、、、、っ!
ふうぅうぅぅぅぅぅっ!
大きく深呼吸をしている。
身体がピクピク痙攣している。
両手はベッドのシーツを強くつかんでいる。
必死の形相で深呼吸を続け、己を押さえ込もうとする。
*
“ほぉ、、、淫魔の術も抑え込みましたか、、、これは見事だ”
“なぁ、藤堂、なんで病院着をつけさせたんだ?全裸に剥いてやってくれって言っただろ”
“無茶なことを。取り敢えず、薬でだるくさせて、レスリング場でのことは厳格だったと思い込ませている途中ですよ。無意味に全裸を強いたら疑いを抱かせるだけでしょう”
“まぁ、いいや。落とすに足る存在だってことはわかったから”
“確かに、、、あの淫術を受けて、扱き始めなかったのは見上げたものだ、、、”
“けど、筋肉が少し落ちちゃったな”
“そりゃ、そうです。病人としてこの数日、ベットで寝たきりでしたからな”
“ま、鍛えてもらやいいか、、、”
“次はラグビー部とぶつける番でしたかな?”
“いや、変更しよう”
“ほう。そうすると、野球部、バスケットボール部になりますか。ちょっと緩めですが、レスリング部が想定外にショックを与えたようですから少し休ませますか、、、”
“いや、水泳部でいく”
“もう、水泳部に?”
“せっかくだから、俺が実地に動く。いいだろ、、、”
“まぁ、望ましくはないですが、止めても聞かないんでしょう?好きになさい”
大きなモニターに写し出された病室内の雄一の様子を見ながら会話は続く。
身体が動かない、、、
なんだ、これは、、、
これが金縛りというやつか、、、?
意識の底で雄一は思う。
意識はある。
だが、身体が動かない。
ネットリとしたものに身体を覆われ、拘束されているような状態。
ッ!
太股の付け根の辺りにザワザワとした感触が走る。
雄一を包んでいる重い粘着性のモノがそこだけ蠕動し雄一の膚を刺激しているような感覚。
嫌悪感が雄一を襲うが身体は動かず、払うことが出来ない。
ふと嫌な感触の中にゾクッとする艶かしい刺激が加わる。
な、、、なんだ、、、?
意識を向けたせいかその刺激にこそばゆい甘さが加わる。
く、くすぐったい、、、止めろっ、、、!
口が動かず、頭の中で叫ぶ。
全身を拘束するような不快感の中で太股の付け根辺りのみ異なる感触が増していく。
そして広がる。
や、やめてくれぇ、、、
太股の内側から鼠径部にかけてのサワサワとした攻撃。
クッ、、、
全身に力を入れ耐えようとするが、力が入らない。
サワサワ、、、
サワサワ、、、
両太股、両鼠径部に加えられる触られているか触られていないかの微妙な刺激。
その刺激が産み出すくすぐったく、そして、なぜか甘美さを伴う感触が、両側から雄一の大事な部分、彼自身の分身に集まり刺激する。
ううっ、、、
耐えようとするが彼の分身はゆっくりと膨らみ頭を持ち上げ始める。
重く押し付けられたからだの中、自身の大事な、そして、恥ずかしい部分だけが激しく反応を始める。
気付けばサワサワとした刺激は太股から広がり、尻へ、脇腹へ、広がっていく。
フクゥッ、、、
声なき声を頭の中であげてしまう。
そのサワサワとした感触が脇腹から腹部に広がり、胸を上がり始め、乳首に到達した時だ。
く、来るな、、、来ないでくれ、、、
そう頭の中で祈りながら、雄一の肌に広がっていく蠕動が鍛えられた胸、乳首に近づいて来るのを感じ、雄一はそな侵食が止まることを願っていたが乳首に到達した瞬間に今まで感じたことがない甘い痺れを感じてしまった。
意識していただけに、その感触はいっそう増した。
ストイックに生きる雄一は、性的な刺激には慣れていない。
そして、これは夢ではなく、病室のベッドで金縛りにあっているという意識はあった。
もし、この状態で回診に来られたら、、、
屈辱だ。
必死で快感を感じる自身の身体を意識で抑えようとする。
だが、抑えようとすればするほど、その刺激に意識が向き、快感が増すという事実をストイックな雄一は知らない。
屹立した雄一自身をねっとりとした渦のようなモノが包みゆっくりと絞り上げてくる。
うぉぉぉ、、、
雄一の脳内は、その刺激に掻き乱される。
全身の敏感な部分を責め立てられている、、、
出したくても出せない、、、
狂うような、苦痛のような快楽、、、
初めて味わう刺激に雄一の強靭な神経がショートするかと思われた瞬間、刺激が消えた。
身体が動かせるようになる。
うわぁっ、、、はあっ、、、
大声を上げ、雄一は飛び起きる。
閉じたブラインド越しに陽光が差し込んでいる。
病室の中には雄一以外誰も居ない。
雄一の額に汗が滲み出る。
はぁ、、、はぁ、、、
息が荒い。
掛け布団をはね除ける。
そこにも異常なモノはない。
病院着をつけた雄一の下半身が現れただけだ。
そして、傲った雄一自身が股間に見事なテントを作り出している。
緩めの病院着を突き破らんばかりに存在を誇っている。
そして、放出をせがむようにビクビクと動く。
雄一は、衝動的に病院着のズボンを下ろそうとしたが、直前で止める。
病室、、、しかも、自分が教鞭をとっている学校内の病室で自慰行為などあり得ない。
意識が、放出欲を押さえ込んだ。
が、若く、強靭で精力溢れる身体である。
そして、もう数日、放出はしておらず、溜まっている。
ふぅぅぅぅ、、、、っ!
ふうぅうぅぅぅぅぅっ!
大きく深呼吸をしている。
身体がピクピク痙攣している。
両手はベッドのシーツを強くつかんでいる。
必死の形相で深呼吸を続け、己を押さえ込もうとする。
*
“ほぉ、、、淫魔の術も抑え込みましたか、、、これは見事だ”
“なぁ、藤堂、なんで病院着をつけさせたんだ?全裸に剥いてやってくれって言っただろ”
“無茶なことを。取り敢えず、薬でだるくさせて、レスリング場でのことは厳格だったと思い込ませている途中ですよ。無意味に全裸を強いたら疑いを抱かせるだけでしょう”
“まぁ、いいや。落とすに足る存在だってことはわかったから”
“確かに、、、あの淫術を受けて、扱き始めなかったのは見上げたものだ、、、”
“けど、筋肉が少し落ちちゃったな”
“そりゃ、そうです。病人としてこの数日、ベットで寝たきりでしたからな”
“ま、鍛えてもらやいいか、、、”
“次はラグビー部とぶつける番でしたかな?”
“いや、変更しよう”
“ほう。そうすると、野球部、バスケットボール部になりますか。ちょっと緩めですが、レスリング部が想定外にショックを与えたようですから少し休ませますか、、、”
“いや、水泳部でいく”
“もう、水泳部に?”
“せっかくだから、俺が実地に動く。いいだろ、、、”
“まぁ、望ましくはないですが、止めても聞かないんでしょう?好きになさい”
大きなモニターに写し出された病室内の雄一の様子を見ながら会話は続く。
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