聖域で狩られた教師 和彦の場合

狩人の独白

自分の腕の中に和彦がいる。

藤崎竜之介は、勝利の喜びを感じていた。

意識を失った教師を見下ろす。

白目を剥き、口は半開きになっている。

その無防備な顔。

そして、力を失った全裸の肉体の美しさ、逞しさ。

最高の獲物だぜ、、、

竜之介は、萎えていても充分にボリュームのある教師の逸物を握る。

そのフニャッとした感覚を、揉みながら楽しむ。

数度揉んだが、デカくはならない。

それが残念だったが、急ぐのはよそう。

竿を弄ったついでにその下のタマ袋もついでに握る。

コリコリとした２つの玉の感触。

これを力一杯グイッと握ったら、こいつはどんな悲鳴を上げ、どんな狂態を演じるだろう、、、

心のなかで想像する。

先ほど和彦に見せたのとはまったく違う笑みが浮かぶ。

幼馴染みの極上の教師を調教中との自慢話、そして、春に赴任してきた和彦の存在。

それが竜之介を自分でも思ってもみない行動に駆り立てた。

自分では軽蔑していたはずの行為に、、、

狩猟。

学園という聖域が舞台。

そして、獲物は若くハツラツとした体育教師。

失敗は許されない。

まず、今日は第一段階がうまく行ったということで満足しよう。


幼馴染は教師の肉体から責めていったという。

年の割には初ウブな教師らしく、未開発の肉体を開発しつつ、従属するよう調教していると自慢げに言っていた。

子供の頃から力業で世の中を渡ってきた幼馴染みらしいやり方だ。

ならば、竜之介は精神から攻めていこうと考えていた。

竜之介流のやり方で。

ヤツが武闘派なら、俺は頭脳派だ。

狩は、焦ってはいけない。

狩猟が趣味のおじから聞いた。

獲物が射程圏内に入っただけで、喜んではいけない。

獲物は、想像以上に敏感だ。

慌てて撃つと仕損じることの方が多い。

逃げられたらそれまでの苦労が水の泡。

ギリギリまで堪えるのが大事だ。

射程圏内に入ってからは、己との我慢比べだ。

確実に射止められる位置にくるのを待つ。

待てば、確実に機会が訪れる・・・・

向こうからターゲットポイントにやってくる・・・

それを待つんだ･･･

おじの教えを思い出しながら、竜之介は心の中でつぶやいた。

下手にグズグズして、教室の中で素っ裸の教師と二人きりなのを誰かに見られてもヤバイ。

この肉体の肌触りをもっと楽しみたいが、、、

素っ裸の教師に未練はあるが、教卓に脱ぎ捨てられていたジャージを手に取り、ぐったりした教師に着せる。

そして、お姫様抱っこの状態で抱える。

意識を失った教師の顔を見下ろす。

少年っぽさを残す凛々しい顔。

極上の獲物、、、

竜之介はそっと顔を寄せ、教師の唇に重ねた。

意識の無い和彦は、生徒にファーストキスを生徒を奪われた。

さて、次の一手はどう打つか、、、

授業中で、シンとした廊下を竜之介は進んだ。