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町田先生のメンテナンス
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さてと、、、
河村は会議が始まったのを確認し、フロントに向かう。
数日前の個人事務所で見せた町田のピクピクとした顔を思い出す。
「河村っ!」
「はい?」
「俺には魅力はないのか?」
「ありますよ。大丈夫です。自分を信じてください」
「でも、なんで、なんで浜田くんはこんなこと、、、」
「子供のやることですから、振り回されない方がいいですよ」
「は?」
「大体、図体がでかいだけで、脳ミソは子供でしょ」
「失礼なことを言うんじゃない」
「ほっておけば良いんですよ」
町田は立ち上がり、部屋の中をイライラと歩きだす。
「どうする?、、、そうか、、、そうだよな、、、その通りだ、、、」
1人でブツブツ言っている。
「河村、姿見を持ってきてくれ」
河村は大人しく従う。
イライラしている時、町田はだだっ子のようになる。
人には見せない姿だ。
付き合ってあげようと河村は考える。
それは、河村にしか見せない姿であることを河村は知っている。
他の人々の前では、爽やかで、情熱的な若き政治家の姿を貫く町田が、河村にだけ心の内をさらけ出しているのだ。
議員の身だしなみは大事だ。
だから、姿見は事務所にも置いてある。
姿見のキャスターを下ろし運んでくると、町田は服を脱ぎ出していた。
河村は慌てて入り口に行き、鍵を閉める。
事務員達はもう対処しているが、万が一、戻ってきて町田の奇行を目撃されるのは避けたかった。
町田はしゃっしゃっと服を脱ぎ捨てると、姿見を開く。
三面鏡だ。
角度を調整すると、前に立ち、自身のボディチェックを始めた。
「河村、俺、贅肉がついたか?少し絞った方がいいか?」
「町田さん、絞りすぎると顔がげっそりとして不健康に見えるでしょう。今位の体型がちょうどいいですよ。ちゃんと腹筋も割れてますし」
「そうか?」
そして、背中側を見る。
「尻、垂れてないか?」
「垂れてませんよ。その年にしては充分プリンとしています」
「その年、、、やっぱり俺はもう年なのか、、、」
「年相応より若いですよ。大体、アラサーでピチピチお肌って、そっちの方が気持ち悪い」
「え?俺の肌は、もうピチピチじゃないのか?」
しまった、、、
と河村は思う。
適当に誉めておけばと思っていったことだが、例えが悪かった。
「そう言えば、最近、フェイシャルメンテしかしていなかったもんな、、、」
町田は、ブツブツ言いながら、自身の身体を見下ろし、入念なお肌チェックを始めている。
「あぁ、肌が疲れている、、、」
「そりゃ、朝から晩まで土日もなく働いているんですから肌も疲れるでしょう」
「だめだ、こんな肌じゃ、浜田くんに会えない」
「あの、筋肉ゴリラに、肌の質を気にする感受性があるとも思えませんけどね、、、」
「浜田くんを悪く言うなっ。俺は完璧な状態で浜田くんに会いたいんだっ」
「はい、はい、、、お肌クリームを用意しましょうか?」
「頼むっ、あと、カミソリとシェービングクリームも頼む」
本人は疲れた肌と言うが、姿見の前に立つ町田の裸体は美しい。
長身、手足が長く伸び、締まった筋肉が程よくついている。
ジムでボディメークした筋肉ではなく、剣道の鍛練でついた機能的な筋肉。
そして、無駄毛も丁寧に処理されている。
最近、顔の手入れしかしていなかったというのは、股間を見れば見てとれる。
股間の陰毛がチョボチョボとまだらに短く生えている。
河村が、クリーム、美容液その他が入っている籠を持ってくる。
どれも高級そうだ。
町田は、その中からシェービングクリームを手に取り、中のクリームを股間に塗り始める。
河村は小型の機械のコードをコンセントに繋げ、操作する。
ブラジリアンワックスの機械だ。
続いて籠から剃刀を取り出す。
「そこにお座りください」
河村に言われ、町田は椅子に腰かけると、足をバッと広げ肘掛けに膝を乗せる。
「動かないでくださいね~」
河村は剃刀を町田の股間に当て、生えかけの陰毛を剃り始めた。
この後、溶けたブラジリアンワックスで、目立つ体毛を処理し、クリーム、美容液を肌の隅々まで塗り込む手伝いだ。
こりゃ、今日も、帰宅は遅くなりそうだ、、、
河村は思った。
そして、教育局の会議が行われた今日。
会議への出席を前に緊張している若い体育教師来生純一の顔を見て、心の中で、あなたのお陰でこっちは色々大変なんですよ~と、河村は胸の中で呟く。
まぁ、その分、私もお裾分けで、あなたを楽しませてもらうつもりですけどね、、、
