体育教師の躾と訓練

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猛者流の躾け~純一

プールサイド〜栗山&浜田

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真夏のプール。

陽射しが降り注ぐ。

そこここで水飛沫があがり、若い歓声が響く。

プールの半分は競泳用に仕切られ、若く伸びやかな身体がしなやかに水を搔き進む。

そしてもう半分は生徒達の水遊び用にコースロープが外され、広いスペースとなり、はしゃいだ生徒達が戯れている。

その中に、成熟した肉体も混じる。

水泳部のOB達だ。

本来は都合のついた2~3人程度が教師の補助としてやってくるが、今日はプール開放後に軽く現役水泳部員たちと泳いだあと、懇親会が予定されているらしく、5人ほどが来ている。

午後にはOBの人数はもっと増え、水泳部の顧問をする生物の教師もやってくるらしい。

歓声がわく。

ボールが宙を飛び、筋肉に覆われた身体が水飛沫をあげ飛び上がりキャッチする。

佐伯だ。

広い肩幅に分厚い胸板、太い腕。

近くにいる生徒がキラキラとした目で見つめる。

手にしたボールを片手で投げ返す。

その瞬間、腋の下のフッさり繁った剛毛が露わになる。

男の象徴そのものに見える。

数人の生徒と水球のキャッチボールをしているのだ。

「佐伯先輩、カッコいいですね」

栗山が屈託のない笑顔で言う。

「そうか?デカすぎだろ」

本城が冗談っぽく言う。

「すっごい筋肉ですよね」

「ありゃ、贅肉だろ」

その筋肉にうっすら脂肪が乗ってるのが美味しそうなんじゃん、、、屈託のない笑顔からは想像できないことを栗山は考える。

「本城さんは贅肉無いっすもんね。体脂肪率一桁ですか?」

「まあな、、、今は一桁台の後半だけどな、、、」

まんざらでも無さそうに言うと、ぐっと腕を折り、栗山に見せつけるように、力瘤を作った。

「うわっ!すげぇ、、、デカい、、、触っていいですか?」

「あぁ、、、」

「スッゲェ~~~!カッチカチ、、、こんなデカくて硬い力瘤初めて触りました、、、、」 

本城は、得意げな顔をすると今度は腕を胸の下に持っていき、グイと力を入れる。

胸筋が盛り上がる。

「すっげぇ、すっげぇ!」

栗山は、目を丸くし、断りもなく、本城の固くなった胸筋を撫でる。

もちろん本城は拒まない。

大袈裟に喜びながら、栗山は本城の胸筋を弄る。

ついでに指と指の間で丸くポチッとなった乳首を挟み、擦ることも忘れない。

ピクッと本城が反応する。

フフッ

可愛い、、、

やっぱ思った通り、イジられ乳首だ。

「やっぱり競泳の選手って鍛えられているんですねぇ」

「おぉ、ご覧の通り腹筋も割れてるぜ」

「まじ、かっけぇ」

と言いつつ、栗山は、コイツ、ナルシシストだなと思う。

でも、せっかくだから褒めまくって触らせてもらおう、、、、

そんなことを考えていると、

「栗山くんだって鍛えられてるじゃないか」

と本城が言ってきた。

おぉ、僕に興味があるのか、ラッキー、、、

栗山は思う。

「僕の力瘤、どうですか?」

栗山が力瘤を作ると、本城が触ってきた。

丁寧な手つきだ。

これは、脈アリか、、、ってことは、やっぱり佐伯さんと出来てる?

そう思い、プールに目をやると佐伯が居ない。

あれ?

そう思うと間もなく、ドシンと音を立て、栗山の隣に佐伯が座り、栗山に肩を回してきた。

「疲れたから、少し休むよ、、、」

佐伯が言い、栗山の肩を自身の方に寄せた。

え?急な接近?

そう思ったあと、佐伯は本城と栗山の間を開けるために肩を引き寄せたと悟る。

嫉妬してんだぁ、やっぱりこの2人、デキてるのかな、、、

栗山の妄想は広がる。

シャープな細マッチョの本城さんとガッシリした佐伯さんのイケメンカップルと僕、、、、

3P、、、

想像するだけで面白い、、、、

そして、先輩の浜さんが着々と行っている体育教師の従順なペット化、、、

僕もやってみたいな、、、

この2人で、わわ

つがいのペットだ、、、

しかも歳上のイケメンスポーツマン、、、

欲しいな、、、

栗山は考える。

ふと見ると、校舎の方から亡霊のようにフラフラと青年体育教師が現れた。

こりゃ、浜さんにかなり絞められたな、、、

気になる。

両隣のイケメンカップルも気になるが、今は、佐伯の機嫌が悪そうだから少し放っとくか、、、

栗山は教師の方へ向かう。

長身の均整の取れた身体に黒のジャージが似合っている。 

夏だと言うのに、ダラシなく羽織らず、上のジャージもしっかりとジッパーを上げている。

顔は暗い。

軽く俯いている。

こりゃ、精神的にヤラれてるな、、、

「先生、やっと来たね」

栗山は駆け寄り声を掛ける。

「大丈夫だった?」

「あぁ、どうしていいか、わからない、、、」

暗く気弱な声で青年教師が言う。

偉ぶらず、歳下でも対等に接する青年教師の真っ直ぐな気質が栗山は好きだ。

「何があったか知らないけど、謝るしかないよ」

歳上の教師を慰めるように言い、励ますように背中を軽くたたく。

「ありがとう」

そう言い、教師はトボトボとプールサイドを歩く。

“来生先生っ!”

プールから声を掛ける生徒に億劫そうに手を挙げて応える。 

いつもなら明るく返事をするのに。

先に来て準備をしてくれた水泳部OBの佐伯と本城に礼を言ってもよさそうなのに、挨拶をする2人に軽く頭を下げ、前を通り過ぎ、その先の誰も座っていないベンチに力なく腰掛ける。

上の空に見える。

栗山は佐伯と本城の座るベンチに近付く。

すると、そこに座れというように佐伯が本城との間を開ける。

こりゃ、痴話喧嘩かな、、、

と思いつつ、無邪気を装い、栗山は間に座る。

片方だけ落とすより、2人同時に落としたい。

本城さんには少し近づいた。

次は、佐伯さんだ。

「佐伯先輩、滅茶苦茶ガタイいいっすね~、さすが、水球選手!憧れちゃうな」

目をキラキラさせて言うと、栗山を見ている視線の険が消えた。

「そうか?」

「水球って水の中の格闘技って言われてるんですよね」

「そうなんだよ。よく知ってるな」

犬顔イケメンの優しそうな目尻が下がり、愛くるしい表情になる。

鍛えられた大柄の身体と人懐っこい笑顔のギャップが魅力的だ。

横で本城が面白くない顔をしている。

「先生、一緒に泳ぎましょうよ」

少し離れたベンチに一人座るサッカー部顧問のもとに部員が来て言う。

「今日は、監視役だから、ここで見ているよ」

いつもは生徒達とコミュニケーションを図ろうとする教師らしくない答えだ。

栗山は耳をそばだてる。

「先生、暑くないですか?」

黒いジャージ姿の教師に言う。

「そうだよ。先生も水着になりなよ」

「先生、去年みたいに一緒に遊びましょうよ」

若く屈託のない声。

教師の重い表情には気付いていない。

「先生、一年が、水着姿を見たいって」

2年生が言っている。

「僕たちのクラス、2年の授業と被ってて、先生の水着を見れなかったんですよ」

1年生が続く。

「なんだよ、俺の水着姿を見たって面白くないだろ」

ウッスラと肌に残った落書きの跡を気にしてんだな、、、と栗山は思う。

「え?先生の水着って、ものすごくモッコリしてるんでしょ。大人のモッコリは、違うって聞きました。見たいっ」

「来生先生のモッコリ、まじスゴいぜ」

「ケツもパンパンに張ってるんだぜ」

実は教師の心の傷を抉っているとは気付かず、生徒達が言う。

「来生先生、もしかしてもったいぶってるのかなぁ、、、?」

栗山が、本城、佐伯の注意を教師に向ける。

「もったいぶる?」

不思議そうに本城が聞く。

「来生先生、ガタイがいいでしょ。結構自慢みたいなんですよ。モッコリってみんなに褒められて、嬉しそうな顔をしているし、、、」

「へ、へぇ、、、そんなことを自慢にしてるのか、、、」

「いつもだったら、率先して水着になって皆に身体を見せるんですけど、今日は本城さんや佐伯さんみたいにイカしたカッコいい身体の先輩達が来てるから、出し惜しみして、皆の注目が集まったところで見せびらかすつもりなんじゃないかな?」