来生のギリシャ彫刻の美神を思わせる恵まれた容姿を見ながら、河村は思った。
河村は会議が始まったのを確認し、フロントに向かう。
数日前の個人事務所で見せた町田のピクピクとした顔を思い出す。
「河村っ!」
「はい?」
「俺には魅力はないのか?」
「ありますよ。大丈夫です。自分を信じてください」
「でも、なんで、なんで浜田くんはこんなこと、、、」
「子供のやることですから、振り回されない方がいいですよ」
「は?」
「大体、図体がでかいだけで、脳ミソは子供でしょ」
「失礼なことを言うんじゃない」
「ほっておけば良いんですよ」
町田は立ち上がり、部屋の中をイライラと歩きだす。
「どうする?、、、そうか、、、そうだよな、、、その通りだ、、、」
1人でブツブツ言っている。
「河村、姿見を持ってきてくれ」
河村は大人しく従う。
イライラしている時、町田はだだっ子のようになる。
人には見せない姿だ。
付き合ってあげようと河村は考える。
それは、河村にしか見せない姿であることを河村は知っている。
他の人々の前では、爽やかで、情熱的な若き政治家の姿を貫く町田が、河村にだけ心の内をさらけ出しているのだ。
議員の身だしなみは大事だ。
だから、姿見は事務所にも置いてある。
姿見のキャスターを下ろし運んでくると、町田は服を脱ぎ出していた。
河村は慌てて入り口に行き、鍵を閉める。
事務員達はもう対処しているが、万が一、戻ってきて町田の奇行を目撃されるのは避けたかった。
町田はしゃっしゃっと服を脱ぎ捨てると、姿見を開く。
三面鏡だ。
角度を調整すると、前に立ち、自身のボディチェックを始めた。
「河村、俺、贅肉がついたか?少し絞った方がいいか?」
「町田さん、絞りすぎると顔がげっそりとして不健康に見えるでしょう。今位の体型がちょうどいいですよ。ちゃんと腹筋も割れてますし」
「そうか?」
そして、背中側を見る。
「尻、垂れてないか?」
「垂れてませんよ。その年にしては充分プリンとしています」
「その年、、、やっぱり俺はもう年なのか、、、」
「年相応より若いですよ。大体、アラサーでピチピチお肌って、そっちの方が気持ち悪い」
「え?俺の肌は、もうピチピチじゃないのか?」
しまった、、、
と河村は思う。
適当に誉めておけばと思っていったことだが、例えが悪かった。
「そう言えば、最近、フェイシャルメンテしかしていなかったもんな、、、」
町田は、ブツブツ言いながら、自身の身体を見下ろし、入念なお肌チェックを始めている。
「あぁ、肌が疲れている、、、」
「そりゃ、朝から晩まで土日もなく働いているんですから肌も疲れるでしょう」
「だめだ、こんな肌じゃ、浜田くんに会えない」
「あの、筋肉ゴリラに、肌の質を気にする感受性があるとも思えませんけどね、、、」
「浜田くんを悪く言うなっ。俺は完璧な状態で浜田くんに会いたいんだっ」
「はい、はい、、、お肌クリームを用意しましょうか?」
「頼むっ、あと、カミソリとシェービングクリームも頼む」
本人は疲れた肌と言うが、姿見の前に立つ町田の裸体は美しい。
長身、手足が長く伸び、締まった筋肉が程よくついている。
ジムでボディメークした筋肉ではなく、剣道の鍛練でついた機能的な筋肉。
そして、無駄毛も丁寧に処理されている。
最近、顔の手入れしかしていなかったというのは、股間を見れば見てとれる。
股間の陰毛がチョボチョボとまだらに短く生えている。
河村が、クリーム、美容液その他が入っている籠を持ってくる。
どれも高級そうだ。
町田は、その中からシェービングクリームを手に取り、中のクリームを股間に塗り始める。
河村は小型の機械のコードをコンセントに繋げ、操作する。
ブラジリアンワックスの機械だ。
続いて籠から剃刀を取り出す。
「そこにお座りください」
河村に言われ、町田は椅子に腰かけると、足をバッと広げ肘掛けに膝を乗せる。
「動かないでくださいね~」
河村は剃刀を町田の股間に当て、生えかけの陰毛を剃り始めた。
この後、溶けたブラジリアンワックスで、目立つ体毛を処理し、クリーム、美容液を肌の隅々まで塗り込む手伝いだ。
こりゃ、今日も、帰宅は遅くなりそうだ、、、
河村は思った。
そして、教育局の会議が行われた今日。
会議への出席を前に緊張している若い体育教師来生純一の顔を見て、心の中で、あなたのお陰でこっちは色々大変なんですよ~と、河村は胸の中で呟く。
まぁ、その分、私もお裾分けで、あなたを楽しませてもらうつもりですけどね、、、
来生のギリシャ彫刻の美神を思わせる恵まれた容姿を見ながら、河村は思った。
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