「そんなにいい身体なのか?来生は?」

勝ち気そうな本城が歳上の教師を呼び捨てにした。

「あぁ、前のプール開放の時に一緒になったが、スポーツモデル並みに良い身体をしていた。筋肉も均整が取れていて見事だった」

佐伯が褒めるのを聞き、本城の目にキツさが増し、教師の方を睨む。

「教師なんだから、サッサとジャージを脱いでプールに入りゃいいのに、、、潔くないっ!」

栗山が本城を煽る。

「先輩達の筋肉がカッコよすぎて、今脱いでも目立たないんですよ。サッカー部の奴らも、そんなに見たいんなら解剖でもすりゃいいのに、、、」

解剖、、、獲物を押さえつけ、皆で服を脱がせ、素っ裸に剥く行為、、、

「さすがに先生には解剖は仕掛けられないだろ、、、」

佐伯が言うが、鍛えられた体育教師を見る視線が濡れているのを栗山は見逃さない。

「なら、俺達でジャージを脱ぐように仕向けるか、、、」

「え?」

虚を突かれたような顔の佐伯に本城が、企みを告げた。

そして、対照的な筋肉の鎧を持つスイマー2人が連れ立って青年教師の座るベンチに近付く。

「先生、潔くプールに入って、可愛い生徒達に大人の男の見事な身体を見せてやってくださいよ」

そう教師に声を掛けると、背後から教師の長身の身体を二人がかりで抱えあげ、抵抗する間もなく、プールへ向かう。

悲鳴をあげる教師に構わず、プールに投げ入れる。

そして、サッカー部の生徒たちと共に、プールに飛び込み、足掻く教師の身体に群がる。


           *
プール脇の金網の外から、浜田は、その光景を見ていた。

目付きが険しい。

なんだ?あのアホ面下げたOBは?

俺の純一で勝手に遊びやがって、、、

純一を抱えてプールに投げ込んだ2人のOBを睨む。 

さらに、プールの中で“うわ~うわわ~っ!やめろぉ~っ!、、、やめてくれぇっ!”っと叫び、モガイている教師にも冷たい視線が向けられる。

純一も純一だっ!

無様な姿を曝しやがってっ!

みっともないっ!

プールの中、次々と伸ばされる手が教師を襲っている。

ジャージの上が中途半端に脱がされ、布の合間から鍛えられた肌が見える。

「あ、あぁ~、やめろっ、、、やめてぇ、、、たのむぅ、、、」

純一は泣きそうな顔で叫ぶ。

柔道場で浜田たちに蹂躙された記憶がフラッシュバックし、怯え、軽いパニック状態に陥っている。

「うわっ、ヒィィッ、、、」

純一の哀れな悲鳴が響き、それが、OBと生徒の嗜虐心を刺激する。

そして、それを見る浜田の怒りも。

「やめっ、おい、こらっ、、、やめないかっ、、、」

浜田は、飛び出し、OB、生徒をぶん殴りたい衝動を抑える。

抵抗虚しく、ジャージのズボンも引っ張られたのだろう、、、教師は体勢を崩し、群がる者たちの裸の背で姿が見えなくなる。

しばらくの後、ジャージを引き剥がされた裸の逞しい上半身が現れ、プールサイドを目指し始める。

が、その前に立った生徒が教師に飛びつき、青年教師は水中に倒れる。

そこへ、群がる生徒、OB。

数が増えている。

周りで遊んでいた者たちも騒ぎに集まってきたのだろう。

水に消えた教師の身体が周りの者達に高く抱えあげられた。

“ワッショイ~、ワッショイ~”

掛け声と共にスイムウェアだけの逞しい身体が宙に放り上げられる。

胴上げだ。

“うわっ、うわわ~”

喚くだけの教師の姿が浜田をさらに苛つかせる。

そして数回の胴上げのあと、胴の下に回った佐伯が、がっしりと教師の胴体を掴み支える。

そして、他の者が両手、両足数人ずつで押さえる。

「先生のモッコリ、大人の身体をしっかり見ろよ~」

本城が、叫ぶ。

抵抗するまもなく両足が広げられ、スイムウェアのみの教師は大の字となる。

薄い布に隠れた股間が生徒達の前に突き出される。

「でっけぇ~っ!」

「盛り上がってるよ~」

「触っちゃおうかっ!」

教師は諦めたように目をつぶり、ガクッと頭を仰け反らせる。

その姿に衝動的に浜田は、飛び出そうとした。

          *
ピ~~~~~~~~~ッ

その時、鋭い音が響く。

ホイッスルだ。

吹いたのは栗山。

不意を突かれたように純一の身体を持ち上げた一団の動きが止まる。

「休憩時間ですよ~!もうとっくに遊泳時間は過ぎてます~」

栗山が大声で呼び掛ける。

最初に反応したのは、本城だ。

「おい、みんな、いったんあがるぞっ!」

万が一、調子が悪くなった者がいるかどうか確認し、少し生徒を休ませなければならない。

20分の休息。

まぁ、大人しく休憩する生徒でもないが、、、

ピィ~~ッ

ピィ~~ッ

栗山が笛を続ける。

片手には大きめのビーチタオルを持っている。

そうでもしないと、なかなか生徒達は水から上がらない。

チラッと金網の向こうを見る。

浜田の姿を確認し、ホッとする。

動きかけた浜田の姿に咄嗟にホイッスルを吹いたのだ。

教師を中心に集まっていた生徒の塊が崩れ、教師の身体もプールの中に戻される。

立派な体躯の教師を中心にゾロゾロとプールサイドに向かってくる。

教師は今にも倒れそうな様子だ。

近付いてきた教師に栗山は手を伸ばし、プールサイドに引き上げる。

グラッと体勢を崩し、プールサイドにしゃがみ込んだ教師の背中からビーチタオルをかける。

肌に残った落書きの跡を隠すためだ。

浜田は自身の前では教師に恭順を求め、その精神を嬲り続けるが、学校では、立派な教師として振る舞うことを好む。

飼いならした番犬は主人のみに従順となる。

それを教師にも求めているのだ。

さっきのように純一が生徒とOBの慰み者にされ続けたら、おそらく浜田は教師と生徒・OBの両方に襲い掛かるだろう。

それを止めたのは栗山の機転だ。

タオルを羽織った教師の身体を支えて、ベンチに座らせる。

「大丈夫ですか?」

栗山が聞く。

教師は頷くが顔は青褪めている。

明らかに調子は良くなさそうだ。

息も荒い。

先程までプールの中で半分溺れたような状態だったからそれも仕方ないだろう。

さっきまで教師を囲んでいた生徒、OBが心配そうに見ている。

「おぉ、君達、ご苦労、、、おや?来生先生、どうしました?」

声が聞こえる。

見ると、水泳部の顧問の教師だ。

今日の懇親会に備えて早めに到着したのだろう。

「真っ青じゃないか。無理しちゃいけない。今日は私が当番を代わるから、帰って休みなさい」

「そうだよ、先生、いつも頑張りすぎなんだから、たまには休みなよ」

栗山が言い、教師を誘導する。

ビショビショになった教師のジャージを持つ同学年の水島に、「それ、乾かしたあとで先生に返しておいて」と告げる。

教師はモゴモゴと水泳部の顧問に詫びを言い、栗山に支えられ、プールサイドを後にする。

その教師の顔が校舎に入った途端に強張る。

そこに腕組みをした浜田が立っていた。

「純一、さっさと着替えろっ!俺の家まで来い。栗山、コイツが逃げないように見張っておけっ!」

一気に言うと2人に背を向け、スタスタと歩き去る。

教師の顔が蒼白になる。

「センセ、急いだほうがいいね。僕の服、水泳部の部室に置いてあるから、すこしここで待ってて、取ってくる。教員室のロッカールームで着替えて、早く浜さんの家に行こう」

そして、猛者の激しい躾けが始まる。














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